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シティホテルとは?特徴や働く魅力|ビジネスホテル・リゾートホテルとの違いも解説

  ホテル業界へ転職する際に、どんなホテルを選べば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。 日本のホテルは大きく「シティホテル」「ビジネスホテル」「リゾートホテル」に分類され、それぞれ役割や働き方、求められるスキルが異なります。 中でもシティホテルは、宿泊・レストラン・宴会・婚礼など幅広い利用目的に対応する総合型ホテルであり、サービス力を高めたい方にとって魅力的な環境です。 本記事では、シティホテルの特徴や他業態との違い、転職先としての魅力ややりがいについて分かりやすくご紹介していきます。   ★リゾートホテルについては下記にまとめてありますので、是非参考にしてみて下さい。   *関連コラム* ・リゾートホテルとは?特徴や働く魅力|シティホテル・ビジネスホテルとの違いも解説     目次 1:シティホテルとは 2:シティホテルのランク・種類・値段3:シティホテルの特徴6つ4:代表的なシティホテル9社5:ビジネスホテル・リゾートホテルとの違い6:シティホテルで働く魅力7:まとめ         シティホテルとは        ☑️シティホテルとは 明確な定義はありませんが、下記のような特徴があります。 ①都市部に立地②公共機関へのアクセスが良い③宿泊・料飲・宴会などの3つの機能が基本③設備が充実(スパ・フィットネス・ショップ等)④サービスが充実(コンシェルジュ・バトラー等)⑤価格帯や客室のタイプの種類が豊富⑥宿泊料金はやや高め(1万円〜数万円)   シティホテルとは、主に都市部に立地し、公共交通機関へのアクセスに優れ、主要駅や空港から近い場所に位置している大型ホテルを指します。 宿泊(客室)・飲食(飲食店)・集う(宴会場)の3つを兼ね備えており、日本を代表する有名ホテルが多く含まれています。 ホテル業界の「御三家」と呼ばれる帝国ホテル東京、The Okura Tokyo、ホテルニューオータニ東京などもシティホテルに分類され、中でも帝国ホテルは日本のシティホテルの原型といわれています。 シティホテルの大きな魅力は、高級感あふれる外観や内装、そして質の高いサービス体制。 広々としたエントランスやフロントが設けられ、コンシェルジュやバトラーが常駐するなど、きめ細やかなおもてなしが提供されています。 宴会場では結婚式だけでなく、企業の会議やパーティーなども開催され、多様なニーズに対応。 さらに、ショッピングアーケードやジム、フィットネス、スパ、エステなどを併設するホテルもあり、滞在そのものを楽しめる充実した設備環境が整っています。 都市のランドマーク的存在となっているホテルも多く、宿泊料金は比較的高めに設定されています。     シティホテルのランク・種類・値段    シティホテルは同じブランド・同じ建物内でも、グレードや客室タイプによって価格帯やサービス内容が大きく異なります。 ここではホテル全体のランク感と宿泊料金の目安、さらに客室の種類や特徴について分かりやすく解説します。     ①グレード ・値段             シティホテルは一括りにされがちですが、実際にはホテルごとにグレードが分かれており、提供されるサービスや料金帯も大きく異なります。 一般的に最高級ラグジュアリーホテルから、中間層、さらに一部エコノミー寄りまで幅広いランクが存在します。 グレードが高くなるほど、立地・建物の格式・客室の広さ・接客サービス・付帯施設の充実度が高まり、宿泊料金も上昇します。 ラグジュアリークラスでは1泊数万円〜10万円以上になる事も珍しくありません。一方で中間グレードであれば、比較的利用しやすい価格帯でありながら、シティホテルならではの設備やサービスを体験できます。 転職先として見る際も、ホテルのグレードによって求められる接客レベルやキャリア環境が変わる点を理解しておく事が大切です。     【ホテルのグレード・ランク】※赤:シティホテル※シティホテルは、最高級〜中間のグレードになります。 グレード 客単価 ホテル例 ラグジュアリーアップスケール(最高級・高級ホテル) 3-5万円以上 帝国ホテル東京The Okura Tokyoホテルニューオータニ東京椿山荘東京ザ・ペニンシュラホテル東京パークハイアット東京ザ・プリンスエクセルホテル東急 ミッドプライス(中間級ホテル) 2万円台 京王プラザホテル東急ホテルプリンスホテルワシントンホテル エコノミー(廉価ホテル) 1万円台   バジェット(格安ホテル) 1万円以下          ②部屋のランク・種類               客室は主にエコノミー、スタンダード、スーペリア、デラックス、ラグジュアリーに分類され、同じホテル内でも広さ・階数・眺望・内装によって細かくグレードが分かれます。 スタンダードは基本的な客室位置づけで、快適に滞在できる設備を備えた標準タイプ。 一方、最上級に位置づけられるのがラグジュアリーに分類されるスイートルームです。 ベッドルームとリビングルームを備えた広々とした造りで、高級家具やアメニティ、ジャグジー、眺望の良い高層階など非日常を味わえる空間が魅力。 ルームサービスやウェルカムドリンクも充実しており、贅沢な時間を過ごせます。 ホテルがブランド価値を象徴する客室として力を入れている事も多く、1泊10万円前後になるケースもあります。        シティホテルの6つの特徴      シティホテルは宿泊だけでなく、接客・料飲・宴会・婚礼など多彩なサービスを提供する総合型ホテルです。 その分、働く環境や身につくスキル、関われるお客様層にも特徴があります。 ここでは転職先として見た際に知っておきたい、シティホテルならではの代表的な魅力を6つご紹介します。       ①アクセス抜群の立地環境             シティホテルの大きな魅力の一つが、都市部や主要ビジネスエリア、観光地に立地している点です。 主要駅や空港からのアクセスが良く、新幹線・地下鉄・空港リムジンバスなど交通手段も豊富なため、国内外を問わず多くのお客様が利用しやすい環境が整っています。 特に訪日外国人観光客にとっては移動のしやすさが重要視されるため、稼働率の安定にも繋がります。 また結婚式や宴会利用の際も、遠方ゲストが来館しやすいといったメリットも。 働く側にとっても通勤利便性が高く、仕事後の買い物やプライベート時間を充実させやすい点も都市型ホテルならではの魅力といえるでしょう。       ②一流のおもてなしが身につく体制    シティホテルは高価格帯のラグジュアリーホテルも多く、求められるサービスレベルも非常に高水準です。 ドアマンによるお出迎え、ベルスタッフの手荷物サポート、コンシェルジュの滞在サポート、バトラーによる専属対応など、各分野のプロフェッショナルが連携しながらお客様をもてなします。 さらにルームサービスやランドリー、ハウスキーピングなど24時間体制のサポートも充実。 安心して快適に過ごしていただくための仕組みが整っています。 転職者にとっては、こうした環境で働く事により、ワンランク上の接客力やホスピタリティを実践的に身につけられる点が大きな成長機会となります。       ③充実した設備                   シティホテルは客室だけでなく、館内設備の充実度も大きな特徴です。 レストランやバー、スパ、フィットネス、ショップなど滞在を楽しむための施設はもちろん、ビジネスセンターや会議室を備えているホテルも多くあります。 インターネット環境、デスク、コピー・FAXなどが整っているため、出張利用にも最適です。 宿泊・仕事・食事・リラクゼーション・買い物までを館内で完結できる利便性はシティホテルならでは。 多様な施設運営に関われるため、接客以外の知識や運営視点を学べる環境が整っている点は大きな魅力です。        ④料飲サービスの幅広さ          大規模なシティホテルでは、複数のレストランやバーが併設されているのが一般的です。 メインダイニング、専門レストラン、ビュッフェ、カフェラウンジ、バーなど業態は多岐にわたり、イタリアン・中華・和食・寿司・鉄板焼きなど世界各国の料理を提供しています。 近年は訪日外国人の増加に伴い、1つのホテル内で多国籍な食体験を提供するケースも増加。 ミシュラン掲載店や有名シェフ監修レストラン、SDGsを意識した店舗など、ホテルブランドを象徴する存在にもなっています。 婚礼・宴会メニューの幅が広がる点もホテル運営における強みです。   <ホテル内の主な料飲施設🍴> ・メインダイニングルーム・レストラン・バイキングレストラン・カフェ(ラウンジ)・バー   *例*【帝国ホテル】 東京内のフランス料理「レ セゾン」および日本料理「帝国ホテル寅黒」が、 「ミシュランガイド東京 2023」において一つ星に選出されており、 ホテル内での飲部門においても顧客満足度の向上を目指しています。 【ホテルニューオータニ】 日本料理・中華料理・フランス料理・エスニック料理・鉄板焼き・カフェなど38店舗の豊富な飲食店が揃っており、世界中の料理を扱っています。また、和・洋・中全ての料理をビュッフェスタイルで楽しむ事ができる360度回転展望レストランも。70分かけて1周するため、東京の色々な景色や夜景を楽しめます。        ⑤都市ならではの景観・ロケーション     シティホテルの多くは都心の一等地やウォーターフロント、高層ビル上層階など、眺望に優れたロケーションに建てられています。 客室からのシティビュー、レストランからのパノラマ夜景、バーラウンジからのライトアップされた街並みなど、景観そのものが付加価値となっています。 記念日利用やプロポーズ、結婚式、会食など“特別な時間”を演出する重要な要素でもあります。       ⑥万全のセキュリティー体制          都市部に立地し国内外のVIPや著名人が利用する事も多いシティホテルでは、セキュリティ体制も非常に強化されています。 24時間警備、防犯カメラ、カードキーによる入退室管理、オートロック、防音設計など、安全面への配慮が徹底されているという特徴があります。 またプライバシー保護の観点から、顧客情報管理やフロアセキュリティも厳重。 安心して滞在できる環境は顧客満足度に直結する重要要素です。 安全管理や危機対応の知識を学べるため、ホテルマンとしての総合力を高められる点が魅力といえます。     ビジネス・リゾートホテルとの違い    シティホテルは、同じ宿泊業界でもビジネスホテルやリゾートホテルとは役割や機能が大きく異なります。 ここでは「利用目的」「立地」「サービス内容」などの違いに着目し、それぞれの特徴や働き方の違いを分かりやすく整理していきます     ①ビジネスホテルとの違い         シティホテルとビジネスホテルの大きな違いは、「利用目的」と「サービスの幅」にあります。 ビジネスホテルは出張などの短期滞在を想定し、宿泊機能に特化しているのが特徴。 一方、シティホテルは宿泊に加え、レストラン・宴会・婚礼・会議など多目的に利用される総合型ホテルです。 接客面でも、ビジネスホテルは効率性やスピードが重視されるのに対し、シティホテルでは丁寧で上質なサービスが求められます。 転職者の視点では、ビジネスホテルは業務範囲が比較的シンプルで未経験から挑戦しやすい一方、シティホテルは専門職が多く、料飲・宴会・宿泊など幅広い経験を積みながらキャリアアップを目指せる点が大きな違いといえるでしょう。       ②リゾートホテルとの違い         シティホテルとリゾートホテルの違いは、「立地」と「滞在スタイル」にあります。 リゾートホテルは観光地や自然豊かな場所に立地し、非日常を楽しむ長期滞在が中心。 プールやアクティビティ、温泉など体験型のサービスが充実している点が特徴です。 一方、シティホテルは都市部に位置し、ビジネス・観光・宴会・婚礼など多様な目的で利用されます。 滞在期間も短期から中期が多く、安定した集客が見込めます。働く側の視点では、リゾートホテルは季節変動が大きく体力面が求められる一方、シティホテルは通年稼働で専門性を磨きやすい環境です。 都市型ホテルで着実にキャリアを築きたい方には、シティホテルが向いているといえるでしょう。   point ✅リゾートホテルとシティホテルは、似ている部分が多い シティホテルとリゾートホテルは、立地こそ異なりますが、サービス内容や付帯施設には共通点も多く見られます。 客室タイプも、シングル・ツイン・ダブル・ファミリールームなど幅広く用意されており、上質なおもてなしを体験できるスイートルームが設けられている点も共通しています。 また、レストランやバーなどの料飲施設が充実しているほか、スパ・フィットネス・売店・美容室などが併設されているケースも多く、クリーニングや宅配便といった付帯サービスが整っているのも特徴です。 さらに、フロントスタッフに加えてドアマン、ベルスタッフ、コンシェルジュなどが配置されており、きめ細やかで手厚いおもてなしを受けられる点も共通しているといえるでしょう。      代表的なシティホテル【9社】    日本には数多くのシティホテルがありますが、 ここでは日本を代表する「御三家」「新御三家」「新々御三家」と呼ばれる 9つのシティホテルをご紹介します。   御三家 新御三家 新々御三家 帝国ホテル東京 パークハイアット東京 マンダリンオリエンタルホテル東京 The Okura Tokyo ホテル椿山荘東京 ザ・リッツ・カールトン東京 ホテルニューオータニ東京 ウェスティンホテル東京 ザ・ペニンシュラ東京   <御三家> 帝国ホテル東京 The Okura Tokyo ホテルニューオータニ東京 日比谷 虎ノ門 永田町 客室数:919室宴会場 :28結婚式:3(神前1、チャペル2)料飲施設:13 客室数:508室宴会場 :9結婚式:3(神前1、チャペル2)料飲施設:7 客室数:1474室宴会場 :35結婚式:1(チャペル1)料飲施設:41     <新御三家> ホテル椿山荘東京 パークハイアット東京 ウェスティンホテル東京 目白 新宿 恵比寿 客室数:267室宴会場 :16結婚式:5(神前3、チャペル2)料飲施設:10 客室数:177室宴会場 :5結婚式:1(チャペル1)料飲施設:6 客室数:177室宴会場 :16結婚式:1(チャペル1)料飲施設:6     <新々御三家> マンダリンオリエンタルホテル ザ・リッツ・カールトン東京 ザ・ペニンシュラ東京 日本橋 六本木 銀座 客室数:179室宴会場 :3結婚式:1(チャペル1)料飲施設:11 客室数:245室宴会場 :6結婚式:1(チャペル1)料飲施設:7 客室数:314室宴会場 :7結婚式:1(チャペル1)料飲施設:7     point 日本を代表するシティホテルには、「御三家」「新御三家」「新々御三家」と称される名門ホテルが存在します。 いずれも一流のサービス力と充実した施設を備え、日本のホテル業界を牽引してきた存在です。 客室数や宴会場、婚礼施設、料飲店舗の規模も大きく、国内外のVIPや国賓を迎えてきた実績も多数。 転職先として見ても、高い接客力や専門性を磨ける環境が整っており、ホテルマンとしての市場価値を高められるステージといえるでしょう。        シティホテルで働く魅力      都市部に立地し、宿泊・レストラン・宴会・婚礼など幅広いサービスを提供するシティホテル。 利用目的が多様だからこそ求められるスキルも高く、成長機会に恵まれた環境です。 ここでは、シティホテルで働く魅力ややりがいを具体的にご紹介します。     ①様々な接客スキルがつく          シティホテルは、サービス業界の中でも最高水準のおもてなしが求められる環境です。 お客様の快適な滞在を支えるため、「ここまでが業務範囲」と線引きするのではなく、一歩踏み込んだ心配りが重視されます。 宿泊はもちろん、記念日利用、レストラン、宴会、ウエディングなど来館目的は多岐にわたり、その分だけ求められる対応力もさまざま。 フロント・料飲・宴会など各部門が連携し、チームでサービスを創り上げます。 多様なシーンでの接客経験を積むことで、状況判断力や提案力、ホスピタリティが総合的に磨かれるのが特徴です。 自分のサービスでお客様の特別な時間を彩れる点は、大きなやりがいと言えるでしょう。       ②様々な人と出会え語学力を活かせる       シティホテルには国内外から多くのお客様が訪れ、国際色豊かな環境で働けるのが魅力です。 観光・ビジネス・国際会議など利用目的も幅広く、日常的に異文化交流が生まれます。 英語をはじめとした語学力を活かせる場面も多く、実務を通して語学スキルを伸ばせる点も特徴です。 また、文化や価値観の違いを理解しながらサービスを提供する経験は、自身の視野を広げる貴重な機会になります。 海外ゲストから感謝の言葉を直接もらえた時の喜びは格別で、仕事のモチベーション向上にもつながるでしょう。 語学を活かしたい人、グローバルな環境で成長したい人にとって、大きなやりがいを感じられる職場です。       ③キャリアプランが豊富          シティホテルには「宿泊」「料飲」「宴会」など多彩な部門があり、自分の適性や興味に合わせてキャリアを描けます。 フロントからコンシェルジュ、レストランサービス、バンケット運営、婚礼部門など選択肢は幅広く、ジョブローテーション制度を導入しているホテルも少なくありません。 特に外資系ホテルでは実力主義の風土が根付いており、年齢や性別に関係なく成果次第で昇進や管理職登用を目指せます。 多様なプロフェッショナルと働くことで知見が広がり、専門性も高められる環境です。 努力や実績が正当に評価され、自身の成長を実感しながらキャリアアップできる点は、大きな魅力と言えるでしょう。        ④お客様と長く関われる          シティホテルでは、宿泊だけでなくレストラン利用や結婚式、記念日、企業イベントなど、人生の節目となるシーンでお客様と関わります。 一度きりの接客ではなく、信頼関係を築くことでリピーターとして何度も来館していただけるのが特徴です。 会員制度や常連利用の多いホテルでは、お客様の好みや過去の利用履歴を踏まえたパーソナルなサービス提供も可能。再訪時に名前を覚えていただいていたり、「またあなたにお願いしたい」と言っていただけた瞬間は、大きなやりがいにつながります。 長期的な関係性の中で、お客様の人生に寄り添える仕事である点も魅力です。       ⑤都市部のホテルで働ける         シティホテルは主に都市部の一等地に立地しており、アクセスの良さは大きなメリットです。 ビジネスホテルのように全国転勤が前提だったり、リゾートホテルのように地方勤務や住み込みが必要になるケースと比べ、通勤圏内で働きやすい環境が整っています。 仕事終わりにショッピングや食事を楽しめるなど、都市部ならではの利便性を感じられるのも魅力でしょう。 また、大規模イベントや国際会議など最先端のビジネスシーンに触れられる機会も多く、刺激的な環境で働けます。 都市でキャリアを築きたい人、生活基盤を変えずに成長したい人にとって理想的な職場と言えるでしょう。            まとめ            シティホテルは、都市部に立地し「宿泊・料飲・宴会・婚礼」など多機能なサービスを提供する総合型ホテルです。 ビジネスホテルのように宿泊特化でもなく、リゾートホテルのように観光滞在特化でもないため、幅広い利用目的のお客様と関われる点が大きな特徴といえます。 その分、求められるサービスレベルは高くなりますが、一流のおもてなしや接客力、語学力、運営視点まで総合的に身につけられる環境が整っています。 さらに部門も多岐にわたるため、宿泊・料飲・宴会・婚礼など多様なキャリアパスを描けるのも魅力です。 都市型ならではの安定した稼働と利便性の高い立地環境も、長期的に働く上での安心材料となるでしょう。 ホテル業界で市場価値を高めたい方、サービスのプロフェッショナルを目指したい方にとって、シティホテルは大きく成長できるステージといえます。 弊社ホテルビズでも、シティホテル求人を多数取り扱っております。 ホテル業界で働きたい・シティホテルでの仕事に興味があるという方はお気軽にご相談ください。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。      

2026.02.27

【外資系ホテル一覧/東京・大阪・京都】

  世界的なブランド力を持つ外資系ホテルは、日本国内でも開業ラッシュが続いており、転職市場における注目度が年々高まっています。 特に2023年以降はインバウンド需要の回復や都市再開発を背景に新規出店が加速し、ラグジュアリーからライフスタイル型まで多彩なブランドが進出。 採用ニーズも拡大し、経験者のキャリアアップはもちろん、未経験から外資系に挑戦できるチャンスも広がっています。 一方で、ブランドごとの特徴や働き方、求められるスキルは大きく異なるため、事前理解が転職成功の鍵となります。 本記事では主要外資系ホテルをブランド別・エリア別に整理し、分かりやすく解説します。     目次 1:外資系ホテル一覧2:東京の外資系ホテル一覧3:大阪・京都の外資系一覧4:外資系ホテル求人一覧5:まとめ               外資系ホテル一覧               ①世界4大ホテルチェーン          世界のホテル業界を牽引しており、「世界4大ホテルチェーン」と呼ばれいてる企業が下記の4社です。     企業名 主なホテルブランド 1 マリオット・インターナショナル(アメリカ) ザ・リッツ・カールトンウェスティンブルガリホテルズ&リゾーツシェラトンエディション 2 ヒルトンワールドワイドホールディングス (アメリカ) コンラッドヒルトンウォルドーフ・アストリアダブルツリーLXR Hotels & Resorts 3 IHGホテル&リゾーツ    (イギリス) インターコンチネンタルシックスセンシズホリデイ・インクラウンプラザキンプトン 4 アコーグループ   (フランス) ノボテルバンヤンツリーフェアモントメルキュールイビス   ✅いずれも世界展開しており、日本国内にも多数のブランドを出店。 都市型ホテルからリゾート、ラグジュアリーまで幅広く進出しています。 ラグジュアリーからミッドスケールまで多彩なブランドを保有し、多ブランド戦略により宿泊特化・長期滞在・ライフスタイル型など多様なキャリアを描けるのが特徴。 外資系転職ではまず押さえておきたい基幹グループです。   ★世界4大ホテルチェーンについては、下記に詳しくまとめているので、こちらも参考にしてみて下さい。   *関連コラム* ・【外資系ホテル】世界4大ホテルチェーンとは?特徴と動向をわかりやすく解説          ②ラグジュアリーブランド         外資系ホテルの中でも最高価格帯に位置づけられるのがラグジュアリーブランドです。 代表的な運営企業として下記が挙げられます。   1 マリオット・インターナショナル(アメリカ) 2 ヒルトンワールドワイドホールディングス(アメリカ) 3 ハイアットホテルズコーポレーション(アメリカ) 4 フォーシーズンズホテルズアンドリゾーツ(カナダ) 5 マンダリン・オリエンタルホテルグループ(香港)   ✅客室単価が高く、記念日・VIP・インバウンド富裕層利用が中心。 求められるサービス水準も高く、語学力や提案力が評価されやすい環境です。 ブランド経験そのものが市場価値となり、キャリアアップ転職にも直結しやすいのが特徴です。     客室単価   📍マリオット・インターナショナル  →約1万円〜20万円超 📍ヒルトンワールドワードホールディングス  →約2万円〜10万円超 📍ハイアットホテルズコーポレーション  →約2万円〜20万円超 📍フォーシーズンズホテルズアンドリゾーツ  →約9万円〜20万円超 📍マンダリン・オリエンタルホテルグループ  →約10万円〜20万円超   ※ブランド展開が幅広いため、価格帯に大きな開きがあります。       ③アップスケール〜ミッドスケール     宿泊主体・ビジネス需要・長期滞在ニーズまで幅広く担うのがアップスケール〜ミッドスケールブランド。 代表的なホテルは、IHGホテルズ&リゾーツとアコーグループ。 IHGホテルズ&リゾーツはインターコンチネンタル、クラウンプラザ、ホリデイ・インなどを展開し、日本国内の拠点数も豊富。 アコーグループはソフィテル、プルマン、ノボテル、イビスなど価格帯の幅が広くなっています。 外資系に挑戦したいけれど、ラグジュアリーはハードルが高いという方の登竜門となるゾーンです。   1 IHGホテルズ&リゾーツ 2 アコーグループ     客室単価   📍IHGホテルズ&リゾーツ  →約1万円〜20万円超 📍アコーグループ  →約1万円〜6万円超   ※ブランド展開が幅広いため、価格帯に大きな開きがあります。       ④日本展開数が多い外資系ブランド       日本国内での拠点数が多い企業が下記となっています。(2026年2月時点)   1 マリオット・インターナショナル(約100施設) 2 IHGホテルズ&リゾーツ(約50施設) 3 ヒルトンワールドワイドホールディングス(約30施設)   ✔︎都市部だけでなく地方主要都市やリゾート地にも展開しており、勤務地選択肢が広い点が特徴。 ブランド異動や開業異動のチャンスも多く、キャリアの幅を広げやすい環境といえます。 特にマリオット・インターナショナルは国内提携も含め急速に拡大しており、外資系転職市場でも求人流通量が多いグループです。     主な拠点 全国:東京・大阪・京都などの主要都市や北海道・沖縄などのリゾート地まで       ⑤世界4大チェーン開業予定ブランド    近年はインバウンド回復を背景に、外資系ホテルの日本進出・新規開業計画が相次いでいます。 ラグジュアリー領域では既存ブランドの新規出店に加え、ライフスタイル系・長期滞在型ブランドの参入も拡大。 都市再開発やIR計画と連動したホテル開業も予定されており、関西・東京を中心に採用需要の増加が見込まれます。     企業名 主なホテルブランド 1 マリオット・インターナショナル ①コートヤード京都②コートヤード・バイ・マリオット新横浜③コートヤード・バイ・マリオット沖縄リゾート④ラグジュアリーコレクション鳥取 2 ヒルトンワールドワイドホールディングス ①ウォルドーフ・アストリア東京日本橋ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい②コンラッド名古屋③キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート 3 IHGホテル&リゾーツ    ①インターコンチネンタル札幌②リーガロイヤル大阪 Vignette Collectiou※2025年 4 アコーグループ   ①東急ステイ メルキュール 広島 ②グランドメルキュール奈良橿原(リブランド)   ✔︎開業ホテルはポジションが一斉募集されるため、キャリアチェンジやポストアップを狙う転職者にとって大きなチャンスとなります。            東京の外資系ホテル一覧       東京は外資系ホテルが最も集中しているエリアであり、ブランド・価格帯・宿泊目的も多様です。 ラグジュアリーから大型シティホテル、ベイエリア型リゾートまで幅広く展開されており、転職先の選択肢が豊富。 ここではタイプ別に代表的ホテルと特徴を整理します。       ①ラグジュアリーホテル             東京の外資系ラグジュアリーホテルは、世界的VIPや富裕層ゲストを主要顧客とし、最高水準のサービスが求められる環境です。     代表的外資系ホテル 📍ザ・リッツ・カールトン東京(六本木) 📍アマン東京(大手町) 📍フォーシーズンズホテル丸の内 東京(東京駅)   ✔︎客室単価が高く、記念日・プロポーズ・インバウンド富裕層対応が中心。 語学力やパーソナル対応力が磨かれ、市場価値の高いキャリア形成が可能です。     客室単価 📍ザ・リッツ・カールトン東京  →約7万円〜 📍アマン東京   →約18万円〜45万円 📍フォーシーズンズホテル丸の内 東京  →約6万円〜       ②シティホテル                  宿泊・レストラン・宴会・婚礼など総合機能を持つのが外資系シティホテルです。 ビジネス利用とインバウンド観光の双方を取り込み、稼働が安定しているのが特徴。     代表的外資系ホテル 📍ヒルトン東京(新宿) 📍コンラッド東京(汐留) 📍グランドハイアット東京(六本木)   ✔︎部門数が多く、宿泊・料飲・ブライダル・セールスなどキャリアの横展開がしやすい点が転職先としての魅力です。       ③ベイエリア・リゾート型         東京近郊には、テーマパークやレジャー施設へのアクセスに優れた「ベイエリア・リゾート型」の外資系ホテルも展開されています。 観光やファミリー層の滞在ニーズに応え、非日常感のある空間演出や充実した館内施設を強みに、多彩な宿泊体験を提供している点が特徴です。     代表的外資系ホテル 📍ヒルトン東京ベイ(舞浜) 📍シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(舞浜)   ✔︎客室数が多く、婚礼・宴会・レストランの稼働も高水準。 チームオペレーションや大規模サービス経験を積みたい方に適した環境です。 寮完備や福利厚生が充実している施設も多く、若手転職者にも人気があります。       大阪・京都の外資系ホテル一覧     関西エリアは、東京に次いで外資系ホテルが集積するエリアです。 大阪は都市型・MICE需要、京都は観光・ラグジュアリー滞在と、同じ関西でもホテル特性が大きく異なります。 ここでは大阪・京都を分けて主要外資系ホテルと働き方の違いを整理します。     ①大阪の外資系ラグジュアリーホテル    大阪の外資系ラグジュアリーは、都市型高級ホテルとしてインバウンド富裕層や記念日需要を取り込んでいます。     代表的外資系ホテル 📍コンラッド大阪(中之島) 📍W大阪(心斎橋) 📍インターコンチネンタルホテル大阪(梅田)   ✔︎宿泊単価が高く、レストラン・バー利用も活発。 語学力やパーソナル対応力を活かしながら、都市型ラグジュアリーサービスを経験できるのが特徴です。       ②大阪の外資系シティホテル        宿泊・宴会・婚礼・レストランを備えた総合型が大阪の外資系シティホテル。 ビジネス出張、国際会議、婚礼需要をバランスよく取り込み、稼働が安定しているのが特徴。     代表的外資系ホテル 📍ヒルトン大阪(梅田) 📍ウェスティンホテル大阪(大阪) 📍シェラトン都ホテル大阪(上本町)   ✔︎部門数が多く、宿泊・料飲・ブライダルなどキャリアの選択肢を広げやすい環境が整っています。       ③京都の外資系ラグジュアリーホテル    京都はスモールラグジュアリー型外資系ホテルが集積する国内有数のエリアです。     代表的外資系ホテル   📍フォーシーズンズホテル京都(七条) 📍ザ・リッツ・カールトン京都(京都) 📍パークハイアット京都(祇園)   ✔︎客室数が比較的少なく、1組ごとの滞在価値を高める“パーソナルサービス”が重視されるのが特徴です。       ④京都のライフスタイル・外資系ホテル   近年の京都では、従来の高級路線に加え、デザイン性や地域文化体験を重視したライフスタイル型外資系も増加しています。     代表的外資系ホテル   📍エースホテル京都(烏丸御池) 📍ダーワ・悠洛 京都(三条京阪)   ✔︎宿泊だけでなく、カフェ・バー・イベント・地域連携など運営領域が広いのが特徴です。 若年層ゲストや長期滞在需要も多く、従来型ホテルとは異なるキャリア経験を積むことができます。     ★外資系ホテルについては下記にまとめてあるので、こちらも参考にして下さい。   *関連コラム* ・外資系ホテルとは?知っておきたい特徴・必要スキル・転職メリット ・日系ホテルと外資系ホテルの違いとは?①企業特徴・運営形態を徹底解説            外資系ホテル求人一覧          弊社ホテルビズでも外資系ホテルを扱っております。 一部ご紹介させて頂きますので、ご興味がある方は是非ご応募くださいませ。     *外資系ホテル求人* ・ヒルトングループホテル/洋食調理 ・ヒルトングループホテル/フロント ・ヒルトングループホテル/レストラン予約受付 ・ヒルトングループホテル/製菓部門 ・ハイアットリージェンシー/調理              まとめ          外資系ホテルは世界的ブランド力を背景に、日本国内でも開業・進出が加速しており、転職市場においても注目度の高いフィールドとなっています。 ラグジュアリーからミッドスケール、ライフスタイル型までブランドの幅が広く、自身の志向やキャリアプランに合わせた選択が可能です。 特に開業予定ホテルでは採用枠が一斉に広がるため、未経験チャレンジやポストアップ転職の好機となります。 東京・大阪・京都といった主要都市ではホテル特性や働き方も異なり、サービススキルを極めたい方、大規模運営を経験したい方など多様なキャリア形成が実現できる環境が整っています。 今後もインバウンド需要や都市開発を背景に市場拡大が見込まれるため、外資系ホテルは中長期的に見ても成長性の高い転職先といえるでしょう。  

