COLUMNSコラム
ホテル婚礼部門の仕事とは?魅力と大変な事から分かる働き方と転職のポイント
ホテルで結婚式を担当する「婚礼部門」 結婚式のプランニング・式の準備・式当日の本番の施工に至るまでをサポートするやりがいのあるお仕事です。 しかし、実際にどんな魅力や大変な事があるのか分からないという方も多いと思います。 そこで今回は、ホテルの婚礼部門の魅力や大変な事についてご紹介します。 目次 1:ホテルウェディングの特徴2:ホテルの婚礼部門で働く魅力3:ホテルの婚礼部門の大変な事4:ホテルの婚礼部門で働くには5:まとめ ホテルウェディングの特徴 ホテルでのウェディングは、知名度や格式、一定のブランドが確立されており、日本の結婚式のスタイルで代表的なものとなっています。 披露宴会場・控室・宿泊・レストラン・美容室・写真館全てを兼ね備えている特徴があります。 ホテルならではの整った環境と設備がある事や、教育やサービスや対応も一流である事から、新郎新婦・ご家族・そしてゲストの方も安心して過ごせるでしょう。 宴会場の数も多く、様々な大きさやタイプがあり1日に何組もの結婚式が行われます。 家族や親しい友人だけの少人数ウェディングを行う事も出来ますし、100名以上が収容出来る宴会場もあるため、大人数での結婚式も可能に。 駅からのアクセスも比較的良い場所にある傾向にあるのも、大きなメリットと言えます。 ホテルの婚礼部門で働く魅力 続いてホテルの婚礼部門で働く魅力をご紹介します。 ①お客様に喜んでもらえる 婚礼部門のスタッフは大切な結婚式に携われる仕事。 様々な職種のスタッフと協力して、結婚式を成功に導いていく非常にやりがいのあるお仕事です。 結婚式は、結婚する2人にとってかけがえのない大切な記念すべき日。 一生懸命準備してきた結婚式に立ち会い、幸せな楽しい瞬間を見届ける事ができたり、大きな感動を与える事ができるお仕事です。 プレッシャーや責任も大きい仕事ですが、皆で協力し1つのイベントや結婚式を作り上げ、無事に成功した時には大きなやりがいや達成感を感じる事ができる仕事です。 ②お客様のあらゆる要望に応えられる 複合的に施設を設けているため、ドレス選びから二次会・宿泊まで対応でき、様々なお客様の要望に答える事が可能です。 基本的にはどのホテルにも、衣装室、美容室、写真館、花屋などがあるため一貫してサービスを提供する事ができます。 その他にも控室、宿泊、レストラン等ホテルならではの整った環境と設備があるため遠方のゲストも安心でしょう。 ③ホスピタリティが身に付く ホテルでは結婚式だけでなく、一般の宿泊や会議などで利用するお客様へ向けたサービス提供も行っています。 したがって、どのような方へも丁寧かつ、上質な接客を行う教育がなされているため、最高のおもてなしスキルが身につきます。 ホテルの婚礼で働いていたという経験は、今後どのような仕事においても信頼が得られる可能性があります。 ④安定している ホテルは、基本的には宿泊がメインで、その他にレストランの運営等もしています。 例え、ウェディング業界に逆風が吹いても、運営が困難になる可能性は式場のみで運営している所と比べ低いでしょう。 また、ホテルは大手企業が運営している事が多く、勤務時間や休日日数、また福利厚生や給与・賞与面がきちんと整っている傾向にあります。 婚礼部門に関しては結婚式が商材となりますので、土日祝日のお休みは取りにくくなりますが、休日はシフト制できちんと取れる事が殆どであり残業代も支給される企業が多いです。 ⑤お客様と長い付き合いができる 前述したように、ホテルには宿泊施設やレストラン等が併設されているため、結婚されたお客様が結婚式の後にも来館してくれる事があります。 基本的に、婚礼サービス事業には、リピーターはありませんので、結婚式が終わると関係が継続される事は殆どありません。 しかし、ホテルであれば、宿泊やレストランの利用ができるので、担当した新郎新婦が、結婚記念日やお食い初め・七五三など家族の行事で足を運んでくれる事も。 結婚式のその後もお客様とお付き合いができるのも大きなメリットでしょう。 ホテルの婚礼部門の大変な事 続いて、ホテルの婚礼部門で働く大変な事を見ていきましょう。 ①異動がある ホテルは結婚式以外にも、宿泊やレストランなど様々な事業を行っています。 したがって、婚礼部門に就職したとしても、フロントやレストランサービスなど他の部署に異動になる可能性も否定できません。 ただしキャリアアップを考えた時にプラスになる異動のチャンスも多くなります。 ②施設の制限により対応できない事も 結婚式メインで作られた施設ではないため、お客様が希望している内容に見合った設備がなかったり、建物やホテル独自の規定により対応できない事もあります。 制限されてしまう事もあるため、お客様の希望に添えない事も。 オリジナルでの演出は難しい事が多くなります。 ③多忙 ホテル人気の裏返しではありますが、需要が多い一方で多忙となる事もあります。 多くの宴会場がありますので、1日に何件も結婚式が行われます。 ただし、結婚式には繁忙期と閑散期がありますので、閑散期に時間や休みを調整している企業も多くあります。 また、ホテルの場合は、勤務体制や福利厚生が整っている企業が多いので、過度な残業や休日出勤などはあまりないでしょう。 企業によって異なりますので事前にきちんと確認しておきましょう。 ホテルの婚礼部門で働くには ホテルの婚礼部門で働くにはどのような方法があるのでしょうか。 ホテル業界は、人気な業界である事や接客スキルが必要な事、またホテルによっては語学力が必要な事もあります。 新卒採用の場合は、高校卒業後に短大や大学・ホテル系の専門学校に進学した方が、専門的な知識や教養を学ぶ事ができ就職の際に有利になります。 中途採用の場合は、接客もしくは営業経験が必須の事が多くなりますので、そのような経験を積んでおいた方が良いでしょう。 また、正社員が難しいようであれば、アルバイトから経験を積む方法もあります。 ホテルには様々な業種・職種がありますのでアルバイトとして働いているスタッフも多くいます。 アルバイトで経験を積むと、ホテルやブライダルの仕事内容の理解ができており、採用後もスムーズに業務に就ける事から比較的有利になるケースもあります。 現場で必要なスキルを身につけておくと、採用面接でも経験をアピールできますし、現場での仕事を認められ、契約社員や正社員へ登用されるという可能性もあります。 ただし、アルバイトの期間が長いと転職活動に不利になる事もありますので、予め期間を決めておくのも良いでしょう。 ★ホテル・ブライダル専門転職エージェントもおすすめ ホテル・ブライダル業界未経験の場合は、転職エージェントを利用すると転職への近道になります。 特にホテル・ブライダル業界に特化したエージェントを使うと多くのメリットがあります。 業界の最新の情報が入ってきやすく、より詳しく業界についての情報をお伝えする事ができるからです。 また、企業とのパイプが太い為、非公開求人や最新求人が入ってきやすい点等があげられます。 業界を知り尽くしたアドバイザーが転職をしっかりサポートしてくれます。 自分一人での転職活動が上手くいかない。という方は是非利用を検討してみて下さいね。 まとめ ホテルの婚礼部門の仕事の魅力や大変な事をご紹介させて頂きました。 お客様に感動的な時間を提供し喜んでもらえる、というやりがいだけでなく、チームワークで幸せな空間を作り上げていく楽しさや達成感も得る事ができます。結婚式という特別な1日を作り上げる仕事のため、責任やプレッシャーも大きく、土日休みが取りにくいなどの面や、残業が多くなる時期もあります。しかし、このような準備の先に結婚式という感動的な1日が待っています。 一緒に結婚式を作り上げてきた新郎新婦の幸せな姿を見る事ができた時は、大きな喜びを感じる事ができるとてもやりがいのあるお仕事です。 *ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望されいる方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルウェディングの特徴とは?魅力・デメリット|仕事内容や働き方をご紹介
結婚式のスタイルが多様化する中で、今も根強い人気を誇るのが「ホテルウェディング」。 格式ある空間や高品質なサービス、宿泊や設備の充実など、圧倒的に安心感があります。 一方でメリットだけでなく、選ぶ前に知っておきたいポイントや注意点も存在します。 この記事では、ホテルウェディングの魅力からデメリットまでをわかりやすく紹介。 業界理解を深めたい方にも役立つ内容となっていますので、参考にしてみて下さいね。 ・婚礼部門の仕事内容は→こちら 目次 1:ホテルウェディングの魅力2:ホテルウェディングのデメリット3:まとめ ホテルウェディングの魅力 ホテルでの結婚式は、明治20年に開業した帝国ホテルから始まりました。しかし、日本では戦争が始まったため、ホテルでの結婚式が一般的に広まったのは、戦後の昭和40年代~からでした。現在ホテルウェディングは、日本の結婚式のスタイルの代表的なものとなっており、知名度や格式・一定のブランドの確立等から、親族・年配者など幅広い年代の方に支持されています。まずは、ホテルウェディングの魅力を7つお伝えしていきます。 ①一流のサービス・おもてなしを受けられる 質の高いサービスをが受けられるのは、ホテルウエディングの大きな魅力の1つです。 ホテルでは、きちんと研修を受けた一流のスタッフが働いていますので、クオリティの高いサービスやホスピタリティあふれるおもてなしを受ける事ができます。 結婚式には、親族から友人・会社関係まで幅広い年齢層の方が出席します。 一流の接客を受けられるため、新郎新婦も安心して結婚式に臨めるのは大きなメリットでしょう。 ②知名度や格式がある 知名度や格式・一定のブランドが確立されており、親族・年配者など幅広い年代の方に支持されている事も特徴の一つ。 ご親族や目上の方の中には、結婚式場の格式を気にされる方も少なくありません。 そういった意味でもゲストに与える安心感や期待感はホテルならではのものと言えるでしょう。 ③関連施設や設備が充実 1つのホテルの中に、挙式場・披露宴会場・クローク・控室・レストラン・カフェ・美容室・衣装室・写真館・花屋など全てを兼ね備えています。 宿泊施設もある為、遠方から来るゲストには結婚式当日の前後でそのまま宿泊する事が可能。 ホテル内のカフェで時間を潰せたり、ヘアメイクをお願いできる美容室がホテル内に併設されているのでとても便利です。 その他、バリアフリー設備や駐車場が併設されていたり、駅からのアクセスも比較的良い場所にある傾向にあるのも大きな魅力でしょう。 ④宴会場の数が多い ホテルは、宴会場の数が多く、様々な大きさやタイプがあり1日に何組もの結婚式が行われます。 家族や親しい友人だけの少人数ウェディングを行う事も出来ますし、100名以上の大人数での結婚式を挙げる事もできます。 ⑤挙式のタイプが選べる 複数の挙式スタイルから自分が好きなスタイルを選べるのもメリットの1つです。 定番の教会式からゲストに結婚の誓いをたてる人前式。 神殿をホテル内に完備しているホテルは、和装での神前式も行えます。 特に、挙式は和装で行って披露宴はドレスで登場したいなどの希望がある新郎新婦は、和装からドレスへのチェンジもホテル内で行える為、ホテルウエディングを選ばれるケースが多く見受けられます。 ⑥料理が美味しく、メニューが選べる ホテル内にはレストランが多くあります。 サービス業界の最高峰とも言われているホテルは、高い調理技術やおもてなしが求められるため、ゲストの方々に美味しい料理を提供できるという魅力もあります。 ホテルによっては、各レストランからコースを選べる事も。 料理に力を入れているホテルであれば、披露宴のコースにも期待ができます。 ⑦結婚式後も利用できる レストランや宿泊施設が併設されている事で、その後の節目節目の記念日に、ホテルで宿泊や食事ができる事も魅力の1つです。 結婚記念日はもちろんの事、子供のお誕生日・七五三・入園入学卒業時の会食など長く利用する事ができます。 結婚式を挙げた思い出の場所で家族の節目を祝えるため、その度に大切な結婚式の日を思い出す事ができるのもメリットでしょう。 ホテルウェディングのデメリット 続いてホテルウェディングのデメリットを4つ見ていきましょう。 ①貸し切り・プライベート感は少ない ホテルは施設が充実している分、披露宴会場も複数併設されており1日に何組もの結婚式が行われています。 そのため、他の新郎新婦と鉢合わせたりゲストの方も多くなるためプライベート感は少なくなります。 結婚式以外にも一般のホテル利用のお客様もいらっしゃるため、ゲストハウスやレストランのような貸し切り感やアットホーム感などは感じにくくなります。 ②費用は高め 格式あるホテルや知名度があるホテルだと費用が高くなります。 持ち込み不可のホテルや、持ち込み可であってもプラン外で別途料金が発生する場合もあります。 ③プランをカスタマイズしにくい事も ホテルの場合、いくつかのパックプランが用意されており、その中で結婚式の各アイテムを選んでいく形が多くなっています。 そのため、決まったアイテムの中で選ばなければならなかったり、アイテムの持ち込みが出来にくかったりなどがある場合があります。 また、プログラムの自由度が低めです。 ホテルによりますが、挙式や披露宴の内容を、決まったプログラムの中から選択するといったホテルも多く、演出や式全体の流れなどを希望通りに変更する事が難しい事があります。 しかし、現在はSNSの普及や結婚式のスタイルの多様性によって、オリジナルやオーダーメードを重視した結婚式が人気なため、対応できるホテルも増えつつあります。 ④メインは宿泊施設 ホテルのメインはあくまでも宿泊施設になります。 そのため、ホテルからの景色などのロケーションは制約されます。 特にホテルは交通の便が良い都市部や繁華街にある事も多いため、ロケーションに拘りがある方には向いていません。 ウェディングに人気のホテルランキング(東京) ・ホテルインターコンチネンタル東京ベイ・キンプトン新宿東京・TRUNK HOTEL(トランクホテル)・ホテル椿山荘東京・ホテル雅叙園東京・帝国ホテル 東京・ウェディングスホテル・ベルクラシック東京・ANAインターコンチネンタルホテル東京・ウェスティンホテル東京・赤坂プリンス クラシックハウス(マイナビウェディング 2024年4月現在) まとめ 今回はホテルウェディングの魅力とデメリットをお伝えしました。 最高のおもてなしで、新郎新婦や大切なゲストの方達と思い出の1日を提供するホテルウェディング。 ★ホテルで、思い出に残るウェディングを演出したい!★一流ホテルで特別な結婚式をプロデュースしたい! という方は是非弊社にご相談下さいませ。 *ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望されいる方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル和食調理スタッフの働き方|勤務時間・休日・福利厚生まとめ
ホテルの調理スタッフとして働くうえで、気になるポイントの一つが「勤務時間や休日、福利厚生」ではないでしょうか。 ホテルは24時間365日稼働しているため、忙しくて休めない、働き方が不規則というイメージを持つ方も少なくありません。 しかし実際には、調理部門はレストランの営業時間に合わせた勤務が中心となり、夜勤がほとんどないケースも多く見られます。 また、近年は働き方改革の影響もあり、休日数の確保や福利厚生の充実に力を入れるホテルも増えています。 この記事では、ホテル調理スタッフの勤務時間や休日の実態、有給休暇の取得状況、さらに業界ならではの福利厚生について詳しく解説していきます。 ホテル業界での就職・転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。 ・ホテルの和食調理の仕事内容は→こちら・ホテル調理のメリットデメリットは→こちら 目次 1:ホテルの調理スタッフの勤務時間2:ホテルの調理スタッフの休日3:ホテルの福利厚生4:まとめ ホテルの調理スタッフの勤務時間 ホテルは24時間営業していますが、レントランは朝7時〜夜22時前後での営業が殆ど。 そのため、ホテルの宿泊部門は夜勤の勤務もありますが、レストランは夜勤勤務はない事が多いでしょう。 勤務時間は、7.5~8時間が基本となっていますが、レストランの配属によっても異なります。 基本的に交代制となってる事が殆どなので、残業は10時間程度の事が多くなりますが、時間内に終わらなかったり、連休などの繁忙期には残業が増える事もあります。 <ホテルのシフト例> ★2交代制の場合★ ①7:00〜16:00②13:00〜22:00 ホテルによって、時間の配分は異なりますので、応募の前にはあらかじめ求人内容を確認しておきましょう。 ホテルの調理スタッフの休日 休日は、週休2日制をとっているホテルが多く、休みは月8~9日となります。 しかし、宿泊されるお客様は土日祝が多いため、基本的には平日のシフト制になります。 ビジネス系のホテルであれば、土日に休日が取りやすい傾向にあるでしょう。 また、ゴールデンウィークや夏休み、お盆や年末年始など世間が長期的な休みの時期はホテルは繁忙期になるのでスタッフが長期休暇を取るのは難しくなります。 年間の休日としては110日〜120日前後、夏季休暇・冬季休暇、産休育休や年次有給休暇、慶弔休暇が取れます。 *参考:ホテル10社の休日日数* ①株式会社帝国ホテル129日②株式会社ホテルオークラ110日 ③株式会社ニュー・オータニ107日 ④藤田観光株式会社111日 ⑤リゾートトラスト株式会社120日⑥森トラストホテルズ&リゾーツ株式会社107日⑦株式会社三井不動産ホテルマネジメント108日 ⑧住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社105日 ⑨三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社110日 ⑩ダイワロイネットホテルズ株式会社110日 ほんの一部にはなりますが、日系ホテル10社の年間休日日数をご紹介させて頂きました。 土日のお休み取りにくくても、年間の休日日数はしっかり取れている企業が多くなっています。 特に、日本の御三家と呼ばれる老舗高級ホテルや、鉄道系・不動産系は経営基盤がしっかりしているため、休日以外にも待遇やキャリアプランが整っている傾向にあります。 これからホテル業界で働きたいとい方は是非参考にしてみて下さいね。 ホテルの有給休暇取得日数や取得率は? ホテルは年中無給で営業しているので、有給がないというイメージがある方も多いかと思いますが、有給休暇は法律で定められた全労働者に与えられた権利ですので誰でも必ず取得できます。 有給休暇は一定期間勤務した労働者に対して、心身の疲労回復と生活の質を保証するために付与される休暇であり、休んでも給料は変わる事なく支払われる制度です。 実際のホテル業界の有給取得日数や取得率は下記のようになっています。 