2026.02.23

【ホテル業界】3つのホテルの種類と特徴を解説|ビジネス・シティ・リゾートの違いとは?

ホテル業界への就職や転職を考える際、まず押さえておきたいのがホテルの種類です。 日本には、立地や提供サービスの違いにより「ビジネスホテル」「シティホテル」「リゾートホテル」の大きく3つのタイプがあります。 ビジネスホテルは出張や短期滞在向けで、シンプルかつ効率的な運営が特徴。 シティホテルは都市部に立地し、高級感ある設備や多彩なサービスを備え、接客や運営のスキルを幅広く学べます。 リゾートホテルは観光地や自然環境に恵まれ、リラクゼーションやホスピタリティの提供に特化しています。 本記事では、各ホテルの特徴や働く際のポイント、代表的なホテルを整理し、転職活動の参考になる情報をまとめています。 是非参考にしてみて下さい。   ★それぞれのホテルの業態の特徴については、下記にまとめありますので、こちらも是非参考にしてみて下さい。   *関連コラム* ・シティホテルとは?特徴や働く魅力|ビジネスホテル・リゾートホテルとの違いも解説 ・リゾートホテルとは?特徴や働く魅力|シティホテル・ビジネスホテルとの違いも解説       目次 1:日本のホテルの種類は主に3つ2:シティホテルとビジネスホテルの違い3:シティホテルとリゾートホテルの違い4:まとめ         日本のホテルの種類は主に3つ      日本にあるホテルは、立地や提供サービスの違いによって大きく3つのタイプに分けられます。 ここでは、「ビジネスホテル」「シティホテル」「リゾートホテル」の基本的な特徴を整理し、それぞれどんな目的の宿泊に向いているのかをご紹介します。     ビジネスホテル シティホテル リゾートホテル 立地 都心部 都心部 リゾート地 特徴 宿泊に特化 宿泊・料飲・宴会 宿泊・料飲 部屋 シングルがメイン ツイン・ダブル等種類が豊富 ツイン・ダブル等種類が豊富 ターゲット ビジネスマン ビジネスマン観光客 観光客 価格 4千〜8千 1万円〜数万円 1万円〜数万円 料飲施設 朝食のみが多い 様々な業態の料飲施設がある事が多い 様々な業態の料飲施設がある事が多い       ①ビジネスホテルとは            宿泊機能に特化したホテル。出張や仕事で使われる事を目的に作られたビジネスマン向けのホテルなため、シングルがメインで部屋もコンパクトな作りになっています。館内に無料の無線LANが完備されていたり、仕事ができるデスク・コピー機があるビジネスホテルもあります。レストランはついている事が多いですが、カフェやラウンジ・バーなどはありません。駅から近いなどアクセスの良い場所にある事が多く、アメニティやサービスなどが抑えられており値段もリーズナブルな価格になっています。 <代表的なビジネスホテル>①チサンホテル②東横イン③アパホテル④ルートイン⑤スーパーホテル     ②シティホテルとは                都市部にある大型ホテルの事を指し、日本の有名なホテルが多くなっています。公共交通機関へのアクセスが良く、主要な駅からも近い事が多いです。ホテル業界の「御三家」と呼ばれる、帝国ホテル東京・The Okura Tokyo・ホテルニューオータニ東京などの日本を代表する超一流ホテルもシティホテルとなり、その原型は帝国ホテルです。シティホテルの最大の特徴は、高級感あふれる外装や内装、質の高いサービスが充実している点。大きなエントランスやフロントが設置され、コンシェルジュやバトラーがいます。「宿泊・飲食・集う」の3つの機能を備えており、宿泊以外にもレストラン・バー・宴会場など複数の施設が併設され、結婚式や企業の会議・宴席が行われるなどサービスも充実しています。その他にも、ショッピングアーケード・ジム・フィットネス・スパ・エステが併設されているなど、バリエーション豊かな設備で過ごす事ができる大型のシティホテルもあります。 <代表的なシティホテル >★御三家①帝国ホテル東京②ホテルオークラ ③ホテルニューオータニ ★新御三家④ホテル椿山荘東京⑤パークハイアット東京⑥ウェスティンホテル東京★新々御三家⑦ザ・リッツ・カールトン東京⑧ザ・ペニンシュラ東京⑨マンダリンオリエンタルホテル東京     ③リゾートホテルとは               観光地やリゾート地になどに立地するホテルになり、海や紅葉・雪景色など季節の風景を楽しめる特徴があります。料飲施設であるレストランやバーラウンジを備えている他、温泉やプール・スパ・カラオケなどの施設も充実しており、リラックスして過ごせるような作りになっています。価格は比較的高めになりますが、リゾート地でゆっくり過ごしたい方に選ばれています。 <代表的なリゾートホテル> ①金谷ホテル②富士屋ホテル③ホテル日航アビリラ ④ザ・リッツ・カールトン沖縄⑤宮古島 東急ホテル&リゾーツ⑥日本平ホテル ⑦ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ⑧ザ・プリンス軽井沢⑨軽井沢マリオットホテル ⑩星のや京都     シティホテル/ビジネスホテルの違い   シティホテルとビジネスホテルの大きな違いは、「利用目的」と「サービスの幅」にあります。 ビジネスホテルは出張などの短期滞在を想定し、宿泊機能に特化しているのが特徴。 一方、シティホテルは宿泊に加え、レストラン・宴会・婚礼・会議など多目的に利用される総合型ホテルです。 接客面でも、ビジネスホテルは効率性やスピードが重視されるのに対し、シティホテルでは丁寧で上質なサービスが求められます。 転職者の視点では、ビジネスホテルは業務範囲が比較的シンプルで未経験から挑戦しやすい一方、シティホテルは専門職が多く、料飲・宴会・宿泊など幅広い経験を積みながらキャリアアップを目指せる点が大きな違いといえるでしょう。      シティホテル/リゾートホテルの違い   シティホテルとリゾートホテルの違いは、「立地」と「滞在スタイル」にあります。 リゾートホテルは観光地や自然豊かな場所に立地し、非日常を楽しむ長期滞在が中心。 プールやアクティビティ、温泉など体験型のサービスが充実している点が特徴です。 一方、シティホテルは都市部に位置し、ビジネス・観光・宴会・婚礼など多様な目的で利用されます。 滞在期間も短期から中期が多く、安定した集客が見込めます。働く側の視点では、リゾートホテルは季節変動が大きく体力面が求められる一方、シティホテルは通年稼働で専門性を磨きやすい環境です。 都市型ホテルで着実にキャリアを築きたい方には、シティホテルが向いているといえるでしょう。   point ✅リゾートホテルとシティホテルは、似ている部分が多い シティホテルとリゾートホテルは、立地こそ異なりますが、サービス内容や付帯施設には共通点も多く見られます。 客室タイプも、シングル・ツイン・ダブル・ファミリールームなど幅広く用意されており、上質なおもてなしを体験できるスイートルームが設けられている点も共通しています。 また、レストランやバーなどの料飲施設が充実しているほか、スパ・フィットネス・売店・美容室などが併設されているケースも多く、クリーニングや宅配便といった付帯サービスが整っているのも特徴です。 さらに、フロントスタッフに加えてドアマン、ベルスタッフ、コンシェルジュなどが配置されており、きめ細やかで手厚いおもてなしを受けられる点も共通しているといえるでしょう。              まとめ            ホテル業界での転職を考えるなら、まず「自分に合ったホテルの種類」を理解することが大切です。 ビジネスホテルは、宿泊に特化したシンプルな運営が中心で、効率的な業務スキルを身につけやすく、比較的短期間でのキャリアスタートに向いています。 シティホテルは都市部の大型ホテルで、高級感のある施設や多彩なサービスがあり、接客や宴会運営など幅広い経験を積むことが可能。 リゾートホテルは観光地や自然豊かな立地にあり、温泉・プール・スパなどの施設運営やおもてなしを通じて、ゆったりとしたホスピタリティを提供するスキルが磨けます。 近年では、宿泊客のニーズが多様化している事から更に様々な業態が増えており、従来にはなかったようなブティックホテルなどのスタイルのホテルも人気を集めています。 それぞれの特徴を理解し、自分の希望する働き方やスキルアップの方向性に合わせて転職先を選ぶことで、より充実したキャリア形成が可能となります。 代表的なホテルの事例も参考に、就職先として自分がどのようなホテルで働きたいのか、是非参考にしてみて下さいね。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2026.02.19

ホテルのチェックインはなぜ15時なの?チェックアウトとは?よくある疑問を解説|フロント業務の基本

  ホテルで働く上で欠かせない業務のひとつが、「チェックイン・チェックアウト対応」。 宿泊されるお客様にとっては滞在の始まりと終わりを担う重要な場面であり、フロントスタッフの印象がホテル全体の評価を左右すると言っても過言ではありません。 「なぜチェックインは15時が多いのか」「早く到着した場合はどう対応するのか」など、普段は利用者として何気なく受け取っているルールの背景には、清掃や客室準備、他部署との連携といったホテルならではの事情があります。 この記事では、チェックイン・チェックアウトの基本的な仕組みから、イレギュラー対応、よくある質問までを分かりやすく解説します。 これからホテル業界への転職を考えている方や、フロント業務に興味のある方にとって、現場理解を深める参考になれば幸いです。     目次 1:ホテルのチェックイン・チェックアウトとは2:ホテルのチェックインはなぜ15時?3:チェックイン・チェックアウトに関する疑問4:まとめ      チェックイン・チェックアウトとは   ホテルのチェックイン・チェックアウトとは、宿泊に関する手続きを行う、フロント業務の基本となる業務です。 チェックインはお客様をお迎えし滞在をスタートさせる大切な場面であり、チェックアウトは滞在の締めくくりとして、ホテル全体の印象を左右します。 これらの業務には、宿泊手続きや料金確認だけでなく、客室状況の把握や他部署との連携、状況に応じた柔軟な対応力が求められます。 まずは、チェックイン・チェックアウトの基本的な役割と流れを理解していきましょう。     ①チェックインとは             ホテルに到着して入館する際に行う宿泊手続きを行う事で、フロントにて代表者が手続きを行い、部屋の鍵を受け取ります。 チェックインの時間は、多くの場合が14時〜15時となっています。 またホテルではデポジット(預かり金)として現金かクレジットカードが必要になる事も。近年では、オンラインで予約した際にQRコードを受け取り、ホテルに到着して続きを行う際に、専用の機器にかざすだけでチェックインできるシステムを導入しているホテルも増えています。     ②チェックアウトとは            チェックアウトとは、お客様が滞在を終えてホテルを退館する際に行う重要な業務のひとつ。 フロントでは、宿泊料金の精算やルームキーの回収、滞在中の利用内容の最終確認などを行います。 近年は、事前決済や自動精算機、モバイルチェックアウトを導入するホテルも増えており、業務フローは多様化しています。 チェックアウト時間は一般的に10時〜11時頃に設定されており、その後は客室清掃が始まるため、お客様が再入室できないことがほとんど。 忘れ物の確認やスムーズなご案内など、最後まで丁寧な対応が求められる場面となります。      ホテルのチェックインはなぜ15時?   多くのホテルでチェックイン時間は、14時〜15時頃に設定されています。 「なぜ15時からが一般的なの?」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。 この時間設定には、お客様に快適な滞在を提供するための理由があります。 前日に宿泊されたお客様のチェックアウト後に行われる、客室の清掃や準備に十分な時間を確保するためです。 チェックアウト(10時~11時)からチェックイン(15時)までの約4〜5時間が、清掃スタッフにとっての作業時間となるからです。     ①チェックアウトが10時-11時のため      ホテルによって、規定のチェックインの時間は異なりますが、殆どのホテルでは14時〜15時からという場合が多いですよね。 なぜその時間帯からしかチェックインできないのかというと、前のお客様のチェックアウトの時間が10時〜11時だからです。 前のお客様がチェックアウトした10時から、ハウスキーピング・客室係と呼ばれているスタッフによって、部屋の清掃を行うからです。     ②部屋の清掃・準備を行うため          部屋の清掃の主な内容としては、部屋の忘れ物チェック、部屋・トイレ・バスタブの掃除、換気、ベットメイキング・寝具の交換、アメニティ・備品の補充など。 バスルームを拭き、重いベットを持ち上げ、シーツや寝具の交換を行い部屋の隅から隅まで掃除機をかけます。 お客様に快適に過ごしてもらうためには、前のお客様の気配や匂いが残らないようゴミや汚れを綺麗に片付けなければなりません。 チェックアウトからチェックインまでの短い時間や、連泊中であればお客様が外出している時間内に素早く清掃しなければならないのです。 満室の日などは、1人で10室以上を担当する事もありますので、時間がかかってしまうのも頷けますよね       チェックインチェックアウトに関する疑問    チェックイン・チェックアウトに関する業務では、現場でさまざまな質問やイレギュラー対応が発生します。 「深夜でもチェックインできるのか」「チェックアウト時間に遅れた場合はどうなるのか」など、お客様から寄せられる疑問は多岐にわたります。 ここでは、実際のフロント業務でよくあるチェックイン・チェックアウトに関する疑問を取り上げながら、ホテル側がどのように対応しているのかを分かりやすく解説していきます。       ホテルのチェックインはいつまで可能?   A.ホテルのチェックイン可能時間は、一般的に「15:00〜22:00頃」までに設定されている事が多いものの、宿泊施設の業態やプランによって異なります。 ビジネスホテルでは24時前後まで対応しているケースもありますが、フロントが無人化するホテルやリゾートホテルでは、最終チェックイン時間が早めに設定されている場合もあるため注意が必要。 到着が遅れる際は、事前連絡を入れておく事で柔軟に対応してもらえる事もあります。 安心して宿泊するためにも、予約時に最終チェックイン時間を確認しておくことが大切です。     チェックインが早まってしまう時は?     A.お客様から「予定より早く到着しそう」と連絡を受けることは、フロント業務ではよくあります。 その際は、まず客室の清掃状況や準備の進捗を確認し、案内可能かどうかを判断します。 客室の準備が整っていれば、通常より早めにチェックイン対応を行うことも。 一方で、清掃やベッドメイキングが完了していない場合は、安全面や品質を保つため、規定時間までお待ちいただくようご案内します。 その際は、ホテルラウンジの利用案内や周辺施設の紹介などを行い、待ち時間も快適に過ごしていただけるよう配慮することが重要です。 また、多くのホテルではチェックイン前の荷物預かりに対応しています。 フロントスタッフは、荷物の管理ルールや有料・無料の条件を把握し、丁寧に説明することでお客様の安心感につなげます。     チェックインは早めにできる?        A.前述したように、「ホテルチェックインを早めにしたい」という要望は非常に多く、フロントでも日常的に対応が発生します。 客室の清掃・点検・備品補充などの準備が完了していれば、規定時間前でも案内できるケースもありますが、満室日や清掃が立て込んでいる場合は、品質維持や安全管理の観点から通常のチェックイン時間まで待機をお願いすることも少なくありません。 その際は、荷物預かりやラウンジ利用、周辺観光の案内などを行い、到着後の時間も快適に過ごしていただけるよう配慮します。 早め到着が分かっている場合は、事前連絡をいただくことで、よりスムーズなご案内につながります。      アーリーチェックインとは?           A.アーリーチェックインとは、ホテルで設定されているチェックインの時間よりも早い時間にチェックインする事。 都合によって早く到着してしまう場合や、事前にホテルに早めに到着する事が分かっている場合には、予約時にアーリーチェックインを選ぶ事ができます。 アーリーチェックインできるかどうかはホテルによって異なり、別途料金がかかる事があります。 事前にアーリーチェックインで予約すれば、当日ホテルに何も連絡せずに早めにチェックインできるので非常に便利です。 部屋の空き具合によっても変わってきますので事前に確認するようにしましょう。 ※チェックインを早めると、有料となる場合があります。     予約せず深夜にチェックインできる?     A.予約のないお客様が来館される事を、ホテル業界では「ウォークイン」や「ゴーショー」と呼びます。深夜帯であっても、客室に空きがあり、受け入れ体制が整っていれば対応するケースは少なくありません。 フロントスタッフは、当日の空室状況や販売制限、清掃済み客室の有無を確認したうえで、受け入れ可否を判断します。 また、深夜帯はスタッフ人数が限られているため、チェックイン対応に時間がかかることもあり、丁寧な説明と落ち着いた対応が求められます。 事前に深夜到着の連絡が入っている場合は、チェックイン準備を整えておくことでスムーズな対応が可能になります。 こうした判断や事前共有も、フロント業務の重要な役割のひとつです。     チェックアウトの時間に遅れたら?      A.チェックアウト時間を過ぎてもお客様が退室されていない場合、フロントではまず状況を確認し、客室へ連絡を入れます。 多くのホテルでは、規定時間を過ぎると延長料金が発生するため、その条件や料金体系を正しく説明することが重要。 また、チェックアウト後は客室清掃のスケジュールが組まれているため、遅延が発生すると清掃スタッフや次にチェックインされるお客様への影響も出てきます。 そのため、時間厳守をお願いしつつも、お客様の事情に配慮した柔軟な対応や丁寧な案内が求められます。 フロントスタッフは、延長可否の判断や追加料金の案内、他部署との調整を行いながら、ホテル全体の運営を円滑に進める役割を担っています。     レイト・チェックインとは?         A.レイトチェックインとは、ホテルが定めている通常のチェックイン時間、もしくは予約時に申告された到着予定時刻よりも遅れてチェックインすることを指します。 多くの場合、追加料金は発生しませんが、事前に連絡を受けているかどうかが重要なポイントに。 フロントスタッフは、深夜帯の人員体制や当日の稼働状況を踏まえ、対応可能かを判断します。 事前連絡があることで、客室の確保やフロントでの準備がスムーズになり、無断キャンセル(ノーショー)を防ぐことにもつながります。 到着が遅れるお客様には、安心して来館いただけるよう、丁寧な案内と落ち着いた対応が求められます。     レイト・チェックアウトとは?         A.レイトチェックアウトとは、ホテルが定めたチェックアウト時間を過ぎて客室を利用する事。 希望があった場合、フロントでは当日の予約状況や清掃スケジュールを確認し、対応可能かを判断します。 多くのホテルでは、レイトチェックアウトは有料サービスとして提供されており、利用時間に応じて追加料金が発生します。 フロントスタッフは、料金や利用可能時間を明確に伝えたうえで、清掃部門との連携を取りながら調整を行います。 お客様の満足度とホテル全体の運営効率の両立を図ることが、フロント業務の大切な役割です。              まとめ          今回は、ホテルのチェックイン・チェックアウトについて、仕組みや理由、よくある疑問を中心にご紹介しました。 チェックインが14〜15時、チェックアウトが10〜11時に設定されている背景には、前のお客様の退館後に行われる清掃や客室準備があり、限られた時間の中で快適な空間を整えるスタッフの努力があります。 また、アーリーチェックインやレイトチェックアウト、深夜のウォークイン対応など、状況に応じた柔軟な対応もフロント業務の重要な役割。 こうした対応には、判断力やコミュニケーション力、他部署との連携力が求められます。 ホテルのフロントは単なる受付業務ではなく、お客様の滞在体験を左右する“ホテルの顔”となる仕事です。 転職を検討している方は、チェックイン・チェックアウトの知識を基礎として理解しておくことで、実際の業務イメージがより具体的になるでしょう。 ぜひ、ホテル業界を目指す第一歩として役立ててください。   *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2026.02.19