厚生労働省が実施した「令和4年就労条件総合調査」によると、「宿泊業・飲食サービス業」の有給取得6.6日、取得率は44.3%と最も低くなっていました。 (参照:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査」) ただし、あくまで平均であり企業によって異なりますので、選考を受ける際に確認しておいても良いでしょう。 ホテルの福利厚生 ホテルの仕事は、長時間勤務であったり、シフトや夜勤など不規則な勤務などの特徴から、一般的な福利厚生とは別にホテル業界ならではの福利厚生・待遇というのもあります。 企業によってその内容は異なりますが、ここではホテルの代表的な福利厚生を4つご紹介していきます。 ①社員寮(社宅:独身寮) 社員寮とは社員用の住居の事で、一般的には単身者向けを「社員寮・独身寮」、ファミリー向けを「社宅」と呼ぶケースが多くなっています。 都心部のシティホテルやビジネスホテルは少ないのですが、リゾートホテルなど都心部から離れ、通いにくい立地にある場合は社員寮があります。 また、ホテルの職種によっては、夜勤があったり時間や休みが不規則になるため用意しているホテルが多くなっています。 社宅は、一般のアパートやマンションと変わらない事が多いのですが、社員寮となると個室ではなく他の社員と同じ部屋であったりバスルームやトイレ、キッチンが共用となるケースもあります。 社員寮や社宅があると、家賃を安く抑えられる・通勤が便利・職場の人とコミュニケーションが取れるなどのメリットがありますよね。 旅館の場合は住み込みで働ける職場が多いのも特徴の1つです。 ②食事手当 勤務時間が長く、不規則になりがちなホテルでは、食事手当ありや社員食堂がある求人が多くあります。 ホテルでは基本レストランやカフェなどが併設されていますので、勤務すると食事を出してくれる企業が多いです。 勤務体系的にも早番・遅番・夜勤などがあり、食事が偏りがちになるので健康管理という面でも嬉しいですよね。 都内のホテルではコンビニや飲食店も多くありますが、観光地やリゾート地では従業員が食べられるお店も少ない傾向に。 一緒に働く仲間と休憩時間を楽しめるのも、大切なコミュニケーションの時間になるでしょう。 ③社員割引 ホテルで働くと、そのホテルのグループや系列のホテルに特別価格で泊まれたり、レストランを安く利用できるといった福利厚生がつく事も多いです。 一般の企業でも、自社の商品を購入する時に通常価格より割り引いた金額で購入できる事がありますが、ホテルも同様にお得に利用できる事があります。 ④深夜手当 基本的にどの企業であっても、時間外手当・休日出勤手当・深夜残業手当は法律上で支払う義務があります。 残業代が別途支給されるのか、それとも給与に含まれているのか(みなし残業・固定残業)事前にしっかり確認しましょう。 特に、ホテルの職種によっては必ず夜勤や泊まり勤務が発生します。 調理の場合は、夜勤や泊まりはほぼないですが、深夜にまで業務が及んだ時には深夜手当などが支給されますので必ず確認しましょう。 <深夜労働とは> 午後10時~午前5時までの深夜時間における労働の事。 25%以上の割増率での賃金の支払いが必要になります。 法定労働時間である1日8時間、または週40時間を超えて労働があった場合も、通常の賃金に対して25%以上の割増率での賃金を支払い義務があります。 更に、深夜時間の午後10〜午前5時まで労働した場合は、深夜手当として25%以上の割増率で賃金を計算します。 よって、時間外残業と夜10時以降の深夜残業をした場合には、時間外手当+深夜手当の合計=50%割増の賃金を支払わなければなりません。 まとめ ホテルの調理スタッフは、ホテルが24時間営業しているというイメージとは異なり、レストランの営業時間に沿った勤務が中心となるため、夜勤が少なく比較的生活リズムを保ちやすい職種です。 勤務時間は7.5〜8時間が基本で、残業も月10時間前後に抑えられているケースが多く、交代制によって無理のない働き方が整えられています。 休日についても、週休2日制・年間110〜120日程度を確保しているホテルが多く、土日祝の休みは取りにくいものの、平日休みを活用してプライベートを充実させることができます。 また、有給休暇は法律で保障された制度であり、取得率は企業ごとに差があるため、事前に確認しておくことが大切です。 さらに、社員寮や食事手当、社員割引、深夜手当など、ホテル業界ならではの福利厚生も魅力の一つ。 安定した経営基盤を持つ企業ほど、待遇やキャリア制度が整っている傾向があります。自分に合った働き方を実現するためにも、勤務条件や福利厚生をしっかり比較し、納得できるホテルを選びましょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルで和食調理師として働くメリット・デメリットを徹底解説
「料理人になりたい」「和食調理の仕事がしたい」という方に人気がある就職先としてホテルがあります。 しかし、実際にホテル働く事と、一般的な飲食店とどう違うのか分からないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、ホテルで調理の仕事をするメリットやデメリットをご紹介します。 これからホテルで仕事をしたいと考えている方の参考になればと思います。・ホテルの和食調理の仕事内容は→こちら 目次 1:ホテルの和食調理の仕事2:ホテルで働くメリット3:ホテルで働くデメリット4:まとめ ホテルの和食調理の仕事 ホテルには宿泊だけでなく、食事を楽しみに訪れるお客様も多くいます。 特にシティホテルには、フレンチ・イタリアン・和食・中華など様々な種類があり、星つきのレストランが入っている事も。 その中の1つで日本の代表的な料理の和食。 日本ならではの食材や各地の食材、また四季折々の旬な食材などを使い料理するため、様々な楽しみがあります。 春はお花見、秋は紅葉、冬はお正月など、季節の行事に合わせた料理が作られるのも和食ならではですよね。 また、ホテル調理の仕事内容【和食】でもご紹介したように、刺し・焼く・煮る・揚げる・蒸す・発酵させるなどの調理方法があり、様々な技術を身につける事もできます。 ホテルで働くメリット 和食調理人として働くには、ホテル以外にも個人の和食店やチェーンの和食レストランなどがあり、その店舗のコンセプトや単価などにより仕事内容は異なります。 ホテルはサービス業界の最高峰とも呼ばれる程、お客様のへのホスピタリティを大切にしているため、より高い技術やおもてなしの心が求められます。 ここではホテルで働くメリットをご紹介していきます。 ①腕を磨ける ホテルの調理師として働くメリットは、様々な技術を学べ腕を磨く事ができる点があります。 前述したように、ホテルでのレストランは一流店が多く単価も高いため、求められる技術も高くなります。 提供する料理の質が高いため、調理技術や提供のスピードなどが身につきます。 キッチンの規模が大きい傾向にあるため、基本的には持ち場で担当しているため、経験を積む事で様々なセクションの調理を学ぶ事ができます。 調理師全員で効率よく料理を仕上げていくため、料理人としての腕を上げていける事が可能です。 また、ホテルのレストランに配属になった場合は、レストランでの調理がメインとなりますが、宴会場があるホテルではパーティや結婚式、また季節ごとのイベントなどが行われます。 その際には、パーティやブッフェなどで振る舞われる料理に携わる事も。 多種多様な料理に携われるのも大きなメリットでしょう。 ②知名度があればキャリアになる 有名ホテルともなれば、そこで働いていた事は実績となり、今後再び転職する際に有利になります。 ホテルで働き、技術と知識をつけて腕を磨けば、調理のコンクールなどに出る機会もありますので、賞を取る事ができれば、キャリアに高評価だと言えるでしょう。 また、将来的に開業してお店を持ちたいと考える調理人も多いでしょう。 独立を考えている人にとって、「〇〇ホテルの出身」という肩書は、大きな自信になりますし、お客様にも信頼感や安心感を与えられるでしょう。 ③著名な調理人や様々な職種の人と仕事ができる シティホテルには星を獲得しているレストランや有名店が入っている事も多く、著名な調理人が在籍している事もあります。 料飲部門に力を入れているホテルも多くあるため、スキルの高い料理人の元で調理技術を学び勉強になる機会もあるでしょう。 また、ホテルには、フレンチ・イタリアン・中華など様々なジャンルの料理人、そしてパティシエやソムリエ・サービススタッフなどがいます。 料飲に関わる知識やスキルを幅広く身につけられますし、様々なプロフェッショナルが働いているため、色々な話が聞けて刺激になりますし勉強になるのも大きな魅力の1つです。 これだけ沢山の異業種の方と出会え、間近で仕事を見る事ができる仕事は中々ないですよね。 ④待遇面が安定している ホテルは、大手企業が多く、福利厚生や勤務体制名どの待遇面が安定しています。 高いサービス力が必要となる事や不規則な勤務があるなどの特徴から、一般的な福利厚生とは別にホテル業界ならではの福利厚生・待遇というのもあります。 一般的な福利厚生に加えて、「資格手当」「社員寮・社宅完備」「食事手当」「社員割引」「研修・講座・資格取得支援」などの手当がある企業が多くなっています。 基本的に早番・遅番などの交代制になっていたり、営業時間が決まっているため、残業が比較的少ない傾向にあります。 深夜手当や残業代・交通費・賞与がきちんと支払われたり、年間休日や有給などの福利厚生や勤務形態もしっかりしているホテルが多いため、ワークライフバランスが取りやすいです。 ホテルで働くデメリット 続いてホテルで働くデメリットについてもご紹介していきます。 ①技術を身につけるのに時間がかかる事も 和食調理には繊細な技術が求められる上に、イベントや結婚式などの際には大量調理となるため、前述したように分担しての業務が多くなります。 準備などの仕込み作業(単純作業)がメインになってしまったり、時には調理補助に入る事もあるため、「中々調理をさせてもらえない」「調理の技術がつかない」と感じてしまう方も少なくありません。 1つの持ち場を長く担当する事もあるため、最初は色々な業務に携わる事ができませんし、雑務が多くなるのも事実です。 しかし、1つづつ業務をこなしていく事で知識や技術を身につけ、多くのお客様に喜んでもらえるようになれば、大きなやりがいを感じられるようになるでしょう。 ②土日祝・連休などの休みは取りにくい 休日は月8~9日となりますが、宿泊されるお客様は土日祝が多いため、平日のシフト制が多くなります。 また、ゴールデンウィークや夏休み、お盆や年末年始など世間が長期的な休みの時期はホテルは繁忙期になるのでスタッフが長期休暇を取るのは難しくなります。 年間の休日としては産休育休や年次有給休暇、慶弔休暇が取れます。 ③勤務時間が変動する事も メリットでご紹介したように、基本的には、早番・遅番などの交代制になっていたり、営業時間が決まっているため、残業は通常の飲食店よりも少ない傾向にあります。 深夜手当や残業代もきちんと支払われる事が多いでしょう。 ただし、ホテルは24時間営業しているので、モーニング〜ランチ・ディナーと食事を提供する事も少なくありません。 和食のレストランに勤務していても、朝食の提供のために営業している事も多いですし、ブッフェなどで和食の調理もします。 繁忙期は非常に忙しくなるため、勤務時間が変動するケースもあるでしょう。 ④給料が低い傾向 ホテルスタッフの給料は、他の業界と比較しても年収が低い傾向にあります。 厚生労働省の令和5年賃金構造基本統計調査を確認すると、宿泊・飲食サービス業の平均月収は、25万9千円となっており、全産業(15産業)の中で最低水準となっています。 ただし、あくまで平均値であり、就業する会社・地域・職種・年齢・スキルによっても大きく異なります。 3年・5年と長く働き、スキルやキャリアをつけていく事で給料を上げていく事ができますので、自分のキャリアプランと照らし合わせながら仕事について考える事が大切です。 ホテルの調理師の平均年収は、おおよそ300万~450万円程、シェフになると388~480万円程となります。 勤務先や経験・働き方や腕によって差がありますので全体の給与幅としては、293〜609万円と比較的広くなっているのが現状です。(※求人ボックス ) 本格的な和食を出していたり、ミシュランを獲得している店舗であれば、料理長クラスになると800万~1000万円のケースもあります。 また、ホテルは資格取得支援制度や資格手当などが充実していたり、福利厚生が整っている傾向にあるため残業手当やボーナスが支給される企業も多いでしょう。 当然ながら技術を身につけないと給料も上がっていきません。 ただし、一人前になるまでに時間もかかりますので、給料面が見合っていないと感じてしまう方もいるようです。 まとめ ホテルで働くメリット・デメリットをご紹介させて頂きました。 ホテルには繁忙期がある事から、時期によっては非常に忙しく長時間の勤務となる事もあり、給与面と見合っていないと感じる方もいるかもしれません。 大変な面もありますが、ホテルの調理スタッフは、個人の和食店やチェーンの和食レストランに比べ、高い技術を学べたり様々な職種のスタッフと関わる事ができます。 また、レストランでの調理だけでなく、宴会などの調理に携われたり、有名な料理人の元で経験を積む事ができるなど幅広いスキルを身につける事ができます。 勤務時間や休日面・福利厚生が充実しているのも大きなメリットでしょう。 実力をつければ、ホテルのレストランで働いた経験は必ずプラスになるはずです。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルの和食調理師のやりがいと大変さ|仕事内容・キャリアパスを解説
ホテルには、様々な業態のレストランがありますが、その中でも和食は非日常の空間の中で日本の伝統的な味を提供する魅力があります。 調理スタッフは、国内はもちろんの事、海外からのお客様にも和食の良さを伝えられるため、大きなやりがいを感じられるでしょう。 前回のコラム「ホテルの和食調理の仕事内容」に続き、今回は、ホテルの和食調理の仕事のやりがいや大変な事をお伝えします。 これからホテルで和食調理の仕事をしたいという方は是非参考にしてみて下さいね。 目次 1:ホテルの和食調理のやりがい2:ホテルの調理スタッフの大変な事3:ホテルの和食調理人のキャリアパス4:まとめ ホテルの和食調理のやりがい ホテルの和食調理には様々なやりがいがありますが、今回はその中の4つをご紹介します。 ①お客様に喜んでもらえる 和食調理スタッフの1番のやりがいは、自分の作った料理でお客様が笑顔になり喜んでもらえる事です。 ホテルのレストランは、普段の食事以外に、記念日などで利用するお客様が多くいらっしゃいます。 お客様の特別な日の食事を彩り、自分の料理で幸せにする事ができた時には大きな満足感を得る事ができるでしょう。 また、料理やサービスを気に入ってもらえれば、リピーターとなってくれる事も多いです。 近年では訪日外国人も増えており、海外の方が日本文化を体験し、喜んでいる姿を見る事もやりがいに繋がるでしょう。 ②チームワークで働く充実感 和食の調理場は、料理長・副料理長の下で下記のようにそれぞれ持ち場に分かれて仕事をしています。 ・八寸場・揚げ場・焼き場・蒸し場・刺し場調理師全員で効率よく料理を仕上げていくため、チームワークが非常に大切になります。 その他にも、案内をするレセプションスタッフ・出来上がった料理を運ぶホールスタッフなど様々なスタッフと協力してお店を作り上げています。 チームで協力しながら、お客様に満足のいく時間を提供できる事は大きなやりがいとなりますし、プロフェッショナルとして自分自身の成長にも繋がるでしょう。 ③洗練された様々な調理技術を学べる ホテルでのレストランは一流店が多く提供する料理の質や単価も高いため、高級食材に触れ洗練された調理技術を学ぶ事ができます。 求められるスキルも高くなりますし、前述したように基本的には持ち場で担当しているため、刺し・焼く・煮る・揚げる・蒸す・発酵させるなど、様々な技術を身につける事ができます。 また、日本ならではの食材や各地の食材、また四季折々の旬な食材などを使い料理するため、様々な楽しみがあります。春はお花見、秋は紅葉、冬はお正月など、季節の行事に合わせた料理が作られるのも和食ならではですよね。 基本的には、レストランでの調理がメインとなりますが、パーティや結婚式、季節ごとのイベントなどの調理に携わる事も。 多種多様な料理に携われ、技術をつけられる事もやりがいに繋がるでしょう。 経験を積むにつれ、様々な調理に携わる事ができるようになったり、メニューを考案したりと自分自身もスキルアップできる環境があります。 ④様々なキャリアパスを積める ホテルで調理の経験を積めば、様々な技術が身につきます。 同じホテルで調理長を目指す事もできますし、海外のホテルや独立など、将来の可能性が広がります。 有名なホテルや一流ホテルで経験を積めば、そこで働いていた事は実績となり、今後再び転職する際に有利になります。 ホテルで働き、技術と知識をつけて腕を磨けば、調理のコンクールなどに出る機会もありますので、賞を取る事ができれば、キャリアに高評価だと言えるでしょう。 また、将来的に開業してお店を持ちたいと考える調理人も多いでしょう。 独立する際にも、「〇〇ホテルの出身」という肩書は、大きな自信になりますし、お客様にも信頼感や安心感を与えられるでしょう。 ホテルの和食調理の大変な事 続いてホテルの和食調理の大変な面もお伝えしていきます。 ①体力が必要 調理の仕事は基本立ち仕事となります。 休憩時間以外、長時間立ちっぱなしという事になります。 また、高温環境の中で作業をしたり、重い食材や調理器具の運搬なども多くなる事も。 体に負荷がかかると感じる方もいるでしょう。 普段からしっかり体力をつけ体調管理をする事が大切になります。 ②不規則な勤務形態 ホテルは365日24時間営業していため、どの職種であってもシフトでの勤務になる事が殆どです。 特に土日や大型連休などは忙しくなるため、休日の固定は難しく平日のみで休みを取るようになります。 時間に関しても、昼夜関係なくシフト制で働く事が多く、生活リズムが安定しないと感じる方もいるでしょう。 料飲部門に関しては、深夜営業している事は殆どないので夜勤はありませんが、朝食〜営業後の片付け業務などを含めると勤務時間が長くなる事もあります。 ③高いクオリティへのプレッシャー 前述したように、ホテルのレストランは一流店が多く、お客様からも高いクオリティが求められます。 そのため、ホテルのブランドに応じた品質が求められます。 調理技術や食材の知識はもちろんの事、盛り付けや味の調整に関する細やかな感性や、日本文化・アレルギー対応など細やかな気配りが必要となります。 調理ミスや衛生管理ミスが起こってしまうと、ホテルの印象を悪くしてしまうため大きな責任も伴います。 食中毒などを出してしまうと、ホテルの評判が落ち営業停止となる事も。 高いモチベーションや、細やかな気配りを常に意識して仕事につかなければなりません。 ホテルの和食調理のやりがいや大変な事をお伝えしましたが、その内容を踏まえて、下記のような方はホテルでの和食調理の仕事が向いています。 ・和食の調理が好き・細かい作業が好き・チームワークでの仕事が好き・和食調理の魅力を多くの人に伝えたい・様々な調理を学びキャリアアップしたい・新しい技術や知識を積極的に身につけたい 当てはまる方が多い人は是非検討してみて下さいね。 ホテルの和食調理のキャリアパス ホテルの和食調理として就職した際にどのようなキャリアプランがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。 最後に、ホテルの和食調理の仕事のキャリアパスをご紹介します。 ①一般スタッフ・リーダー 最初は調理の基礎業務を担当し、知識や技術を身につけていきます。 徐々に、各セクションのリーダーとして責任あるポジションにつきメニュー開発やチームマネジメントに携わります。 ↓ ②副料理長 各セクションのリーダーとして技術を身につけたら、副料理長となり、部下の指導やコスト管理、メニュー開発などを担当。 ↓ ③料理長 その後、料理長(総責任者)として調理部門の全体を統括します。 ↓ ④ホテル全体の飲食部門責任者 ホテルの料飲部門は様々な分野に分かれています。 そのため、和食部門だけでなく、宴会部門や他の飲食部門など全体の経営に関与する立場に進んでいきます。 ★簡単ではありますが、ホテル内でのキャリアパスをご紹介させて頂きました。 ホテルの和食調理の経験を積むと、ホテル内だけではなく、他のキャリアパスの可能性も広がります。 是非こちらもコラムも参考にしてみて下さいね。 ・ホテルの和食調理のキャリアパスについては→こちら まとめ ホテルの和食調理のやりがいや大変な事をご紹介しました。 様々な料理を作る事ができるため、クオリティの高い技術を身につける事ができ、多くのお客様に満足頂けた時は心から喜びを感じる事ができます。 ホテルの和食調理の仕事を長く続けるには、コミュニケーションを大切に将来の目標をしっかり持ってモチベーションを維持する事が大切です。 ホテルはサービス業となるため、勤務時間や休日の面、体力の面で大変な事も多くあります。 もし調理の仕事に興味がある方は、今回ご紹介した内容を参考に、ご自身の適性と照らし合わせて考えてみて下さいね。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルの和食調理師になるには?仕事内容・必要な資格を徹底解説