リゾートホテルとは?特徴や働く魅力|シティホテル・ビジネスホテルとの違いも解説

  観光地ならではの非日常空間と長期滞在型サービスが特徴で、接客の深さやおもてなし力を磨ける環境がある、リゾートホテル。 リゾートホテルへの転職に興味はあるものの、「どんな働き方になるのか」「シティホテルやビジネスホテルと何が違うのか」など、具体的なイメージが持てず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 ホテル業界は施設形態によって業務内容や身につくスキル、キャリアパスが大きく異なります。 本記事では、リゾートホテルの特徴や種類、シティ・ビジネスホテルとの違い、さらに働く魅力を分かりやすく解説します。 ホテル業界への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。   ★シティホテルについては、下記にまとめてあるので、こちらも参考にしてみて下さい。   *関連コラム* ・シティホテルとは?特徴や働く魅力|ビジネスホテル・リゾートホテルとの違いも解説       目次 1:リゾートホテルとは 2:リゾートホテルのランク・種類・値段 3:リゾートホテルで働く魅力11つ4:代表的なリゾートホテル10社 5:5つ星・4つ星獲得のリゾートホテル 6:シティホテル・ビジネスホテルの違い7:リゾート/シティ/ビジネス:働き方の違い8:まとめ           リゾートホテルとは         ☑️リゾートホテルとは 明確な定義はありませんが、下記のような特徴があります。①行楽地(観光地)や保養地に建てられた、主に観光客を対象とする宿泊施設②設備が充実(レストラン・スパ・フィットネス・ショップ等) ③サービスが上質④価格帯や客室のタイプの種類が豊富⑤宿泊料金はやや高め(1万円〜数万円)   リゾートホテルは、観光・保養・娯楽目的のために作られた宿泊施設の事を指します。 沖縄や軽井沢など観光地やリゾート地にあり、海や山などの自然に囲まれている事が多く、紅葉・雪景色など季節の風景を楽しむ事ができます。 体や心を休め、ゆったりと過ごしてもらう事を目的としているホテルが多いため、上質なサービスを受けられる事が殆ど。 また、宿泊客向きの料飲施設であるレストランやバーラウンジを備えている他、温泉やプール・スパ・カラオケラウンジなどの施設も充実しており、リラックスして過ごせるような作りになっています。 エントランスやロビーから非日常的な空間を作り出しているホテルが多いのも特徴。 その他にも、宴会場・婚礼施設があったり地元マーケットを意識したコミュニティ・ホテルの要素があるホテルも多くあります。 価格は比較的高めになりますが、リゾート地でゆっくり過ごしたい方にはおすすめです。       リゾートホテルのランク/種類/値段       リゾートホテルは立地やブランド、提供サービスによってランクや価格帯が大きく異なります。 ここでは、リゾートホテルの代表的なグレード感や宿泊相場、客室ランクの特徴について分かりやすく解説します。       ①グレード・値段               同じリゾートホテルでも、ブランド力や立地、施設規模、サービス内容によってグレードは大きく異なります。 リゾートホテルは「滞在そのものを楽しむ」ことを目的としているため、宿泊機能中心のビジネスホテルとは異なり、サービスや付帯施設が充実した高グレードのホテルが多くなっています。 特に高級リゾートでは、レストラン、スパ、プール、アクティビティ、専属コンシェルジュなどが整備され、シティホテルに近い、あるいはそれ以上のホスピタリティが提供されます。 一方で、カジュアルに滞在できる中価格帯や、自然体験を重視したエコノミータイプも存在します。 宿泊料金の相場はランクによって幅がありますが、一般的には1泊1名あたり1万円〜3万円前後が中心価格帯となっており、ラグジュアリー層では、それ以上の価格設定も珍しくありません。       ②部屋のランク・種類             リゾートホテルの客室は、景観の良さを最大限に活かした設計が特徴です。 オーシャンビュー、レイクビュー、マウンテンビュー、高原や夜景を望む客室など、滞在中も自然の美しさを楽しめる点が大きな魅力となっています。 客室タイプは2名以上での利用を前提とした造りが多く、広々としたツインやダブルルームが主流。 室内もゆとりある設計となっており、長期滞在でも快適に過ごせるよう工夫されています。 さらに上位グレードとして、多くのホテルにスイートルームが用意されています。 ベッドルームとリビングが分かれた贅沢な空間に加え、高級アメニティ、ジャグジー、上質な家具、絶景を望む高層階ロケーションなどが備わり、特別な非日常を演出します。 料金は1泊10万円前後となるケースも多く、最上級の滞在体験を提供する客室といえるでしょう。            リゾートホテルで働く魅力11つ     リゾートホテルには、癒しや非日常を求める多くのお客様が訪れます。 高価格帯でサービス期待値も高いため、質の高い接客力が求められる環境。 ここでは、そんなリゾートホテルで働くからこそ得られる魅力ややりがいをご紹介します。        ①景観の良い立地               リゾートホテル最大の魅力の一つが、自然に囲まれた景観の良い立地にあるという点。 海辺、湖畔、山岳地帯、高原リゾートなど、日常生活ではなかなか訪れることのない特別なロケーションに建てられており、四季折々の自然美を間近に感じることができます。 客室のバルコニーから望む朝焼けや夕焼け、満天の星空、波の音や鳥のさえずりに包まれる時間は、都市部のホテルでは味わえない贅沢な体験です。 このような環境は、心身のリフレッシュにつながります。 日常の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方、自然に癒されたい方にとって、リゾートホテルは理想的な滞在先といえるでしょう。       ②ホスピタリティが身につく          ホテル業界はサービス業の中でも「最高峰」と言われ、おもてなしの文化を何より大切にしています。 中でもリゾートホテルは滞在そのものを楽しむお客様が多く、より高度で柔軟なサービス対応が求められます。 お客様が快適に過ごせるよう先回りして行動し、要望に合わせて個別対応を行うため、「どこまでが業務範囲」という明確な線引きがないのも特徴。 宿泊、料飲、アクティビティなど各部門が連携し、チームで感動体験を創り上げていきます。 旅行、記念日、プロポーズ、家族行事など人生の大切な場面に関われる機会も多く、接客を通じて特別な時間を共有できるのも魅力です。 自分のホスピタリティでお客様に喜んでいただけた瞬間は、大きなやりがいにつながるでしょう。       ③様々な人と出会え語学力を活かせる      近年はインバウンド需要の回復・拡大により、リゾートホテルにも世界各国から多くのお客様が訪れています。 観光立国政策の推進や富裕層旅行の増加を背景に、地方リゾートでも外資系・高級ホテルの開業が進んでいます。 そのため国内ゲストだけでなく、多様な文化や価値観を持つ海外ゲストと接する機会が豊富にあります。 チェックイン対応、レストラン接客、館内案内など、あらゆる場面で語学力を活かせる環境です。 語学に自信がない場合でも、働きながら実践的に身につけられるのも魅力の一つで、異文化交流を通じて視野が広がり、国際感覚が養われます。 海外のお客様から感謝の言葉をいただけた時は、大きな達成感と仕事の誇りを感じられるでしょう。       ④キャリアプランが豊富            リゾートホテルには「宿泊」「料飲」「宴会」「管理」など多様な部門があり、自身の適性や興味に応じてキャリアを広げられる環境があります。 フロントからコンシェルジュ、レストランサービス、ブライダル、マネジメント職まで選択肢は多岐にわたります。 特に外資系ホテルでは成果主義の風土が強く、年齢や社歴に関係なく評価されるケースも少なくありません。 実績を積めばスーパーバイザーやマネージャーへの昇進も目指せます。 また、館内には各分野のプロフェッショナルが在籍しており、日々の業務を通じて専門知識を学べるのも大きな魅力。 多職種と関わりながら成長できる環境は、ホテル業界ならではのやりがいといえるでしょう。       ⑤お客様と長く関われる            リゾートホテルでは、滞在体験を気に入っていただくことでリピーターにつながりやすい特徴があります。 宿泊だけでなく、レストラン利用、記念日旅行、結婚式、家族イベントなど、人生の節目ごとに利用されるケースも少なくありません。 会員制リゾートやラグジュアリーホテルでは、常連のお客様が定期的に訪れるため、顔や名前を覚えて接客する機会も増えていきます。 再訪時に声をかけていただけることは、大きな喜びにつながります。 単発の接客で終わらず、長期的な信頼関係を築けるのはリゾートホテルならでは。 お客様の人生に寄り添う接客ができる点に、深いやりがいを感じられるでしょう。       ⑥高品質サービス環境             リゾートホテルでは、非日常の滞在を安心・快適に過ごしていただくため、ワンランク上のサービス体制が整っています。 フロント業務に加え、ドアマン、ベルスタッフ、コンシェルジュ、バトラーなど専門職種が連携し、滞在全体をサポートします。 その中で働くことで、所作・言葉遣い・気配りといった高水準の接客スキルを実践的に習得可能。 ウェルカムドリンク対応や客室案内、ルームサービス手配など、チェックインから滞在中まで一貫したおもてなし力が磨かれます。 ラグジュアリーサービスの基礎を現場で学べる経験は、外資系ホテルや高単価施設へのキャリアアップにも直結する強みとなるでしょう。       ⑦館内設備の充実             リゾートホテルでは、滞在そのものを楽しんでいただくため、館内外に多彩な付帯施設が整っています。 レストランやバーに加え、温泉・スパ・フィットネス・ショップなど、宿泊以外のサービス領域も広いのが特徴。 屋外にはプールやプライベートビーチ、テニスコート、ゴルフ場などを備える施設も多く、スタッフは各部門と連携しながらゲスト対応を行います。 施設案内や予約調整、利用サポートを通じて、総合的なサービス理解が深まります。 また、ファミリー利用も多いため、キッズ施設や家族向け設備の知識も習得できます。 館内完結型リゾートでの経験は、マルチ対応力を高めるキャリア資産となるでしょう。       ⑧様々な料飲サービスを学べる       リゾートホテルでは、その土地ならではの食材や郷土料理を提供するため、料飲サービスの質が非常に重視されます。 観光目的で訪れるゲストが多く、「食事=滞在満足度」に直結するため、料理説明やペアリング提案など、接客スキルを深く磨ける環境です。 館内にはメインダイニング、レストラン、バイキング、ラウンジ、バーなど多彩な料飲施設があり、配属やヘルプを通じて幅広いサービス経験を積めるのも特徴。 フレンチ・和食・鉄板焼き・BBQなどジャンルも豊富で、専門知識や現場対応力が身につきます。 また、朝食はバイキング形式が主流のため、オペレーション力や回転対応力も習得可能。料飲を強みにキャリアを築きたい方にとって、実践経験を積みやすい職場環境といえるでしょう。       ⑨非日常空間で働く魅力          リゾートホテルでは、広々としたエントランスや開放感のあるロビー、洗練されたフロント空間など、館内全体が“非日常”を演出する設計になっています。 そのため、働くスタッフには、空間価値を損なわない立ち居振る舞いや所作、上質な接客対応が求められます。 また、歴史あるクラシックホテル、テーマパーク併設型、自然と調和したリゾート型など、施設コンセプトも多彩。 ホテルごとに異なる世界観の中で働くことで、ブランド理解力や表現力のあるサービススキルを習得できます。 「空間を含めておもてなしを提供する」経験は、ラグジュアリーホテルや外資系ホテルへのキャリア展開にも活かせる強みとなるでしょう。       ⑩イベント開催が豊富で経験を積める    リゾートホテルでは、観光地という立地を活かし、館内外でさまざまなイベントやアクティビティを企画・運営している点も特徴です。 スタッフは宿泊対応だけでなく、体験価値を高める役割も担います。 地元食材を使った料理体験、陶芸、紅葉ツアー、散策、花火鑑賞、ヨガなど内容は多岐にわたり、受付・案内・運営サポートを通じて企画理解力や調整力が身につきます。 地域事業者と連携する機会も多く、観光×ホテルの視点を学べるのも大きな魅力です。 「滞在をプロデュースする力」は、リゾートホテルならではの経験値。 イベント企画や体験型サービスに興味がある方にとって、キャリアの幅を広げやすい環境といえるでしょう。       ⑪福利厚生が充実               リゾートホテルは観光地や地方立地が多いため、生活面を支える福利厚生が充実している点も魅力です。 代表的なのが社員寮や社宅制度で、遠方からの就業でも住居を確保しやすく、家賃負担を抑えられます。 職場近接の立地が多く、通勤負担が少ないのも利点でしょう。 また、勤務が早番・遅番・夜勤と不規則になりやすいことから、社員食堂や食事手当を設けているホテルも多数あります。 同僚と生活や食事を共にすることで交流も深まり、チームワーク向上にも寄与します。 働きやすい生活基盤が整っている点は、長くキャリアを築く上で大きな安心材料となるでしょう。       代表的なリゾートホテル10社      日本には、豊かな自然や土地の魅力を活かしたリゾートホテルが全国各地に点在しています。 ここでは、代表的なリゾート地にある代表的な有名ホテル10社をご紹介します。     ①日光金谷ホテル ・栃木県(日光)・客室数:71室・料飲施設:3   ②富士屋ホテル ・神奈川(箱根)・客室数:120室・料飲施設:3   ③山のホテル ・神奈川(箱根)・客室数:89室・料飲施設:4   ④ホテル日航アビリラ   ・沖縄・客室数:397室・料飲施設:7   ⑤ザ・リッツ・カールトン沖縄   ・沖縄・客室数:97室・料飲施設:3   ⑥宮古島 東急ホテル&リゾーツ   ・宮古島・客室数:247室・料飲施設:5   ⑦日本平ホテル   ・静岡・客室数:80室・料飲施設:5   ⑧星のや軽井沢   ・長野(軽井沢)・客室数:77室・料飲施設:5   ⑨ザ・プリンス軽井沢   ・長野(軽井沢)・客室数:99室・料飲施設:2   ⑩軽井沢マリオットホテル   ・長野(軽井沢)・客室数:142室・料飲施設:2     5つ星・4つ星獲得のリゾートホテル   続いて、世界的な格付け機関「フォーブス・トラベルガイド」において5つ星・4つ星を獲得した評価の高いリゾートホテルをご紹介します。 (※参照:2023年フォーブストラベルガイドスター賞受賞者)      ①ハレクラニ沖縄 ・5つ星(⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️) ・ 沖縄   ②ザ・リッツ・カールトン沖縄 ・4つ星(⭐️⭐️⭐️⭐️) ・沖縄   ③ザ・テラスクラブ・アット・プセナ ・4つ星(⭐️⭐️⭐️⭐️) ・沖縄   ④百名伽藍   ・推奨 ・沖縄   ⑤サンカラホテル&スパ屋久島 ・推奨 ・鹿児島   ⑥水墨比羅夫 ・推奨 ・北海道   ⑦ザ・ヴェール・ニセコ   ・推奨 ・北海道      ☑︎フォーブス・トラベルガイドとは 権威ある5つ星の格付けシステムを世界で初めて導入したトラベルガイドであり、1958年にモービル・トラベルガイドとして創設されて以来、60年以上にわたり世界の高級ホテルの格付けとレビューを提供しています。 最上級のサービスに精通する調査員が、ホテル・レストラン・クルーズ・スパなどにおいて覆面調査を行い、施設面の心地良さや飲食物、顧客サービスなどの指標を含む900項目の基準を元に、お客様が正確な情報によって旅行を楽しむ事ができるよう情報を提供しています。 評価の70%はサービス、残りの30%は施設の質や状態に基づいています。       シティ・ビジネスホテルとの違い    リゾートホテルは他のホテル形態と比べて、立地・利用目的・施設内容が大きく異なります。 特にシティホテルやビジネスホテルとは役割や滞在スタイルに明確な違いがあります。 ここでは、それぞれの特徴を比較しながら分かりやすく解説します。       ①シティホテルとの違い            リゾートホテルとシティホテルは設備やサービス水準が近い部分もありますが、立地と利用目的に大きな違いがあります。 リゾートホテルは観光地に位置し、家族旅行やカップル滞在などレジャー利用が中心で、「癒し」や「非日常」を求めた長時間滞在が多い点が特徴です。温泉や大浴場、その土地の食材を活かした料理、自然を望む客室など、滞在そのものを楽しむ要素が充実しています。 一方シティホテルは都心部に立地し、宿泊に加えてレストラン利用、結婚式、宴会、会議、イベントなど多目的に利用されます。 いわば「宿泊・飲食・集会」の都市型複合施設としての役割が強く、ビジネスとレジャー双方の需要に対応している点が大きな違いといえるでしょう。       ②ビジネスホテルとの違い           リゾートホテルは、沖縄や軽井沢、箱根などの観光地に立地し、非日常の景観や滞在体験を楽しむ観光客向けのホテル。 館内にはレストランやバーラウンジといった料飲施設に加え、温泉、大浴場、プール、スパ、カラオケラウンジなどのリラクゼーション設備が充実しており、ホテル内でゆったり過ごせる環境が整っています。 ロビーや客室もリゾート感を演出した優雅なデザインが多く、敷地や建物全体も広々と設計されている点が特徴です。 その分、宿泊料金は比較的高価格帯に設定されています。 一方ビジネスホテルは、都市部の駅前や空港周辺などアクセス重視の立地が中心で、出張利用を目的とした宿泊特化型ホテル。 シングルルーム主体のコンパクトな客室に、デスクやWi-Fiなど仕事環境を備え、料金もリーズナブルに設定されています。    リゾート/シティ/ビジネス:働き方の違い    リゾートホテル・シティホテル・ビジネスホテルでは働き方や身につくスキルは大きく異なります。 勤務環境や業務内容、キャリア形成の違いを理解することで、自分に合ったホテル選びがしやすくなります。 ここではそれぞれのホテルで働く特徴をご紹介しますので、是非参考にしてみて下さい。     ①リゾートホテルで働く特徴          📍非日常空間×長期滞在対応  観光シーズンで繁閑差が大きい 連泊ゲスト対応が多い アクティビティ・観光案内業務あり マルチタスクになりやすい 住み込み・寮完備求人も多い 👉「接客の深さ」「おもてなし力」を磨きやすい環境       ②シティホテルで働く特徴           📍総合サービス×キャリア幅広い 宿泊・婚礼・宴会・レストランを併設 部署異動でキャリア形成可能 外資・ラグジュアリー系も多い VIP・法人対応スキルが身につく 👉「ホテルキャリアの王道」「年収UP転職」に強い       ③ビジネスホテルで働く特徴           📍 効率運営×オペレーション重視 フロント業務比率が高い 少人数運営で裁量が大きい 回転率重視の接客 未経験採用が多い 👉「ホテル業界の入口」「基礎スキル習得」に最適     point 非日常のおもてなしを深めるリゾート、総合力とキャリアを広げるシティ、基礎力を固めるビジネス。 それぞれに強みがあり、目指す将来像によって最適な環境は異なります。働き方の違いを軸に選択しましょう              まとめ            リゾートホテルは、観光地ならではの非日常空間と上質なサービスを提供する宿泊施設であり、シティホテル・ビジネスホテルとは立地や利用目的、働き方が大きく異なります。 自然に囲まれた環境の中で長期滞在ゲストと深く関わりながら接客できる点や、アクティビティ・イベント・料飲・宿泊など多岐にわたる業務を経験できる点は、リゾートホテルならではの魅力。 また、高単価サービスに触れることでホスピタリティや語学力、マルチ対応力も磨かれ、将来的なキャリアの選択肢も広がります。 一方で、シーズンによる繁閑差や立地特有の働き方もあるため、自身の志向や将来像に合った環境選びが重要です。   弊社ホテルビズでは、施設形態ごとの働き方の違いやキャリアパスを踏まえ、あなたの志向や経験に合った求人をご提案。 応募書類の添削や面接対策、年収交渉まで一貫してサポートします。 ホテルへの転職・就職を考えている方はお気軽にご相談ください。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。      

2026.02.18

ホテル業界 売上ランキングTOP10(日系ホテル)|大手企業の特徴と転職ポイント

  ホテル業界への転職を考えた時に、「ホテル業界では、実際どの会社が大手なの?」そんな疑問を持つ方も多いはずです。 キャリアを考える上で、「どんな企業が業界をリードしているのか」を知ることはとても重要です。 売上高の上位に名を連ねるホテルグループは、安定した経営基盤だけでなく、豊富な研修制度や多彩なキャリアパスを備えていることが多いのが特徴。 今回は、最新の「ホテル売上高ランキングトップ10」(日系ホテル/2024年・2025年)をご紹介します。 就職先の企業を選択する際の参考にしてみて下さいね。     目次 1:売上高ランキングトップ102:ホテル業界の最大手は?3:企業タイプ別|ホテルグループの特徴比較4:ホテル転職を成功させるポイント5:まとめ           売上高ランキングトップ10        日系ホテル企業の規模感を把握する上で参考になるのが売上高ランキングです。 ここでは国内ホテル事業を中心に、最新決算をもとにしたトップ10社を一覧でご紹介します。 企業研究や転職先選びの比較材料としてもご活用ください。      1 リゾートトラスト株式会社 2,493億3,300万円(2025年3月期連結) 2 アパホテル株式会社 2,260億円(2024年11月期) 3 ルートイングループ 1,847億400万円(2025年3月期グループ全体) 4 東横イン株式会社 1,439億円(2025年3月期 ) 5 株式会社ホテルオークラ 930億8,200万円(2025年3月期 ) 6 森トラスト株式会社 797億8,300万円(2025年3月期・ホテル事業) (グループ:2,816億円) 7 藤田観光株式会社 762億1,100万円(2024年12月期 ) 8 西武・プリンスホテルズワールドワイド 713億7,600万円(2024年3月期) 9 株式会社東急ホテルズ 550億4,022万円(2025年3月期) 10 株式会社帝国ホテル 526億1,000万円(2025年3月期)       1位:リゾートトラスト株式会社         *主なホテルブランド* ・ベイコート倶楽部・サンクチュアリコート・XIV(エクシブ)・ホテルトラスティ・ザ・カハラ・ホテル&リゾート   会員権事業を中心に展開する、会員制リゾートホテル最大手。 愛知県名古屋市に本社を構えるリゾート企業で、従業員は9,046名(連結:2025年3月現在) リゾートホテル・シティホテルを、国内に42施設・ハワイに1施設運営。 会員権事業の他にも、一般のホテル事業・レストラン事業・ゴルフ事業(14施設)・メディカル事業(31施設)・シニアライフ事業(23施設)などを展開しています。(2025年10月時点)       2位:アパホテル株式会社            *主なホテルブランド* ・アパホテル  ・EXCELLENT(エクセレント) ・アパホテル &リゾート   東京都港区に本社を構え、ビジネスホテル「アパホテル」のチェーン展開をメインに行っている企業で、従業員は4,500名。 ビジネスホテルだけでなく、アパホテル&リゾートブランドでレストランや温浴施設のついたホテルの運営も行っています。 ホテル事業の他にも、リゾート事業・賃貸事業・マンション事業(マンションの開発・分譲など)を展開。 国内外に904施設を運営。(※建築・設計中、海外・FCホテルも含む)(2025年10月時点) 日本で圧倒的No.1のホテルチェーンを目指し、海外展開にも力を入れていく予定です。       3位:ルートイングループ              *主なホテルブランド* ・ホテルルートイン・ルートイングランティア・グランヴィリオホテル   東京都品川区に本社を構えるビジネスホテルの運営を中心に行っている企業で、従業員は19,384名 ( 2024年1月現在 ) ビジネスホテルを中心に、「リゾートホテル」や「シティホテル」も運営。 ホテル事業(363施設)の他にも、飲食店(19施設)・ゴルフ施設(5施設)・温浴施設(10施設)・スキー場( 1施設)などを展開しています。(2025年10月時点)       4位:東横イン株式会社               *主なホテルブランド* ・東横INN    東京都大田区に本社を構えるビジネスホテルの運営を中心に行っている企業で、従業員は4,563名(2025年3月現在※パートタイム従業員含む) 1980年の創業以来、国内外に359施設(2025年6月時点)のビジネスホテルを展開している、全国トップクラスのビジネスホテルチェーン。       5位:藤田観光株式会社             *主なホテルブランド* ・椿山荘東京・小涌園・ワシントンホテル・グスレイスリー   東京都文京区に本社を構え、宿泊施設をメインに運営する企業で、従業員は1,530名(2024年12月現在) 多くの皆様に「憩いの場と温かいサービスを提供したい」という創業当時からの理念を今も受け継ぎ、宿泊施設以外にも、レストラン・ウェディング・レジャー・温泉・ゴルフなど様々な業態を展開しています。レジャー(リゾート)部門では、「下田海中水族館」「箱根小涌園ユネッサンス」、グランピング施設「藤乃煌」、ホテル部門では、「ワシントンホテル」「ホテルグレイスリー」「箱根ホテル小涌園」などを運営。 ウェディング部門では、「ホテル椿山荘東京」「ワシントンホテル新宿」「ルメルシエ元宇品」など多様化するウェディングのニーズに応える婚礼会場を運営しています。       6位:株式会社ホテルオークラ            *主なホテルブランド* ・The Okura Tokyo・グランドニッコー東京 台場・ホテルJALシティ東京 豊洲   東京都港区に本社を構え、主にラグジュアリーホテルを展開している企業で、従業員は3,349名(連結:2024年3月現在) 日本の「ホテル御三家」として、帝国ホテル・ホテルニューオータニと共に日本のホテル業界を牽引。 ニッコー・ホテルズ、JALシティも展開し、現在は国内に53施設・海外に26施設を運営。 旗艦ホテルとなるホテルオークラ東京は「世界をもてなす」というスローガンの下、世界中の賓客を高いクオリティでもてしています。 日本らしいホテルを作りたいと、「和」の要素を取り入れた設計と日本の伝統美を取り入れ洗練された高級感が特徴で、日本文化への配慮やおもてなしの心を大切にし、長きにわたり日本での高級ホテルとしての地位を築いてきました。 2020年に新たな建物として再オープンし、現在も日本の伝統美と最新の機能を備えたホテルとして、世界の著名人や国内外から多くのゲストが訪れています。       7位:プリンスホテルズワールドワイド      *主なホテルブランド* ・ザ・プリンス・グランドプリンスホテル・プリンスホテル   東京都豊島区に本社を構える西武ホールディングス(鉄道系)の子会社で、従業員は6,921名(2024年3月時点)。 西武グループのホテルレジャー事業を牽引する中核会社となっています。 国内58ホテル、海外28ホテル(2023年12月現在)を展開。 国内4ブランド「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」「プリンススマートイン」に加え、子会社が運営する海外ホテル6ブランドなど国内外で10ブランドを展開。 ホテル事業の他にも、国内外にゴルフ事業(31施設)・スキー場・レジャー・スポーツ施設(10施設)・水族館や映画館などの施設を運営。       8位:株式会社東急ホテルズ&リゾーツ       *主なホテルブランド* ・東急REI・東急ホテル・エクセル東急・東急バケーションズ   東京都渋谷区に本社を構える東急電鉄株式会社(鉄道系)の子会社で、従業員は3,346名。(連結) 東急グループのホテル・リゾート事業運営を担う中核会社となっており、全国に61のホテルを展開。(2025年10月時点) 2024年には、「DISTINCTIVE SELECTION」のブランドホテルが2店舗開業。 多様化するお客様のニーズに、幅広く柔軟に応え事業成長を実現していく予定です。       9位:森トラスト株式会社               *主なホテルブランド* ・ラフォーレ・マリオット・東京エディション虎ノ門・翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ※外資系ホテルの運営受託(FC)などに注力     東京都港区に本社を構える総合不動産デベロッパー企業で、従業員は498名。 (グループ合計:3,779名)(2025年10月現在) 約70年に渡り「不動産事業」「ホテル&リゾート事業」「投資事業」の3事業を展開。 ホテルに関しては、外資系ホテルを誘致・運営受託を推進。 都心だけでなく、地方のリゾート地への出店にも注力し、ホテル・リゾート施設を現在36カ所運営しています。(2025年3月時点)       10位:株式会社帝国ホテル            *主なホテルブランド* ・帝国ホテル東京・帝国ホテル大阪・上高地帝国ホテル・帝国ホテル京都(2026年春に開業予定)   東京都千代田区に本社を構え、全て直営で「帝国ホテル」を展開している企業で、従業員は1758名。(※2023年3月時点) 1890年代後半、日本政府は東京に海外賓客をもてなす高級ホテルの必要性を感じ、日本の迎賓館として開業、現在の日本のシティホテルの原型となっています。 以降、日本の「ホテル御三家」として、ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニと共に日本のホテル業界を牽引。 明治20年の創業以来、約130年以上の歴史と一流のサービス・格式の高さで日本(東京)を代表する高級ホテルとして確固たる地位を確立。 日本で初めてランドリーサービスやウェディングサービス、バイキングを開始し、ホテルウェディングの基礎作りやホテルでのバイキングの定着・ホテル内で買い物ができるアーケードを初めて開設したのも帝国ホテル。 このように、日本のホテルのパイオニアでもある帝国ホテルは、多くのホテルに多大なる影響を与えており、現在でもその格式や歴史的価値を保ちながら、世界中からの訪問者を迎え入れ日本のおもてなしを提供しています。          ホテル業界の最大手は?         日本のホテル業界には、不動産系・鉄道系・リゾート系・ビジネス系など、様々な資本や運営母体を持つホテルがあります。 そのため、「大手」と一括りにするのは難しいのが実情です。 前でご紹介した売上規模を基準に見ていきましょう。     *日系ホテル*                業界を代表する日系ホテルとして挙げられるのが次の3社です。   📍リゾートトラスト株式会社     2,493億3,300万円(2025年3月期 連結) 📍アパホテル株式会社     2,260億円(2024年11月期) 📍ルートイングループ     1,847億400万円(2025年3月期 グループ全体)     *外資系ホテル*               日本に進出している外資系ホテルの大手4社は以下になります。 📍マリオット・インターナショナル 📍ヒルトンワールドワイドホールディングス 📍IHGホテルズ&リゾーツ(インターコンチネンタルホテルグループ) 📍アコーグループ   ★世界4大ホテルチェーンに関しては下記にまとめてあるので、是非参考にしてみて下さい。     *関連コラム* ・外資系ホテルの日本進出|4大ホテルチェーンの最新開業予定と契約形態をわかりやすく紹介        \企業タイプ別/     ホテルグループの特徴比較            ホテルのランキングをご紹介させていただきましたが、ホテル業界と一口に言っても、運営母体や事業モデルによって働き方やキャリアの築き方は大きく異なります。 ここでは「ビジネス」「リゾート」「シティ」「鉄道・不動産系」の4タイプに分類し、それぞれの特徴や向いている人物像を整理します。 企業選びの軸を明確にする参考にしてみて下さい。      ①ビジネスホテル系              全国主要都市や地方都市に幅広く展開し、宿泊機能に特化した効率運営が特徴。 オペレーション力やマネジメント力が身につきやすく、未経験からでも挑戦しやすい環境が整っています。早期に支配人や管理職を目指せるキャリアパスも魅力です。       ②リゾートホテル系            観光地やリゾートエリアに立地し、高単価・長期滞在型の宿泊スタイルが中心。 会員制モデルを採用する企業も多く、接客の質や提案力が重視されます。 非日常空間でのサービス提供を通じて、ホスピタリティを深く磨ける環境です。        ③シティホテル系(ラグジュアリー)    富裕層やVIPを顧客とし、世界水準のサービスが求められるホテルブランド。 教育・研修制度が充実しており、接客スキルや語学力を高めたい方に適しています。 一流のホテリエとして長期的なキャリア形成が可能です。       ④鉄道・不動産系              鉄道会社やデベロッパーを母体に持ち、都市部の好立地に展開するケースが多いのが特徴。 商業施設やオフィスとの複合開発も多く、安定した経営基盤のもとで働けます。 地域密着と都市型運営の双方を経験できる点も魅力です。       ホテル転職を成功させるポイント       ホテル業界への転職を成功させるためには、企業知名度や売上規模だけで判断しないことが重要。 働き方やキャリア形成はホテルの業態や運営方針によって大きく異なります。 ここでは、自分に合った企業を見極め、入社後のミスマッチを防ぐために押さえておきたい3つの視点を解説します。     ①企業規模だけで選ばない          売上高ランキングや知名度の高いホテルグループは、経営基盤が安定しており福利厚生や教育制度が整っている傾向があります。 そのため転職先として魅力的に映りやすいものの、「規模が大きい=自分に合う」とは限りません。 例えば、大手ほど配属や異動の自由度が低かったり、マニュアルや組織体制が厳格で個人裁量が小さいケースもあります。 一方、中堅規模のホテルでは若手のうちから幅広い業務を任され、スピード感ある昇進が叶うこともあります。 大切なのは、企業規模そのものではなく、自分がどのような環境で成長したいかという視点。 安定性・教育体制を重視するのか、それとも裁量や挑戦機会を求めるのかによって、選ぶべき企業は大きく変わってきます。       ②ホテルタイプとの相性           前述したように、ホテルにはビジネス、リゾート、ラグジュアリー、シティなど多様な業態があり、求められるサービススタイルや働き方は大きく異なります。 例えばビジネスホテルでは、効率的なオペレーションやスピード対応力が重視される一方、リゾートホテルでは滞在価値を高める提案力やホスピタリティが求められます。 また、ラグジュアリーホテルでは、所作や語学力、きめ細やかな接客スキルが必要となり、教育水準も高くなります。 このようにホテルタイプによって向き・不向きは明確に分かれるため、「華やかそう」「大手だから」といったイメージ先行で選ぶのはミスマッチにつながる可能性があります。 自分の接客スタイルや理想の働き方、身につけたいスキルを基準に相性を見極めることが、長期的な活躍につながります。       ③キャリアゴールから逆算          転職を成功させるためには、「どの会社に入るか」だけでなく、「将来どうなりたいか」から逆算して企業を選ぶ視点が欠かせません。 例えば、現場サービスを極めたいのか、マネジメント職を目指したいのか、本社部門や海外勤務に挑戦したいのかによって、適したホテルグループは変わります。 教育制度が充実したラグジュアリーホテルは専門性を高めやすく、全国展開のビジネスホテルは支配人昇格のチャンスが豊富。 また、外資系では成果次第で早期昇進も可能です。 このようにキャリアゴールを明確にせず転職すると、入社後に方向性のズレが生じやすくなります。 5年後・10年後の理想像を描き、その実現に近い環境を選ぶことが、後悔しない転職の鍵となります。                まとめ             ホテルの売上高ランキング1位〜10位をご紹介させて頂きました。 ランキングは、企業の規模感や業界内でのポジションを知る上で参考になりますが、転職先を選ぶ際はそれだけで判断する必要はありません。 売上が大きい企業は安定性や知名度の面で安心感がありますが、働きやすさや年収、成長できる環境かどうかなどは、ホテルのタイプや配属職種によって大きく変わります。 例えば、ビジネスホテルとラグジュアリーホテルでは、求められる接客スタイルや教育体制、キャリアの積み方も異なります。 また、勤務地や転勤の有無、勤務時間帯なども事前に確認しておきたいポイントです。 だからこそ、ランキングはあくまで企業研究の入口として捉え、「どんな仕事に挑戦したいか」「どんな働き方をしたいか」という視点で比較を進めていく事が大切です。 情報収集を丁寧に行う事で、不安を解消しながら自分に合ったホテル企業と出会いやすくなり、納得感のある転職につながっていきます。   とはいえ、未経験からのホテル転職では「自分に合う企業が分からない」「書類が通過するか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。 そんな時は、ホテル業界に特化した転職エージェントを活用するのも一つの方法です。 弊社ホテルビズでは、企業ごとの採用基準や職場環境、非公開求人の紹介など、個人では得にくい情報をもとに転職活動をサポートしています。 ミスマッチを防ぎながら効率的に転職を進めることができますので、ホテルへの転職を考えられている方は、お気軽にご相談下さい。       *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2026.02.18

外資系ホテルの日本進出|4大ホテルチェーンの最新開業予定と契約形態をわかりやすく紹介

  近年、日本ではインバウンド需要の回復により、外資系ホテルの進出が急速に増えています。 特に注目されているのが、世界的なブランド力を持つ「4大高級ホテルチェーン」の日本での新規開業。 マリオット、ヒルトン、IHG、アコーは、それぞれ多彩なブランドを展開し、日本各地で新しいホテルプロジェクトを進めています。 本記事では、世界4大高級ホテルチェーン①に引き続き、これら4大ホテルチェーンが2023年以降に日本で開業予定のホテル一覧をわかりやすくまとめるとともに、外資系ホテルが日本へ進出する際に採用する、主な契約形態(MC・FC・賃貸)についても詳しく解説します。 日本のホテル業界の最新動向や、外資系ホテルへの転職・キャリア形成を考える方にも役立つ内容になっています。     目次 1:世界4大ホテルチェーンの開業予定2:外資系ホテルの日本進出時の契約形態3:まとめ     世界4大ホテルチェーンの開業予定    前の記事でご紹介したように、世界の4大高級ホテルチェーンと呼ばれるホテルが以下の4つになります。   *参考:世界4大高級ホテルチェーン* ①マリオット・インターナショナル(アメリカ)②ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(アメリカ)③IHGホテルズアンドリゾーツ(イギリス)④アコーグループ(フランス)    世界4大高級ホテルチェーンは、日本でも積極的に新規開業を進めており、インバウンド需要の回復とともに存在感をさらに高めています。 ここでは、マリオット・ヒルトン・IHG・アコーの4ブランドが、2023年以降に日本で予定している開業情報をまとめてご紹介します。   ①マリオットインターナショナル      2023年に日本に5ホテル開業・2025年〜2026年に3ホテル開業予定。*主な日本での事業主三井不動産・南国殖産・積水ハウス・西日本鉄道・奈良県・森トラスト等【2023年】ブルガリホテル(東京・4月)シェラトン鹿児島(鹿児島・5月)ザ・リッツ・カールトン福岡(福岡・6月)東京エディション銀座(東京・11月)翡翠ラグジュアリーコレクション(奈良・8月)【2025年】JWマリオット・ホテル東京(東京)   【2026年】コートヤード京都(京都) ラグジュアリーコレクション鳥取(鳥取)     ②ヒルトンワールドワイドホールディングス   2023年に2ホテル開業・2024年〜2026年に5ホテル開業を予定しています。*主な事業主三菱地所・鹿島建設・ケンコーポレーション等【2023年】ヒルトン沖縄宮古島リゾート(沖縄・6月)ヒルトン 横浜(神奈川・9月)【2024年】キャノピーbyヒルトン大阪梅田(大阪)   【2025年】ウォルドーフ・アストリア大阪(大阪)【2026年】ウォルドーフ・アストリア東京日本橋(東京)コンラッド名古屋(愛知) キャノピーbyヒルトン沖縄宮古島リゾート     ③IHGホテル&リゾーツ           2023年に3ホテル開業・2024年〜2026年に4ホテル開業予定。*主な事業主NTT都市開発・パンパシフィック・CHC琉球等【2023年】VOCO大阪セントラル(大阪・6月)ホテルインディゴ東京渋谷(東京・9月)【2024年】シックスセンシズ京都(京都)   【2025年】インターコンチネンタル札幌(北海道)リーガロイヤル大阪 Vignette Collectiou(大阪)       ④アコーグループ           2023年に2ホテル開業・2024年〜2025年に26ホテル開業予定。*主な事業主平和不動産・サムティ等【2023年】メルキュール東京日比谷(東京・12月)メルキュール羽田(東京・11月)   【2024年】全国に25ホテルを開業。 ブランドは「メルキュール リゾート&スパ」・「グランドメルキュール」・「グランドメルキュール リゾート&スパ」「ノボテル」など【2025年】フェアモント東京(東京)     ★このように、4大ホテルチェーンも日本に多く出店しています。 その他にも多くの外資系ホテルの開業が相次いでおり、まだまだ開業のラッシュが予想されます。     日本進出時の契約形態      外資系ホテルが日本に進出する時の代表的な運営方式は、主に賃貸・MC(運営委託)・FC(フランチャイズ)の3つです。 これらはホテルの経営や運営の仕組みが大きく異なり、働く人にとってもキャリアパスや職場環境に影響する重要なポイントです。 ここでは、日本で主に採用されている3つのホテル運営方式について、わかりやすく説明していきます。     ①賃貸                  賃貸は、企業が所有するホテル(建物所有者)を1棟を直接賃貸し、運営会社が経営する形式のもの。 運営会社は建物オーナーである所有者に賃料を払い、ホテルの経営と運営に特化します。 日本のホテルと不動産会社でよく採用されていた方法です。 外資系ホテルブランドはこの契約形態を基本的には好まなく、主にビジネスホテル等で多く採用されている。 【主なホテル】・マンダリンオリエンタル東京     ②MC(運営委託型)            外資系高級ブランドで多く締結されるのがMC契約。 ホテル事業では「所有・経営・運営」という3つの役割が存在します。 MC方式(マネジメントコントラクト方式)とは、ホテルのこの3つの役割を分担する運営方式で、実務上は「所有・経営」を担う会社が、ホテルの「運営」の部分だけを別の会社に委託するパターンが主流です。 この契約では、建物所有者(ホテルオーナー会社)が自社やその子会社としてホテル経営会社を設立させ、その会社が従業員を雇用し、経営責任を負います。 ホテルオーナー会社からはホテルのスタッフなどが派遣されるが、経営責任を負う事はありません。 子会社は派遣された人件費の負担があり、更に多額のブランド料を支払う仕組みになっています。 一方で、「所有・経営」を担うホテルオーナー会社は、「運営」を委託する代わりとして、子会社に運営委託料(売り上げに応じた委託料)を支払います。 しかし、日本側の子会社は、ホテルブランドに属する事で総支配人等の派遣スタッフやノウハウを得る事ができたり、ブランドの運営ノウハウの享受により高度なサービスの提供、そしてブランドの持つ世界中のVIP客を招く事ができる予約システムの利用などが可能となります。   【主なホテル】・オークラ ホテルズ&リゾーツ・ホテルアンダーズ ・ニッコー・ホテルズ・インターナショナル・ホテルJALシティ・ANAクラウンプラザ大阪・グランドハイアット東京     ③FC契約(フランチャイズ)        FC契約は、飲食店やコンビニエンスストアなどと同じフランチャイズ契約を指し、ホテル業界でも一般的に取り入れられています。 FC契約を結ぶ事により、加入者は、経営ノウハウの享受・ホテル予約システムなどが利用・ブランド名の使用が得られ、本部に加盟料(ロイヤリティ)を支払う方式となっています。 経営に自由度がある反面、ブランド側の支援は少なく、シェラトンなどはこの形式のものが多くなっています。 しかし、経営の自由度が高い分、高級なブランドになるほどFC契約は締結しない傾向があります。   ★このような方法で外資系ホテルは日本への進出を果たしています。 訪日外国人が増加しており、特に初めて日本に来る外国人は世界的にブランド力のあるホテルを選ぶ事が多くなってします。 そのため、日本の企業(デベロッパー等)は、集客や収入の面で積極的に外資系ホテルと締結する事が多くなっています。          まとめ          現在の日本では、インバウンド需要の回復により外資系ホテルの開業が続き、世界的ブランドで働けるチャンスが大幅に増えています。 マリオット・ヒルトン・IHG・アコーといった4大高級ホテルチェーンは、全国で新規ホテルプロジェクトを進めており、今後も多様な職種で採用が増えることが期待されます。 本記事では、各ブランドの開業予定だけでなく、外資系ホテルが日本で採用する「賃貸・MC・FC」といった運営方式の違いも解説しました。 これらは職場環境、キャリアの伸ばし方、求められるスキルにも影響するため、転職活動を進めるうえで非常に重要なポイントになります。 日本のホテル市場は今後も外資系ブランドの参入により活性化していくため、外資で働きたい方やキャリアアップを目指す方にとって、大きなチャンスが広がっています。 外資系ホテルに興味がある方や、ホテル業界への転職を検討している方にとって、最新動向を把握しておくことは、業界研究だけでなく、将来の転職やキャリア選択にも役立つでしょう。 是非参考にしてみて下さいね。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2026.02.15

外資系ホテルとは?知っておきたい特徴・必要なスキル・転職するメリット

  外資系ホテルへの転職を検討する際、「日系ホテルと何が違うのか」「どの程度の英語力が求められるのか」といった疑問や不安を感じる方は少なくありません。 外資系ホテルは、世界共通のブランド基準のもとで運営され、成果を重視した評価制度や、国内外へ広がる多様なキャリアパスが特徴です。 グローバルな環境でスキルを磨き、将来的に海外での活躍も視野に入れたい方にとって、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。 近年、日本政府が「観光立国」を掲げ観光産業の強化を進めていることから、ホテル市場は拡大を続けています。 インバウンド需要の回復・拡大や国内富裕層の増加を背景に、外資系ホテルの新規開業も全国各地で相次いでいます。 このような成長市場の中で、圧倒的なブランド力と高いサービス品質を強みとする外資系ホテルへの注目は、今後ますます高まるでしょう。 本記事では、外資系ホテルならではの特徴や、転職・就業にあたって求められるスキルについて、ホテル業界への転職を考えている方にも分かりやすく解説していきます。     目次 1:外資系ホテルとは|10の特徴2:日本に進出している外資系ホテル3:外資系ホテルで求められるスキル4:外資系ホテルで働く方法5:外資系ホテルに転職するメリット6:外資系ホテルに転職するデメリット7:まとめ       外資系ホテルとは|10の特徴      外資系ホテルとは、海外資本のホテルブランドが日本で展開しているホテルを指します。 世界的に知名度の高いホテルチェーンが多く、ブランド力やサービス品質の高さが大きな特徴です。 経営形態や立地、提供するサービスには日系ホテルとは異なる点も多く、転職先として検討する際には特徴を正しく理解しておく事が重要。 ここでは、外資系ホテルを理解する上で押さえておきたい代表的な特徴を紹介します。   check! ✅ 外資系ホテルの一覧  詳細はこちら  ▶︎       ①国際的なブランド力             外資系ホテルの最大の特徴の一つが、圧倒的なブランド力。 多くの企業は本社を海外に置き、世界各国でホテルを展開できるほど安定した資本力を持っています。 そのため、ホテル名自体が信頼の証となり、集客力の高さにつながっています。 また、会員制度が非常に強く、宿泊客の多くが自社グループのリピーターである点も特徴です。 高級ホテルとして都市のランドマーク的存在になっているケースも多く、世界的に知名度の高いブランドを背景に、高価格帯・高付加価値のサービスを提供しています。 一流の接客やホスピタリティを学びたい方にとって、非常に恵まれた環境と言えるでしょう。       ②世界共通のブランド基準・サービス     外資系ホテルは、世界中で同一ブランドを展開しているため、国や地域が違っても一定水準のサービスを提供できるよう、明確な基準やマニュアルが整備されています。 どの国の同ブランドホテルに宿泊しても、安定した品質のサービスを受けられる点は、利用者にとって大きな安心材料です。 スタッフ側にとっても、オペレーションや評価基準が明確で、役割や求められる成果が分かりやすいというメリットがあります。 こうした環境で経験を積むことで、他国・他拠点でも通用するスキルや考え方が身につき、将来的なキャリアの幅を広げる事につながります。       ③ラグジュアリーホテルが多い      日本に進出している外資系ホテルの多くは、ラグジュアリーホテルや高級シティホテルといったハイエンドな業態です。 豪華な客室やスイートルーム、ミシュラン掲載レベルのレストラン、スパやフィットネスセンターなど、施設面が充実している点が特徴。 ターゲットは富裕層やハイクラスなビジネス客、海外からの旅行者が中心となるため、求められるサービス水準も非常に高くなります。 その分、ワンランク上の接客スキルやホスピタリティを身につけることができ、ホテルマンとしての市場価値を高めやすい環境と言えるでしょう。       ④大都市に立地している事が多い     外資系ホテルは、観光客やビジネス需要を見込める大都市圏に立地しているケースが多く見られます。 東京・大阪・京都など、国内外から人が集まるエリアに集中しており、都心部での就職を希望する方にとっては大きなメリット。 一方、近年はインバウンド需要の回復や富裕層の増加を背景に、地方都市やリゾートエリアへの出店も進んでいます。 これにより、都市部だけでなく地方で外資系ホテルに挑戦できるチャンスも広がっており、勤務地の選択肢は年々多様化しています。       ⑤外国のお客様が多い          外資系ホテルは国際的な知名度が高く、「海外でも名前を知っている安心感」から多くの訪日外国人に選ばれています。 そのため、宿泊客の国籍は非常に多様で、日系ホテルやビジネスホテルと比べても英語を使う機会が多くなります。 近年では中国語や韓国語が必要とされる場面も増えていますが、完璧な語学力よりも、相手に伝えようとする姿勢や実践的なコミュニケーション力が重視されます。 語学力を活かしたい方にとっては、日常業務の中でスキルを伸ばせる、やりがいの大きい環境と言えるでしょう。       ⑥多国籍な職場環境             外資系ホテルでは、働くスタッフにも外国籍の社員が多く、現場スタッフだけでなく総支配人やマネージャーなど管理職に外国人が就くケースも珍しくありません。 グローバルな視点でのマネジメントが行われる一方、日本で運営する以上、日本ならではのきめ細やかなおもてなしも重視されます。 そのため、日本のホテル業界を理解し、高い成果を出せる人材は重要な存在。 多様な価値観の中で働く経験は、自身の視野を広げ、国際感覚を養う大きな成長機会となります。       ⑦給料は高めの傾向             外資系ホテルは「同一労働同一賃金」の考え方が基本で、勤続年数よりも成果や役割に応じて給与が決まります。 高い成果を出せば、年齢や社歴に関係なく評価され、給与に反映される点が特徴です。 一方で、期待される成果を出せない場合は降格や契約見直しの可能性もあります。 求められるサービスレベルや語学力が高い分、日系ホテルと比べて年収が高くなる傾向があり、実力に見合った報酬を得たい方に向いています。   point <日系ホテル> 年収:約300〜360万円前後 が一般的。 📍日系ホテルは年功序列や勤続年数を重視する傾向があり、給与テーブルが比較的ゆるやかです。<外資系ホテル> 年収:約400〜700万円前後 が一般的。 📍一般的に外資系の方が給与水準が高い傾向があります。 外資系ホテルは成果主義・実力主義傾向が強く、語学スキルや専門性によって昇給・昇進が速いケースが多い点も特徴です。         ⑧求められるスキルが高い          外資系ホテルの多くはラグジュアリーホテルであり、主な顧客は富裕層です。 そのため、接客・語学力・問題解決力など、求められるスキル水準は高くなります。 また、成果主義の文化が根付いており、即戦力として活躍できる中途採用が中心です。 日系ホテルのように時間をかけて育成する風土は比較的少なく、自ら学び、行動し、結果を出せる人が評価されます。 自分の市場価値を高め、専門性を磨きたい方には適した環境です。       ⑨評価がシビア               外資系ホテルでは、年功序列ではなく成果や役割への貢献度が評価の軸となります。 チームワークを大切にしつつも、「より良い成果を出すためにどうすべきか」を自ら考え、意見を発信できる人が高く評価される傾向にあります。 反対に、主張せず成果が見えにくい場合は、評価が伸びにくい事も。 役割分担が明確で無駄な残業を避ける合理的な働き方が基本のため、自立して働ける人に向いた環境と言えるでしょう。       ⑩グローバルなキャリアパス         外資系ホテルは国内外に多数の拠点を持っており、海外ホテルへの異動やグローバルポジションへの挑戦などキャリアの選択肢が豊富。 同一ブランド内で経験を積むことで、国境を越えたキャリア形成が可能になります。 「将来的に海外で働きたい」「世界基準のホテルマンとして成長したい」と考える方にとって、長期的なキャリアビジョンを描きやすい点は、外資系ホテルならではの大きな魅力です。   point 外資系ホテルはラグジュアリーホテルが多く、世界各国にチェーン展開している企業が殆どのため、資本が安定しており、非常に高いブランド力を誇っています。 宿泊するお客様だけでなく、働くスタッフにも外国人が多く、日常的に語学力を活かせる環境である点も特徴です。 求められるサービス水準やスキルは高いものの、その分、接客力や専門性を磨きながら自身のスキルアップが期待でき、成果に応じて高い給与を得られる可能性もあります。 さらに、希望や実力次第では、より高いレベルのホテルやポジションへ挑戦する事も可能。 接客のスペシャリストとして成長し、キャリアアップを目指したい方にとって、外資系ホテルは魅力的な選択肢と言えるでしょう。        日本に進出している外資系ホテル        外資系ホテルは、世界共通のサービス基準と高いブランド力を背景に、国際的な旅行者から「安心して滞在できるホテル」として高い支持を得ています。 日本国内にも、各国を代表する外資系ホテルブランドが多数進出しており、都市部を中心に存在感を高めています。 ここでは、「世界4大チェーン」と呼ばれており、日本で展開している代表的な外資系ホテルブランドをご紹介します。       ①アメリカ                 アメリカ系の外資系ホテルは、世界最大級のホテルチェーンを有し、ブランド数や展開エリアの広さが特徴です。   マリオット・インターナショナル ラグジュアリーからカジュアルまで幅広いブランドを展開しており、キャリアの選択肢が豊富。 ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ 明確な評価制度と働きやすい環境に定評があります。 ハイアット・ホテルズ ラグジュアリー志向が強く、質の高いサービスを学べる点が魅力です。       ②イギリス               IHGホテルズ&リゾーツ(インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ) インターコンチネンタルやキンプトンなど、個性豊かなブランドを展開。 ラグジュアリーからライフスタイル型まで幅広く、日本国内でも都市部を中心に拡大を続けている点が特徴です。       ③フランス                 アコーホテルズ ヨーロッパを代表するホテルグループで、ラグジュアリーからエコノミーまで多彩なブランドを展開。 独自性やデザイン性を重視したホテルが多く、フランスらしいホスピタリティや感性に触れられる点が魅力です。       ④香港                   マンダリンオリエンタル ホテル グループ 世界最高峰のラグジュアリーホテルとして知られています。 きめ細やかなサービスと高いホスピタリティで評価が高く、接客の質を極めたい方にとって憧れのブランドの一つです。       ★世界4大ホテルチェーン          マリオット・インターナショナル ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス アコーグループ IHGホテルズ&リゾーツ(インターコンチネンタル ホテルズ グループ)   世界4大ホテルチェーンについては下記にまとめてありますので、参考にしてみてください。   *関連コラム* ・世界4大高級ホテルチェーンとは?①特徴や外資系ホテルの動向 ・世界4大高級ホテルチェーンとは?②現在の状況や今後の開業予定         外資系ホテルで必要なスキル     外資系ホテルでは、世界共通のブランド基準に基づいた高品質なサービスが求められるため、日系ホテルとは異なるスキルや考え方が必要とされます。 語学力や接客力はもちろん、主体性や成果を意識した働き方も重要な評価ポイントです。 ここでは、外資系ホテルで活躍するために特に求められる代表的なスキルを解説します。       ①語学力(特に英語)           外資系ホテルでは、海外からのお客様や外国籍スタッフとのやり取りが日常的に発生するため、英語を中心とした語学力が求められます。 流暢さよりも、チェックイン対応や問い合わせ対応など、現場で実用的に使える英語力が重視される傾向があります。 また、メールや社内ミーティングで英語を使うケースも多く、聞く・話すだけでなく読み書きの力も必要。 語学力は入社時点で完璧である必要はありませんが、継続して学ぶ姿勢が評価につながります。       ②高い接客力・ホスピタリティ        外資系ホテルでは、世界基準のサービス品質を維持するため、高い接客力とホスピタリティが求められます。 マニュアルに沿った対応だけでなく、お客様一人ひとりの要望や背景を汲み取り、期待を超えるサービスを提供できるかが重要。 富裕層やVIP対応の機会も多く、立ち居振る舞いや言葉遣い、細やかな気配りが評価に直結します。 日々の接客経験を通じて、自身のサービスレベルを高めていく姿勢が欠かせません。       ③コミュニケーション力・多文化理解     外資系ホテルは多国籍な職場環境が特徴で、国籍や文化、価値観の異なるスタッフと協力して業務を進めます。 そのため、自分の意見を適切に伝えつつ、相手の考え方を尊重するコミュニケーション力が不可欠。 また、文化の違いによる考え方や行動の違いを理解し、柔軟に対応できる多文化理解も重要なスキルです。 チームワークを大切にしながら働ける人材が高く評価されます。       ④主体性・セルフマネジメント力       成果主義・実力主義の傾向が強い外資系ホテルでは、指示を待つ姿勢よりも、自ら考え行動できる主体性が重視されます。 業務の優先順位を判断し、限られた時間の中で成果を出すセルフマネジメント力も重要。 役割と責任が明確な分、自分の担当業務に対して責任を持ち、改善提案や行動につなげられる人ほど評価されやすい環境と言えるでしょう。       ⑤成長意欲・チャレンジ精神         外資系ホテルでは、新しいサービス導入や組織変更、異動など、変化の多い環境で働く事になります。 そのため、現状に満足せず、スキルアップやキャリアアップを目指す成長意欲やチャレンジ精神が重要。 高い基準の中で経験を積むことで、国内外を問わず通用するキャリアを築く事が可能です。 将来的にマネジメント職や海外勤務を目指す方にとって、大きな成長機会が得られる環境と言えるでしょう。        外資系ホテルで働く方法      外資系ホテルで働くためには、これまでの経験やスキルに応じていくつかのルートがあります。 必ずしも高い語学力や外資系経験が必須というわけではなく、自身の強みを活かした転職活動が重要。 ここでは、外資系ホテルを目指す際に代表的な3つの方法を紹介します。       ①中途採用で即戦力として転職する    外資系ホテルでは、即戦力となる中途採用が中心です。 フロント、料飲、宿泊部門などでのホテル実務経験があれば、日系ホテル出身でも十分に評価されます。 特に接客力やクレーム対応力、チームマネジメント経験は強みになります。 語学力については、完璧さよりも「業務で使えるレベル」が重視されるため、実務経験とあわせてアピールすることが大切。 経験を活かして、より高いサービスレベルの環境に挑戦したい方に向いています。       ②未経験・異業種からチャレンジする   外資系ホテルは即戦力採用が多い一方で、人柄やポテンシャルを重視した未経験採用を行うケースもあります。 特に接客・販売・航空業界など、対人サービス経験がある方は評価されやすい傾向に。 語学力に不安がある場合でも、学ぶ意欲や柔軟性があればチャンスは十分あります。 最初は契約社員や限定職からスタートし、実績を積んで正社員登用やキャリアアップを目指す道も現実的な選択肢です。        ③転職エージェントを活用する      外資系ホテルへの転職では、ホテル業界に強い転職エージェントの活用は非常に有効です。 一般には出回らない非公開求人や、英語力・経験年数に応じたポジションの提案を受ける事ができます。 また、外資系ホテル特有の選考ポイントや面接対策、英文レジュメのサポートを受けられる点も大きなメリットです。 効率的に転職活動を進めたい方や、自分に合ったホテルを見極めたい方におすすめの方法です。      外資系ホテルに転職するメリット         外資系ホテルは、世界基準のサービスや成果主義の評価制度が特徴で、日系ホテルとは異なる成長環境があります。 語学力や接客力を磨きながら、国内外で通用するキャリアを築ける点は大きな魅力。 ここでは、外資系ホテルで働く事で得られる代表的なメリットを紹介します。       ①市場価値の高いスキルが身につく      外資系ホテルでは、外国人ゲストや多国籍スタッフと接する機会が多く、実践的な語学力が自然と身につきます。 また、ラグジュアリーホテルが多いため、世界水準の接客力やホスピタリティを現場で学べる点も大きな強みです。これらのスキルはホテル業界内に限らず、観光・航空・サービス業全般で評価されやすく、自身の市場価値を高めることにつながります。        ②キャリアの選択肢が国内外に広がる     外資系ホテルは世界各国に拠点を持つグローバル企業が多く、国内だけでなく海外への異動やキャリアチェンジのチャンスがあります。 同じブランド内で経験を積む事で、他国のホテルでも通用するスキルや実績を得る事ができます。 「将来的に海外で働きたい」「国際的なキャリアを築きたい」と考える方にとって、外資系ホテルは可能性の広い環境と言えるでしょう。       ③実力次第で年収アップを目指せる    外資系ホテルは年功序列ではなく、成果やスキルを重視する評価制度を採用しているケースが多いのが特徴です。 年齢や勤続年数に関係なく、実績を出せば昇進や昇給につながりやすい環境と言えます。 高いサービスレベルが求められる分、給与水準も比較的高めな傾向があり、自分の努力や成長が収入やポジションに反映されやすい点は大きな魅力です。     外資系ホテルに転職するデメリット       多くの魅力がある一方で、外資系ホテルならではの厳しさや注意点も存在します。 成果主義の評価や文化の違いに戸惑うケースもあるため、事前に理解しておく事が重要。 ここでは、転職前に知っておきたい代表的な注意点を解説します。       ①成果が求められるシビアな評価環境   外資系ホテルでは、チームワークよりも個人の成果や役割遂行が重視される傾向があります。 結果を出せない場合は評価が上がりにくく、場合によってはポジションの見直しが行われる事も。 日系ホテルのような長期的な育成や年次評価に慣れている方にとっては、プレッシャーを感じやすい環境と言えるでしょう。       ②異文化コミュニケーションの難しさ     英語を使う機会が多いことはメリットでもありますが、語学に苦手意識がある方にとっては負担になる場合も。 また、文化や価値観の違いから、意思疎通がうまくいかない場面も少なくありません。 完璧な語学力よりも、相手を理解しようとする姿勢や柔軟なコミュニケーション力が求められます。       ③日系ホテルとの働き方の違い      外資系ホテルでは、役割分担が明確で自己主張が求められる場面が多くあります。 察する文化や暗黙の了解が通用しにくいため、日系ホテルの働き方に慣れている方はギャップを感じる事もあるでしょう。 一方で、仕事の範囲や責任がはっきりしているため、自立して働ける方にとってはメリットにもなります。   日系ホテルと外資系ホテルの違いについては下記にまとめてありますので、参考にしてみてください。   *関連コラム* ・日系ホテルと外資系ホテルの違いは?①給料やキャリアパスなどを解説 ・日系ホテルと外資系ホテルの違いは?①それぞれの企業の概要や特徴            まとめ           外資系ホテルは、世界共通のブランド基準と高いサービス品質、成果を重視する評価制度が特徴で、日系ホテルとは異なる成長環境があります。 ラグジュアリーホテルが多く、語学力や接客力、主体性を磨きながら、市場価値の高いスキルを身につけられる点は大きな魅力です。 また、国内外に拠点を持つグローバル企業が多いため、海外勤務やキャリアアップなど将来の選択肢が広がる点も外資系ホテルならではと言えるでしょう。 一方で、成果主義の評価や異文化コミュニケーションへの適応など、厳しさがあるのも事実。 だからこそ、自身の志向やキャリアビジョンを明確にした上で選択する事が重要です。 世界基準の環境で成長したい方、実力を正当に評価されたい方にとって、外資系ホテルへの転職は大きな可能性を秘めた選択肢と言えるでしょう。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望されいる方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2026.02.02