ホテルの調理部門は、主に「宴会部門」と「レストラン部門」に分かれます。 レストラン部門には、和食・洋食・中華など様々なジャンルがありますが、サービス業界の最高峰とも言われているホテルでは、高い調理技術やおもてなしが求められます。 調理の仕事をしたいという方の中には、街場のレストランかホテルのレストランか悩む方も多いと思いますが、「和食調理の腕を磨きたい。」という方にはぴったりの環境があるホテル。 今回は、ホテルの日本料理部門の調理の仕事に就く方法・必要な資格等についてご紹介します。 目次 1:ホテルの日本料理部門の調理の仕事2:日本料理部門の調理スタッフになるには3:和食調理の仕事に必要な資格4:まとめ ホテルの日本料理部門の調理の仕事 前述したように、ホテルには様々なレストランが入っていますが、日本の代表的な料理となる和食は、日本各地の食材や四季折々の旬な食材等を使うため、様々な楽しみがあります。 日本ならではの季節の旬な食材や繊細を求めるお客様も多いため、調理人には食材の知識・調理技術・見た目の盛り付けのセンスなども必要となります。 殆どのホテルで、一品料理から懐石料理・会席料理まで幅広く対応しており、ビュッフェや宴席・結婚式などで和食を提供する場合に調理を担当する事もあります。 ホテルの場合は、街場の飲食店と違い、規模が大きく各セクション毎に仕事をします。 その為、様々な技術を身につけるのに時間がかかりますが、その分、正確な技術や知識を身につける事ができます。 ・詳しい仕事内容は→こちら 日本料理部門の調理スタッフになるには ホテルの和食調理スタッフになるには、専門学校に通う・アルバイト等で経験を積む等の方法があります。 調理師の専門学校に通うと、知識や技術を習得できる他、専門課程を履修・卒業する事で無試験で調理師免許が取得できます。 様々なコースがあり、実際の調理器具や設備なども整っているため、実践的な環境で学ぶ事ができます。 調理技術・食に携わる上で重要な衛生管理やアレルギー・店舗経営等の知識なども習得できるでしょう。 学校に直接求人が来る事も多いので、就職する際にも有利になる事があります。 ただし、一人前の調理師になるまでにはある程度の期間が必要となります。 既に社会人経験を積んでいる人は、年齢の面を考えても学校に通うより未経験可能な求人へ応募し実力をつけていった方が早いでしょう。 中途採用の場合は、年齢にもよりますが、基本的に即戦力を求められる事が多いので、調理経験や調理師免許があると有利になります。 和食調理の仕事に必要な資格 調理スタッフになるために必須な資格はありませんが、以下の4つの資格があると就職する際に有利になる事があります。 ①調理師免許 国家資格であり、調理技術や衛生知識、食品学、栄養学が身についている事の証明となるもので信用度の高い資格です。 調理師免許がなくても採用される事はありますが、中途採用の場合は、「調理師免許」を持っている事が応募条件になっている事が多いので、取得しておく事をおすすめします。 和食調理人として働きたいのであれば、必ず取得しておきたい資格です。 取得する事で調理や食に関して様々な知識がつくので就業してからも役に立つでしょう。 ☑️受験資格 ①各都道府県が指定している調理師の専門学校に1年以上通い卒業する事②調理の実務経験2年アルバイトやパートでも構いませんが、週4日以上、1日6時間以上と決まっています。 参考:『調理技術技能センター』 ②専門調理師・調理技能士 公益社団法人調理技術技能センターが実施。 専⾨調理師・調理技能⼠は、調理師免許よりも更に専門的な調理師の資格になります。 この資格の目的は、調理の技術・技能を⾼め調理師の資質向上を図る事です。 学科と実技の試験となっており、合格すると、厚⽣労働⼤⾂より「専⾨調理師・調理技能⼠」の称号が与えられ、調理師学校の教員資格を得る事ができます。 実技試験:日本料理・西洋料理・麺料理・中国料理・すし料理・給食用特殊料理の中から選択 ☑️受験資格 ①実務経験のみ:8年以上②厚生労働大臣の指定する調理師養成施設において1年以上調理に関する学科を修めた卒業者:実務経験6年③職業能力開発促進法に基づき、調理に関し専門課程の高度職業訓練または普通課程の普通職業訓練修了者:実務経験7年※いずれも調理師の免許を有していた期間3年以上 参考:『調理技術技能センター』 ③食品衛生責任者 食品の製造・調理・販売などが衛生的に行う場合に必要な資格であり、食品衛生責任者は、安全に食品を提供するために、正しい知識で食品の製造・加工・調理・販売において衛生管理を行う人の事を指します。 飲食店の営業や食品製造に必須の国家資格となっており、食品に携わる業務を行っている施設ごとに、必ず1人の配置が義務付けられています。 飲食店を開業する場合も、食品衛生責任者の配置は必須となっています。 ☑️受験資格 ①不問:誰でも取得可能・各自治体で開催される「1日食品衛生責任者養成講習」を受講しテストに合格すれば取得できまる・飲食系の栄養士・調理師・製菓衛生師等の資格を持っていると、実務経験や講習を受けなくても食品衛生責任者になれます 参考:『一般社団法人東京都食品衛生協会』 ④ふぐ調理師免許 高級食材のふぐは日本でも昔から親しまれており、和食店ではよく目にしますよね。 しかし、ふぐには、テトロドトキシンという猛毒が含まれているため、ふぐの種類・毒の位置などの知識を持ち、調理する技術を持ったふぐ調理師免許取得者しか調理ができません。 和食料理人はふぐを扱う事もあるので、取得しておくと就職の際に有利になるでしょう。 調理師免許のような国家資格ではなく、ふぐ条例等に基づき各都道府県にある自治体で行うので、地域によって受験資格・調理の範囲・難易度は異なります。 講習のみで認可される地域もあれば、調理師免許などの資格が必須の地域もあります。 ☑️受験資格 ①調理師免許の取得と、ふぐ調理師の下で2年以上ふぐの取り扱いに従事した経験(東京都)※都道府県による 参考:『ふぐ調理師』 まとめ 資格を持っていなくてもホテルの調理人として働く事はできますし、就職面接において不利になるという事はありません。 しかし、資格を取得していると、一定の知識や能力を有しているとみなされ就職に有利になったり自身のスキルアップになる等メリットも多くあります。 資格を取得しておけば、未経験であっても転職に有利になったり、スキルアップにつなげられる事もあります。 資格を取得の勉強をする事で、調理に関する深い知識や専門的な知識を身につける事ができます。 専門的な知識がある証明となるため、お客様にも信頼感や安心感を与える事ができます。 資格によっては、実務経験などが条件となっているものもあるため、キャリアアップの際にも役立つでしょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル和食調理師の給料はいくら?平均年収・昇給・収入を上げる方法を解説
ホテルのレストランは、朝食からディナーまでお客様の滞在を支える重要な存在です。 中でも和食調理師は、日本ならではの食文化を提供するプロフェッショナルとして、ホテルの評価を左右する役割を担っています。 やりがいの大きい仕事である一方、「実際の給料や年収はどれくらいなのか」「将来的に収入を上げることはできるのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ホテルで働く和食調理師の平均的な給料や年収、ボーナス・昇給の仕組み、そして収入を上げるための具体的な方法について分かりやすく解説していきます。 ・ホテル調理の仕事のメリット・デメリットは→こちら 目次 1:ホテルの調理スタッフの給料事情2:ホテルの調理スタッフのボーナスや昇給3:ホテルの調理スタッフの給料の上げ方5つ4:まとめ ホテルの調理スタッフの給料事情 就職する企業・地域・ホテルの業態、また年齢や役職の有無などのスキルによっても大きく変わってきますが、ここではホテルの調理スタッフの平均的な給料をお伝えしていきます。 ホテルの調理スタッフの平均月収 宿泊・飲食サービス業の平均月収は、25万9千円となっています。(厚生労働省令和5年賃金構造基本統計調査より) ただし、あくまで平均値であり、就業する会社・地域・職種・年齢・スキルによっても大きく異なります。 また、3年・5年と長く働き、スキルをつけていく事で給料を上げていく事ができますので、自分のキャリアプランと照らし合わせながら仕事について考える事が大切です。 ホテルの調理スタッフの平均年収 ホテルの調理師の平均年収は、おおよそ300万~450万円程となっています。調理長になると、平均年収は388~480万円となりますが、勤務先や経験・働き方や腕によって差がありますので全体の給与幅としては、293〜609万円と比較的広くなっているのが現状です。(※求人ボックス)本格的な和食を出していたり、ミシュランを獲得しているような高級レストランの場合は、リーダーポジションや料理長クラスになると800万~1000万円のケースもあります。 ホテルの調理スタッフのボーナスや昇給 続いてはホテルの調理師のボーナスや昇給・福利厚生についてご紹介します。 ボーナス(賞与) ボーナスは6月と12月の年2回支給されるのが一般的です。 全員一律で年に1〜2回支給がある企業もあれば、経営状況によってボーナスを支給しない企業もあります。 企業の規模や財務状況により支給額は異なりますが、月給3ヶ月分と考えれば年間約70〜80万円の支給となります。 ホテルは福利厚生が充実している傾向にありますので、賞与がある事が多いです。 ただし、他業界と同様、企業によって異なりますので入社前に確認しておきましょう。 昇給・昇格 他業界と同様ずっと同じお給料という事は少なく、年齢や役職に応じて大体1年に1回昇給していきます。 外資系のホテルであれば、実力主義で上がっていく事が多いのですが、日系ホテルの場合は未だに年功序列の事も多くなっています。 一般の調理スタッフから、副料理長・調理長などにキャリアアップすればその分お給与も上がっていきます。 ホテルの調理スタッフの給料の上げ方5つ 前述したように、就職する企業・ポジション・自身のスキル・年齢などによって、ホテルの調理師の給料には幅があります。 給料を上げるにはどういった方法があるのかを見てみましょう。 ①スキルアップする 調理の世界は、実力主義である事が多く、技術をつけたり役職に就く事で給料が上がっていく事が多くなります。 例えば、一般の調理スタッフから、八寸場・焼き場・揚げ場・刺し場など持ち場を任されたり、副料理長や料理長などマネジメントできる立場になるなど、役職に就いてキャリアアップすればその分お給与も上がっていきます。 スキルももちろんですが、当然責任も大きくなります。 前述したように、リーダーポジションや料理長クラスになると800万~1000万円のケースもあります。 役職に就くためには、まずは同じホテルで長く勤める事が重要になります。 期間の目安としては、入社した企業にもよりますが、新卒で入社して1年程は下積みの期間になります。 5年以上、大体6.7年目になると中間管理職の役職に就く事ができるようになります。 役職に就くと基本給に役職給がつくため、年収は大幅にアップします。 スキルによって異なりますが、料理長になるには6〜7年以上はかかる可能性があるでしょう。 ホテルの調理師は、まずは自身のスキルをつけキャリアアップしていく事で給料を上げていく事ができます。 ②高級業態で働く ホテルには様々な業態があり、ランクやグレードも様々です。 一般的にレストランが多く入っているのは、シティホテル・リゾートホテルになりますが、ラグジュアリーホテルであれば単価の高いレストランや、ミシュランを獲得しているレストランが入っている事が多いため、高年収が狙える可能性はあります。 ③資格を取得する ホテルの調理に役立つ資格や免許を持っていれば、ホテルによっては資格手当がつく事もあります。 また、取得する事で、調理や食に関して様々な知識がつきますので、実務に就く際に役立ったり管理職になる際にも必要になります。 調理関連の資格としては、以下のものが挙げられます。①調理師免許②食品衛生責任者③ふぐ調理師免許 調理師免許がなくても採用される事はありますが、中途採用の場合は、応募資格に調理師免許を持っている事が条件になっている事が多いので、取得しておく事をおすすめします。 ④転職する 前述したように調理師の給料は職場によって異なります。 スキルと経験を積んでいても今の職場で昇給が見込めないのであれば、より良い条件の職場への転職を検討するのも1つの方法です。 調理師は技術力が求められるため、スキルがあれば転職して給料が上がる可能性は高くなります。 有名店、ホテルのレストランなど人気店や規模の大きい店舗に転職すれば高収入も望める事も。 その際は収入面だけでなく、調理の内容やキャリアプラン・福利厚生などもきちんと確認しておきましょう。 ⑤転職エージェントに相談する ホテル業界に特化した転職エージェントを使うと、年収交渉をしてれるケースも多くあります。 業界知識が豊富なキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、転職活動をスムーズに進める事もできます。 第三者が加わる事により、客観的に御自身を見直す事で新たな魅力を発見できる可能性がある点も大きなメリットだと思います。 まとめ ホテルの調理スタッフの平均的な給料に関してお伝えしました。 日本の平均年収と比べると低い傾向にありますが、就職したホテルでしっかり経験を積み、スキルや能力をつけ高い評価を得る事で給料を上げていく事ができる職種です。 また、企業規模や業態によっても異なり、年収幅は広くなりますので転職活動をする際には会社の制度などをしっかり確認しておきましょう。 就職している企業で年収が上がらない場合は、経験を活かしてより良い環境や給料の企業へ転職するというのも1つの手です。 ホテルの調理の仕事は、様々なお客様の滞在をより快適にする事ができるやりがいのある仕事です。 自分の働く上での優先順位を確認しながら企業選びをしてみましょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル和食調理の仕事を解説|レストラン部門の役割と調理師のキャリア