ーホテルの組織図|部門構成・役職・仕事内容ー

ホテルの組織は、総支配人(ゼネラルマネージャー)を頂点に構成されています。 総支配人はホテル全体の運営責任者として、経営方針の策定や各部門の統括を担います。 その下に配置される副総支配人(アシスタントゼネラルマネージャー)は、総支配人を補佐しながら日々のオペレーション管理や部門間の調整を行う役割。 副総支配人の下には、宿泊部門・料飲部門・宴会部門・営業部門・管理部門といった主要な部門が置かれ、それぞれに部門支配人が配置されます。     総支配人(ゼネラルマネージャー)   ↓ 副総支配人(アシスタントゼネラルマネージャー) ↓ 宿泊部門 料飲部門 宴会部門 営業部門 管理部門 部門支配人 部門支配人 部門支配人 部門支配人 部門支配人 フロント レセプション 宴会予約 営業 経理 ベル サービス 宴会サービス マーケティング 人事 コンシェルジュ ソムリエ ウェディングプランナー 広報 施設管理 ドア バーテンダー クローク   総務 ハウスキーピング 調理       宿泊予約 パティシエ       オペレーター ベーカリー         スチュワード         ルームサービス         ●宿泊部門 フロント、ベル、コンシェルジュ、ハウスキーピング、宿泊予約などが連携し、宿泊客の滞在全体を支えます。 ●料飲部門 レストランサービスや調理、ソムリエ、パティシエなどが所属し、食を通じたおもてなしを担います。 ●宴会部門 宴会予約や宴会サービス、ウェディングプランナーが活躍し、法人利用や婚礼を支えます。 ●営業部門・管理部門 集客や販売戦略を担い、管理部門は経理・人事・総務・施設管理など、ホテル運営の基盤を支える存在。   ※なお、具体的な組織構成はホテルの規模や形態によって異なります。    

2026.01.20

日本のホテル御三家③|帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニvs外資系ホテル

    帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニは、長い歴史と伝統を持つ日本の名門ホテルとして、日本独自の“おもてなし文化”を守り続けてきました。 しかし近年、外資系ホテルの進出やグローバル基準のサービス、多様化する顧客ニーズにより、国内ホテル業界の競争は一層加速しています。 その中で、御三家がどのように時代の変化に対応し、新しい取り組みを行っているのかを知ることは、転職者にとって大きな判断材料になります。 各ホテルの姿勢や戦略は、働き方・キャリアアップ・求められるスキルにも直結するからです。 今回は、前回のコラム日本の老舗ホテル御三家①・日本の老舗ホテル御三家②に引き続き、日本のホテル御三家が外資系ホテルと向き合うために進めている取り組みや改革を、わかりやすくご紹介します。   目次 1:相次ぐ外資系ホテルの登場2:ホテル御三家の取り組み3:まとめ       相次ぐ外資系ホテルの登場      日本のホテル業界を長く牽引し、「三大ホテル」とも呼ばれてきた“ホテル御三家”。 しかし、デフレの影響や長引く不況による価格競争の激化に加え、国内外で相次ぐ新規ホテルの開業ラッシュにより、御三家も厳しい競争に直面するようになりました。 国内では、御三家に続く存在として、外資系ホテルを中心とした「新御三家」や「新々御三家」が登場。 さらに、世界的に展開する「世界4大ホテルチェーン」も続々と日本へ参入しています。 その結果、客室稼働率の低下、宴会需要の縮小、婚礼市場の落ち込みなど、さまざまな影響が顕在化。 従来のブランド力だけでは競争を勝ち抜くことが難しくなり、価格の見直しやサービス改善といった対策が求められる状況となっています。     新御三家/新々御三家/世界4大ホテルの登場      <新御三家> 1990年代頃から、高級ホテルが相次いで東京に参入しました。御三家に続いて、日本を代表するホテルとして人気となった「ホテル新御三家」が下記の3つになります。 ①パークハイアット東京 :西新宿②ホテル椿山荘東京   :目白③ウェスティンホテル東京:恵比寿   <新々御三家> 2000年に入ると、世界でも断トツに評価の高いホテルグループが日本に進出。 「新々御三家」と呼ばれ人気となったホテルが下記の3つになります。   ①マンダリンオリエンタルホテル東京:日本橋②ザ・リッツ・カールトン東京   :六本木③ザ・ペニンシュラ東京      :銀座   <世界4大ホテルチェーン> 新御三家・新々御三家と共に、日本への進出も積極的に行っている世界4大ホテルチェーンが下記のホテルになります。   ①マリオット・インターナショナル②ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス③IHGホテルズアンドリゾーツ④アコーグループ           4大ホテルチェーンの特徴は、傘下に多数のブランドを保持している点です。 全世界に様々なブランド名でホテルを展開しており、それぞれに1億数千万人もの会員を持っている強みもあります。 日本でも既に数多くの出店をしていますが今後も更なる開業が決まっています。   ◎4大ホテルチェーンの開業予定★マリオットインターナショナル 2023年:5ホテル開業2025年:1ホテル開業予定   ★ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス2023年:2ホテル開業2024年〜2026年:5ホテル開業予定   ★IHGホテルアンドリゾーツ2023年:3ホテル開業2024年〜2026年:3ホテル開業予定   ★アコーホテルズ2023年に2ホテル開業2024年〜2025年に26ホテル開業予定   その他外資系高級ホテルの登場         ご紹介させて頂いた4大ホテルチェーン以外にも、下記のような外資系高級ホテルの市場が拡大しています。 2023年〜も続々と開業しており、その8割以上が外資系ホテルとされています。   ・ウェスティンホテル東京 ・パークハイアット東京 ・グランドハイアット東京・ヒルトン東京・ブルガリホテル東京・アマン東京・ジャヌ東京     *関連コラム* ・日世界4大高級ホテルチェーンとは?②現在の状況や今後の開業予定         ホテル御三家の取り組み       外資系ホテルの進出や市場ニーズの変化により競争が激しくなる中でも、帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニは、老舗ホテルとしての強みを活かしながら時代に合わせた改革を進めています。 伝統を守るだけではなく、新たな顧客層の獲得やサービス品質の向上に向けたさまざまな取り組みを行っている点が大きな特徴です。 どちらかというと業務効率を重視している外資系ホテル。 差別化するために、「御三家」が取り組んでいる対策をご紹介します。     ①帝国ホテル                 ①帝国ホテル東京の建て替え 24年度~36年度にかけて建て替えを予定しています。 本館の客室数を減らし、客室の面積を広くする事で顧客満足度の向上を目指します。 帝国ホテルを含む街区全体の開発プロジェクト「TOKYO CROSS PARK 構想(内幸町一丁目街区開発プロジェクト)」として、地域一帯で再開発を進めていく予定となっています。   ②4軒目となるホテルを京都に開業予定 東京・上高地・大阪に次いで、30年ぶりの新規出店。 国の登録有形文化財である祇園甲部歌舞練場敷地内の弥栄会館の一部を保存活用しホテルとします。 客室数は60室のみとなっておりサービスを重視したラグジュアリーホテルとなる予定。 歴史的建造物に泊まるという素晴らしい体験を提供し、京都から日本文化を世界に発信する拠点としての役割を果たしたいと考えています。③飲部門での顧客満足度の向上 東京内のフランス料理「レ セゾン」および日本料理「帝国ホテル寅黒」が、「ミシュランガイド東京 2023」において、一つ星に選出。 ホテル内での飲部門においても顧客満足度の向上を目指しています。④安定した会員組織へのホスピタリティ 世界各国の方が宿泊する帝国ホテル。 宿泊客の30%以上は帝国ホテルの会員組織「インペリアルクラブ」のカードを持つ国内外のお客様となっています。 常にお客様視点での設備やサービスの強化による顧客満足に取り組んでいるため、安定した会員のお客様の宿泊が経営の安定を支えています。      ②ホテルオークラ東京            ①ブランド力と知名度のアップ 御三家の中で1番の売上高を誇っているホテルオークラグループ。 国内外で70店舗のホテルを運営をしており、2019年以降国内で10店舗を出店。 ブランド力と知名度のアップにより顧客獲得を目指しています。  ②最高級ホテルとしての地位を確立 「ザ・メイン」内にあるエグゼクティブハウス禅(11〜12階にある87室の客室)は、2021年度格付け評価ホテル部門で最高評価の5つ星を2年連続で受賞。③日本の伝統やおもてなしを重視 「世界の賓客を満足させる、日本の特色をしっかりとそなえたホテル」をビジョンに掲げ開業しました。 日本の伝統やおもてなしを大切にしているのが特徴で、日本の風土・伝統・文化を重視するホテルとなっています。 ホテル敷地内には、美しい日本庭園や和を感じさせる内装が施されており、日本の美と、一人ひとりのゲストにきめ細かく気遣いする「日本の心」を大切に開業時から多くのお客様をお迎えしています。 ④安定した会員組織へのおもてなし オークラ系会員組織「One Harmoney」の会員数は現在260万人。 日本ならではのおもてなしを強みに安定した会員のお客様の利用が売上を支えています。     ③ホテルニューオータニ東京          ①宿泊プランの強化 「鬼滅の刃」「初音ミク」「コジコジ」「Suzy's Zoo」といった人気アニメのキャラクターとコラボ。 ファミリー層にも人気を集めています。  ②飲食部門の強化 和食・中華・フレンチ・エスニック・鉄板焼き・カフェなど38店舗の豊富な飲食店が揃っています。 ホテルニューオータニオリジナル商品の展開や、食品大手の日本ケロッグの監修等も行っておりブランドの知名度アップに繋がっています。 ③SDGsへの取り組み 地球環境への配慮がお客様への大切な「おもてなし」であるという考えの下、ハイブリッドホテルプロジェクトに取り組んでいます。 地域と連携した災害時の対応やクールスポットの形成、ホテルと事務所等の異種用途で構成される施設特性を活かした効エネルギーシステムの構築、CO2削減対策などが評価され、国土交通大臣より「サステナブル建築物等先導事業」に認定されています。 港区より「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」において「CO2固定量を認証した建築物」としても認定。   *関連コラム* ・日本のホテル御三家①:歴史と特徴・日本のホテル御三家②:共通点と星の数           まとめ           外資系ホテルの参入が進み、国内のホテル市場はこれまで以上に競争が激化しています。 その中で、日本のホテル御三家である帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニは、長い歴史と伝統を守りつつも、時代に合わせた積極的な改革を進めています。 帝国ホテルは再開発や新規出店によりブランド価値を再構築し、オークラは国内外への展開強化と高品質な“日本のおもてなし”で存在感を高めています。 ニューオータニは飲食・宿泊プランの充実に加えてSDGs活動を推進し、新しい顧客層を獲得。 こうした御三家の取り組みは、今後ホテル業界で働く人にとって大きなヒントになります。 伝統と革新をどう両立しているのか、どのようなサービスが求められているのかを理解することで、自分がどのホテルで、どのようなキャリアを築きたいかを具体的に描きやすくなるでしょう。 外資系ホテルとの競争が続く中でも、御三家は唯一無二の魅力と強みを持つ存在であり、働く環境としても多くの学びと成長のチャンスがあります。   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.20

ホテルの売上構成とは?宿泊・料飲・宴会部門の役割と収益を解説

    ホテル業界への転職を考える上で、各部門がどのように売上を支えているのかを理解しておく事は非常に重要です。 ホテルの仕事は「接客が好き」「華やかなイメージがある」といった印象が大きいですが、実際の現場では、宿泊・料飲・宴会といった複数の部門が連携しながら経営を支えています。 特にシティホテルでは、これらの部門がバランスよく売上を構成しており、ホテルの規模や強みによって比重も大きく異なります。 どの部門で働くかによって、求められるスキルやキャリアパス、やりがいも変わってくるでしょう。 本記事では、ホテルの売上構成や各部門の役割、なかでも収益性の高い宴会部門の内訳について詳しく解説します。 これからホテル業界への転職を目指す方が、自分に合った部門や働き方を考えるための参考になれば幸いです。   目次 1:ホテルの売上構成2:ホテルの部門内訳詳細3:宴会部門の売り上げの内訳は?4:まとめ         ホテルの売上構成        ホテルの売上は、複数の部門がそれぞれの役割を担いながら成り立っています。 どの部門がどれくらいの売上を生み出しているのかを知ることで、ホテル経営の仕組みや、自分が携わる仕事がどのようにホテル全体に貢献しているのかを理解しやすくなります。 ここでは、一般的なシティホテルを例に、ホテルの売上構成と内訳について解説していきます。     ホテルの4つの売上構成              前述したように、一般的なシティホテルの場合は、「宿泊・料飲・宴会・その他」の部門で成り立っており、おおよそ「3:3:3:1」の割合となっています。 シティホテルとは、ファミリー・カップル・一人での利用など、幅広い客層に対応しているホテルです。 日本の都市部に位置する事が多く、格安ホテルから高級ホテルまで料金は様々。 飲食店や宴会場の他、ラウンジやジム、大浴場などが併設されているホテルもあります。   *ホテルの売上に関わる部門* ・宿泊部門:約30%・料飲部門:約30%・宴会部門:約30%・その他 :約10%   宿泊メインのビジネスホテルであれば、宿泊の部門の割合の収益が多くなりますし、宴会場の種類や数が多く結婚式に力を入れているホテルは宴会部門の収益が高くなります。 日本では婚礼をホテルで行う事が多いため、宴会部門での収益が高めですが、欧米では基本的に宿泊部門の収益が8割をしめており、残りの2割が料飲・宴会部門となっている事が多いです。 例えば、日本を代表するホテルである「帝国ホテル」では、国際会議や大規模なパーティー、著名人の結婚式なども行われるため、宴会部門の比率が高くなっています。 特に、披露宴は年間700件以上行われているため、ウエディングも宴会部門の売上の大きな支えとなっています。   <日本の代表的なシティホテル> ・帝国ホテル・ホテルニューオータニ・ホテルオークラ・ホテル椿山荘東京・マンダリンオリエンタル東京・ザ・プリンス パークタワー東京   <帝国ホテルの売上構成> ・宿泊部門:約20%・料飲部門:約20%・宴会部門:約35%・その他 :約25%  (※参照:帝国ホテルHP)         ホテルの部門詳細         ここでは、ホテルを構成する主要な部門である「宿泊部門」「料飲部門」「宴会部門」、そして「その他」の部門について、それぞれの特徴や役割を分かりやすく解説していきます。     ①宿泊部門                    ホテルといえば宿泊。 宿泊をメインで担当する部門になり、ホテルの根幹をも言える客室の販売や、宿泊客への接客を担当します。 1000室を超えるホテルやVIPをお迎えする専用の部屋があるホテルなど様々。 お客様への接客マナーはもちろんの事、ホスピタリティや語学力が要求されます。 主に下記の職種のスタッフが活躍しています。   ・フロント・ベルスタッフ・コンシェルジュ・ドアマン・ハウスキーピング・リザベーション(宿泊予約)     ①料飲部門                    レストランやバー、結婚式での飲料を担当する料飲部門。 ホテル内には様々なジャンルの飲食店があり、朝食はバイキングとなっているところが殆どですよね。 プラス、ルームサービスでの売上が料飲部門の売上の大部分を占めています。 サービスや調理に関する専門的な知識や高いスキルが求められ、ゲストを喜ばせる需要な部門となります。 主に下記の職種のスタッフが活躍しています。   ・レストランサービススタッフ・レセプション・調理スタッフ・パティシエ・バーテンダー・ソムリエ・スチュワード     ③宴会部門                    一般宴会から婚礼サービスなどを担当。 一般宴会には、企業の会議や研修・セミナー・パーティ、大学や学会・国際会議・展示会、また、芸能人の結婚会見や記者会見などがあります。 婚礼が多いホテルでは、この宴会部門の売上が大きくなります。 主に下記の職種のスタッフが活躍しています。   ・宴会セールス・宴会サービス・ウェディングプランナー・キャプテン     ④その他                     館内ショップでのスイーツや洋菓子の販売・物販などその他に含まれます。 また「帝国ホテル」や「ニュー・オータニ」「ホテルオークラ」などブランド力のある有名なホテルでは、通販は全国の百貨店などでも自社商品を販売しています。 宿泊・料飲・宴会部門とは異なり、ホテルの商品を唯一外に向けて販売している部門となります。 その他には、駐車場の収益や、不動産事業もしているホテルであれば、それらもその他の売上に含まれます。        宴会部門の売上の内訳は?       宴会部門の利益率は高く、ホテルの経営にとって重要な部門となります。 ホテルでは、様々な宴会に対応しています。 前述したようにホテルの宴会部門での売り上げには、「一般宴会」と「婚礼」の2つがあります。 シティホテルでは婚礼の売り上げが大きく占めていました。 しかし、少子高齢化やナシ婚の増加や、結婚式のスタイルの多様化によりブライダル業界での競争激化も進んでおり、一般宴会に力を入れるホテルも増えてきています。   *関連コラム* 知っておきたいホテルの基本!ホテルの売上には何がある?②     ①一般宴会                    一般宴会には、法人や個人の忘年会・新年会・謝恩会などのパーティー、企業の会議や研修・セミナー・各種イベント、大学や学会・国際会議・展示会・講演会などがあります。 その他にも、会見やディナーショー・音楽会・ファッションショーなどがあり、飲食を伴うものと伴わないものがあります。 その中でも特に近年注目されているのがMICEという業界用語で呼ばれているもの。 何百人〜何千人という規模で利用される事が多くリピート率も高いため、ホテルにとっては非常に大きな売上となります。 インバンド数を増やす1つの大きな要素となりますので、国をあげて取り組んでいる分野でもあります。     ②婚礼                       前述したように、日本のホテルでは婚礼が多く行われ、ホテルの収入源の1つとして経営を支えていました。 しかし、人口減少や少子高齢化・未婚率増加・ナシ婚の増加などによってブライダルマーケットは縮小傾向に。 また、SNSの普及や結婚式の多様化が進んだ事から、オリジナリティのある結婚式が求められるようになってきています。 小さめの披露宴会場やレストランを貸し切っての披露宴や家族婚、庭園を使ったガーデンウェディング、ウェディングフォトなどが選択肢の1つとして選ばれるように。 1件あたりの売上は以前よりも大きく低下してしていますが、今後も更なるオリジナリティ溢れる結婚式が増えていくと予想されますので、ホテルの婚礼に対する意識や仕事も変えていかなければなりません。 また、ホテルでのウェディングは「結婚式」だけの一時的なものにはとどまりません。 例えば、挙式したホテルで、クリスマスディナーをしたり結婚記念日などに利用してもらえたり、子供が生まれたらお食い初めや七五三などで利用してもらえる事もあります。 2世代・3世代にわたって結婚式を挙げてもらえる事もありますし、リピーターとしての利用も期待できます。 日本ではホテルでの婚礼宴会の売上は非常に大きなものとなるので、各社がホテルウェディングを1つの事業として成功させていくためには、今後も新しい結婚式の形やプランを創出していく事が重要になるでしょう。          まとめ          ホテルの売上にはどんなものがあるのか、またその中でも今回は宴会部門の売上に関して詳しくご紹介させて頂きました。 主に、「宿泊部門」「料飲部門」「宴会部門」で成り立っているホテルですが、現在の日本には、シティホテル・ビジネスホテルなどなど様々な種類がありますので、その売上構成の割合は異なります。 ホテルに就職する時には、どの部門に力を入れているホテルなのか、自分のしたい仕事と合っているのか照らし合わせてみて下さいね。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.17

ホテルの売上構成とは②?一般宴会・婚礼・MICEを解説

  ホテル業界への転職を考える上で、「どの部門がどのように売上を生み出しているのか」を理解しておく事はとても重要です。 ホテルの仕事は、宿泊・料飲・宴会といった複数の部門が連携しながら成り立っており、売上構成はホテルの規模や立地、強みとするサービスによって大きく異なります。 どの部門に力を入れているホテルなのかを知ることで、将来性やキャリアの描き方、求められる役割も見えてきます。 今回は、前回の「ホテルの売上構成①」に続き、ホテル全体の売上構成と内訳を整理した上で、特に利益率が高く経営において重要な「宴会部門」の売上構成について詳しく解説します。 転職先選びや職種理解の参考として、ぜひご覧ください。     目次 1:ホテルの売上構成・内訳2:宴会部門の売り上げ構成3:まとめ          ホテルの売上構成・内訳         ホテルは「宿泊する場所」というイメージを持たれがちですが、実際の運営は宿泊だけで成り立っているわけではありません。 宿泊部門をはじめ、レストランやバーを運営する料飲部門、結婚式や各種宴会を担う宴会部門、物販やその他サービスなど、複数の部門が連携することでホテル全体の売上が構成されています。 どの部門がどの程度の売上を担っているのかを理解することは、ホテルの経営構造や各部門の役割を把握する上で欠かせないポイントです。     一般的なシティホテル の売上構成       一般的なシティホテルの売上構成は、「宿泊:料飲:宴会:その他=3:3:3:1」の割合になることが多く、特定の部門に偏らずバランスよく収益を確保している点が特徴です。 シティホテルは、ファミリーやカップル、ビジネス利用の一人客など、幅広い客層に対応しており、日本の都市部を中心に多く展開されています。 料金帯も、リーズナブルなホテルから高級ホテルまで様々。 また、館内には飲食店や宴会場のほか、ラウンジやジム、大浴場などの付帯施設を備えているケースも多く、宿泊以外の利用でも収益を上げられる仕組みが整っています。 ◎宿泊が中心のビジネスホテル→宿泊部門の売上比率が高くなる ◎宴会場の規模や数が多く、結婚式に力を入れているホテル→宴会部門の収益が大きくなる など、ホテルの特徴によって売上構成にも違いが生まれます。   *ホテルの売上に関わる部門* ・宿泊部門:約30%・料飲部門:約30%・宴会部門:約30%・その他 :約10%        宴会部門の売上構成は?      宴会部門の利益率は高く、ホテルの経営にとって重要な部門となります。 前述したように、ホテルの宴会部門での売り上げには、「一般宴会」と「婚礼」の2つがあり、様々な宴会に対応しています。 シティホテルでは、婚礼の売り上げが大きく占めていましたが、少子高齢化・ナシ婚の増加・結婚式のスタイルの多様化により、ブライダル業界での競争が激化。 そのため、一般宴会に力を入れるホテルも増えてきています。 ここでは、宴会部門の売上となる、「一般宴会」と「婚礼」を詳しくご紹介していきます。     ①一般宴会                    一般宴会には、法人・個人を問わず、忘年会や新年会、謝恩会といった各種パーティーのほか、企業の会議・研修・セミナー・イベント、大学や学会による国際会議、展示会、講演会など、幅広い利用があります。 その他にも、記者会見やディナーショー、音楽会、ファッションショーなど、多様な催しが開催されています。 近年、特に注目されているのが「MICE」と呼ばれる分野。 MICEが開催されることで、出展者や参加者による宿泊・飲食・観光などの消費が生まれ、開催地域周辺に大きな経済波及効果をもたらします。 内容によっては滞在期間が長くなるケースも多く、一般的なレジャーや観光と比べても、ホテルの売上や地域経済への貢献度が高い点が特徴です。 そのため、ホテルの営業部門では、自社ホテルでMICEを開催してもらえるよう、さまざまな施策を立案し、積極的な営業活動を行っています。     ☑︎MICEとは MICEという造語は、下記4つの言葉の頭文字をとったもので、多くの集客が見込まれるビジネスイベントなどの総称です。  ①Meeting(企業などの会議) ②Incentive(企業などの報奨イベント) ③Conventio(国際会議) ④Exhibition(展示会・イベント)   <例> Meeting Incentive Convention Exhibition ・企業の会議 ・MTG ・研修 ・セミナー  ・役員会議  ・社員の表彰 ・研修 ・企業の報奨 ・社内表彰 ・パーティ ・研修旅行  ・展示会 ・見本市 ・イベント ・国際映画祭 ・オリンピック ・国際機関 ・国際団体 ・総会 ・会議 ・IMF  ・世界銀行総会   ◎宴会部門は、利益率が高く、ホテル経営を支える重要な収益源のひとつです。 ご紹介したように、主に「一般宴会」と「婚礼」の2つで構成されており、これまでシティホテルでは婚礼の比重が大きい傾向にありました。 しかし、少子高齢化やナシ婚の増加、結婚式スタイルの多様化により、ブライダル市場は競争が激化。 そのため近年では、企業イベントや国際会議、展示会などを含む一般宴会、特にMICE分野に注力するホテルが増えています。 MICEは、何百人〜何千人という規模で利用される事が多くリピート率も高いため、ホテルにとっては非常に大きな売上となります。 宿泊・料飲・観光を含めた大きな経済効果が期待でき、ホテル全体の売上拡大にも直結。 宴会部門は、時代の変化に対応しながら成長が求められる、将来性の高い分野といえるでしょう。     ②婚礼                      現在、日本の結婚式は、ホテル・専門結婚式場・ゲストハウス・レストランをメインに行われています。 その中でもホテルウェディングは結婚式の定番のスタイルとなっており、ホテルの収入源の1つとして経営を支えています。 ここではホテルウェディングの特徴をお伝えしていきます。     ①幅広い年齢層に対応可能 結婚式には、親族から友人・会社関係など幅広い年齢層の方が出席します。 ホテルでは、どのような方へも丁寧かつ、上質な接客を行う教育がなされているため、最高のおもてなしを提供する事ができます。 結婚する2人はもちろんの事、ゲストに与える安心感や期待感はホテルならではのものと言えるでしょう。 ただし、サービスの品質などにより力を入れている格式があるホテルは、ブランドや知名度があり費用が高くなる事も多くなります。 ②様々な設備が充実 ホテルは、宿泊施設・レストラン・カフェ・美容室・写真館・花屋などの施設が充実しています。 その為、ホテル内のカフェで過ごせたり、美容室でヘアメイクをセットしてもらえたり、遠方から来るゲストが宿泊できたりと非常に便利。 バリアフリー設備が整っているので年配のゲストも安心です。 ③宴会場・挙式のタイプが選べる ホテルは宴会場の数も多く、様々な大きさやタイプがあり、1日に何組もの結婚式が行われます。 家族や親しい友人だけの少人数ウェディング〜100名以上の大人数での結婚式をするの事も可能。 また、ホテルウエディングは、教会式・人前式・神前式など挙式スタイルから自分が好きなスタイルを選べます。 ただし、ホテルの場合、いくつかのプランが用意されており、その中から決めていく事が多くなっています。 そのため、決まったプランやアイテムの中で選ばなければならない事も多くオリジナル感は出しにくいです。   ◎婚礼は、ホテル経営を支える重要な収益源のひとつであり、ホテルウェディングは日本における結婚式の定番スタイルとして長年親しまれてきました。 幅広い年齢層のゲストに対応できる高い接客品質や、宿泊・レストラン・美容室などの設備が一体となった利便性は、ホテルならではの強みです。 また、少人数から大規模披露宴まで柔軟に対応でき、挙式スタイルも多彩な選択肢があります。 一方で、一定のプランに沿って進行するケースが多く、自由度に制限が出る場合も。 近年は婚礼市場が変化する中で、ホテルならではの安心感や総合力を活かした提案力が、今後さらに求められる分野といえるでしょう。           まとめ           ホテルの売上は、主に「宿泊部門」「料飲部門」「宴会部門」を軸に構成されており、一般的なシティホテルではそれぞれが約3割ずつを占めるバランス型の経営が多く見られます。 その中でも宴会部門は利益率が高く、ホテル経営を支える重要な存在です。 宴会部門の売上は、「一般宴会」と「婚礼」の2つに分かれ、近年ではブライダル市場の縮小を背景に、MICEを中心とした一般宴会へ注力するホテルが増えています。 MICEは大規模かつリピート性が高く、宿泊・料飲を含めたホテル全体の売上向上にも直結するため、今後も成長が期待される分野。 一方で、ホテルウェディングは依然としてホテルのブランド力やサービス品質を象徴する重要な事業であり、時代に合わせた新たな提案力が求められています。 転職を検討する際は、ホテルごとの売上構成や注力分野を知ることで、自分の経験やスキルを活かせる部門、将来性のあるキャリアパスをより具体的に描くことができるでしょう。   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.17

日本の5つ星・4つ星ホテル一覧|星の基準と評価を解説

  ホテル業界への就職・転職を考える際、多くの方が気になるのが「5つ星ホテルで働くには?」「4つ星ホテルとの違いは?」という点ではないでしょうか。 日本には世界的に評価される5つ星ホテルが多く、東京だけでも4つ星クラスの人気ホテルが多数存在します。 しかし、星の基準や評価の仕組みを正しく理解している人は意外と多くありません。 本記事では、ホテル業界を目指す方向けに、日本の5つ星ホテル一覧・東京の4つ星ホテル一覧を紹介しながら、「星を獲得するホテルの特徴」「働くスタッフに求められるレベル」をわかりやすく解説します。 高級ホテルへのキャリアアップを考えている方にとって、職場選びの指標となる情報をまとめていますので、是非参考にしてみて下さいね。     目次 1:星つきホテルとは?2:日本の5つ星ホテルリスト3:日本の4つ星ホテルリスト4:日本の推奨ホテルリスト5:星の種類と内容・基準6:まとめ           星つきホテルとは?        星の数でそのホテルの評価を表している事がありますが、世界標準というのは実はありません。 星の数の分類は5段階となっており、ホテルが自主的に定めた基準に基づくものと、外部組織による分類があります。 ホテルの規模・設備・サービス・料理などで評価されますが、国によって評価する機関が異なるため、星付けに対する世界統一の明確な基準はないのです。 星による各付けは、あくまでお客様がホテルを選ぶ際の目安として用いられているものとなります。 今回は、一流のホスピタリティを格付けする米国のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」の、世界で最も優れたホテルを格付けする第65回格付けリスト2023年度で、5つ星・4つ星・推奨に選ばれた日本のホテルをご紹介します。 (※参照:2023年フォーブストラベルガイドスター賞受賞者)   ☑︎フォーブストラベルガイドとは 権威ある5つ星の格付けシステムを世界で初めて導入したトラベルガイドで、60年以上にわたり世界の高級ホテルの格付けとレビューを提供しています。 最上級のサービスに精通する調査員が覆面調査を行い、施設面の心地良さや飲食物・サービスなどの指標を含む900項目の基準を元に、お客様が正確な情報によって旅行を楽しむ事ができるよう情報を提供しています。 評価の70%はサービス、残りの30%は施設の質や状態に基づいています。        日本の5つ星ホテルリスト      日本の5つ星ホテルは、世界基準のサービス品質と施設評価を満たした、国内でも限られた存在です。 高い接客スキルや語学力、専門性が求められる一方で、一流の環境で経験を積めることは大きなキャリア価値となります。 ここでは、国際的な評価を受けた日本の5つ星ホテルを一覧で紹介していきいます。     *5つ星に選ばれた日本のホテル*        1 :キャピトルホテル東急2 :ハレクラニ沖縄3 :ホテルニューオータニ東京エグゼクティブハウス禅4 :ホテルザ・三井京都 ラグジュアリーコレクション5 :マンダリンオリエンタル東京6 :オークラ東京7 :パレスホテル東京8 :ザ・ペニンシュラ東京9 :ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町10:シャングリ・ラ東京11:ザ・リッツ・カールトン京都12:ザ・リッツ・カールトン大阪13:ザ・リッツ・カールトン東京14:高輪花香路   *地域*  東京:10軒/京都:2軒/大阪:1軒/沖縄:1軒        日本の4つ星ホテルリスト      日本の4つ星ホテルは、上質なサービスと実務力のバランスに優れ、ホテル業界でキャリアを築きたい転職者にとって魅力的な環境です。 高い接客レベルを求められながらも、現場での実践を通じて成長できるのが特徴。 続いて、国際的な評価を受けた日本の4つ星ホテルを一覧で紹介します。     *4つ星に選ばれた日本のホテル*        1 :アマン東京2 :アンダーズ 東京虎ノ門ヒルズ3 :コンラッド東京4 :コンラッド大阪5 :フォーシーズンズホテル東京大手町6 :フォーシーズンズホテル東京丸の内7 :フォーシーズンズホテル京都8 :グランドハイアット東京9 :ホテル椿山荘東京10:ホテル雅叙園東京11:ホテルニューオータニ東京ザ・メイン12:ホテル青龍 京都清水13:帝国ホテル東京14:帝国ホテル大阪15:JWマリオットホテル奈良16:パークハイアット東京17:ザ・プリンスパークタワー東京18:ザ・プリンスさくらタワー東京19:ザ・リッツ・カールトン沖縄20:セントレジス大阪21:ザ・テラスクラブ・アット・ブセナ22:東京ステーションホテル23:翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都   *地域*  東京:14軒/京都:3軒/大阪:3軒/沖縄:2軒/奈良:1軒         日本の推奨ホテルリスト       日本の推奨ホテルは、星付きホテルとは異なる視点で評価され、地域性や独自性、サービスの質が高く評価された施設になります。 大規模ホテルとは違い、少数精鋭での運営やきめ細やかな接客が求められるケースも多く、幅広い業務経験を積めるのが特徴。 最後に、転職先としても注目したい日本の推奨ホテルをご紹介します。     *推奨に選ばれた日本のホテル*        1:グランドニッコー東京 台場2:ホテルオークラ京都3:百名伽藍4:JRタワーホテル日航札幌5:サンカラホテル&スパ 屋久島6:水墨比羅夫7:ザ・ヴェール・ニセコ   *地域*  北海道:3軒/沖縄:2軒/東京:1軒/京都:1軒   ★このように日本のホテルにも多くの星つきホテルがあり、取得する事で格付けの目安にもなるでしょう。 2022年度の5つ星ホテルは12軒、2021年度は10軒でしたので徐々に増えつつあります。 訪日外国人の増加によるホテルの開業ラッシュや、ホテルの競争が激化し様々なホテルが誕生している事から、更に5つ星ホテル・4つ星ホテルが誕生するのではないかと思われます。       星の種類と内容・基準         一般的な星の種類と内容は下記になります。 5つ星:最高級ホテル世界的に一流とされているホテルチェーンが多い。豪華で高級感に溢れており、設備・接客・料理など総合的に最高級と評価されているホテル。4つ星:高級ホテル世界的に有名なホテルチェーンが多い。高品質な設備・接客が充実している上質なホテル。 3つ星:中間級ホテル有名なチェーンや独立系のホテルで、アクセスがしやすい場所にあります。規模は比較的大きく、サービスと設備も充実しています。2つ星:廉価ホテル中小規模のホテル。アクセスが便利で基本的な調度品などはありますが、レストランがあるところは少ないです。   1つ星:格安ホテル予算重視となるホテルで、基本的なサービスのみ。     ①日本の星の基準              日本におけるホテルの格付けや星の基準は特に決まっていません。 ホテルが自主的に定めたものや、大手旅行会社や予約サイトなど外部機関が独自に決めた基準が大半となっています。     ②海外の星の基準               海外のホテルも、格付けに関する世界共通水準などは特に統一されておらず、基準は国によって様々です。 評価を行う外部機関は大きく2つに分けると、ミシュランガイドなどの「民間の機関」と各国の政府観光局などの「観光機関」があります。 各国の主な観光機関は以下の通りです。   アメリカ:アメリカ自動車協会 イギリス:ロンドン観光庁 フランス:フランス観光局開発機構 ロシア :連邦旅行局 中国  :中国国家観光局     ③格付けを行う民間機関           主に格付けを行う代表的な民間機関には、「フォーブストラベルガイド」以外に下記の2つがあります。   トラベルウィークリー世界のホテルを10段階で格付。 比較的世界中のホテルが掲載されており、高級なホテルを厳選した格付けではなくリーズナブルなホテルも掲載されています。   ミシュランガイドフランスのタイヤメーカーのミシュランが毎年発行。 レストランの格付けで有名ですが、ホテルの格付けも実施しています。 評価基準が高いのが特徴で、星1つでも「適度に快適なホテル」に設定されています。         まとめ           日本には、世界から高く評価される5つ星ホテルが数多く存在し、東京だけでも4つ星クラスの高級ホテルが豊富に揃っています。 しかし「5つ星ホテルと4つ星ホテルの違い」「星の基準は誰が決めているのか」といった点は、意外と知られていません。 そこで今回は、世界的な格付けとして信頼度の高い「フォーブス・トラベルガイド」の結果をもとに、日本の5つ星ホテル一覧・4つ星ホテル一覧・推奨ホテルを紹介しながら、星の種類や基準、評価を行う外部機関についてわかりやすく解説しました。 ホテル業界を目指す方にとって、星の評価は“ホテルのレベル”だけでなく“自分が目指すキャリアの方向性”を考える上でも重要な指標です。 設備やサービス品質、接客レベルなど、星を獲得するホテルに共通する特徴を知ることで、どのような環境で働きたいのか、キャリア形成にどのように活かせるのかがより明確になるはずです。 ワンランク上のホテルで働くという事は、更にレベルの高いサービスや語学力を極められるでしょう。 究極のサービスを提供したいという方は、星付きに選ばれるような高級ホテルへ就職すると、より高いレベルの接客が求められるためおすすめです。 高級ホテルでの勤務を検討している方は、ぜひホテル選びの参考にしてください。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.17

日系ホテルと外資系ホテルの違いとは?①企業特徴・運営形態を徹底解説

  ホテル業界への就職・転職を考えたとき、多くの方が一度は悩むのが「日系ホテルと外資系ホテル、どちらが自分に合っているのか?」という点ではないでしょうか。 同じ“ホテル”であっても、企業の成り立ちや運営スタイル、サービスの考え方、働き方やキャリアの描き方には大きな違いがあります。 本記事では、まず第一弾として「日系ホテルと日本外資系ホテルの企業概要や特徴」にフォーカスし、それぞれの成り立ちや運営形態、代表的な企業・ホテルブランドを分かりやすく解説します。 これからホテル業界で長く働きたい方、転職先選びで後悔したくない方は、ぜひ自分に合った環境を見極める参考にしてください。 目次 1:日系ホテルとは2:チェーン展開してる日系ホテル3:日本のホテルの種類4:日本外資系ホテルとは5:まとめ          日系ホテルとは         日系ホテルとは、日本の企業が所有・経営・運営を行うホテルで、日本人に合わせたサービスの提供や日本のおもてなしを重視したホテルです。   日本に拠点(本社)があり、主にシティホテル・ビジネスホテル・リゾートホテルの3つのカテゴリーに分類され、利用目的や価格帯は様々。   運営形態は、ホテル所有者が運営・経営も行う「所有直営方式」が多くなっていますが、近年は「運営委託方式」「リース式」「フランチャイズ式」も増えつつあります。   ※参考:代表的な日系ホテル企業一覧 ①株式会社帝国ホテル       ②株式会社ホテルオークラ③株式会社ニュー・オータニ④株式会社パレスホテル⑤株式会社TRUNK⑥株式会社 ザ・キャピトルホテル 東急⑦株式会社京王プラザホテル⑧株式会社三井不動産ホテルマネジメント⑨住友不動産株式会社⑩株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド      チェーン展開している日系ホテル    日系ホテルの中でも、全国規模でチェーン展開している企業は、母体となる業種や事業背景によって特徴が大きく異なります。 どの系列に属するかによって、ホテルの立地戦略やサービスの方向性、働き方やキャリアパスにも違いが生まれます。 特に転職を考える際には、「安定性を重視したい」「専門性を高めたい」「将来はマネジメントに挑戦したい」など、自分の志向と企業の系列が合っているかを知ることが重要です。 ここでは、チェーン展開している日系ホテルを不動産系・鉄道会社系・専門系(シティ/リゾート・ビジネス)に分け、それぞれの代表的な企業やブランドを紹介していきます。 企業選びの比較材料として、ぜひ参考にしてください。     ①不動産系                 ・ダイワロイネットホテルズ株式会社国内ホテル数:76ホテルブランド:ダイワロイヤルホテル・DEL style 等・東急リゾーツ&ステイ株式会社国内ホテル数 :59ホテルブランド:東急ステイ・東急ハーヴェストクラブ等・森トラスト株式会社国内ホテル数 :32ホテルブランド:マリオット・東京エディション虎ノ門等 ・株式会社三井不動産ホテルマネジメント国内ホテル数 :41ホテルブランド:三井ガーデンホテル・ザ セレスティン 等・住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社国内ホテル数 :21ホテルブランド :ヴィラフォンテーヌ・ヴィラージュ 等   ②鉄道会社系                ・株式会社相鉄ホテルマネジメント国内ホテル数 :80ホテルブランド:相鉄フレッサイン・ホテルサンルート 等・株式会社東急ホテルズ国内ホテル数 :68ホテルブランド:東急ホテル・エクセル東急 等・西武プリンスホテルズワールドワイド国内ホテル数 :58ホテルブランド:プリンスホテル 等 ・日本ホテル株式会社国内ホテル数 :41ホテルブランド:東京ステーションホテル・メトロポリタン・メッツ 等・株式会社京王プラザホテル国内ホテル数 :3ホテルブランド:京王プラザホテル      ③専門系(シティ・リゾート)        ・株式会社帝国ホテル国内ホテル数 :4ホテルブランド:帝国ホテル・株式会社ホテルオークラ国内ホテル数  :54海外ホテル数  :27ホテルブランド :オークラ東京 等・株式会社ニュー・オータニ国内ホテル数 :54海外ホテル数 :27ホテルブランド:オークラ東京 等・藤田観光株式会社国内ホテル数 :65海外ホテル数 :3ホテルブランド:椿山荘東京・小涌園 等・星野リゾート株式会社国内ホテル数 :54海外ホテル数 :4ホテルブランド:星のや・リゾナーレ 等 ・リゾートトラスト株式会社国内ホテル数 :41海外ホテル数 :1ホテルブランド:ベイコートクラブ・XIV(エキシブ)等      ④専門系(ビジネス)           ・アパホテル株式会社国内ホテル数 :655海外ホテル数 :41ホテルブランド:アパホテル 等・ルートインジャパン株式会社国内ホテル数  :341海外ホテル数  :3ホテルブランド :ホテルルートイン 等 ・東横イン株式会社国内ホテル数 :319海外ホテル数 :17ホテルブランド:東横INN 等・株式会社スーパーホテル国内ホテル数 :171海外ホテル数 :1ホテルブランド:スーパーホテル 等・株式会社アルファ-ワン国内ホテル数 :48ホテルブランド:アルファ-ワン 等        日本のホテルの種類         現在の日本には様々なホテルがありますが、立地やコンセプト・サービス・価格帯・ターゲット層などによって特徴は様々です。 主に「シティ・ビジネス・リゾート」の3つに分類されますが、現在は宿泊業態が多様化していますので、その他の種類もご紹介します。     ①シティホテル                  主に都市部に立地し、宿泊をはじめ、レストラン利用や宴会、結婚式など幅広い目的で利用されるホテルです。 高級感のある外観や洗練された内装、きめ細やかな接客サービスが特徴で、ビジネス利用から記念日、観光まで多様なニーズに対応しています。 また、大規模なシティホテルでは、フィットネスジムやスパ、エステ、ラウンジなどの付帯施設を備えていることも多く、宿泊以外の目的でも快適に過ごせる環境が整っています。 質の高いサービスと利便性を兼ね備えたホテルとして、多くの利用者に選ばれています。      ②ビジネスホテル              駅近や主要道路沿いなど交通アクセスの良い場所に立地し、主に宿泊機能に特化したホテルです。 出張や短期滞在のビジネスマンを中心に、多くの利用者に選ばれています。 客室はシングルルームが中心で、必要最低限の設備を備えたコンパクトな造りが特徴です。また、無料Wi-Fiやデスク、ランドリーサービス、簡易的な朝食提供など、仕事の合間でも快適に過ごせる工夫が各ホテルで取り入れられています。 シティホテルと比べると、アメニティやサービスは必要最小限に抑えられていますが、その分宿泊料金はリーズナブルで、コストパフォーマンスの高さが魅力となっています。     ③リゾートホテル               リゾートホテルは、観光地や海・山などのリゾート地に立地し、休暇をゆったり過ごすことを目的としたホテルです。 館内にはレストランやバーラウンジのほか、温泉、プール、スパ、アクティビティ施設などが充実しており、滞在そのものを楽しめる環境が整っています。 客室から美しい景色を望めることも多く、非日常感や高級感を味わえる点が魅力。 宿泊料金は比較的高めですが、特別な時間を過ごしたい旅行者や記念日利用などで選ばれています。     ④複合型ホテル               テーマパークやショッピングモール、駅ビル、オフィスビルなど、他の施設と併設・一体開発されているホテルです。 宿泊だけでなく、買い物や観光、ビジネスなど複数の目的を同時に満たせる利便性の高さが特徴。 立地条件に優れているケースが多く、観光客からビジネス利用まで幅広い層に利用されています。 集客力の高い施設と連携するため、安定した稼働が見込める点も特徴です。     ⑤コミュニティホテル             大都市圏の近郊や地方都市に立地する中規模のホテルで、地域に根ざした運営を行っている点が特徴です。 宿泊機能に加え、会議室や宴会場、結婚式場などを備えており、地域住民の集まりや企業利用、記念行事など幅広い用途で利用されています。 観光客だけでなく地元のお客様との接点が多く、地域に貢献する役割も担っています。地元密着型の接客を学びたい方に向いています。       ⑥アーバンリゾートホテル           都心に立地しながらも、海や緑、開放的な空間を取り入れ、リゾート気分を味わえるホテル。 都市の利便性とリゾートの非日常感を両立している点が特徴で、観光客だけでなく、週末のリフレッシュや記念日利用にも選ばれています。 館内にはレストランやスパ、プールなどを備えていることも多く、短期間でも特別な滞在を楽しめるホテルとして人気があります。     ⑦エアポートホテル              空港構内や空港周辺に立地するホテルで、早朝・深夜便を利用する旅行者や出張客に多く利用されています。 フライト前後の短時間滞在を想定しているため、チェックイン・チェックアウトがスムーズで、利便性を重視したサービスが特徴。 国内外の利用客が多く、多言語対応が求められるケースもあります。 移動の合間に快適に過ごせる拠点として、安定した需要があります。     ⑧会員制リゾートホテル            会員制リゾートホテルは、リゾートクラブの会員権を購入することで利用できるホテル。 会員は全国各地にある提携施設の中から、用途や好みに合わせて滞在先を選ぶことができます。 一般客の利用が少ないため、落ち着いた環境で質の高いサービスが提供される点が特徴です。 長期滞在やリピーター利用が多く、一人ひとりのお客様と深く関わる接客が求められるホテル形態となっています。     *関連コラム* ・日本のホテルにはどんな種類がある?①・日本のホテルにはどんな種類がある?②          日本外資系ホテルとは     日本外資系ホテルとは、一般的に外国企業が出資・運営に関わっているホテルのことを指します。 多くの企業は本社を海外に構えており、日本へ進出できるほど資本力が安定しているため、世界的に知名度の高いホテルチェーンが数多く存在します。 また、外資系ホテルでは、所有・運営・経営を分けているケースが多く、土地や建物を運営会社に貸し出すリース方式や、運営を日本の企業に委託する運営委託方式を採用しているのも特徴です。 日本国内でも多数のホテルを展開している、いわゆる世界4大ホテルチェーンは、次の4つが挙げられます。    ①マリオットインターナショナル②ヒルトンワールドワイドホールディングス③アコーグループ④インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)   現在の日本では、日系ホテルの方が多いですが、1泊5万円前後の宿泊料がかかる外資系ラグジュアリーホテルが、日本全国で続々と誕生しています。 コロナ禍の水際対策が緩和されて以降、訪日外国人が急激に増え、インバウンド需要の見込みと日本人の富裕層も増加傾向などの理由から、都内・地方では高級ホテルが続々と開業しています。 国際的な知名度や有名な最高級ホテルがあれば、外国人観光客も安心して訪日できますよね。 外資系ホテルというと、高級感ホテルを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、日本国内ではシティホテルやリゾートホテル、ビジネスホテル型のホテルも運営されています。 そのため、今後益々「外資系VS日系」は加速していくと思われます。 ただし、外資系ホテルは開業や売上を伸ばしている一方で、人材の確保に苦労している面もあるようです。   ※参考:日本にある代表的な外資系ホテル一覧 ①ザ・リッツ・カールトン東京②ヒルトン東京③パークハイアット東京④マンダリン・オリエンタルホテル東京⑤ザ・ペニンシュラ東京⑥ウェスティンホテル東京⑦ブルガリホテル東京⑧東京エディション銀座⑨アマン東京⑩ジャヌ東京   *関連コラム* ・世界4大高級ホテルチェーンとは①・世界4大高級ホテルチェーンとは?②           まとめ           日系ホテルと日本外資系ホテルは、同じホテル業界でありながら、企業の成り立ちや運営形態、サービスの考え方に大きな違いがあります。 日系ホテルは日本企業が所有・運営を行い、日本人の価値観や文化に根ざした「おもてなし」を重視している点が特徴。 一方で外資系ホテルは、海外に本社を持つグローバルチェーンが多く、ブランド力や国際的な基準に基づいた運営が行われています。 また、日系ホテルは所有直営方式が多いのに対し、外資系ホテルは運営委託やリース方式など、所有と運営を分けるケースが一般的。 日本国内では日系ホテルの施設数が多いものの、近年はインバウンド需要の拡大により外資系ラグジュアリーホテルの開業が相次いでいます。 どちらのホテルであっても求められるのは高いホスピタリティ精神ですが、働き方やキャリア形成、評価制度には違いがあります。 転職を考える際は、それぞれの特徴を理解したうえで、自分がどのような環境で成長したいのかを明確にすることが重要です。 日系ホテルと日本外資系ホテルの違い②では、具体的な違いをご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さいね。   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.16