ホテルの調理師は、「レストラン部門」と「宴会部門」のどちらかの配属になります。 部門によってコース・ビュッフェ・アラカルトなど提供する料理は様々ですが、レストラン部門では主にコースとアラカルトを担当する事が多いです。 ホテルを訪れるお客様は、宿泊は勿論の事、お祝いや記念日など特別な日に利用される方も多くいらっしゃいます。 また、サービス業界の最高峰とも言われているホテルでは、高い調理技術やおもてなしが必要となります。 そのため、「思い出に残る料理を提供したい。」「調理の腕を磨きたい。」という方にはぴったりの環境があるホテル。 今回は、ホテルのレストラン部門の和食調理の仕事内容についてご紹介します。 目次 1:ホテルのレストラン部門の和食調理2:和食調理部門の仕事内容3:ホテル調理の仕事に就くには4:まとめ ホテルのレストラン部門の和食調理 前述したように、ホテルには様々なレストランが入っていますが、日本の代表的な料理の和食は、全国各地の食材や四季折々の旬な食材等を使って調理するため、様々な楽しみがあります。 日本ならではの旬な食材や繊細な料理を求めるお客様も多いため、調理人には食材の知識・調理技術・見た目の盛り付けのセンス等も必要となります。 一品料理から懐石料理・会席料理まで幅広く対応しており、ビュッフェや宴席・結婚式等で和食調理を担当する事も。 ホテルの場合は、街場の飲食店と違い、規模が大きく各セクション毎に仕事をします。 その為、様々な技術を学ぶのに時間がかかりますが、その分、正確な技術や知識を身につける事ができます。 和食調理部門の仕事内容 最初は、追い回しといって、下準備や下ごしらえから経験を積んでいきます。 その後、だしの取り方や盛り付けなどの基礎知識を学び、和食調理の五法=「生・煮る・焼く・揚げる・蒸す」等、それぞれのポジションで技術を身につけ、単品料理やフルコースなど様々な料理に携わっていきます。 その為、様々な技術を身につける事ができます。 幾つものセクションを経験し、キャリアを積んでいきますので一人前の料理人になるのには約10年程かかる事も。 料理長等トップの立場になると、メニュー開発や原価計算、マネジメントまで幅広く担当します。 ここでは各セクションの仕事内容をお伝えしていきます。 <和食調理部門のキャリアパス> ①追い回し(1年目〜)↓②八寸場(2~5年目〜)↓③揚げ場(5年目〜)↓④焼き場(5年目〜)↓⑤蒸し場(5年目〜)↓⑥刺し場(6年目〜)↓⑦副料理長(7年目~)↓⑧料理長 ①追い回し 入社後すぐに調理を任される事はなく、見習いとして、掃除・洗い物・食材の下準備・まかない作り・雑務等を担当します。 追い回しという言葉は、各ポジションの先輩から様々な雑務を任されるため、追い回されている程忙しいという意味からきています。 最初は野菜などの下処理がメインとなりますが、その後、お刺身の盛り付けに使う大根の桂剥きなど包丁の使い方を学んでいきます。 追い回しの期間は約1年程。 この期間に、調理場の中の各ポジションで、どのように仕事が行われているのか、先輩たちの動きを見ながら流や業務を把握していく事が重要になります。 和食はその季節ごとの旬な食材を使って調理する事も多いです。 四季の料理を学びながら、各ポジションで約1年づつ経験を積んでいくのが理想でしょう。 ②八寸場・盛り付け 追い回しの期間が終わると、お客様にお出しする料理に携われるようになります。 ただし、すぐに調理をするわけではなく、盛り付けがメインとなります。 煮方や焼き場で仕込んだ料理を、八寸・先付として盛り付け、技術や知識・感覚などを身につけていきます。 八寸や先付けは、1番最初にお客様に提供される料理。 第一印象を左右すると言っても過言ではない大切な仕事になります。 ※八寸:前菜※先付:本料理の前に酒の肴として出す小さな料理 ③揚げ場 追い回し等のポジションでしっかり知識や技術を学んだら、いよいよ調理に携われるようになります。 天ぷらや唐揚げ等の揚げ物など加熱調理を担当しますが、職場によっては焼き物を兼任する事も。 油を使って調理するため、責任が高まります。 料理は火の通り具合でも味や食感が左右されますよね。 そのため、火加減の技術や時間管理等が求められます。 ④焼き場 焼き台での魚の焼き物や、炭火を使っての調理を担当します。 前述したように、職場によっては揚げ場と焼き場を兼任するケースもあります。 魚や肉、野菜等様々な食材の知識が深まるポジションです。 ⑤蒸し場・煮方 蒸し場や煮方では、料理の味つけやチェックを担当します。 出汁取りやタレ作りなど味を左右する部門であり、煮物や鍋物なども任される重要なポジション。 蒸し場では、茶碗蒸しなどの蒸し料理、煮方では出汁を取ったり料理やお吸い物の味を決めたりします。 見た目は勿論大切ですが、味は料理の印象を左右する非常に重要なものとなります。 このポジションは、常に同じクオリティの味をお客様に提供しなくてはならない重要な役割がありますので、味覚が非常に大切になります。 ⑥刺し場(板場) 主にお刺身を担当する刺し場は、料理長・副料理長に次いで最も重要なポジションとなり、厳選した素材の選定や魚をさばく技術、正確に刺身などをきる技術が必要となります。 お刺身の切りつけがメインとなりますが、先付け・八寸等に使う鮮魚の切り付けを行う事も。 また、カウンターがあるお店では、お客様に接客をしながら調理する事も多いので、コミュニケーション能力等も求められます。 ⑦副料理長 料理長が不在の時などに代わりをする、調理場の副責任者。 脇板・次板とも呼ばれ、ホテルなど大きな店舗では、複数副料理長がいるケースもあります。 料理長を支え、調理場の管理や部下のマネジメント等も行います。 ⑧料理長(板長) 調理場でのトップであり総責任者。 現場での責任者として、調理・衛生管理・スタッフの教育やマネジメント・人材育成・メニューの開発・利益率や原価率の計算・食材の選定、仕入れなど店舗の運営業務全般を行います。 調理も勿論行いますが、指示出しや数値管理・部下のマネジメントなどの管理業務も多くなります。 また、メニューの考案や開発も重要な仕事の1つになります。 ホテル調理の仕事に就くには ホテル調理の仕事に就くには2つの方法があります。 ①専門学校・短大・大学を卒業→調理師免許を取得→就職 ②現場で実務経験を積む(できれば2年以上)→就職 ホテルの調理スタッフになるために、必須な資格はありません。 しかし、国家資格でもある「調理師免許」などを持っていると、転職する際に有利になったり、お給料・資格手当・昇進の面でメリットがある事も。 また独立する際にも、お客様への信頼度も高くなるため役立つでしょう。 調理師の専門学校に通い、知識や技術を習得する事で、卒業と同時に無試験で調理師免許が取得できまので、比較的スムーズに入社しやすくなります。 専門学校では、調理技術や知識、食に携わる上で重要な衛生管理やアレルギーなどの知識、また店舗経営などの知識に関しても学ぶ事ができます。 また、学校に直接求人が来る事も多いので、就職する際にも有利になる事があるでしょう。 年齢にもよりますが、基本的に中途採用は即戦力を求められる事が多いので、何かしらの調理経験や調理師免許があると有利になります。 学校に通わず、アルバイトか未経験可能な求人に応募して、調理経験を積む方法もあります。 無事調理スタッフになれた場合、最初は見習いや仕込み担当として勤務し、経験を積んで調理人としてスキルアップしていきます。★一人前の調理師になるまでにはある程度の期間が必要となるため、既に社会人経験を積んでいる人は、年齢の面を考えても学校に通うより未経験可能な求人へ応募し実力をつけていった方が早いでしょう。 まとめ 将来は一流ホテルの料理長になりたい!と憧れる人も多いでしょう。料理の世界は下積みから始まりステップを踏んで技術をつけて上に上がっていきます。焼き物・揚げ物・蒸し物・煮物・刺し物など、高度な技術や専門的な知識を身につけ、美しい盛り付けや美味しい料理を提供していきます。 チームで仕事をしていくための協調性や、調理場全体のマネジメントなども身につけていきながら、キャリアアップを目指しましょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル業界はきつい?勤務時間・残業・休日・給料の実態を解説
ホテル業界は「大変」「きつい」というイメージを持たれることも多いですが、その実態は職種や勤務先によって大きく異なります。 お客様の滞在を支える仕事だからこそ、早朝勤務やシフト制、繁忙期の忙しさなど、独特の働き方があるのは事実です。 一方で、最近は働き方改革や人員体制の見直しが進み、以前より働きやすい環境を整えるホテルも増えています。 そこで本記事では、ホテル業界の勤務形態(労働時間・残業・休日・給料)を分かりやすく解説していきます。 目次 1:ホテル業界がきついと言われる理由6つ2:仕事の大変さを上回るやりがい・メリット3:ホテルで働く事がどうしてもきつい時は4:まとめ ホテル業界がきついと言われる理由6つ ホテルでの勤務がきついと言われる理由の1つに、勤務形態(交代制・シフトが不規則・夜勤)や残業・休日の面などがあるようです。具体的な理由を6つご紹介していきます。 ①勤務形態 日勤・夜勤の2交代制か、早番・遅番・夜勤といった3交代制になっています。 料飲部門は夜勤の勤務は殆どありませんが、フロントなどの宿泊部門は、夜勤の勤務も出てきます。 ホテルによって、時間の配分は異なりますので、応募の前にはあらかじめ求人内容を確認しておきましょう。 ②労働時間 1日の勤務時間は7.5~8時間が基本となっています。 前述したように、シフトでの交代制となっていますが、時間内に終わらなかったり、急なトラブル対応、連休などの繁忙期には残業も増えます。 特に人手不足が顕著となっているホテル業界。 業務量が増えてしまう事もあるようですが、近年ではそういった労働環境を整え、福利厚生を充実させているホテルが増えてきています。 ☑️残業代は出る? 基本的にどの企業であっても、時間外手当・休日出勤手当・深夜残業手当は法律上で支払う義務があります。 残業代が別途支給されるのか、それとも給与に含まれているのか事前に確認しましょう。 ③土日祝日・連休の休みが取りにくい ホテル業界の休日は、月8~9日が一般的となりますが、宿泊されるお客様は土日祝が多いため平日のシフト制が多くなります。 また、ゴールデンウィークや夏休み、お盆や年末年始など世間が長期的な休みの時期はホテルは繁忙期になるのでスタッフが長期休暇を取るのは難しくなります。 ただし、ビジネス系のホテルは、土日の方が休日が取りやすい傾向にあります。 年間の休日としては、産休育休や年次有給休暇、慶弔休暇が取れます。 ☑️有給休暇は取れる? ホテルは忙しいので、有給がないというイメージがある方も多いかと思いますが有給休暇はきちんと取れます。 有給休暇とは法律で定められた全労働者に与えられた権利です。 有給休暇は一定期間勤務した労働者に対して、心身の疲労回復と生活の質を保証するために付与される休暇であり、休んでも給料は変わる事なく支払われる制度です。 ホテル業界、特に大手企業は仕組みや人員体制が整っている傾向にあり、きちんと取れている企業が多いようです。 ④体力が必要 職種にもよりますが、どの職種でも基本的には常に忙しい状態です。 お客様がいない時間というのが殆どないため、お客様が途切れず時間での交代制になっているものの、中々休憩に入れない事もあります。 そして、どの職種も基本的には立ち仕事。 職種によっては常に動き回っているという事も多いため、体力が必要となります。 ⑤クレーム対応 ホテルは「体験価値提供産業」でもあり、何か物を買って価値を得るのではなく、快適な時間やサービスといった目に見えないものにお金を払う上に金額も安くありません。 そのため、ホテルのでサービスや対応に高い期待を持っていますので、ほんの些細な事でクレームとなってしまう事もあります。 タイミングによっては、自分のミスではない他のスタッフのクレームを受けてしまう事もありますし、気難しいお客様から厳しい言葉を受けてしまう事もあります。 ⑥給料が低い ホテルマン(宿泊業)の給料は、他の業界と比較しても年収が低い傾向にあります。 宿泊・飲食サービス業の平均月収と他の業界の平均月収は、25万9千円となっており、全産業(15産業)の中で最低水準となっています。(※参考:厚生労働省令和5年賃金構造基本統計調査) ただし、ホテルのグレードや地域・年齢・スキル・学歴によっても異なりますので、一概に言えないのが現状です。 支配人・副支配人・マネージャーなどの管理職の平均年収額は、400〜600万円が相場とされており、高級ホテルや外資系ホテル、また総支配人クラスになると年収が1,000万円を超える人もいます。 どの業界にも言える事ですが、役職が上がり管理職につくと責任も大きくなりますので、役職手当がつきその分お給与もアップしていきます。 ★ホテルの仕事の辛い面・大変な部分をお伝えさせて頂きました。ホテルスタッフは、目に見えないサービスや特別な時間が商材となるため、他の職種とは違った難しさもあります。しかし、人の喜びに立ち会えたり感動を与えられる仕事であるため、大変な事よりもやりがいが上回る方が多いようです。 仕事の大変さを上回るやりがい・メリット ホテルで働く大変をご紹介しましたが、どの仕事であっても大変な事はありますよね。 辛い...と感じる面はありますが、ホテルの仕事にはそのつらさを上回る魅力ややりがいがあります。 <★ホテルの仕事のやりがい★> ✔︎ お客様の思い出作りに貢献し感謝の言葉を頂ける✔︎ スキルアップできる✔︎ チームワークで達成するやりがいを感じられる✔︎ SDGsへの取り組みなど社会への貢献ができる✔︎ 成果が評価されキャリアアップできる✔︎ 様々なプロフェッショナルと出会え勉強になる✔︎ 華やかな職場で働ける 自分の接客でお客様に喜んでもらえたり、お客様の笑顔を見ると辛さが吹き飛ぶという事も日々あるでしょう。 ホテルは様々な部門があり、それぞれのプロフェッショナルと協力してサービスを提供していきます。 チームワークの大切さを実感できたり、連携してトラブルを解決できた時には大きなやりがいを感じる事ができるでしょう。 また、非日常の華やかな空間で、普段出会う事のない様々な国の方に出会ったり、知らない世界を見られたりするのはホテルならではですよね。 ホテルマンの仕事は、「お客様の滞在をより満足に快適にするために努め、サービスとホスピタリティを提供する」事。 現在ホテル業界で働いている人・これからホテル業界で働こうと思っている人の中には、自信がないという方もいるかもしれません。 しかし、サービス業の最高峰とも言われていますので、接客が好き・人に喜んでもらう事が好き・接客スキルを上げたいという方には、天職と言えるでしょう。 ホテルで働くのがどうしてもきつい時は ホテルでの仕事はきついけれど、仕事自体は好きという事もありますよね。 ホテルによって、勤務形態や福利厚生が異なりますので自分の努力だけでは解決できない事もあります。 そのような場合は、転職するというのも選択肢の1つ。 もし1人での転職活動が中々上手くいかないという場合は、是非弊社へご相談下さい。 ホテル専門の転職エージェントを利用する ホテル業界に特化した転職エージェントを使うと多くのメリットがあります。 給料面のご相談はもちろんの事、ホテル業界の最新の情報が入ってきやすく、より詳しく業界についての情報をお伝えする事ができるからです。 また、企業とのパイプが太い為、非公開求人や独占求人、最新求人が入ってきやすい点等があげられます。その他にも・・・・各企業の採用基準を把握・キャリアアドバイザーの業界知識が豊富・非公開のホテル求人・キャリア求人の紹介・年収交渉・履歴書や職務経歴書の添削・転職活動の相談など様々な形でバックアップ・ホテル業界知識・ホテル業界専門の面接対策 などなど自分では交渉しにくい年収交渉や、求人資料だけでは分からない就職後の様子などもご案内させて頂きます。 また、第三者が加わる事により、客観的に御自身を見直す事で新たな魅力を発見できる可能性がある点も大きなメリットだと思います。 まとめ ホテルで働く正社員の大変な事・つらい事に関してお伝えしました。 職場環境や福利厚生が整ってきているホテルが増えてきているとはいえ、業界の特徴として交代制の勤務や土日・祝日・連休などが取りにくい・立ち仕事が多いなどの大変さは否めません。 シフト制であっても、職種によっては遅い時間や夜勤があるため、生活リズムやタイムスケジュールをしっかり管理しながら働く事が大切になります。 休みに関しても土日祝日休みが取りにくかったり、希望の日が取りにくいなど大変な面もありますが、休日日数はきちんと取れるホテルが殆どです。 また、お客様にとってなくてはならないサービスであり、毎日多くのお客様に直接感謝されるやりがいのある業界でもあります。 現在ホテル業界で働いている方、これからホテル業界で働きたいと考えている方はお気軽にご相談下さいませ。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルスタッフの身だしなみ【男性編】服装・髪型・立ち振る舞いの基本
ホテルで働きたいと思った時に、気になる事の1つが身だしなみでしょう。 ホテルは、非日常的なフォーマルな空間なので下記のような心遣いが必要になります。 ・どのお客様にも不快感を与えない上品で清潔感のある身だしなみ・大切な滞在時間を任せる事ができるような安心感や信頼できる身だしなみ ホテルスタッフは、そのホテルの顔であり、服装や身だしなみ・マナーはそのホテルの印象を左右する大切なものとなります。 そのため、服装・髪型や髪色などどこまで気をつければ良いのか事前に知っておきたいですよね。 そこで今回は、ホテルスタッフの身だしなみ・男性編に関してお伝えしていきます。 ・女性編は→こちら 目次 1:「お客様目線」の身だしなみが重要2:ホテルスタッフの身だしなみ・男性編3:まとめ お客様目線の身だしなみが重要 ホテルの身だしなみで大切なのは「お客様目線」を意識する事。 ホテルの主役はあくまでお客様であり、快適な滞在時間を提供するのがホテルスタッフの役割となります。 そのため、ホテルでは、基本的に制服となっており全員統一されています。 統一されていると、ホテルの居心地の良さや雰囲気を生み出し、安心感や信頼感を与える事ができます。 身だしなみをきちんと整える事は相手への気遣いであり、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのおもてなしの1つでもあります。 ホテルでは接客がメインとなりますので、第一印象も重要となり清潔感が何よりも大切です。 ホテルスタッフの身だしなみ・男性編 服装 女性編と同じく、基本的に制服となっており、全員統一されています。 前述したように、身だしなみをきちんと整えるのは相手への気遣いであり、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのおもてなしの1つでもあります。 ホテルマンとして、統一美を意識する事も大切のなりますので、制服にアレンジを加えたり、周りと違うような服装はしないよう心がけます。 洋服は、大きすぎず小さすぎず、サイズの合ったものを着用し、中に着るワイシャツなどはしっかりアイロンをかけ、シワがないように整えます。 ネクタイを着用する時は、曲がったりずれたりしていないか確認し、きちんと真っ直ぐになるように結びます。 派手ではない爽やかなものを選び、柄はストライプ・水玉・チェック・格子柄などが一般的。ベルトは靴と色を合わせた方が統一感が出るため、黒色が多いでしょう。 靴 靴は黒のビジネス用の革靴が基本です。 ビジネス用の革靴が基本ですが、革靴の中でも格式の高い内羽根式のストレートチップが一般的でしょう。 靴はこまめに磨くようにし、かかとがすり減っていないかこまめに確認する事が必要です。 靴下は黒色か紺色にし、柄がないものを着用します。 髪型 基本は黒髪となります。 清潔感のある短髪が好ましく、耳やおでこは見えた方が清潔間があり◎ 長すぎる髪は、表情が見えにくく暗い印象や不潔な印象を与えてしまう事もあります。 ジェルやワックスなどできちんとまとめましょう。 髭は必ず剃っておきます。 小物・アクセサリー メガネ・時計はシンプルなものが望ましいです。 結婚指輪以外のアクセサリーはNG。 におい 汗や口臭などの体臭に気を付け、香水や香りの強い柔軟剤・整髪料などにも注意しましょう。 ホテルで働く際の立ち振る舞い ホテルでは、お客様との信頼関係や安心感が大切になるため、マナーや言葉遣いに気を付けながら誠実に対応する事が求められます。 身だしなみはもちろんの事、立ち振る舞いも非常に大切になりますので、ご紹介していきます。 姿勢 ホテルで働いている人を見ると、みな背筋が伸びてはつらつと働いている印象がありますよね。 ホテルマンが下を向いていたり、猫背だと自信がない・元気がない・疲れているなどマイナスな印象を与えてしまいます。 きちんとお客様に目を向けていないと、目線をそらされている、話しかけにくいと感じてしまう方も。 ホテルでは高いホスピタリティが必要になり、お客様に満足してもらわなくてはならないので、背筋を伸ばして、テキパキと働く事が求められます。 お客様が遠慮せずに話しかけやすい、立ち居振る舞いを心がけましょう。 言葉遣い お客様に対応する時は、敬語を使い丁寧な言葉遣いを心がけます。 軽い返答・語尾を伸ばす・くだけた表現・馴れ馴れしい話し方は印象を悪くしてしまいます。 相手に分かるようにはっきりと、そしてゆっくり話す事が大切です。 声が小さかったり、早すぎたりすると自信がないように見えてしまいますし、印象も悪くなってしまいます。 お客様と接する時には自信を持ってハキハキと対応しなければなりません。 円滑なコミュニケーション ホテルには様々なお客様が来られます。 そのため、どのお客様にも対応できるコミュニケーション能力が必要となります。 お客様の話を最後まで聞かずに自分の意見を述べてしまったり、質問された内容と違う回答を返してしまうと、お客様と満足のいくコミュニケーションが取れません。 ホテルの仕事は何よりも、コミュニケシーション能力が大切。 お客様の話や質問を最後までしっかり聞き、お客様が求める受け答えをするようにしましょう。 礼儀正しくマナーをしっかりと ホテルは、普段とは違う高度なサービスが求められますので、礼儀やマナーが特に重要になります。 コミュニケーションの基本となる挨拶は必須となります。 笑顔を心がける ホテルの仕事は、様々な年代・職業の方と接する為、どのお客様にも好印象を与えるためには「笑顔」で接する事が大切になります。 笑顔があるとないとでは印象が大きく変わってきますので、お客様に挨拶する際や、話しかける際には笑顔で接するようにしましょう。 接客をしている際に、無表情だったり、目を合わせないといった態度だとお客様を不快にしてしまいます。 明るい笑顔や話し方はお客様への信頼感や安心感に繋がります。 まとめ 今回は、ホテル業界で働きたい方に向けて、ホテル勤務に望ましい身だしなみ(服装・髪型)や立ち振る舞いについてご紹介しました。 ホテルの身だしなみや立ち振る舞いは、他の業界と比べ厳しい面が多いです。 きちんとした清潔感のある身だしなみ、美しい立ち振る舞いをマスターすれば、それだけお客様に好印象を与えホテルの印象が良くなるだけでなく、リピーターに繋がる事も。 ホテルで働く心得として、しっかりマスターしておきましょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルの仕事のやりがい・魅力とは?|ホテル業界で働き続けたくなる理由を解説