日本のホテル御三家②|帝国ホテル・オークラ・ニューオータニの共通点と星の数についてご紹介

  ホテル業界への転職を考える際、「帝国ホテル」「ホテルオークラ東京」「ホテルニューオータニ」の“ホテル御三家”に興味を持つ方は多いのではないでしょうか。 いずれも日本を代表する高級ホテルとして長い歴史を持ち、国内外の賓客に選ばれてきた一流ブランドです。 しかし、御三家が“なぜ特別なのか”“どんな共通点があるのか”“星の数は実際どれくらいなのか”まで理解している人は意外と多くありません。 ホテルの格や評価基準を知ることは、「どんな場所で働きたいか」「どんなサービスを提供したいか」を考えるうえで、転職活動の大きな判断材料になります。 この記事では、前回の日本の老舗ホテル御三家①に引き続き、ホテル御三家に共通する特徴や歴史的背景、そして気になる星の数について、分かりやすく解説します。 ハイクラスホテルでのキャリアを目指す方は、ぜひ参考にしてください。     目次 1:ホテル御三家の共通点2:4つ星・5つ星獲得のホテル御三家3:まとめ        ホテル御三家の共通点         日本を代表する高級ホテルとして長年トップに君臨してきた帝国ホテル、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニ。 それぞれ歴史やブランドの個性は異なりますが、“御三家”と呼ばれる理由には、共通して備えている明確な強みがあります。 これらの共通点を知ることは、転職者にとって「自分がどのホテルに向いているのか」や「どのようなサービスレベルを目指すべきか」を判断するヒントになります。 まずは、御三家ならではの特徴的な共通点から整理していきましょう。     ①都心に立地している大型シティホテル   どのホテルも都心に立地し、500部屋を超える大型ホテルとなっています。 また、大型の宴会施設を持っているため、結婚式や国会議事堂や官公庁・大企業の需要が高く、売上や経営も安定しているという共通点も。 ミシュランを獲得しているレストランも多く、全ての面においてクオリティが高くなっています。   <帝国ホテル東京>日比谷・919室<ホテルーオークラ東京>虎ノ門・508室<ホテルニューオータニ東京>永田町・1474室     ②日本美や文化を大切にしている       日本の歴史的建物や文化的な要素を取り入れる事で、どのホテルも独自の魅力を持ち、ブランド価値の高いホテルとして位置付けられています。 <帝国ホテル東京>ホテル内に本格的なお茶室がありお茶会やお茶事の席としても利用可。 茶室は100坪ほどの日本庭園に面しており、日本らしい雰囲気を楽しむ事ができます。 <ホテルオークラ東京>日本らしいホテルを作りたいという想いで開業。 本館のロビーは、梅の花をイメージした丸いテーブルと椅子を配置。 オークラ ヘリテージウイングのロビーの壁は、平安時代の和歌帖「三十六人家集」の料紙をモチーフにした壁画で彩られています。 囲碁サロンなども併設されており、日本の伝統美や文化を継承し続けています。 <ニューオータニ東京>江戸城外壁に囲まれた広大な庭園を有しており、東京名園の一つとして東京の観光名所となっています。 加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として、400年以上の歴史を有する由緒ある日本庭園です。     ③一流のおもてなしを提供          客室・設備・サービス等全ての面においてクオリティが高く、超一流ホテルとなっています。 ホテル内のレストランやバーも充実しており、ミシュランを獲得している店舗や有名なソムリエがいる店舗も。 一流のサービスで、ワンランク上のひとときを楽しむ事ができます。 建物や客室の豪華さ・心地よい空間・洗練された料理など、日本らしい最高の「おもてなし」を今も昔も変わらず提供し続けています。 日本型のラグジュアリーホテルとして多くのお客様を魅了しており、日本のホテルのお手本となる存在になっています。     ④海外の要人やVIPを受け入れている       古い歴史の中で、国内・海外の要人やセレブリティを迎え入れており、多くの著名人が宿泊してきました。 <帝国ホテル>マリリン・モンローやヘレン・ケラー、マイケル・ジャクソン、ジョン・レノン、エリザベス女王など。 <ホテルオークラ東京>オバマ大統領などアメリカの歴代大統領・英国のチャールズ皇太子と故ダイアナ妃・マイケルジャクソンやジョンレノンなど。 <ニューオータニ東京>即位の礼に伴う内閣総理大臣夫妻主催晩餐会の会場に選ばれています。     ⑤婚礼事業も順調              御三家の3つのホテルは、老舗の看板とブランド力があります。 最高のホスピタリティでゲストを安心して任せる事ができるため、非常に人気があります。 <帝国ホテル>売上構成の約30%が婚礼含む宴会部門。 宴会場 28室・結婚式場3ヶ所を有し、ホテルウェディングの基礎を作った帝国ホテル。 フォト婚も人気です。<ホテルオークラ東京>基本スタイルは、お客様一人一人の希望に沿ったプランを一緒に創り上げていく「オーダーメイドウエディング」。 9つの宴会場を持ち、上質感あふれる結婚式が叶います。<ホテルニューオータニ東京>宴会場を35、チャペルを1施設を有し、高いホスピタリティを強みに、人気ホテルウェディングランキングにも毎回ランクイン。 ガーデンウェディング・ラグジュアリーウェディング・ナイトウェディング・和婚・レストランウェディング・家族婚・マタニティウェデイングなど、多様化する結婚式のスタイルに対応しています。   *参考:ホテルウェディングランキング* 1位   :ホテルオークラ東京(★)2位   :ホテルニューオータニ東京(★)3位   :TRUNK HOTEL4位   :帝国ホテル 東京(★)5位   :ザ・ペニンシュラ東京6位   :パレスホテル東京7位   :キンプトン新宿東京8位   :シャングリ・ラ東京9位   :東京ステーションホテル10位 :ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(※参照:マイナビウェディング)      5つ星・4つ星獲得のホテル御三家      一流のホスピタリティを格付けする米国のトラベルガイド「フォーブス・トラベルガイド」において、5つ星・4つ星ホテルに選出されてるホテル御三家。 格式だけでなく、その品質は世界基準であり、国内外の評価機関から高い評価を受けている点も大きな特徴です。 宿泊、料飲、ブライダルなど、どの部門においても一流のサービスが求められる環境です。 こうした高評価は“働く側にとっての誇り”にもつながり、キャリアアップを目指す転職者から特に人気を集めています。   <5つ星ホテル(最高級)>・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニ東京   <4つ星ホテル(高級)>・帝国ホテル東京   <※フォーブス・トラベルガイドとは>権威ある5つ星の格付けシステムを世界で初めて導入したトラベルガイド。 1958年にモービル・トラベルガイドとして創設されて以来、60年以上にわたり世界の高級ホテルの格付けとレビューを提供しています。 最上級のサービスに精通する調査員が、覆面調査を行い、施設面の心地良さや飲食物、顧客サービスなどの指標を含む900項目の基準を元に、お客様が正確な情報によって旅行を楽しむ事ができるよう情報を提供しています。 評価の70%はサービス、30%は施設の質や状態に基づいています。   *関連コラム* ・日本の5つ星・4つ星ホテルについて・日本のホテル御三家①:御三家の歴史と特徴・日本のホテル御三家③:外資系ホテルや「新御三家・新々御三家」の登場による御三家の取り組み           まとめ           ホテル御三家である帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニは、日本の高級ホテルを代表する存在として、長い歴史と確かなブランド力を築いてきました。 都心に位置する大型シティホテルであること、日本文化を大切にした空間づくり、一流のおもてなし、世界のVIPを迎えてきた実績、そして婚礼事業の強さなど、三館には共通する特徴が多くあります。 これらは、単なる「老舗」という枠を超え、時代が変わっても揺るがない信頼と価値を生み出している理由でもあります。 さらに、「フォーブス・トラベルガイド」で5つ星・4つ星の評価を受けている点は、世界基準のサービス品質を示す大きな指標です。 宿泊、料飲、ブライダルなど、どの職種でも高度なスキルが求められる環境であり、キャリア形成の場としてはこれ以上ないほど恵まれています。 ハイクラスホテルで働きたい方や、接客のプロとして成長したい方にとって、ホテル御三家は大きな挑戦であり、同時に大きなチャンスでもあります。 自分の理想とするサービスレベルや働き方を考える際に、是非参考にしてみて下さいね。   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.15

日本のホテル御三家①|帝国ホテル・オークラ・ニューオータニの歴史と特徴を分かりやすく解説

    日本のホテル業界を語るうえで欠かせない存在が、「帝国ホテル」「ホテルオークラ東京」「ホテルニューオータニ」の“ホテル御三家”です。 いずれも100年以上の歴史を持ち、国内外の賓客を迎えてきた日本を代表するラグジュアリーホテル。 建築、サービス、文化の面で、日本のホスピタリティを牽引してきました。 一方で、それぞれのホテルがどんな背景を持ち、どのように今のブランドを築いてきたのかを詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか。 ホテル業界への転職を目指す方にとっても、歴史や特徴を知ることは重要なポイントです。 今回は、日本のホテル業界を牽引する3つの最高級ホテル誕生の歴史や、それぞれのホテルの概要・特徴などをお伝えしていきます。     目次 1:ホテル御三家の歴史2:ホテル御三家の概要3:御三家の企業別売上高ランキング4:まとめ         ホテル御三家の歴史       まずは「御三家」誕生の歴史からご紹介していきます。 「御三家」の中で1番最初に誕生したのは、1890年開業の帝国ホテル。 続いて1962年にホテルオークラ東京。 その2年後の1964年にホテルニューオータニ東京が開業しました。 1890年に「帝国ホテル」など都市部には幾つかのホテルが開業されましたが、終戦後は連合軍によって接収され営業が休止。 国際連盟への加盟を果たし、経済復興が本格化するにつれて営業を再開するようになりました。 1960年代に入り、日本国内ではホテルの第一次開業ブームを迎えます。 新幹線の開業や海外旅行の自由化、また1964年の東京オリンピックや同じ年に日本で開催されたIMF(国際通貨基金)の総会に伴い、多くの要人や観光客を迎え入れられる、一流のサービスを提供できるホテルが求められるように。 1962年に「ホテルオークラ東京」、1964年に「ホテルニューオータニ東京」が開業しました。 「御三家」という言葉が生まれたのは、1960年~1970年代の高度成長期から、1980年代に世界各国の著名人を集めたサミットが東京で開催された頃。 東京サミットの宮中晩餐会のケータリングと国賓の宿泊施設として、外務省が3社を指定した事から「ホテル御三家」と呼ばれるようになりました。 大きなイベントがある際には多くの要人や観光客を迎え入れ、歴史のある老舗ホテルとして一流のサービスを提供し、長く日本の高級ホテル市場を牽引。世界レベルの評価を得ており、現在の日本の3大高級ホテルとも言われています。         ホテル御三家の概要        長い歴史と高い格式を誇る「ホテル御三家」──帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニ。 いずれも国内外の賓客を迎えてきた日本を代表するラグジュアリーホテルであり、そのサービス品質や館内施設、企業としての特徴は、転職先としても大きな魅力があります。 ここでは、それぞれのホテルがどのような歩みを経て現在のブランドを築いてきたのか、立地、施設、歴史、特色などをわかりやすく解説していきます。     ①帝国ホテル東京               企業名   :株式会社帝国ホテル本社所在地 :東京都千代田区内幸町1-1-1開業年月日 :1890年11月3日従業員数  :1680名 ※2023年3月時点売上高   :438億円 ※2023年3月期客室数   :1458室拠点数   :国内4・海外0   <立地>日比谷駅・内幸町駅:徒歩3分銀座駅      :徒歩5分  <施設>宴会場 :28結婚式 :3(神前1・チャペル2)料飲施設:13その他 :ホテルショップ ・プール・スパ・美容室など様々な施設が充実。 <歴史>1890年に日本の迎賓館として開業。 西洋化を推進する明治政府の要請に応じ、当時を代表する経済人である渋沢栄一や大倉財閥設立者の大倉喜八郎、三井物産を創設した益田孝らが設立発起人となり、宮内省や当時の名だたる財閥が出資をして帝国ホテルを開業しました。 初代会長は渋沢栄一が務め、「社会の要請に応え、貢献する」という信念の下、開業以来19年間経営を任されました。 開業後は、多くの外国人や日本の上流階級の人々に愛され、東京オリンピック(1964年)などの大規模イベントにも関わってきました。 明治20年の創業以来、約130年以上の歴史と一流のサービス・格式の高さで日本(東京)を代表する高級ホテルとして確固たる地位を確立。 マリリン・モンローやヘレン・ケラー、マイケル・ジャクソン、ジョンレノ、エリザベス女王など多くの著名人も宿泊しています。 <特徴>日本で、初めてランドリーサービスやウェディングサービス・バイキングを開始。 また、ホテル内で買い物ができるアーケードを開設し、ホテルウェディングの基礎作りやホテルでのバイキングを定着させました。 日本のシティホテルのパイオニアでもある帝国ホテルは、多くのホテルに多大なる影響を与えており、現在でもその格式や歴史的価値を保ちながら、世界中からの訪問者を迎え入れ日本のおもてなしを提供しています。 <株式会社帝国ホテルの主なホテル>帝国ホテル大阪上高地帝国ホテル帝国ホテル京都(2026年春に開業予定)     ②ホテルオークラ東京              企業名   :株式会社ホテルオークラ本社所在地 :東京都港区虎ノ門2-10-4開業年月日 :1962年5月20日従業員数  :758名  ※2022年4月時点売上高   :644億円 ※2023年3月期客室数   :2.4万室拠点数   :国内53・海外26   <立地>神谷町駅・六本木一丁目駅:徒歩約10分虎ノ門駅        :徒歩約15分 <施設>宴会場 :9結婚式 :3(神前・チャペル2)料飲施設:7その他 :クラブラウンジ ・プール・スパ・サウナ・ジム・フラワーショップなど様々な施設が充実。 <歴史> 1960年代初頭、日本政府は東京オリンピックの際に、外国人をもてなす高級ホテルの必要性を感じ開催の2年前に開業。 設立したのは、明治から昭和にかけて大倉財閥を築いた大実業家であり「帝国ホテル」の生みの親、大倉喜八郎の長男である大倉喜七郎。 1922年から父の跡を継ぎ、帝国ホテル会長・社長を務めたのちに、1962年に、大倉喜七郎氏の邸宅跡地である赤坂の閑静な高台に「ホテルオークラ」を開業し、1964年の東京オリンピックの際には国内外からの多くの来賓を迎え入れました。 同じ年に日本で開催されたIMF(国際通貨基金)の総会の際にも、同ホテルの大広間「平安の間」が会場に選ばれ、日本を代表する国際的なホテルとしての地位を確立。   <特徴>開業時から「帝国ホテルを超えるホテル」を目指し、「世界をもてなす」というスローガンの下、世界中の賓客を高いクオリティでもてなすホテルオークラ東京。 日本らしいホテルを作りたいと、「和」の要素を取り入れた設計を行い、日本の伝統美を取り入れ洗練されたデザインと高級感が特徴です。 和の要素を上手く取り入れた内装や庭園は世界から称賛され、オバマ大統領などアメリカの歴代大統領やイギリスのダイアナ妃、マイケル・ジャクソンやジョン・レノンなど、世界の著名人が多く宿泊してきました。 日本文化への配慮やおもてなしの心を大切にし、サービスの向上を図る事で高い評価を得たホテルオークラ東京は、長きにわたり日本での高級ホテルとしての地位を築いてきました。 2015年に一度閉鎖されましたが、2019年に建て替えが完了。 2020年に新たな建物として再オープンし、現在も日本の伝統美と最新の機能を備えたホテルとして、国内外から多くのゲストを迎えています。 <株式会社ホテルオークラの主なホテル>ホテルオークラ京都グランドニッコー東京 台場ホテルJALシティ東京 豊洲     ③ホテルニューオータニ東京          企業名   :株式会社ニュー・オータニ本社所在地 :東京都千代田区紀尾井町4-1開業年月日 :1963年1月18日従業員数  :1350名 ※2022年4月時点売上高   :381億円 ※2023年3月期客室数   :5033室拠点数   :国内13・海外1  <立地>赤坂見附駅・四ツ谷駅:徒歩10分 <施設>宴会場 :35結婚式 :1(チャペル1)料飲施設:41その他 :ガーデンプール・スパ・エステサロン・茶室など様々な施設が充実。 <歴史>1962年の東京オリンピック開催に向けて、外国人をもてなす高級ホテルの必要性を感じた国の要請を受け、大谷米太郎がホテル建設を開始。 1964年、当時の最先端の技術を取り入れ日本初の高層ホテルとして開業しました。 建設地として選ばれたのは、東京都千代田区の赤坂エリアの広大な敷地面積を誇る都心の一等地。 「ザ・メイン」「ガーデンタワー」「ガーデンコート」の3つの異なるタイプのホテルから成り立っており、江戸城外壁に囲まれた広大な庭園は東京名園の一つとして東京の観光名所となっています。 加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として、400年以上の歴史を有する由緒ある日本庭園です。   <特徴>御三家の中で唯一建て替えをせずに、国内外のゲストに快適な空間を提供し続けています。 日本を代表する高級ホテルブランドの一つとして、国内外のVIPや著名人・観光客に利用されています。 日本初の高層建築や東洋一の規模、360度回転展望レストランなど、開業当初から設備やサービスにこだわりを持ち続けていました。 会社名にもあるように、「伝統」を大切にしながらも常に「ニュー」新しくあり続けるホテルニューオータニは、日本のホテル業界のトップブランドとしての地位を確立しました。 <株式会社ニュー・オータニの主なホテル>ホテルニューオータニ大阪ホテルニューオータニ幕張ニューオータニイン札幌     御三家の企業売上高ランキング       ホテル御三家の企業別売上ランキングは下記になります。(2023年度)   <1位>株式会社ホテルオークラ:644億円<2位>株式会社帝国ホテル:438億円<3位>株式会社ニュー・オータニ:381億円         まとめ           帝国ホテル、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニは、いずれも長い歴史と格式を持ち、日本のホスピタリティ文化を牽引してきた存在です。 帝国ホテルは迎賓館としての役割を原点に、西洋文化の導入とともに日本のホテル産業を開拓。 ホテルオークラ東京は「和」の美意識を取り入れた設計と高い国際性で多くの賓客を迎え、ニューオータニは日本初の高層ホテルとして技術革新と伝統の両立を追求してきました。 また、1960年代の開発ラッシュや東京オリンピック、国際会議などを通じて、3ホテルは日本を代表する“国際舞台の顔”としての地位を確立し、そのサービス水準は現在も世界レベルと評価されています。 転職希望者にとって、御三家の歴史や特徴を理解することは、ホテル業界の全体像をつかむ上で非常に重要になります。 サービスの理念や施設の強み、企業規模などは、それぞれのホテルで異なります。 自分が目指す働き方やキャリアパスに合ったホテルを選ぶためにも、御三家の特徴をしっかり把握しておきましょう。   *関連コラム* 日本のホテル御三家②:御三家の共通点や星の数日本のホテル御三家③:外資系ホテルや「新御三家・新々御三家」の登場による御三家の取り組み     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.15

【外資系ホテル】世界4大ホテルチェーンとは?特徴と動向をわかりやすく解説

  世界には数多くのホテルブランドがありますが、その中でも圧倒的な規模とブランド力を誇るのが「世界4大ホテルチェーン」です。 マリオット、ヒルトン、IHG、アコーの4グループは、世界中で高級ホテルを展開し、国を問わず一定品質のサービスを提供することで、多くの旅行者から高い支持を得ています。 日本でもインバウンド需要の拡大と富裕層市場の成長を背景に出店が増えており、都市部だけでなく地方開業も加速中。 そこで、この記事では、世界4大ホテルチェーンの特徴から最新の外資系ホテルの動向まで分かりやすく解説しています。 ホテル業界に興味のある方や、転職を考える方の理解を深める内容となっていますので、是非チェックしてみて下さい。   目次 1:世界の高級4大ホテルチェーンとは2:世界4大ホテルチェーンの特徴3:外資系ホテルの動向4:まとめ     世界4大ホテルチェーンとは    世界4大ホテルチェーンと言われるホテルが下記の4つになります。   ①マリオット・インターナショナル(アメリカ)②ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス(アメリカ)③IHGホテルズアンドリゾーツ(イギリス)④アコーグループ(フランス)   世界中にチェーン展開しているため、ホテルブランドの一定の品質とサービスが保たれており、どの国であっても同じようなサービスを受ける事ができます。 そのため、多くの訪日外国人に選ばれており安心して過ごす事が可能に。 圧倒的なブランド力で集客力を発揮し、高級ホテルとして都市のシンボルとなっているホテルもあります。 日本に出店しているホテルは、観光客やビジネスマンをターゲットにしている事もあり、集客が見込める大都市圏(東京・大阪・京都など)に集中している傾向に。 しかし、近年では、水際対策が緩和されて以降、訪日外国人の増加によるインバウンド需要の見込みと、日本人の富裕層の増加傾向などの理由から、地方への積極的な出店も相次いでいます。 業態としては、「シティホテル」「ラグジュアリーホテル」など高級ホテルにカテゴライズされます。 日本のシティホテル同様に、スイートルーム・高級レストラン・スパ・フィットネスセンターなど様々な施設が完備されており、快適に過ごす事ができます。 4大ホテルチェーンの特徴は、傘下に多数のブランドを保持している点。全世界に様々なブランド名でホテルを展開しており、それぞれに1億数千万人もの会員を持っている強みもあります。立地・規模・顧客層の違いによって適応したブランドを展開しており、日本でも既に数多くの出店をしていますが今後も更なる開業が決まっています。     世界4大ホテルチェーンの特徴     ご紹介したように、世界には数多くのホテルグループがありますが、特に影響力が大きいのが「世界4大ホテルチェーン」です。 マリオット、ヒルトン、IHG、アコーの4社は、世界中に数千のホテルを展開し、ブランド力・客室数・売上規模のいずれにおいてもトップクラス。 それぞれのホテルチェーンの特徴や強み、代表的ブランドをわかりやすく解説していきます。     ①マリオット・インターナショナル        設立   :1927年5月本部所在地:アメリカ合衆国売上高  :207億ドル(2022年12月)客室数  :152万室ホテル数 :世界8600以上   マリオット・インターナショナルは全31のブランドを持ち、グループ全体では、全世界で8,600件のホテルを経営。 1998年に「リッツカールトン」を傘下へ、2016年に「スターウッドホテル&リゾート」を買収した事で、現在では世界最大・世界NO.1のホテル・チェーンとなっています。 リッツ・カールトンの運営元としても有名で、5つ星に認定されているホテルも多く所属します。 ブランドは殆どが高級ホテルとなっており、日本でも1番人気のホテルグループ。 会員組織により安定した稼働率を誇っているのが特徴で、世界で約1億8200万人の会員を持っており、国内の会員は約300万人。 宿泊者のうち6~7割は会員が占めています。   <代表的なホテルブランド >①ザ・リッツ・カールトン②ウェスティン③ブルガリホテルズ&リゾーツ④シェラトン⑤エディション     ②ヒルトンワールドワイドホールディングス       設立   :1919年5月本部所在地:アメリカ合衆国売上高  :87億ドル(2022年12月)客室数  :112万室ホテル数 :6500以上   ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスは、日本では初の外資系ホテルとして1963年にビジネスを開始し、18のブランドを持っています。 主に高級ホテルを展開していますが、価格帯の安い中級ブランドのホテルも存在し、ブランドによって多様なサービスを提供している特徴があります。 世界大手のホテルチェーングループであり、米国NY証券取引所に上場。 「ヒルトン」ブランド単体では、世界No.1の売上を誇ります。 グループ全体では110カ国以上、6,500件近いホテルを運営しており、日本でもメジャーなグループとなっています。 最高級ブランドホテルとしては、「ウォルドーフ・アストリア」「コンラッド・ホテル」「LXRホテルズ&リゾーツ」の3ブランドを有しています。   <代表的なホテルブランド>①コンラッド②ヒルトン③ウォルドーフ・アストリア④ダブルツリー⑤LXR Hotels & Resorts     ③IHGホテルズ&リゾーツ               (インターコンチネンタルホテルズグループ)     設立   :2003年4月本部所在地:イギリス売上高  :38億ドル(2022年12月)客室数  :91万室ホテル数 :6000以上    IHGホテルズ&リゾーツは、4カテゴリー・16のブランドを持ち、世界で100カ国以上、6,000件を超えるホテルの運営を行っています。 フランチャイズ展開でホテル数を伸ばしている為、ホテルの数としては非常に多くなっています。 日本での出店数は外資系ホテルの中で1番多く、ANAホテルズと提携しているため認知度は高くなっています。 日本では、1991年、国内初のインターコンチネンタルホテルとして「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が開業しました。 IHGホテルズ&リゾーツが展開しているブランドは、伝統的ホテル・シティホテル・リゾートホテルと多岐にわたり、5つ星ホテルを含む多くのホテルを営業しています。 日本ではインターコンチネンタルブランドで展開。   <代表的なホテルブランド>①インターコンチネンタル②シックスセンシズ③ホリデイ・イン④クラウンプラザ⑤キンプトン     ④アコーグループ                      設立   :1967年本部所在地:フランス売上高  :42億ユーロ(2022年12月)客室数  :80万室ホテル数 :3700以上   アコーグループは、世界No.3のホテルチェーン。 ヨーロッパ市場を中心に展開しており、売上の大半を占めているなどヨーロッパでは最大。 フランスを拠点にヨーロッパやオセアニア東南アジアで最多の部屋数を持ちます。 全43ブランドの展開をしており、ブランド数はダントツ1位。 最高級のリゾートホテルから都市型のリゾートホテル、エコノミー型ホテルなどバリエーションに富んだブランドでホテルを展開しており、世界では、100ヶ国3,700以上のホテルが存在しています。 日本ではあまりメジャーではないのですが、2024年に日本初上陸となる「グランドメルキュール」など23軒を全国に開業する予定となっており、訪日外国人の取り込みの他、自治体と連携して地域の活性化を図る予定です。 日本では、オリエント急行もこのグループに属しており様々な形態のホテルがあります。 ターゲット客層の異なるホテル展開をしているのが特徴で、内装や外観はフランスらしいお洒落なホテルとなっています。 <代表的なホテルブランド>①ノボテル②バンヤンツリー③フェアモント④メルキュール⑤イビス     外資系ホテルの動向       世界4大ホテルチェーンと言われるホテルは、ラグジュアリーホテルが多く世界にチェーン展開しているため、資本が安定しておりブランド力も非常に強いという特徴があります。 現在の日本では、今回ご紹介した4大ホテルチェーンを含め、1室1泊5万円前後の宿泊料がかかる外資系ラグジュアリーホテルが日本全国で続々と誕生。 背景の1つに、2022年10月にコロナ禍の水際対策が緩和されて以降、多くの外国人が日本を訪れるようになった事が挙げられます。 外資系高級ホテルは、これまでは東京・京都・大阪といった都心部を中心に進出していましたが、インバウンド需要の見込みと日本人の富裕層も増加傾向などの理由から、最近では地方への積極的な出店も相次いでいます。 2023年以降の日本での外資系ホテルの出店は、全国で8割超えとなっており、2023年〜2024年の2年間で日本国内での高級外資系ホテルブランドの開業予定は30施設に及んでいます。 国際的な知名度や有名な最高級ホテルがあれば、安心して訪日できるといった富裕層を含めた外国人観光客が増えるという目的もあるでしょう。 外資系ホテルというと、高級感ホテルを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、日本国内ではシティホテルやリゾートホテル、ビジネスホテル型のホテルも運営されています。 開業や売上を伸ばしている一方で、人材の確保が追いついていないという面もあり、多くの外資系ホテルで採用を積極的に行っています。        まとめ          世界4大ホテルチェーンであるマリオット、ヒルトン、IHG、アコーは、いずれも世界中で高い知名度とブランド力を持ち、外資系ホテルへの転職を考える方にとって必ず押さえておきたい企業です。 各グループは展開するブランドの数や価格帯、ホテルの特徴が大きく異なり、キャリア形成においても得られる経験やサービスレベルが変わります。 マリオットは世界最大の規模と会員システムを強みに、高級ホテルでのサービススキルを磨きたい人に最適。 ヒルトンは幅広いブランド構成で、多様なホテルオペレーションを学べる環境が揃っています。 IHGは日本での展開数が最も多く、外資系ホテルの中では馴染みやすいのが特徴。 アコーはデザイン性の高いブランドが多く、ヨーロッパ型のサービスに触れながら働けます。 それぞれのチェーンの強みを理解することで、自分のキャリアに合うホテルブランドが見つかりやすくなります。 外資系ホテルへの転職を検討する際は、ぜひ今回の比較を参考にしてください。 世界4大高級ホテルチェーンとは②では、日本進出時の契約方法や今後の日本での開業予定などをお伝えしていきます。   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.15

【2023最新】日本のホテル売上高ランキングTOP10|日系ホテルの業績を徹底解説

  ホテル業界は、ビジネスホテル・シティホテル・リゾートホテルなど多様な業態が存在し、企業ごとに強みや戦略も大きく異なります。 中でも「どの企業がどれだけの売上を上げているのか」は、企業規模や成長性を知るうえで重要な指標です。 本記事では、2023年の国内ホテル売上高ランキングをもとに、日本の主要ホテル企業の特徴や事業展開をまとめてご紹介します。 業界全体の動向を掴みたい方や、ホテルへの就職・転職を考えている方にとって、企業研究に役立つ内容となっていますので、是非参考にしてみて下さいね。   目次 1:2023|日本のホテル売上ランキング2:まとめ     2023|日本のホテル売上ランキング   2023年のホテル業界は、ビジネスホテル・リゾートホテルを中心に大きな動きがあり、各社の売上にも差が出ました。 日系ホテルの国内のホテル売上高ランキングは以下のようになっています。   *売上高ランキング1〜10位* 1位:アパホテル株式会社1,912億円2位:リゾートトラスト株式会社1,698億3千万円3位:ルートイングループ1,481億3千9百万円4位:東横イン株式会社807億5位:藤田観光株式会社645億4千7百万円6位:株式会社ホテルオークラ644億円7位:西武・プリンスホテルズワールドワイド612億6千7百万円8位:株式会社東急ホテルズ567億6千万円9位:森トラスト株式会社445億円(ホテル事業)10位:株式会社帝国ホテル438億円 (※2024年7月現在)     1位:アパホテル株式会社       東京都港区に本社を構え、ビジネスホテル「アパホテル」のチェーン展開をメインに行っている企業で、従業員は4,500名。 ビジネスホテルだけでなく、アパホテル&リゾートブランドでレストランや温浴施設のついたホテルの運営も行っています。 ホテル事業の他にも、リゾート事業・賃貸事業・マンション事業を展開。 国内外に816施設を運営。(※建築中・海外・FCも含む) 日本で圧倒的No.1のホテルチェーンを目指し、海外展開にも力を入れていく予定です。     2位:リゾートトラスト株式会社    会員権事業を中心に展開する、会員制リゾートホテル最大手。 愛知県名古屋市に本社を構えるリゾート企業で、従業員は7,943名(連結:2023年3月現在) リゾートホテル・シティホテルを、国内に41施設・ハワイに1施設運営。 会員権事業の他にも、一般のホテル事業・レストラン事業・ゴルフ事業(13施設)・メディカル事業(9施設)・シニアライフ事業(23施設)などを展開しています。     3位:ルートイングループ        東京都品川区に本社を構えるビジネスホテルの運営を中心に行っている企業で、従業員は19,384名 ( 2024年1月現在 ) ビジネスホテルを中心に、リゾートホテルやシティホテルも運営 ホテル事業(398施設)の他にも、飲食店(19施設)、 ゴルフ施設(5施設)、温浴施設(11施設)、 スキー場( 1施設)などを展開しています。     4位:東横イン株式会社          東京都大田区に本社を構えるビジネスホテルの運営を中心に行っている企業で、従業員は15,878名(2023年3月現在) 1980年の創業以来、国内外に354施設のビジネスホテルを展開している、全国トップクラスのビジネスホテルチェーン。     5位:藤田観光株式会社           東京都文京区に本社を構え、宿泊施設をメインに運営する企業で、従業員は1,342名(2023年12月現在) 多くの皆様に「憩いの場と温かいサービスを提供したい」という創業当時からの理念を今も受け継ぎ、宿泊施設以外にも、レストラン・ウェディング・レジャー・温泉・ゴルフなど様々な業態を展開しています。 レジャー部門では、「下田海中水族館」「箱根小涌園ユネッサンス」、グランピング施設「藤乃煌」、ホテル部門では、「ホテルグレイスリー」「箱根ホテル小涌園」などを運営。 ウェディング部門では、「ホテル椿山荘東京」「ワシントンホテル新宿」などを運営しています。     6位:株式会社ホテルオークラ        東京都港区に本社を構え、主にラグジュアリーホテルを展開している企業で、従業員は3,390名(連結:2023年3月現在) 日本の「ホテル御三家」として、帝国ホテル・ホテルニューオータニと共に日本のホテル業界を牽引。 ニッコー・ホテルズ、JALシティも展開し、現在は国内に53施設・海外に26施設を運営。 旗艦ホテルとなるホテルオークラ東京は「世界をもてなす」というスローガンの下、世界中の賓客を高いクオリティでもてしています。 日本らしいホテルを作りたいと、「和」の要素を取り入れた設計と日本の伝統美を取り入れ洗練された高級感が特徴で、日本文化への配慮やおもてなしの心を大切にし、長きにわたり日本での高級ホテルとしての地位を築いてきました。 2020年に新たな建物として再オープンし、現在も日本の伝統美と最新の機能を備えたホテルとして、世界の著名人や国内外から多くのゲストが訪れています。     7位:西武・プリンスホテルズワールドワイド    東京都豊島区に本社を構える西武ホールディングスの子会社で、従業員は7,077名(2023年4月1日現在) 西武グループのホテルレジャー事業を牽引する中核会社となっています。 国内4ブランド「ザ・プリンス」「プリンスホテル」に加え、子会社が運営する海外ホテル6ブランドなど国内外で10ブランドを展開。 ホテル事業の他にも、国内外にゴルフ事業(31施設)・スキー場・レジャー・スポーツ施設(10施設)・水族館や映画館などの施設を運営。シニアライフ事業(23施設)などを展開しています。     8位:株式会社東急ホテルズ&リゾーツ    東京都渋谷区に本社を構える東急電鉄株式会社の子会社で、従業員は291名(連結:2023年3月末) 東急グループのホテル・リゾート事業運営を担う中核会社となっており、全国に62施設を展開。 2024年には、「DISTINCTIVE SELECTION」のブランドホテルが2店舗開業。 多様化するお客様のニーズに、幅広く柔軟に応え事業成長を実現していく予定です。     9位:森トラスト株式会社          東京都港区に本社を構える総合不動産デベロッパー企業で、従業員は3,297名 (2023年4月現在) 約70年に渡り「不動産事業」「ホテル&リゾート事業」「投資事業」の3事業を展開。 ホテルに関しては、外資系ホテルを誘致・運営受託を推進。 都心だけでなく、地方のリゾート地への出店にも注力し、現在32施設、新規プロジェクトとして22施設の開業を予定しています。     10位:株式会社帝国ホテル          東京都千代田区に本社を構え、全て直営で「帝国ホテル」を展開している企業で、従業員は1680名。(2023年3月時点)   1890年代後半、日本政府は東京に海外賓客をもてなす高級ホテルの必要性を感じ、日本の迎賓館として開業、現在の日本のシティホテルの原型となっています。 以降、日本の「ホテル御三家」として、ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニと共に日本のホテル業界を牽引。 明治20年の創業以来、約130年以上の歴史と一流のサービス・格式の高さで日本を代表する高級ホテルとして確固たる地位を確立。 日本で初めてランドリーサービスやウェディングサービス、バイキング、ホテル内で買い物ができるアーケードの開設をしたのも帝国ホテル。 このように、日本のホテルのパイオニアでもある帝国ホテルは、多くのホテルに多大なる影響を与えており、現在でもその格式や歴史的価値を保ちながら、世界中からの訪問者を迎え入れ日本のおもてなしを提供しています。   ★ホテル以外の事業展開をしている企業もありますので、一概には言えませんが、上位はビジネスホテル・リゾートホテル系が多く、ついでシティホテルとなっていました。 ビジネスホテルは、低コストで利便性が良く数多く展開できる事や、主に都心部のアクセスの良い立地にあるため利用しやすい傾向にあります。 一方でシティホテルは外資系の進出も顕著なため、日本の高級ホテルは苦境に立たされています。 コロナ禍の水際対策が緩和されて以降、インバウンド需要の見込み・日本人の富裕層も増加傾向などの理由から、都内・地方では外資系の高級ホテルが続々と開業。 今後益々「外資系VS日系」は加速していくと思われます。        まとめ         日本のホテル業界は、ビジネスホテル・シティホテル・リゾートホテルを中心に多様な業態が存在し、企業の規模や戦略も大きく異なります。 2023年の国内ホテル売上高ランキングでは、アパホテル、リゾートトラスト、ルートイングループが上位を占め、特にビジネスホテルやリゾートホテルを主軸とする企業の強さが目立ちました。 ビジネスホテルは都心部を中心に効率的な出店が可能で、需要の安定性から売上規模を伸ばしやすい点が特徴。 一方でシティホテルは外資系ブランドの参入が続き、国内企業は競争力の強化が求められています。 コロナ禍以降はインバウンド需要の回復や富裕層市場の拡大により、高級ホテルの開業も加速。 今後は「外資系VS日系」の構図がより鮮明になり、各社の特色を生かした事業戦略が鍵となりそうです。 ホテル業界への就職・転職を考える方は、売上規模だけでなく企業の強みや展開エリアにも注目し、自分に合ったキャリアを見極めることが大切です。   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.15

ホテルの新しい業態8選|複合型・アーバンリゾート・会員制など特徴を解説

    ホテル業界での就職や転職を考える際、まず理解しておきたいのが日本の多様なホテル業態です。 前回のコラム「日本のホテルの種類①」でご紹介した、従来の「ビジネスホテル」「シティホテル」「リゾートホテル」に加え、近年では複合型ホテルやコミュニティホテル、アーバンリゾートホテル、エアポートホテル、ブティックホテル、会員制リゾートホテル、カプセルホテル、旅館など、多彩なタイプが登場しています。 それぞれのホテルは立地や提供サービス、客層が異なるため、働く環境や求められるスキルも変わります。 本記事では、近年増えているホテルの8つの各業態の特徴や代表的なホテル例を整理し、転職者が自身の希望する働き方やキャリアに合ったホテルを選ぶ際の参考になる情報をわかりやすく解説します。 自分に合う働き方や職場環境を考える際の参考にしてみてくださいね。   目次 1:多様化するホテル業態 ・複合型ホテル ・コミュニティホテル ・アーバンリゾートホテル ・エアポートホテル ・ブティックホテル ・会員制リゾートホテル ・カプセルホテル ・旅館2:まとめ       多様化する宿泊業態      前述したように、現在の日本の宿泊業態は多様化しています。 主な3つの業態以外の8つのホテルの業態をご紹介します。   *参考:日本の主な3つのホテル業態* ①ビジネスホテル都市部に立地し、主に出張ビジネスマンを対象②シティホテル都市部に立地し、「宿泊・料飲・宴会」全てを兼ね供えている③リゾートホテルリゾート地や保養地に立地し、主に観光客を対象      ①複合型ホテル              テーマパークやショッピングアーケード、駅ビル、空港など他の業種と併設しているホテル。人が多く集まる施設内にあり、テーマパークやお買い物した後ゆっくり食事したい方や宿泊したい方向けです。東京ディズニーランドやハウステンボス、六本木ヒルズなどが代表的な例となっています。   <複合ホテル例> ①東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ②グランドハイアット東京(六本木ヒルズ)③ザ・リッツカールトン(東京ミッドタウン)④アンダーズ東京(虎ノ門ヒルズ)⑤アマン東京(大手町タワー)⑥インターコンチネンタル大阪(グランフロント大阪)⑦シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(東京ディズニーリゾート)★ハウステンボス⑧ホテルアムステルダム⑨ホテルトーロッパ⑩フォレストビラ   ②コミュニティホテル           大都市圏の近郊都市や地方都市に立地する中規模のホテルで、機能はシティ・ホテルとほぼ同じ多機能型。会議室・宴会・結婚式などの機能を有しており、地域の交流の場としての利用をターゲットとしています。リーズナブルな価格帯となっており、その地域の中核となる都市機能を果たしています。客室は100室前後。シティ・ホテルとビジネス・ホテルの中間に位置することから中級ホテルと呼ばれる事もあります。     ③アーバンリゾートホテル         リゾートホテルは、観光地やリゾート地等に立地しているのに対し、都心にありながら、海や自然などリゾート気分を楽しめるホテルをアーバンリゾートホテルと呼びます。従来のシティホテルの特徴でもある「宿泊・料飲・宴会」だけでは競合に勝てないため、都市部でも「リゾート気分になれる」「癒される」「遊べる」といった機能があるホテル=「アーバンリゾートホテル」が登場しました。   機能はシティホテルとほぼ同様ですが、違いは、温泉やスパ・プール・マッサージなどのリラクゼーション設備が充実している点が多いところです。 シティホテルでもこのような付帯施設がついている事が多いですが、アーバンリゾートホテルは、それにプラスして、都市の中でも緑を感じられるようなガーデンや屋上庭園が備えられていたり、ナイトプールなどを楽しめたり、南国ムードの漂う大型のプールがついている事が多いため、自然やリゾート気分を楽しめる施設がついているなどの特徴があります。シティホテルと同様にアクセスが良いなどの利便性もあるため、都心でショッピングや観光を楽しんだ後に、贅沢な気分で疲れを癒せるのがアーバンリゾートです。 アクセスが良く利便性もあり、都会に居ながら非日常的な時間を楽しむ事ができるのが特徴です。また、公園やレジャー施設の多い街中や都心の海辺=お台場や舞浜地区などに多くあるため、カップルやファミリーに人気です。立地も良いため出張などのビジネスシーンで利用する人も増えています。 <アーバンリゾートホテル例> ①ヒルトン東京ベイ②東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート③ホテルインターコンチネンタル東京ベイ④ホテルニューオータニ ガーデンタワー⑤コンラッド東京 ⑥京王プラザホテル⑦横浜ベイホテル東急⑧ホテル椿山荘東京⑨オーベルジュ オーパヴィラージュ⑩ザ・カハラ・ホテルアンドリゾート横浜        ④エアポートホテル(空港)      空港構内や空港の近くにあるホテルの事を指します。殆どのエアポートホテルにはターミナル行きのシャトルがあり、早朝や深夜の便に乗る出張客や日本の旅行客、海外からの観光客に多く利用されています。以前は、宿泊(寝る)するだけのホテルでしたが、近年ではそれだけにとどまらず、レストランや温泉・スイートルームやMICE(企業などの会議や研修)会議室やホールなどを充実させているホテルも増えてきています。外国人観光客(インバウンド)の政府目標は2030年に6000万人。空港ターミナルに直結・隣接するホテルの需要は益々高まるでしょう。 <エアポートホテル例> ①オディシススイーツ大阪エアポートホテル②羽田エクセルホテル東急③ヴィラフォンテーヌ プレミア羽田空港④OMO関西空港⑤関西エアポートワシントンホテル     ⑤ブティックホテル            80年代のアメリカで発祥し、日本ではまだあまり馴染みがありませんが徐々に増えつつあります。 従来のようなチェーン運営されているホテルではなく、各ホテルに独自のコンセプトがあり、多様なニーズを捉えたデザインやサービスなどの専門性を持った付加価値の高いホテルの事。客室が100~10室程で規模が小さく、「デザイナーズホテル」と呼ばれる事もあります。 コンパクトですが、質の高いサービスを受ける事ができるため、価格も高めとなっておりラグジュアリーホテルにカテゴライズされます。   <ブティックホテル例> ①TRUNKHOTEL(代々木)②HOTEL K5(日本橋)③星のや東京(大手町)④HOTEL LEON(目黒)⑤ONE@Tokyo(押上)⑥庭のホテル(水道橋)⑦node hotel(京都)⑧Ace hotel kyoto(京都)⑨うみのホテル(神奈川・葉山)⑩箱根本箱(神奈川・箱根)     ⑥会員制リゾートホテル          会員制のホテル。 リゾートクラブの会員権を購入する事で、リゾート会員権を購入した本人・家族・同伴者・会員の紹介者が利用可能に。 レストランやプール・スパ・大浴場・カラオケルームなどの設備も充実しており、良質なホテルスタッフのサービスも受けられます。 リゾート会員権を購入する際は、基本的に入会金や保証金などが必要となりますが、会員権を持っていると同グレードのホテルを通常利用した場合より、リーズナブルな宿泊価格帯で泊まれるというメリットがあります。 また、旅行や仕事など用途にあわせて、そのホテルが持っている全国各地にある好きな施設を選ぶ事も。 別荘とは違いメンテナスや維持費もかかりませんが、会員権を保有する限り年会費や管理費などはかかり続けます。 <会員制ホテル例> ①エクシヴ②グランリゾート③東急バケーションズ④リロバケーションズ⑤セラヴィリゾート泉郷     ⑦カプセルホテル              ホテルという名前がついていますが、旅行業法ではホテル営業ではなく簡易宿泊営業にあたります。 エコノミーホテルと同じような業態になります。 部屋・個室ではなく、睡眠・お風呂という機能別にカプセル型の二段重なねたスタイルになっており、スペースを集約する事で効率化を図り、低価格を追求した、合理的な宿泊施設となっています。 カプセルホテルは眠る事がメインの宿泊施設というイメージが強いと思いますが、施設よっては大浴場・サウナ・ラウンジなどが備えられており、ビジネスホテルよりも充実した機能を提供しているところも。 最近では、女性専用のフロアやタブレットや漫画の貸し出しなどのサービスが充実しており、女性客や海外の観光客の利用も増えてきています。     ⑧旅館                  旅館は、日本独自の「和」のスタイルを貴重とした宿泊施設の事を指し、和室を中心とした客室、朝食と夕食の2食の準備・温泉・浴衣や下駄・布団などが一般的となっています。伝統的な宿泊文化となっている事からそれ自体を楽しむ観光客もいます。また、日本独特のおもてなしの精神が行き届いている施設が多く、女将さんや仲居さんが常駐しています。ホテルよりも客室数が少いのはきめ細やかな対応が必要だからです。以前は都心にも数多く見られましたが、ビジネスホテルが広まった事により減少していきました。一方温泉地やリゾート地には伝統的な日本旅館が残っており、家族や友人・外国からの旅行客に人気があります。           まとめ          日本の宿泊業界は、単に「宿泊する場所」ではなく、多様な顧客ニーズに応じた多彩な業態が存在しています。 複合型ホテルやアーバンリゾートホテルは都市部での利便性と非日常体験を兼ね備え、エアポートホテルは出張やインバウンド需要に特化しています。 コミュニティホテルは地域の交流拠点としての役割を持ち、ブティックホテルや会員制リゾートホテルは独自のコンセプトや高付加価値サービスで個性を打ち出しています。 さらに、カプセルホテルや旅館は、効率的な宿泊や日本独自のおもてなしを提供することで、それぞれ異なる客層に対応しています。 転職者にとって、これらのホテル業態を理解することは、自分が身につけたいスキルや希望する働き方、将来のキャリアプランを明確にする上で非常に重要です。 各ホテルの特徴や代表例を把握し、自分に合った職場を選ぶことで、より充実したホテル業界でのキャリアを築くことができます。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.15

日本のホテル種類|リゾート・ビジネス・異業種・外資系ホテルを徹底解説

  日本のホテルは、企業の資本や運営母体によって特徴が異なる様々なタイプがあり、主に①シティ系(御三家など)②不動産・デベロッパー系 ③鉄道系 ④リゾート系 ⑤ビジネス系 ⑥異業種参入系の6つに分類されます。 一方で、世界4大チェーンを中心に、近年外資系ホテルも増加。 ラグジュアリーホテルからカジュアルホテル、個性豊かなブティックホテルまで、宿泊スタイルやサービスの幅も広がっています。 今回は、前回のコラム「日本の主要なホテルの種類①」(シティ系・不動産系・鉄道系)に続き、日本国内の資本系統別ホテルと外資系ホテルについてご紹介します。 転職を考える方に役立つ情報を分かりやすくまとめていますので、是非参考にしてみて下さい。   目次                          1:リゾート系(4社)2:ビジネス系(6社)3:異業種(3社)4:外資系ホテル(4社)5:まとめ              リゾート系        リゾートホテルとは、観光地やリゾート地になどに立地し、海や紅葉・雪景色など季節の風景を楽しめるホテルです。 宿泊客向きの料飲施設であるレストランやバーラウンジを備えている他、温泉やプール・スパ・カラオケラウンジなどの施設も充実しており、リラックスして過ごせるような作りになっています。     ①藤田観光株式会社 ■施設数:国内65・海外3 ■代表的なホテルブランド:・椿山荘東京・小涌園・ワシントンホテル・グスレイスリー ■HP:公式サイト     ②リゾートトラスト株式会社 ■施設数:国内40・海外1 ■代表的なホテルブランド:・ベイコート倶楽部・サンクチュアリコート・XIV(エクシブ)・ホテルトラスティ ■HP:公式サイト     ③星野リゾート株式会社 ■施設数:国内61・海外8 ■代表的なホテルブランド:・星のやリゾナーレ界OMO ■HP:公式サイト     ③株式会社オリエンタルランド ■経営:株式会社ミリアルリゾートホテルズ ■子会社:株式会社ブライトンコーポレーション ■施設数:7 ■代表的なホテルブランド:・ディズニーアンバサダーホテル・ホテルミラコスタ・東京ディズニーランドホテル ■HP:公式サイト        ビジネス系(専門系)      ビジネスホテルは、出張や短期滞在の宿泊客を主な対象としたホテルで、駅近や都市中心部など利便性の高い立地に展開されています。 効率的なサービスやリーズナブルな料金体系が特徴で、接客スキルやフロント業務、運営管理の経験を幅広く積むことができます。     ①アパグループ ■子会社:アパホテル株式会社【APA HOTELS&RESORTS】 ■施設数:国内外:816※建築・設計中、海外・FCホテルも含む ■代表的なホテルブランド:・アパホテル ■HP:公式サイト     ②ルートイングループ ■施設数:国内341・海外3 ■代表的なホテルブランド:・ホテルルートイン・ルートイングランティア・グランヴィリオホテル ■HP:公式サイト     ③東横イン株式会社 ■施設数:国内319・海外17 ■代表的なホテルブランド:・東横INN ■HP:公式サイト     ④株式会社スーパーホテル ■施設数:国内171・海外1 ■代表的なホテルブランド:・スーパーホテル・スーパーホテル Premier ■HP:公式サイト     ⑤株式会社アルファワン ■施設数:国内48 ■代表的なホテルブランド:・ホテル・アルファ-ワン ■HP:公式サイト          異業種         近年では、ご紹介した資本系列によるホテル以外にも異業種からホテル事業へ参入する企業も増えています。 ホテル事業・運営のノウハウがないため、実際に運営を継続するのが難しい面があり、接客や価格などのマーケティング戦略が大いに求められます。     ①株式会社マルハン ■業種:パチンコ ■代表的なホテルブランド:・笛吹川温泉 坐忘(山梨) ■HP:公式サイト     ②株式会社エイチ・アイ・エス ■子会社:H.I.Sホテルホールディングス株式会社 ■業種:旅行事業 ■施設数:国内24・海外19 ■代表的なホテルブランド:・ウォーターマークホテル・変なホテル・グリーンワールド(海外) ■HP:公式サイト     ③株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ   ■子会社:株式会社TRUNK ■業種:ブライダル事業・ホテル事業 ■代表的なホテルブランド: ・TRUNK(HOTEL)(渋谷)・TRUNK(HOUSE)(神楽坂)・TRUNK(HOTEL) (代々木) ■HP:公式サイト       外資系ホテル(世界4大チェーン)    外資系ホテルとは、一般的には外国の企業が出資している企業の事です。 殆どの企業が本社は海外にあり、日本で海外進出ができる位資本が安定しているので、知名度のある有名なホテルチェーンが多くなっています。 所有・運営・経営を分けている場合が多く、土地や建物を運営会社に貸し出すリース方式や、運営を別の日本の会社に委託する運営委託方式を採用している企業が多くなっています。     ①マリオット・インターナショナル ■本社所在地:アメリカ ■代表的なホテルブランド:・ザ・リッツ・カールトン・ウェスティン・ブルガリホテルズ&リゾーツ・シェラトン・エディション     ②ヒルトンワールドワイドホールディングス ■本社所在地:アメリカ ■代表的なホテルブランド:・コンラッド・ヒルトン・ウォルドーフ・アストリア・ダブルツリー・LXR Hotels & Resorts     ③IHGホテルズ&リゾーツ ■本社所在地:イギリス ■代表的なホテルブランド:・インターコンチネンタル・シックスセンシズ・ホリデイ・イン・クラウンプラザ・キンプトン       ④アコーグループ   ■本社所在地:フランス ■代表的なホテルブランド:・ノボテル・バンヤンツリー・フェアモント・メルキュール・イビス              まとめ       日系ホテルの代表的な企業と外資系ホテルをご紹介させて頂きました。 日本のホテル業界は、ご紹介したように、老舗の御三家ホテルから不動産・デベロッパー系、リゾート・外資系ホテルまで幅広く、多様な形態が共存しています。 帝国ホテル東京やThe Okura Tokyo、ホテルニューオータニ東京といった日本を代表するホテルをはじめ、近年では大手不動産会社や鉄道会社の参入も進んでいます。(→日本の主要なホテルの種類①) さらに、星野リゾートなど専門系ブランドの拡大やマリオットやヒルトンなどの外資系ホテルも増加し、グローバルなキャリアを目指す人にもチャンスが広がっています。 転職を考える際には、それぞれの資本背景やブランド特性を理解することが、自分に合った職場を見つける重要なポイントとなりますので、是非参考にしてみて下さいね。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.14