ホテルに泊まると、どのホテルスタッフも笑顔でいきいきと働いていて好印象を抱きますよね。 ホテルの仕事には、他の職種では味わえない特別なやりがいや魅力があります。 お客様の大切な時間に寄り添い、心に残る体験をつくる仕事だからこそ、やりがいの幅もとても広いのです。 ホテルの仕事には“人の笑顔を生み出す喜び”や“サービスのプロとして成長できる環境”など、多くの魅力が詰まっています。 お客様の滞在を快適にするためにおもてなしを提供するホテルスタッフには、どのようなやりがいや魅力があるでしょうか。 この記事では、ホテルで働く人たちが感じるやりがいや魅力を5つづつご紹介します。 目次 1:ホテルの仕事のやりがい【べスト5】2:ホテルの仕事の魅力【ベスト5】3:まとめ ホテルの仕事のやりがい【ベスト5】 ホテルスタッフがやりがいを感じられるのは、何といってもお客様に満足頂き「ありがとう」と感謝の言葉を頂けた時ではないでしょうか。 ホテルマンの仕事は、「お客様の滞在をより満足に快適にするために努め、サービスとホスピタリティを提供する」事。 何を求めているのかを察知し、心をこめたサービスを提供する。 満足して頂くためには、お客様の期待を超えるサービスを提供する必要があります。 ホテルには複数の部門があり、職種もそれぞれ異なりますので様々なやりがいがあると思いますが、今回はその中のベスト5をご紹介していきます。 ①お客様に喜んでもらえる ご紹介したように、ホテルはサービス業界の最高峰と言われおり、おもてなしの文化をとても大切にしています。 お客様が快適に過ごし、素晴らしい体験ができるようにサービスを提供する事が重要となるため、「ここまでがサービスの範囲」という事が基本ありません。 出来る限り応え1人1人に合わせたサービスで感動を提供するのが一流のホテルであり、様々な部門のスタッフが協力してチームとなりより多くのサービスを提供しているのです。 お客様がホテル利用する理由は様々。 旅行での宿泊はもちろんの事、日々の疲れを癒しに来たり、記念日やイベント、美味しい料理、結婚式など特別で感動的な時間を求めて訪れます。 そのため、ホテルで働く事でお客様の大切な思い出作りに貢献できる事が多いのです。 自分のホスピタリティ力でお客様に喜んでもらいたい・おもてなしで快適な時間を過ごしてもらいたいという人は大きなやりがいを感じる事ができるでしょう。 ②様々なスキルを身につけられる ホテルは、体験価値提供産業であり、目に見えない時間や空間・サービスを提供します。 ホテルという商材である事から、お客様側が求める接客レベルも高くなりますし、短時間の接客とは違い、滞在時間が長いため、長時間にわたりお客様と関わり続けるという特徴があります。 そのため、幅広いスキルを身につける事ができます。 また、サービス的な部分はもちろんの事、お客様に満足頂くためにはスピードも求められます。 お客様から何か希望や要望があった際には、なるべく早く解決しなければなりませんので、日頃から業務をスムーズに進めていく事が求められます。 ホテルで働くと、主に下記のようなスキルを身につける事ができます。 ・コミュニケーション能力・ホスピタリティ・礼儀・マナー・リーダーシップ・問題解決能力・折衝能力・対応力・ヒアリング力・タスク管理能力・スピード力 お客様への丁寧な対応や仕事のスピード感、立ち振る舞い、気配りなど、これらのスキルはどこに行っても必ず役に立つ事ですよね。 ホテルの仕事を経験するとこのようなスキルに磨きがかかります。 様々なスキルを身につけ、人として成長できる魅力があります。 ③チームワークの実感 ホテルでは、同じ部署のスタッフは勿論の事、様々な部署の多くのプロフェッショナルが携わり、お互いに協力し合ってより多くの価値を提供しています。 同じ部署のチームメンバーや他部署のメンバーとお互いに助け合い協力する事で、自己成長やチームワークを実感する事ができます。 お客様を満足させるためには、1人で成功させる事はできません。 ・宿泊部門・料飲部門・宴会部門・営業部門 このような各分野のプロフェッショナルが集結し多くのスタッフが携わります。 お客様が満足して帰られた時に得られる充実感や達成感が、また次の仕事への活力になります。 ④社会への貢献 多くのホテルで、世界を変えるためのSDGsの実現に向けて、プラスチック削減や省エネなどの環境配慮・地域の活性化などの社会貢献・やりがいのある職場づくりなどの取り組みが行われています。 仕事を通して、社会貢献や環境配慮への活動をし目標達成する事も大きなやりがいに繋がるでしょう。 具体的な内容としては下記のようなものがあります。 是非参考にしてみて下さいね。 *参考コラム*ホテル業界のSDGs ⑤成果が評価されキャリアアップできる ホテルでのキャリアプランは、「スペシャリスト」と「ゼネラリスト」に大きく2つに分けられます。 スペシャリストは専門職、ゼネラリストは総合職とイメージすれば分かりやすいかもしれません。 スペシャリストは、ある特定の職種に特化し、高い専門的な知識を持っている者の事を指し、部署の異動をする事なく1つの部署でそのみちを極めていくもの。 ゼネラリストは、幅広い知識やスキルを持ち合わせた者の事を指し管理職を目指すもの。 宿泊部門や料飲部門など様々な現場で接客経験などを積んだのちに、マネージャーや支配人といった役職に就き、全体のマネジメント能力を身につけていきます。 ホテル経営の中枢に携わりたいという方は、最終的に総支配人までステップアップする事が可能です。 スペシャリスト・ゼネラリスト共に、ホテルには不可欠な人材です。 いずれのプランを目指しても、努力が認められればキャリアアップしていく事が可能です。 キャリアパスはホテルによっても異なりますので、事前に確認しておきましょう。 ホテルの仕事の魅力【ベスト5】 続いてホテルスタッフの仕事の魅力を5つお伝えします。 ①キャリアの成長と多様性 ホテルは、主に「宿泊・料飲・宴会・営業・管理」の5つの部門に分かれているため、自分の興味や能力に応じてキャリアを選択し、興味のある職種にチャレンジする事ができます。 特に外資系のホテルでは実力主義の企業が多いため、年齢や性別に関係なく、成果を出せばキャリアアップや管理職を目指せる環境があります。 会社の評価やキャリアアップが大きなやりがいに繋がるでしょう。 その他にも、ホテルの別の職種へキャリアチェンジができたり、シティホテルやリゾートホテルなど違う業態への転職、スキルアップする事で外資系ホテルなどグローバルな活躍ができたりとキャリアパスが豊富です。 様々なプロフェッショナルが働いているため、勉強になるのも大きな魅力の1つです。 これだけ沢山の異業種の方と出会え、間近で仕事を見る事ができる仕事は中々ないですよね。 ②お客様と長く関われる 宿泊やレストラン・結婚式などで利用して頂き、お客様と信頼関係を築く事ができればリピーターになってもらえます。 再び訪れてくれる事も多く、様々な人生の節目に立ち会う事ができる機会もあります。 会員制となっているホテルも多いので、常連のお客様の定期的な利用によって長く関われるという魅力もあります。 ③語学力を活かせる ホテルには日々、様々な年代や職業のお客様が訪れます。 また、国際的な客層を抱えているホテルも多いため、日本国内のお客様だけでなく各国から様々なお客様が来られ異文化間の交流も盛んです。 そのため、多様な言語や文化に触れる機会があり、語学力があれば大いに役立つ事ができます。 多くの外国のお客様とコミュニケーションを取る機会も、仕事をする上でやりがいに繋がります。 ④福利厚生が充実している ホテルの仕事は、高いサービス力が必要となる事や不規則な勤務があるなどの特徴から、一般的な福利厚生とは別にホテル業界ならではの福利厚生・待遇というのもあります。 一般的な福利厚生に加えて、「社員寮完備」「食事手当」「社員割引」「資格取得支援」などの手当がある企業が多くなっています。 *参考コラム*ホテルならではの福利厚生とは? ⑤華やかな職場で働ける 非日常的な空間で働く事ができるのも魅力の1つ。 豪華な外装や内装、色とりどりのお花、豪華な食事などに囲まれ、日常では味わえない空間で毎日仕事をします。 そんな空間で仕事をしていると、自分までもがそこの空間にある一部と化した気分になれますし、実際に「その場に相応しい人間になろう」という気持ちになります。 土日祝は結婚式やパーティ・イベントが行われる事も多くなります。 普段の生活では中々見られない非日常的な空間で、感動的な光景を見る事もしばしば。 まとめ ホテルの仕事のやりがいや魅力をお伝えしましたが、もちろんそれだけではありません。 土日や連休の休みが取りにくい・不規則な勤務体制・些細な事でクレームになる・お客様の要望が多様・トラブルや緊急事態の対応などなど...大変な面や苦労もあります。 また、特別な日を過ごすお客様への責任もありますので、ミスが許されない常にプレッシャーや緊張感のある仕事でもあります。 しかし、それ以上に多くの方に喜んでもらえるやりがいや感動、自分自身のスキルアップや成長を感じる事ができる仕事です。 人に喜んでもらう仕事がしたい方・ホテルのお仕事に興味がある方は、是非チャレンジしてみて下さいね。
ホテルマンになるために必要なスキル・資格とは?未経験でも目指せる方法を解説
サービス業界の最高峰とも言われているホテルのお仕事。 実際に素敵なホテルに泊まった経験から、ホテルでのお仕事に憧れる方も多いでしょう。 近年の日本では、多くの外国人が日本を訪れるようになり、全国で続々と高級ホテルやビジネスホテルが誕生しています。 その為、積極的に採用活動を行なっている企業も増えています。そこで今回は、ホテルマンになるために必要なスキルや資格について解説していきます。 ・新卒採用の場合→こちら・中途採用の場合→こちら 目次 1:ホテルマンになる5つの方法2:ホテルマンになるために必要なスキル3:ホテルマンになるために必要な資格4:まとめ ホテルマンになる5つの方法 ホテル業界へ就職・転職するには、下記の5つの方法があります。 ①専門学校に通う②短大・大学を卒業する③接客・営業経験を積む④ホテルでアルバイトをして経験を積む⑤ホテル専門のエージェントを利用する 新卒採用の際のポイント ★新卒のため、特に経験は問われません★高校を卒業した後に、ホテルやブライダル系の専門学校・短大・大学へ通うと近道になります。ホテルの知識はもちろんの事、専門学校ではホテル業界の知識をつける事ができ、短大・大学では、様々な知識や教養を身に付ける事ができるからです。大手のホテルでは大卒を採用条件としている事もあり、大学を出ていないと応募出来ない事もあります。在学中に、ホテルでのアルバイト経験があるとアピール材料となります。 中途採用の際のポイント ★できれば即戦力が欲しい★接客やサービスの基本ができていて、ビジネスマナーが身についている方が必要になります。ホテル業界経験者、もしくは接客・営業経験者が有利になります。 ホテルマンになるために必要なスキル では、ホテルマンになるためにはどんなスキルが必要なのでしょうか。 ①ホスピタリティ 顧客志向が高く、お客様相手の仕事となるため、働く際に最も必要となるのがホスピタリティマインドです。 ホテルでのお仕事は、表に立つ人もそうでない人も、共通しているのはお客様に喜んでもらう事。 お客様へのおもてなしが1番大切になります。 お客様のニーズや気持ちを素早く察し、必要な事・して欲しい事を適切なタイミングで提供していく気遣いが必要になります。 多くの人と関わる仕事なのでどの年代の方にも対応できるコミュニケーション能力を持っていなければなりません。 おもてなしする事が好き・人に喜んでもらう事が好きという人なら、感謝される機会も多くやりがいを感じられるでしょう。 ②ビジネスマナー ホテルのお仕事は、お客様のニーズを理解し最高のサービスを提供し満足してもらう事です。 ホテルによっては、金額も高額になるため、礼儀やマナー・ホスピタリティが必要となり、きちんとした言葉遣いや身だしなみ・立ち振る舞いが大切になります。 そのためホテルに関する知識は勿論の事、社会人としてのビジネスマナーや常識、接客サービスの基本が身についている事が重視されます。 ③協調性 ホテルの仕事には様々な部門があります。 同じ部門のスタッフは勿論の事、様々な部門のスタッフと関わりながら仕事をしていきます。 多くのプロフェッショナルが携わり、お互いに協力し合ってより多くの価値を提供しているのです。 そのため、ホテルマンには、チームで働くのが得意・好きというような協調性やチームワーク力が必要となります。 ④語学スキル 近年訪日外国人が増えている影響もあり、ホテルでは多言語に対応できる人材を求めている傾向があります。 特に高級ホテル、外資系ホテル、都心部、空港の近く、観光地などのホテルでは語学力は必須となる事も。 英語だけでなく、韓国語や中国語が話せるとより有利になるでしょう。 ※TOEICの場合、600点以上が1つのラインとなっているケースが多いです。 ⑤パソコンスキル ホテル業界は人対人の仕事であり、現場での仕事を進めていく事が殆どでした。 しかし近年では、業務の効率化により企業のIT化が進んでいます。 PC業務が必要となる職種もありますが、そうでない職種のスタッフも、業務をするにあたりクラウドの共有システムの利用・オンラインでの対応・iPadの利用など、PCを使っての仕事も増えつつあります。 これから益々IT化は進んでいくと思いますので、ホテルマンもIT分野のスキルアップをしていく事が必須となってくるでしょう。 ⑥体力 ホテルスタッフは華やかに見える仕事ですが、どの職種も殆どが立ち仕事であり常に動き回っている事が多いため、体力が必要となります。 また、ホテルは24時間365日営業しているため、職種によっては日勤と夜勤があり生活が不規則になりがちに。 日々体調管理をしっかり行い体力を温存する事が大切になります。 ⑦ストレス耐性 ホテルで働いていると、お客様からの期待も高い分ほんの些細な事でクレームとなってしまう事もあります。 また、お客様にサービスを提供するお仕事であるため基本的にミスが許されず大きなプレッシャーも伴う仕事です。 特に、繁忙期には宿泊されるお客様の数も非常に多くなるため、どの職種のスタッフも非常に多忙なスケジュールとなります。 ホテルの業務はスピード感も求められるので、知らず知らずのうちにストレスが蓄積してしまう事も。 ストレスに強く、前向きに取り組んでいける姿勢を持っている方、フレキシブルな方が向いています。 ホテルマンになるために必要な資格 ホテルマンになるために必須の資格はありませんが、ホテル関連の資格を取得していると、転職活動や実際に業務に就いた際に役立ちます。 特に管理職になると様々な知識も必要になりますし、企業によっては資格手当が出るなど収入アップにつながる可能性もあります。 ホテル関連の資格としては、以下のものが挙げられます。 ①ホテル全般(詳細) ・ホテルビジネス実務検定・ホテル実務技能認定試験・ホテルマネジメント技能検定 ②マナー関連(詳細) ・マナープロトコール検定・接客サービスマナー検定・サービス接遇検定 ③料飲関連(詳細) ・レストランサービス技能検定・ソムリエ ④語学関連 ・TOEIC *参考コラム*ホテルで働く際に資格は必要?取得するメリットと取得方法をご紹介 まとめ ホテルマンになる方法や、必要スキル・資格に関してお伝えさせていただきました。 ホテルマンになるためには、「ホスピタリティ精神」が最も重要とされているため、ホテルで働きたいという人は「ホスピタリティ」スキルをしっかり磨きましょう。 また、その他にも求められるスキルや資格など、ホテルマンになるために役立つ情報をお伝えさせて頂きましたので、これからホテルで働きたい!と思っている方は是非参考にしてみて下さいね。
ホテルマンになるには?新卒からホテル業界を目指す5つの方法
サービス業界の最高峰とも言われているホテルのお仕事。 近年の日本では、多くの外国人が日本を訪れるようになり、日本全国で続々と高級ホテルやビジネスホテルが誕生しています。 その為、積極的に採用活動を行なっている企業も増えてています。 一方で、ホテル業界で働きたいと思ったとき、「どんな道を通ればホテルマンになれるのか?」と悩む方は多いでしょう。 実は、ホテルマンへの道は1つではなく、複数の選択肢があります。 そこで本記事では、ホテル業界を目指す際に代表的とされる5つの方法をご紹介します。(新卒採用の場合) ・中途採用の場合→こちら・必要なスキル・資格→こちら 目次 1:ホテルマンになる5つの方法2:ホテルマンになるには【新卒採用の場合】3:まとめ ホテルマンになる5つの方法 ホテル業界へ就職・転職するには、下記の5つの方法があります。 新卒採用と中途採用では、求められるものも異なりますのでそれぞれご紹介していきます。 ①専門学校に通う②短大・大学を卒業する(新卒)③異業種の接客・営業経験を活かす④ホテルでアルバイトをして経験を積む⑤ホテル専門のエージェントを利用する 新卒採用の際のポイント ★新卒のため、特に経験は問われません★高校を卒業した後に、ホテルやブライダル系の専門学校・短大・大学へ通うと近道になります。ホテルの知識はもちろんの事、コミュニケーション能力や営業力・対応力等が求められるため、専門学校ではホテル業界の知識をつける事ができ、短大・大学では、様々な知識や教養を身に付ける事ができるからです。大手のホテルでは大卒を採用条件としている事もあり、大学を出ていないと応募出来ない事もあります。在学中に、ホテルでのアルバイト経験があるとアピール材料となります。 中途採用の際のポイント ★できれば即戦力が欲しい★接客やサービスの基本ができていて、ビジネスマナーが身についている方が必要になります。ホテル業界経験者、もしくは接客・営業経験者が有利になります。 ホテルマンのなり方について、今回は新卒採用のケースをご紹介していきます。 ホテルマンになるには【新卒の場合】 新卒からホテルマンになるために、特別必要な学歴はありません。 基本的には、高校・専門学校・短大・大学を卒業後に新卒でホテル業界を目指しますが、高卒以外の学歴の採用人数はほぼ同数となっています。 高卒以上としている求人も多く高卒で活躍している方も多くいますが、給与面などに差が出てしまう事もあります。 ここではそれぞれのメリットやデメリットをご紹介していきます。 ①高校を卒業する 高卒の採用を行なっているホテルもありますが、実際の数としては少なくなっています。 特に都心部は少なく、地方やリゾート地など都心部から離れた立地での採用が多くなっています。 また高卒と大卒では初任給にも大きな差があり、月収で約3万円の違いがあります。 ボーナスなども月収ベースで計算される事が多いので、年収で見ても大きな差が出るでしょう。 *参照:学歴別初任給* 高卒 :20万7千円〜専門卒:21万3千円〜短大卒:21万5千円〜大卒 :22万円〜(※参考:令和5年・東京都産業労働局より) ②専門学校に通う 現在ホテルやブライダルを学ぶ事ができる専門学校は全国に約120校あります。 一般的には高校を卒業した18歳以上の学生を対象にしていますが、大学を卒業した人や社会人向けに一年制のコースがある学校もあります。 ホテル業界の概要や歴史は勿論の事、ホテルの現場での様々な職種(フロント・サービス・料飲など)に必要な知識やスキル、語学などのカリキュラムが用意されており、就職した時に現場ですぐに活躍でき、ゆくゆくはマネージャークラスなど管理職を目指せる人材となれるよう教育しています。 その他、ホテルで働く上で大切になる接客マナーや立ち振る舞い、またVIPへの接遇や礼儀作法など一流のホテルスタッフとしてのマナーなども学ぶ事ができます。 経験のある講師が実習などを含め指導してくれるので、ホテルの仕事の知識やスキルを確実につける事ができます。 また、インターンシップがある学校も多いため、実際の現場を体験できる事も。 入社後の仕事内容の理解やイメージも湧きやすく、長く働ける可能性が高くなるのでとても魅力的ですよね。 資格取得のための授業や就職のサポートも手厚いのでホテル企業への就職活動では有利になるでしょう。 専門学校に求人が来ている事もあるので、学校を通して企業に応募できる可能性がある事も大きいなメリットの1つです! *参照:専門学校の学費* 専門学校によって異なりますが、ホテル系はおよそ100〜150万円、ブライダル系はおよそ200万円前後となっています。入学金:約10万円授業料:100〜140万円施設設備費:20〜40万円教科書代・材料費・実習費など:50〜60万円程 ③大学(短大)に通う ホテル専門の学部があるところは少ないのですが、政府が観光業に力を入れている事から、観光系の学部や学科を設置する大学が増えています。 「観光」「国際観光」「ホスピタリティ」などの学部や学科がある大学があれば、ホテルに関して学べるので進学を検討してみましょう。 また、大手ホテルでは将来的なキャリアプランを見据えて、大卒者を積極的に採用するケースもあります。 一般的な短大や大学では、ホテル関連の学部でなくても、学校の授業やゼミなどで幅広い知識や教養を学ぶ事ができるため、ホテリストとして働く際にはもちろんの事、将来的に管理職や本社の経営、マーケティング部門等へのキャリアチェンジをする際にも役立ちます。 様々な知識や能力をつける事ができるためホテル業界に就職した際も活かす機会が多くあります。 近年では、近年外国人のお客様も増えいている事から、語学力や幅広い教養が求められている事や、マネジメントを行う管理職や本社へのキャリアチェンジなども見据えて、大卒を採用する企業が増えており、特に大手ホテルの求人は「大卒」となっている事もあり、大学を卒業していないと求人に応募できない事もあります。 ホテル業界は、入社後の研修制度も整っているので知識や経験がなくても問題なく入社できます。 採用試験では、英会話力が重視されるので、語学力はしっかりと身につけておいた方が良いかもしれません。 また、在学中はホテルでアルバイトの経験を積んでおくと、就職試験の際に有利になる事も。 アルバイト先でスキルや能力が認められれば、就職させてもらえるチャンスもあるかもしれません。 ④転職しやすいホテルを見極める 未経験者の新卒者の場合は、就職しやすいホテルの傾向も異なります。①ビジネスホテル・日系ホテルが就職しやすいホテル業界が全くの未経験という場合は、ビジネスホテルやチェーン展開している日系ホテル(シティホテルを除く)からチャレンジしてみるのも良いでしょう。 ビジネスホテルやチェーン展開している日系ホテルは、外資系ホテルや高級ホテルよりもサービス面や料金の面でハードルが少し低くなる事から未経験でもチャレンジしやすい業態となっています。 実際に応募条件を見ても、未経験可となっているケースが多く見受けられます。 近年では、チェーン展開している大手ビジネスホテルの出店も相次いでいますので、接客があれば、内定が出やすい傾向にあるでしょう。②外資系ホテルや日系の高級ホテルは選考が厳しい外資系ホテルや日系の高級ホテルは、求められるスキルが高くなります。 外資系ホテルは基本的にラグジュアリーホテルが多くなっており、高いサービス力や語学力などが必要となる事も。 そのため、選考が厳しい傾向にあり、人柄や経験が非常に重要視されます。 そのため、このようなホテルで働きたいのであれば、アルバイトや契約社員からスタートして、ホテルの経験を積んだり、価格帯の低いホテルで接客経験や営業経験・語学力などのスキルをつけてから、最終的に高級ホテルで働く事を目指すという方法もあります。 まとめ ホテルマンになる方法をお伝えさせていただきました。ホテルマンになるためには、「ホスピタリティ精神」が最も重要とされているため、ホテルで働きたいという人は「ホスピタリティ」スキルをしっかり磨きましょう。 また、「必ずホテルで働きたい」「専門的な知識・スキルや語学力を身につけたい」という場合は、高校卒業後にホテルの専門学校や短大・大学に進んだ方が就職には有利になります。 新卒採用の場合は、経験は問われませんが、在学中にホテルなどで接客経験を積んだり語学力をつけておくと良いでしょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルマンになるには?中途採用でホテル業界に転職する方法を解説
サービス業界の最高峰とも言われているホテルのお仕事。 実際に素敵なホテルに泊まった経験から、ホテルでのお仕事に憧れる方も多いでしょう。 近年の日本では、多くの外国人が日本を訪れるようになり、日本全国で続々と高級ホテルやビジネスホテルが誕生しており積極的に採用活動を行なっている企業も増えています。そこで今回は、ホテルで働く方法(中途採用の場合)について解説していきます。 ・新卒採用の場合 →こちら・必要なスキル・資格→こちら 目次 1:ホテルマンになる5つの方法2:ホテルマンになるには【中途採用の場合】3:まとめ ホテルマンになる5つの方法 ホテル業界へ就職・転職するには、下記の5つの方法があります。 新卒採用と中途採用では、求められるものも異なりますのでそれぞれご紹介していきます。 ①専門学校に通う②短大・大学を卒業する(新卒)③異業種の接客・営業経験を活かす④ホテルでアルバイトをして経験を積む⑤ホテル専門のエージェントを利用する 新卒採用の際のポイント ★新卒のため、特に経験は問われません★高校を卒業した後に、ホテルやブライダル系の専門学校・短大・大学へ通うと近道になります。ホテルの知識はもちろんの事、コミュニケーション能力や営業力・対応力等が求められるため、専門学校ではホテル業界の知識をつける事ができ、短大・大学では、様々な知識や教養を身に付ける事ができるからです。大手のホテルでは大卒を採用条件としている事もあり、大学を出ていないと応募出来ない事もあります。在学中に、ホテルでのアルバイト経験があるとアピール材料となります。 中途採用の際のポイント ★できれば即戦力が欲しい★接客やサービスの基本ができていて、ビジネスマナーが身についている方が必要になります。ホテル業界経験者、もしくは接客・営業経験者が有利になります。 ホテルマンのなり方について、今回は中途採用のケースをご紹介していきます。 ホテルマンになるには【中途の場合】 中途採用はどの業界にも言える事ですが、基本的に求められるのは「即戦力」です。 もちろん、ホテルの業態や職種によって未経験OKの求人経験もありますので、全くチャンスがないというわけではありません。 時間やお金に余裕があれば、専門学校に通って知識を身につけるという方法もありますが、どちらかというと経験や人柄の方が重要視されますので、異業種の経験を活かしたり、ホテル業界でアルバイトや契約社員から経験を積む・ビジネスホテルなどから経験を積むのという方法があります。 ①異業種の経験を活かす ホテルが人材採用において最も重視しているのは、ホスピタリティマインドです。 ホスピタリティマインドとは、基本マナーはもちろんの事、相手の立場に立って気持ちを理解し思いやりのあるサービスを提供できる事、気配りや心配りができる人の事を指します。 このホスピタリティ精神が必須となりますので、社会人になってホテルに転職する場合は、接客や営業の経験があるとホテルの現場で活かす事ができます。 そのためホテルに関する知識も必要ですが、社会人としてのビジネスマナーや常識、接客サービスの基本が身についている事も重視されます。 また近年では、訪日外国人も増えていますので語学力があると転職しやすいでしょう。 特に、外資系ホテルや高級ホテルでは、世界中からお客様が来館するため、英語や中国語・韓国語などの語学力も求められます。 ただしホテル業界の知識が全くない状態では仕事ができないので、必要なホテル業界の知識を身につける努力は欠かせません。 必ずホテル業界の研究や企業研究は行いましょう。 ②ホテルでアルバイト経験を積む ホテル業界やブライダル業界などでアルバイトで接客経験を積むと仕事内容の理解ができ、採用後もスムーズに業務に就ける事から比較的有利になるケースもあります。 ホテル業界には様々な職種がありアルバイトとして働いているスタッフも多くいます。 ホテル(結婚式場)での宴会サービスや、レストランのスタッフ、フロント・クローク・レセプションなどの接客などで現場を知っているとホテルの仕事に活かす事ができます。 アルバイトスタッフとして現場で必要なスキルを身につけておくと、採用面接でも経験をアピールできます。 現場での仕事を認められ正社員へ登用されるという可能性もあります。 ただし一度アルバイトで働いてしまうと、再度正社員で雇用される事が難しくなってしまうケースもありますので、ある程度期間を決めて働くなどして時期を見極めた方が良いでしょう。 ③ホテル専門のエージェントを利用する ホテル業界に特化した転職エージェントを使うと、主に下記のようなメリットがあります。・各ホテルの採用基準を把握・キャリアアドバイザーの業界知識が豊富・非公開のホテル求人・キャリア求人の紹介・最新求人のご案内・年収交渉、給与面の相談・履歴書や職務経歴書の添削・転職活動の相談など様々な形でバックアップ・ホテル業界専門の面接対策 などなど 自分では交渉しにくい年収交渉や、求人資料だけでは分からない就職後の様子などもご案内させて頂きます。 また、第三者が加わる事により、客観的に御自身を見直す事で新たな魅力を発見できる可能性がある点も大きなメリットです。 ホテル業界に熟知したスタッフが転職をサポートしてくれるので、転職の近道になるでしょう。 ④転職しやすいホテルを見極める 未経験者と経験者では転職・就職しやすいホテルの傾向も異なります。<未経験者の場合>→ビジネスホテル・日系ホテルが転職しやすいホテル業界が全くの未経験という場合は、ビジネスホテルやチェーン展開している日系ホテル(シティホテルを除く)からチャレンジしてみるのも良いでしょう。 ビジネスホテルやチェーン展開している日系ホテルは、外資系ホテルや高級ホテルよりもサービス面や料金の面でハードルが少し低くなる事から未経験でもチャレンジしやすい業態となっています。 実際に応募条件を見ても、未経験可となっているケースが多く見受けられます。 近年では、チェーン展開している大手ビジネスホテルの出店も相次いでいますので、オープニングスタッフでの募集も多く、早くホテルの仕事をしてみたいという人にはおすすめです。 特に接客や営業経験があれば、内定が出やすい傾向にあるでしょう。<経験者の場合>→外資系ホテルや日系の高級ホテルが有利ホテル業界で経験があるのであれば、外資系ホテルや日系の高級ホテルへの転職が有利になります。 外資系ホテルは基本的にラグジュアリーホテルが多くなっており、求められるスキルが高くなります。 そのため、特にキャリアアップ転職の場合は、ホテル業界の経験者が優遇される傾向にあります。 もちろん外資系ホテルや高級ホテルを展開している日系ホテルであっても、未経験者応募可能となっているホテルもあります。 しかし同じ応募者の中に経験者がいた場合、内定を勝ち取るのは難しくなるでしょう。 そのため、もしこのようなホテルで働きたいのであれば、アルバイトや契約社員からスタートしてホテルでの経験を積んだり、価格帯の低いホテルで接客経験や営業経験・語学力などのスキルをつけてから、最終的に高級ホテルで働く事を目指すのも良いでしょう。 まとめ ホテルマンになる方法をお伝えさせていただきました。ホテルマンになるためには、「ホスピタリティ精神」が最も重要とされているため、ホテルで働きたいという人は「ホスピタリティ」スキルをしっかり磨きましょう。 中途採用の場合は、「即戦力」を求められるため、接客経験や営業経験を積んでおく事は必須となります。 次のコラムでは、求められるスキルや学歴・資格など、ホテルマンになるために役立つ情報をお伝えさせて頂きます。 これからホテルで働きたい!と思っている方は是非参考にしてみて下さいね。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
【一覧】大手ホテル15社の福利厚生まとめ|日系ホテルの待遇を比較
前回のコラムでは、ホテルならではの福利厚生をご紹介しました。 今回は、具体的にどのような福利厚生があるのか、大手ホテル15社の福利厚生や待遇についてご紹介していきます。 目次 1:大手日系ホテル15社の福利厚生例2:まとめ 大手日系ホテル15社の福利厚生例 一般的な福利厚生には、各種保険加入・交通費支給・有給休暇・退職金・産休育休などがあります。 その他に、ホテルでは、社員寮や社員食堂、スキルアップのための講座や資格のサポートなど様々な福利厚生があります。 具体的にどのような福利厚生があるのか、大手日系ホテル15社の例でご紹介していきます。 ①シティホテル・リゾートホテル系5社 *株式会社帝国ホテル(HP)* ・年間休日:129日・介護休業・独身寮・従業員食堂の自営化・リクラゼーション室等完備・全国契約レジャー施設有・語学研修・階層別研修・自己啓発支援等人材育成制度が充実○安心して働き続けられる環境整備や能力向上に取り組んでいます *株式会社ホテルオークラ(HP)* ・年間休日:110日・結婚休暇・介護休暇・社員食堂・食事手当・住宅手当・家族手当・資格手当有・海外短期留学 ○経営運営管理講座、eラーニングなど教育制度が充実 *株式会社ニュー・オータニ(HP)* ・年間休日:107日・独身寮・従業員食堂・カフェ、コンビニ、グループホテル割引利用有 ○海外グループホテルおよび海外営業やグループホテルへの派遣や各種研修制度有 *藤田観光株式会社(HP)* ・年間休日:111日・介護休暇・独身寮・退職金制度・自社施設及びレジャー施設割引有○資格取得奨励制度や通信教育など自己啓発支援が豊富 *リゾートトラスト株式会社(HP)* ・年間休日:120日・寮、社宅制度有・退職金制度・社員食堂・自社施設優待・帰省旅費・住宅手当・時短勤務・介護休暇・カフェテリアプラン・資格取得助成制度・各種研修 ○メンター制度・通信教育などが充実 ②不動産系ホテル5社 *森トラストホテルズ&リゾーツ株式会社(HP)* ・年間休日:107日・社宅完備・グループホテル優待・結婚休暇・時短勤務・配偶者出産休暇・階層別研修 ○介護休暇ワークライフバランスを大切にしている *株式会社三井不動産ホテルマネジメント(HP)* ・年間休日:108日・特別休暇・看護休暇・介護休暇・時短勤務・自社ホテル優待・ライフサポート倶楽部会員制度・接遇研修・コンプライアンス研修・階層別研修プログラム○サポート制度・人財育成が充実 *住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社(HP)*・年間休日:105日・自社施設優待・保養所・借上社宅制度・語学研修・フォローアップ研修・接遇マナー研修○リーダー職女性割合61.3%(2023年4月)産休育休取得率100%等働きやすい環境作りを大切にしている *三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社(HP) ・年間休日:110日・食事手当・家族手当・退職金制度・グループホテル宿泊割引・階層別研修・人権研修・コンプライアンス研修○自己啓発支援制度が充実 *ダイワロイネットホテルズ株式会社(HP)* ・年間休日:110日・退職金有・賞与年2回・通信教育・eラーニング制度・階層別研修・スキルアップ研修・資格免許取得祝金制度○人財育成に積極的に取り組んでいます ③鉄道会社系ホテル5社 *東急ホテルズ&リゾーツ株式会社(HP)* ・年間休日:106日~112日・社員寮・東急グループ共済組合・東急グループ持株会・確定拠出年金制度・資格取得報奨金制度・昇格時研修・ダイバーシティ推進研修・eラーニング・社内大学○連休や男性の育児休業を推奨。自己啓発支援制度も充実 *株式会社相鉄ホテルマネジメント(HP)* ・年間休日:108日・社宅・家賃補助・看護休暇・誕生日休暇・結婚休暇・配偶者出産休暇・自社ホテル割引・資格取得支援・サービス講習会・通信教育受講料補助・語学教室・階層別研修○研修制度が充実。業績に応じた報奨金制度有 *株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(HP)*・年間休日:本社:117日/首都圏:104日・配偶者出産休暇・看護休暇・介護休暇・短時間勤務・リフレッシュ休暇・カムバック制度・お祝い金制度・社員割引制度・階層別、専門職教育制度有 ○ワークライフバランスを支援する制度が充実 *株式会社京王プラザホテル(HP)* ・年間休日:118日・時短勤務・介護休暇・結婚休暇・家族手当・住宅手当・独身寮完備・社員食堂・退職金制度・京王共済組合有による各種給付金や補助金有・社員保養施設や契約旅館・社員割引制度有・資格取得支援制度・部門、職位別研修・英会話講座・ビジネスマナー ○研修制度が充実 *日本ホテル株式会社(HP)* ・年間休日:110日・時短勤務・介護休業・独身寮・退職金制度・住宅手当・家族手当・食事手当・JR東日本持ち株制度・カフェテリア倶楽部・グループホテル割引・資格取得褒賞制度・通信教育 ○自己啓発支援を積極的に行っている ◎ほんの一部にはなりますが、福利厚生の充実している日系ホテルをご紹介させて頂きました。日本の御三家と呼ばれる老舗高級ホテルや、鉄道系・不動産系は経営基盤がしっかりしているため、待遇やキャリアプランが整っている傾向にあります。これからホテル業界で働きたいとい方は是非参考にしてみて下さいね。 まとめ ホテル15社の福利厚生についてご紹介させて頂きました。 ホテル業界といえば、「ハード」「勤務時間がきつい」「休みが取りにくい」といった大変さを感じるイメーもあるかもしれませんが、ご紹介したように福利厚生が整っている企業も多くあります。 長く働く事を考えると福利厚生が充実している事は、非常に大切ですよね。 訪日外国人観光客の急増により、ますますホテルへの需要は高まっていますので人材が非常に必要となっています。 ホテル業界への転職をする時には、企業によってどのような福利厚生があるのかも確認しておきましょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル業界の福利厚生とは?ホテルならではの制度を徹底解説
ホテル業界は、接客が好きな方にとっては大きなやりがいを感じる事ができる仕事です。 一方で、宿泊業であるが故に「夜勤がある」「休みにくい」といったマイナス要素もあります。 そのため、ホテルの仕事をより充実したものにしてくれる福利厚生は大切ですよね。 そこで今回は、ホテル業界の福利厚生についてご紹介していきます。 ・大手ホテル15社の福利厚生例→こちら 目次 1:ホテル業界ならではの福利厚生2:ホテル業界の一般的な福利厚生3:まとめ ホテル業界ならではの福利厚生 ホテルの仕事は、高いサービス力が必要となる事や不規則な勤務があるなどの特徴から、ホテル業界ならではの福利厚生があります。 具体的にはどのような福利厚生があるのか、ご紹介していきます。 ①資格手当 ホテルマンは、マナーや接客などにおいて様々なスキルが必要となります。 また、近年では訪日外国人が増えていますので、語学スキルがあると非常に有利になります。 企業によっては、ホテルで働く際に役立つ資格を持っていると「資格手当」が出るところもあります。 このような制度があると、スキルアップにもなりますし、働く上でもモチベーションのアップに繋がりますよね。 ・資格については→こちら ②社員寮 社員寮とは社員用の住居の事で、一般的には単身者向けを「社員寮・独身寮」、ファミリー向けを「社宅」と呼ぶ事が多くなっています。 都心部のシティホテルやビジネスホテルは少ないのですが、リゾートホテルなど都心部から離れ、通いにくい立地にある場合は社員寮があります。 ③食事手当 勤務時間が長く、不規則になりがちなホテルでは、食事手当や社員食堂がある求人が多くあります。 ホテルでは基本レストランなどが併設されていますので、勤務すると食事を出してくれる企業が多いです。 勤務体系的にも早番・遅番・夜勤などがあり、食事が偏りがちになるので健康管理という面でも嬉しいですよね。 都内のホテルではコンビニや飲食店も多くありますが、観光地やリゾート地では従業員が食べられるお店が少い事も。 一緒に働く仲間と休憩時間を楽しめるのも、大切なコミュニケーションの時間になるでしょう。 ④深夜手当 基本的にどの企業であっても、時間外手当・休日出勤手当・深夜残業手当は法律上で支払う義務があります。 残業代が別途支給されるのか、それとも給与に含まれているのか、深夜手当がつくのか事前にしっかり確認しましょう。 特に、ホテルの職種によっては必ず夜勤や泊まり勤務が発生します。 ☑️深夜労働とは午後10時~午前5時までの深夜時間における労働の事。 25%以上の割増率での賃金の支払いが必要になります。 法定労働時間である1日8時間、または週40時間を超えて労働があった場合も、通常の賃金に対して25%以上の割増率での賃金を支払い義務があります。 更に、深夜時間の午後10〜午前5時まで労働した場合は、深夜手当として25%以上の割増率で賃金を計算します。 よって、時間外残業と夜10時以降の深夜残業をした場合には、時間外手当+深夜手当の合計=50%割増の賃金を支払わなければなりません。 ⑤社員割引 グループ系列のホテルに特別価格で泊まれたり、レストランを安く利用できるといった福利厚生がつく事も多いです。 家族や友人との旅行など、ホテルを少しお得に利用できるのは嬉しいですよね。 ⑥研修・講座・資格取得支援 前述したように、ホテルで働くには、マナーや接遇・ホスピタリティ・語学力など様々なスキルが必要となります。 福利厚生の1つとして、スキルアップのための教育研修や講座を受けさせてくれるホテルもあります。 その他、資格取得費用の補助などをしてくれる事もあります。 ホテル業界の一般的な福利厚生 続いて、ホテルで働く社員の一般的な福利厚生についてお伝えしていきます。 ①各種社会保険 ホテル業界に限らず社員として企業で働く場合、下記のような各種社会保険が控除され、その他に課税対象額から計算された所得税と住民税が天引きされます。 厚生年金や社会保険加入などの社会的保障があり、病気や災害などの事態にも備える事ができます。 ②賞与・昇給 ボーナスは6月と12月の年2回支給されるのが一般的です。 固定給とは違い必ず支給されるというものではありません。 ボーナスについては、他業界と同様、企業によって異なりますので入社前に確認しておきましょう。 また、昇給に関しても、年齢や役職に応じておよそ1年に1回行われます。 外資系のホテルは、実力主義で上がっていく事が多いのですが、日系ホテルの場合は未だに年功序列の事も多くなっています。 一般のホテルマンから、マネージャー・支配人などにキャリアアップすればその分お給与も上がっていきます。 ③退職金制度 退職金とは、「従業員が退職する際に企業から支払われるお金」を指します。 ただし、退職金制度は法的な義務ではありませんので、企業によって退職金制度がなければ退職金を支給する必要はありません。 退職金は、定年退職をする際に受給されるイメージが強いと思いますが、定められた年数勤続をすれば、定年前に退職をしても退職金をもらえる事が殆どです。☑️宿泊業界の退職金制度の導入状況は、下記の通りです。 ・職金制度あり :34.7%・退職金制度なし:65.3%(※参考:東京都産業労働局より) 産業全体の制度導入率が71.5%であるため、宿泊業の退職金制度の導入率は大変低い傾向にあります。 また退職金の受給条件は、最低勤続年数や役職など企業によって異なりますので注意しましょう。 ④有給休暇 ホテルマンの仕事は忙しいので、有給がないというイメージがある方も多いかと思いますが有給休暇はきちんと取れます。 有給休暇とは法律で定められた全労働者に与えられた権利です。 一定期間勤務した労働者に対して、心身の疲労回復と生活の質を保証するために付与される休暇であり、休んでも給料は変わる事なく支払われる制度です。 ホテルの仕事は前述した通り、常に忙しく人出不足が顕著な業界ですので、有給休暇がきちんと取得できるかできないかは企業によって異なるでしょう。 しかし、多くのホテルは仕組みや体制が整っているためきちんと取れている事が多いようです。 ⑤産休育休 産休・育休とは、労働基準法で定められた出産する全ての人が取得できる制度であり、出産や育児のために仕事を休める制度の事を指します。 出産前に休む期間=産前休暇と、出産後体を休める為に休む期間=産後休暇があります。 育休は、子供を育てる為に仕事を休める期間となっており男女共に取得する事ができます。 まとめ ホテル業界の福利厚生についてご紹介させて頂きました。 ホテル業界といえば、「ハード」「休みが取りにくい」といった大変さを感じるイメーもあるかもしれませんが、ホテルならではの待遇があり、しっかりしている企業が多いのです。 長く働く事を考えると福利厚生が充実している事は、非常に大切ですよね。 ホテル業界への転職をする時には、企業によってどのような福利厚生があるのかも確認しておきましょう。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルマンの平均年収・月収は?給料の上げ方6選をご紹介
今回は、ホテル業界の平均的な月収・年収や給料の上げ方についてお伝えします。 目次 1:ホテルマンの給料2:ホテルマンの給料の上げ方6選3:まとめ ホテルマンの給料 ホテルで働く人の給料は、他の業界と比べて若干低い傾向にあります。 役職や職種よっても多少変わってきますが、ここでは一般的なホテルマンの平均月収や年収をお伝えしていきます。 ホテルマンの平均月収 宿泊・飲食サービス業の平均月収は、25万9千円となっており、全産業(15産業)の中で最低水準となっています。 (※参考:厚生労働省令和5年賃金構造基本統計調査より) ホテルマンの平均年収 ホテルのグレードや地域・能力によって多少の差はありますが、一般的なホテルマンの平均年収は、300万円〜360万程度。 部門長である支配人・副支配人・マネージャーなどの管理職の平均年収額は、400〜600万円が相場とされています。 また、高級ホテルや外資系ホテル、総支配人クラスになると年収が1,000万円を超える人もいます。 どの業界にも言える事ですが、役職が上がり管理職につくと責任も大きくなりますので、役職手当がつきその分お給与もアップしていきます。 管理職に就くためには、様々な部署で経験を積みスキルアップしていく事が必要となります。 大手ホテル企業の給与例 続いて、国内の大手ホテルの求人の中途採用の月収例を確認してみましょう。 ※宿泊部の給与例を参考 ①株式会社帝国ホテル 月給(正社員)196,460円〜(4大卒)183,400円〜(短期・専門卒)*昇給年1回・賞与年2回 参照:『帝国ホテル』公式サイト ②株式会社ホテルオークラ東京 月給(契約社員)206,650円~*昇給年1回・賞与年2回参照:『ホテルオークラ東京』公式サイト ③株式会社ニュー・オータニ 月給(契約社員)220,000円~*給与改定年1回・賞与年2回参照:『ホテルニューオータニ』公式サイト (※2024年9月現在) ホテルマンの給料の上げ方6選 続いて、ホテルマンが給料を上げていく方法を6つご紹介していきます。 ①自身のスキルアップ ホテルマンとして、自身の市場価値を上げる事で給料を上げていく事ができます。 ホテルのキャリアアップには、スペシャリストとゼネラリストの2つがあります。 スペシャリストは専門職、ゼネラリストは総合職とイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。 どちらのコースを選ぶかは、所属するホテルのキャリアパスによっても異なりますし、自分自身がどのようなキャリアを描きたいかでも変わってきます。 スペシャリストとしてその道を極め給料を上げていく事も可能ですし、ゼネラリストとして、支配人・副支配人・マネージャーといった管理職にキャリアップしていく事で収入が上がります。 どちらにしても自身のスキルをつけキャリアアップしていく事が求められます。 ②同じホテルで長く働き役職に就く 前述したように、ホテルのキャリアプランには、スペシャリストとゼネラリストの2つがあります。 当然ながら役職につけば、責任が大きくなる分手当もつきますのでお給料は上がっていきます。 ゼネラリストとして管理職を目指す場合には、様々な部署で経験を積み自身のスキルアップを目指す事になりますので、まずは同じホテルで長く働く事が重要です。 入社した企業にもよりますが、期間の目安としては、新卒で入社して5年以上、大体6.7年目になると中間管理職の役職に就く事ができるようになります。 1つの企業で長く働きスキルをつける事で、役職に就く事ができるので、まずは1社でしっかり経験を積むというのもおすすめです。 ただし、大手企業でなかったり、上が詰まっているなどでキャリアアップがスムーズにいかないケースもありますので、早い段階で分かっているようであれば、他社を検討するのもありです。 ③年収の高い他社へ転職する 給料アップを狙うのであれば転職という手段もあります。 ホテルマンの給料は、その企業の事業内容や規模によっても大きく変わります。 一般的なビジネスホテルであれば、年齢を重ねても手取り20〜25万というケースも。 一方で、大手ホテルに勤めてキャリアを順調に積んでいけば、早い段階で貯金が十分にできる位お給料をもらえるという可能性もあります。 また、日本には年功序列の制度が根強く残っている企業が多いため、役職に就かないと年収が上がりにくい傾向にあります。 しかし、海外には年功序列という考え方はなく、勤続年数に関わらず、労働の種類と量に基づいて賃金を支払うという「同一労働同一賃金」が基本。 新人であろうとベテランであろうと、高い成果を出せばそれに応じた高い給与が支払われます。 そのため、会社にとって利益を出せない存在だとみなされると、降格させられたりリストラされる事もありえますし、日系企業に比べ、外資系企業は成果主義・実力主義で競争が激しいので自分個人のスキルアップも必須です。 外資系ホテルはラグジュアリーホテルが殆どで、高価格帯のサービス提供をしている事から、語学力はもちろんの事、お客様から要求されるサービスレベルや責任も当然高くなります。 求められる仕事のレベルが高ければ高いほど給与水準も高くなっていくので、日系ホテルに比べ年収も高くなる傾向にあります。 ④ホテル関連の資格を取得する ホテルマンになるために必須の資格はありませんが、ホテル関連の資格を取得していると、転職活動や実際に業務に就いた際に役立ちます。 特に管理職になると様々な知識も必要になりますし、企業によっては資格手当が出るなど収入アップにつながる可能性もあります。 ・ホテルの資格については→こちら ⑤ホテル専門の転職エージェントを利用する ホテル業界に特化した転職エージェントを使うと多くのメリットがあります。 給料面のご相談はもちろんの事、ホテル業界の最新の情報が入ってきやすく、より詳しく業界についての情報をお伝えする事ができるからです。 また、企業とのパイプが太い為、非公開求人や独占求人、最新求人が入ってきやすい点等があげられます。 ◎ホテル業界に特化している為、ノウハウが蓄積されており転職をしっかりサポートできます! まとめ ホテルマンの給料の上げ方について解説しました。 宿泊業界の給料は、他の職種に比べて低いものの、長く勤務して役職についたり、外資系のホテルや大手日系ホテルに就職すると、比較的平均以上の年収をもらえる仕事です。 詳しい給料面に関しては、前の記事を参考にしてみて下さいね。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテルマンの給料はいくら?平均年収・月収・手当を徹底解説
サービス業界の最高峰とも言われているホテルのお仕事。 憧れる方も多い業界ですが、就職したものの、「年収が下がった」「思っていた収入と違った」というケースもなくはありません。 そこで今回は、ホテル業界の給料事情についてお伝えします。 目次 1:ホテルマンの給料2:ホテルマンの各種手当・待遇3:まとめ ホテルマンの給料 ホテルで働く人の給料は、役職や職種よっても多少変わってきますが、ここでは一般的なホテルマンの平均年収・平均月収をお伝えしていきます。 ホテルマンの平均月収 ホテルマン(宿泊業)の給料は、他の業界と比較すると若干年収が低い傾向にあります。 宿泊・飲食サービス業の平均月収は、25万9千円となっており、全産業(15産業)の中で最低水準となっています。 (※参考:厚生労働省令和5年賃金構造基本統計調査より) ホテルマンの平均年収 ホテルのグレードや地域、学歴によって多少の差はありますが、一般的なホテルマンの平均年収は、300万円〜360万程度です。 部門長である支配人・副支配人・マネージャーなどの管理職の平均年収額は、400〜600万円が相場とされています。 また、高級ホテルや外資系ホテル、また総支配人クラスになると年収が1,000万円を超える人もいます。 どの業界にも言える事ですが、役職が上がり管理職につくと責任も大きくなりますので、役職手当がつきその分お給与もアップしていきます。 管理職に就くためには、様々な部署で経験を積みスキルアップしていく事が必要となります。 ☑️参考:日本の平均年収全体:458万円男性:563万円女性:314万円 (※国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査より) ホテルマンの手取り金額 ホテル業界に限らず、社員として企業で働く場合、額面のお給与から保険料や税金が控除されますので、およその手取り金額は20〜23万円位になるでしょう。 ホテルマンの初任給 ホテルの仕事はやりがいが大きいイメージがある一方で、給料面に不安を抱いているという新卒の方は少なくありません。 ホテル業界は、様々な方が新卒で入社するため学歴によって金額が多少異なります。 *学歴別初任給* 高卒 :20万7千円〜短大卒:21万5千円〜専門卒:21万3千円〜4大卒 :22万円〜(※参考:令和5年・東京都産業労働局より)* ☑️参考:日本の新規学卒者の初任給 高校卒:18万3千3百円〜専門卒:20万円〜短大卒:20万円〜4大卒 :21万2千5百円〜 (参照:厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査結果) ◎日本の学歴別の平均初任給と比べると、宿泊業界の初任給は若干高い傾向にあります。ただし、どの業界においても言える事ですが、新卒者の給料というのは高いものではありません。3年・5年と長く働き、スキルやキャリアをつけていく事で、給料を上げていく事ができますので、自分のキャリアプランと照らし合わせながら仕事について考える事が大切です。 ホテルマンの各種手当・待遇 続いて、ボーナスや昇給など、待遇や福利厚生についてお伝えしていきます。 賞与 ボーナスは6月と12月の年2回支給されるのが一般的です。 一般企業のように全員一律で年に1〜2回支給がある企業もあれば、経営状況によってボーナスを支給しない企業もあります。 企業の規模や財務状況により支給額は異なりますが、月給3ヶ月分と考えれば年間約70〜80万円の支給となります。 ボーナスについては、他業界と同様、企業によって異なる状況と言えますので入社前に確認しておきましょう。 昇給・昇格 他業界と同様ずっと同じお給料という事は少なく、年齢や役職に応じて大体1年に1回昇給していきます。 外資系のホテルであれば、実力主義で上がっていく事が多いのですが、日系ホテルの場合は未だに年功序列の事も多くなっています。 一般のホテルマンから、マネージャー・支配人などにキャリアアップすればその分お給与も上がっていきます。 残業手当・その他各種手当 ホテル業界の仕事は、繁忙期と閑散期があり、閑散期は比較的業務が少ないので調整しながら勤務している企業もあるようです。 基本的にどの企業であっても、時間外手当・休日出勤手当・深夜残業手当は法律上で支払う義務があります。 残業代が別途支給されるのか、それとも給与に含まれているのか事前にしっかり確認しましょう。 特に、ホテルの職種によっては必ず夜勤や泊まり勤務が発生します。 その場合、深夜手当や休みがつきますので必ず確認しましょう。 企業によって内容が違いますので企業を受ける際に調べておくと良いですね◎ 資格手当 ホテルマンは様々なスキルが必要となります。 近年では訪日外国人が増えていますので、語学スキルがあると有利になります。 企業によっては、ホテルで働く際に役立つ資格を持っていると資格手当が出るところもあります。 チップを頂ける事も お客様からチップを頂ける事が稀にあります。 海外のホテルでは、支払われる事が当然となっている地域もありますが、日本の場合はホテルやレストランの料金に、サービス料が含まれている事が多いため必要ありません。 宿泊費用の1~2割程度の金額を紙幣でというのが一般的となっています。 日本のホテルでは少ないですが、チップがもらえる職業は限られていますので、ホテルマンの仕事の魅力の1つかもしれませんね。 まとめ 今回は、ホテルマンの給料について解説してきました。 宿泊業界の給料は、他の職種に比べて低いものの、長く勤務して役職についたり、外資系のホテルや大手日系ホテルに就職すると、比較的平均以上の年収をもらえる仕事です。 次の記事では、年収の上げ方についても解説していますので、是非参考にしてみて下さいね。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル新々御三家のSDGs取り組み事例|マンダリンオリエンタル東京、ザ・リッツ・カールトン東京、ザ・ペニンシュラ東京
近年色々なシーンで聞かれる事が多いSDGsという言葉。 旅行先のホテルを選ぶ際に、「環境に配慮しているかどうか」で判断するという人も増えてきています。 ホテルでは、プラスチック製のアメニティ・電力や空調・大量の水・食品ロスなどあらゆるシーンで膨大な地球資源を使用しているため、SDGsに取り組む事によって社会的責任を果たす事が求められています。 そこで今回は、日本を代表する「ホテル新々御三家」3社のSDGsへの取り組みをご紹介していきます。 *ホテルが取り組めるSDGs→こちら*ホテルがSDGsに取り組むメリット→こちら*ホテル御三家の取り組み→こちら*ホテル新御三家の取り組み→こちら 目次 1:SDGsとは・17のゴール2:ホテル新々御三家・3社の取り組み事例3:まとめ SDGsとは・17のゴール SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。 現在問題となっている「貧困・格差・環境問題」などを改善し、持続可能な世界・よりよい社会の実現を目指すために、国際社会共通の目標を掲げたものです。 2030年までの達成を目指して、17のゴールと169のターゲットから構成されています。 現在様々な業界で取り組みが行われていますが、ホテル業界においてもSDGsへの対応が求められています。 2015年9月に開催された国連サミットにおいて決議された、SDGs=持続可能でよりよい社会の実現を目指す国際社会共通の目標は以下の17つになります。 出典:持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割 *SDGs・17のゴール* 1 :貧困をなくそう2 :飢餓をゼロに3 :すべての人に健康と福祉を4 :質の高い教育をみんなに5 :ジェンダー平等を実現しよう6 :安全な水とトイレを世界中に7 :エネルギーをみんなにそしてクリーンに8 :働きがいも経済成長も9 :産業と技術革新の基盤を作ろう10:人や国の不平等をなくそう11:住み続けられるまちづくりを12:つくる責任つかう責任13:気候変動に具体的な対策を14:海の豊かさを守ろう15:陸の豊かさも守ろう16:平和と公正をすべての人に17:パートナーシップで目標を達成しよう ホテル新々御三家3社の取り組み事例 日本国内の各ホテルで様々な他取り組みが行われていますが、ここでは日本の「御三家」と呼ばれる3社のホテルのSDGsの取り組みを、一部ご紹介していきます。 ①マンダリンオリエンタルホテル東京 *サステナブルに配慮した製品の導入* サステナブルに配慮しながら最高のテイストをかなえるプレミアムウォーター「ノルダック」を、国内ホテルで初めて導入。 また、スイートルームを除く全客室には、100%リサイクル素材のパッケージを用いたバスアメニティ、スペインのスパブランド「ナチュラビセ」を採用。 *環境に配慮した食品の使用* ホテル内のレストランで提供する食品にいては、生産過程にも配慮しており、強制労働や児童労働が行われていない事が確認されているものを購入。 食材においても、動物性肥料や化学合成農薬を使用していない自然栽培の野菜を使用。 魚介類についても、水産資源や環境に配慮し適切に管理されたMSC認証や、環境と社会への影響を最小限に抑えたASC認証を取得した魚介類を使用しています。 *使い捨てプラスチック製品の廃止* ※マンダリンオリエンタルホテルグループの環境保全活動の一環として、館内で使用する使い捨てプラスチックの削減に取り組んでいます。 客室やスパ・レストラン・バー、およびオフィス・キッチン・裏方など、ゲストが目にする事のないエリアにおいて使い捨てプラスチック製品の廃止活動を実施。 参照:HP ②ザ・リッツ・カールトン東京 *インパクト2030の初の設立パートナーとなる「インパクト2030」とは、国連やその他のグローバルな関係者と提携し、国連の持続可能な開発目標 (SDGs) 達成を促進するための企業のボランティア活動をとりまとめる民間主導の取り組みです。 社内スタッフを総動員し、ボランティアも加えて、子供たちのウェルビーイング・飢餓と貧困救済・環境に対する責任などの分野において尽力しています。 *就業支援の取り組み* 主要な非営利団体と提携し、若年者や多様な国籍・人種の人、女性、障がい者、難民の方々を中心に、サプライチェーンを含む就業準備のサポートや就業機会の提供に取り組んでいます。 *フードロスへの取り組み* 2021年8月に食物廃棄ゼロを目指す「シェフズテーブル by Katsuhito Inoue」をザ・リッツ・カールトン京都にオープン。 食物廃棄ゼロの観点から、余剰野菜や通常市場に出回らない魚なども利用。 また、発酵食品などを取り入れ、健康的で栄養バランスの良い食事を提供しています。 参照:HP ③ザ・ペニンシュラ東京 *日本初のアースチェック認証取得* 「持続可能なラグジュアリー」をCSRテーマに掲げるザ・ペニンシュラホテルズ。 ザ・ペニンシュラ東京でも2007年の開業と同じ年に、CSRコミッティーを立ち上げました。 2013年に最初のサステナブルラグジュアリー戦略を立ち上げて以来、目標の90%以上を達成。 2014年からは経済・社会・環境面で約50の目標を掲げた「Sustainable Luxury Vision 2020」をグループ全体で展開。 2020年に、日本で初めて観光業における環境管理認証機関アースチェック(サステナブル認証の1つ)のゴールド認証を取得しました。 *環境問題への取り組み* 館内の照明(一部はお客様に見えるところ)・バックオフィスの照明をLEDに変更。 2025 年までにグループ全体で、使い捨てプラスチックの完全廃止を目指しています。 99.9% 石油プラスチックを含まないバスアメニティラインを導入。 45% がリサイクル アルミニウムのパッケージを使用しています。 温室効果ガス排出量やエネルギー効率・省エネ・厨房の排水を処理し従業員用トイレの洗浄水として再利用・生ごみの肥料化・冷却塔の全てに薬注処理設備の実装など積極的に環境問題へ取り組んでいます。 また、海洋生物多様性保護の観点からフカヒレの使用禁止を決定。 業界全体での採用につながりました。 *人材育成・職場環境への取り組み* グループ全体で多様な従業員をサポートするために、数多くのプログラムを実施。 定期的な従業員の感情調査の実施や、エンゲージメント(企業に対する愛着や信頼)・回復力・エンパワーメント(個人が元々持っている能力を十分に引き出せる環境があるか)・福利厚生などを評価し、人材保持と戦略を推進しています。 e-ラーニング コンテンツによる継続的なトレーニングと教育も実施。 参照:HP まとめ 各ホテルでSDGsの取り組みが行われていますが、今回は3社の一部をご紹介させて頂きました。 今までのホテル業界では、衛生面などの配慮もあり、歯ブラシやヘアケア商品など多くのアメニティが使い捨てのプラスチック製品を使用していました。 また、前述したように、電力や空調、浴室・トイレ・清掃・洗濯などでの大量の水の使用、食品ロスなどあらゆるシーンで膨大な地球資源を使用しています。 そのため、ホテルなどの宿泊施設経営企業がSDGsの実現に向けて積極的に取り組む事は、17の目標を達成する上で非常に重要といえます。 持続可能な世界を実現する動きは、世界のトレンドでもあり近年加速しています。 ホテルのブランドイメージ向上の要素としてもSDGsへの取り組みは重要な要素の一つになっていますし、様々な方向からSDGsの実践をする事はそれほど難しい事ではありません。各ホテルのSDGsへの取り組みは他のホテルとの差別化に繋がりますし、企業経営の責任の1つとして積極的に取り組んでいるホテルも多くあります。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。
ホテル新御三家のSDGs取り組み事例|パークハイアット東京・ホテル椿山荘東京・ウェスティンホテル東京
近年色々なシーンで聞かれる事が多いSDGsという言葉。旅行先のホテルを選ぶ際に、「環境に配慮しているかどうか」で判断するという人も増えてきています。ホテルでは、プラスチック製のアメニティ・電力や空調・大量の水・食品ロスなどあらゆるシーンで膨大な地球資源を使用しているため、SDGsに取り組む事によって社会的責任を果たす事が求められています。そこで今回は、日本を代表する「ホテル新御三家」3社のSDGsへの取り組みをご紹介していきます。 *ホテルが取り組めるSDGs→こちら*ホテルがSDGsに取り組むメリット→こちら*ホテル御三家の取り組み→こちら*ホテル新々御三家の取り組み→こちら 目次 1:SDGsとは・17のゴール2:ホテル新御三家・3社の取り組み事例3:まとめ SDGsとは・17のゴール SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。 現在問題となっている「貧困・格差・環境問題」などを改善し、持続可能な世界・よりよい社会の実現を目指すために、国際社会共通の目標を掲げたものです。 2030年までの達成を目指して、17のゴールと169のターゲットから構成されています。 現在様々な業界で取り組みが行われていますが、ホテル業界においてもSDGsへの対応が求められています。 2015年9月に開催された国連サミットにおいて決議された、SDGs=持続可能でよりよい社会の実現を目指す国際社会共通の目標は以下の17つになります。 出典:持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割 *SDGs・17のゴール* 1 :貧困をなくそう2 :飢餓をゼロに3 :すべての人に健康と福祉を4 :質の高い教育をみんなに5 :ジェンダー平等を実現しよう6 :安全な水とトイレを世界中に7 :エネルギーをみんなにそしてクリーンに8 :働きがいも経済成長も9 :産業と技術革新の基盤を作ろう10:人や国の不平等をなくそう11:住み続けられるまちづくりを12:つくる責任つかう責任13:気候変動に具体的な対策を14:海の豊かさを守ろう15:陸の豊かさも守ろう16:平和と公正をすべての人に17:パートナーシップで目標を達成しよう ホテル新御三家・3社の取り組み事例 日本国内の各ホテルで様々な他取り組みが行われていますが、ここでは日本の「御三家」と呼ばれる3社のホテルのSDGsの取り組みを、一部ご紹介していきます。 ①パークハイアット東京 *フードロスの削減* リサイクルや堆肥化といった廃棄物の転換利用を促進。 食品廃棄物および使い捨て製品の削減には特に重点を置いて取り組んでいます。 *お客様と共に環境保護への取り組みを実施* バスアメニティの大型ボトルへの移行による使い捨てプラスチックの削減、ウオーターステーション設置によるペットボトルの削減、紙ストローへの変更、デジタルキーを導入によるプラスチック製カードキーの低減、電気自動車の充電ステーション設置などを実施。 お客様と一緒に持続可能性へ取り組んでいます。 *水資源保護の強化* 新築や改装・改築プロジェクトの際には、ホテルオーナー及び開発企業に、ハイアットの「グローバル技術規格」を通じて、地域の水事情を考慮した水効率の良い設計を採用するよう協力をお願いしています。 また、照明や水回りの設備の改修、老朽化した冷暖房設備・キッチン・ランドリー設備の改修、代替水源の使用や水のリサイクルなど水の管理を行うために積極的なアプローチをしています。 参照:HP ②ホテル椿山荘東京 *プラスチック製品・紙製品の使用削減* ホテルで使用しているストロー全ての紙製または生分解性ストローへの切り替え・客室のアメニティのプラスチック廃止・基礎化粧アメニティの容器の、瓶・紙包装紙への切り替え・テイクアウト商品につけるカトラリーを、木の素材(一部を除く)に変更し、プラスチック製品の使用削減を積極的に行なっています。 紙のチラシやアンケートも大幅に削減し、デジタル化の推進も行なっています。 また、連泊の際などに、客室清掃不要カード・ベッドリネン交換不要カードを客室にご用意し、お客様と一緒に環境保護活動を推進しています。 *環境保全の活動の実施* 庭園に湧き出る地下水や近くを流れる川の水を生かした環境整備を行い、毎年蛍鑑賞・植樹式の開催を行うと共に、お子さま向けの勉強会を開催。 環境に関する取り組みを通じて、環境保全の大切さを伝え、持続可能な社会の実現に努めています。*多様な価値観・個性に対応* ご家族や介助者の方とお部屋の行き来ができるコネクティングルーム・車いすでも不自由なく移動できるスペースの確保や、手すりの配置など、誰でも安心してホテルで滞在できるユニバーサルデザインの客室を完備。 また、ホテル館内・庭園の2/3エリアも、車椅子でも散策可能なバリアフリーとなっていますので、ベビーカーのお子様からご年配のお客様まで楽しくホテルで過ごす事ができます。 多機能トイレ・ジェンダーフリートイレの増設も行われ、多様な個性を尊重できる社会の実現への取り組みが行われています。 参照:HP ③ウェスティンホテル東京 *イベントの開催* GLOBAL GOALS WEEKに合わせて、ホテルの周辺を走りながらクリーンアップを行うプロギングイベント『HAPPY EARTH FESTA 2023|GLOBAL GOALS WEEK runWESTIN “Plogging & Breakfast”』を開催。 国連総会の会期に合わせて開催される日本最大級のSDGs推進イベント『HAPPY EARTH FESTA 2023』の一環として、ホテルで定期的に開催しているランニングイベント「runWESTIN」にクリーンアップの要素をかけ合わせた、ゴミ拾いをしながらジョギングを行うアクティビティー「プロギング」のイベントとなっています。 参加者には、ウェスティンオリジナルアルミボトル・エコ軍手をプレゼント。*ウェルビーイングに寄り添った店舗の運営* ホテル内にあるインターナショナルレストラン「ザ・テラス」。 お客様一人一人のウェルビーイングに寄り添った食事を提供しています。 食の多様性に考慮し、ブッフェスペースには、約100種類のメニューを用意し、サステナブルな素材を用いた料理なども提供。 全てのお客様に満足頂けるメニューを取り揃えています。*ジェンダーの平等を尊重* 2024年3月1日〜3月31日にかけて、ジェンダーの平等を尊重し、誰もが輝ける社会づくりと持続可能な未来に向けてサポートする事を目的に、イベントを開催。 国連が制定する3月8日の「国際女性デー」に合わせて「国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2024」(主催:HAPPY WOMAN実行委員会)を全国で行います。 いきいきと輝く女性を応援する気持ちを込めて、「HAPPY YELLOW」を随所に使用し、期間限定の特別メニューやドリンクを始め、スパトリートメントの販売やミモザのフラワーアレンジメントを習うチャリティーワークショップなどを全館で実施。 ジェンダーの平等と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に行なっています。 参照:HP まとめ 各ホテルでSDGsの取り組みが行われていますが、今回は3社の一部をご紹介させて頂きました。 今までのホテル業界では、衛生面などの配慮もあり、歯ブラシやヘアケア商品など多くのアメニティが使い捨てのプラスチック製品を使用していました。 また、前述したように、電力や空調、浴室・トイレ・清掃・洗濯などでの大量の水の使用、食品ロスなどあらゆるシーンで膨大な地球資源を使用しています。 そのため、ホテルなどの宿泊施設経営企業がSDGsの実現に向けて積極的に取り組む事は、17の目標を達成する上で非常に重要といえます。 持続可能な世界を実現する動きは、世界のトレンドでもあり近年加速しています。 ホテルのブランドイメージ向上の要素としてもSDGsへの取り組みは重要な要素の一つになっていますし、様々な方向からSDGsの実践をする事はそれほど難しい事ではありません。各ホテルのSDGsへの取り組みは他のホテルとの差別化に繋がりますし、企業経営の責任の1つとして積極的に取り組んでいるホテルも多くあります。 * ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。