COLUMNSコラム

旅館が多い県はどこ?日本の旅館軒数ランキング【都道府県別・転職向け】

  「旅館で働いてみたい」「和のおもてなしを学びたい」と考えたとき、意外と見落としがちなのが“旅館が多いエリア”という視点です。 実は、日本全国には何万軒もの旅館があり、都道府県ごとにその数や特徴は大きく異なります。 旅館が集中している地域ほど、求人数が多く、未経験から挑戦しやすい環境や、多様なキャリアパスが広がっているのも事実です。 本記事では、都道府県別の旅館軒数ランキングを分かりやすく紹介。 これから旅館業界への転職を考えている方は、ぜひ勤務地選びの参考にしてください。   目次 1:日本の旅館の数はどの位?2:全国の旅館数ランキング【2017】3:全国のホテル旅館数ランキング【2022】4:旅館・ホテルの数の推移5:まとめ         日本の旅館の数はどの位?    旅館業界への転職を考える上で、まず押さえておきたいのが日本にどのくらい旅館が存在しているのかという全体像。 施設数の多さは、求人の数や働き方の選択肢、エリアごとの特色にも直結します。 特に近年は法改正やインバウンド需要の変化により、旅館とホテルを取り巻く環境も大きく変化しています。 ここでは、厚生労働省の「衛生行政報告」をもとに、日本の旅館・ホテルの施設数や客室数の推移を整理し、旅館業界の現状を数字から見ていきましょう。     ①日本のホテル・旅館の数(2022年)  <ホテル・旅館の合計数> 5万321軒 <客室数の合計数> 177万752室   平成29年12月15日に公布された旅館業法の法改正により、「旅館営業」「ホテル営業」の営業種別が統合し「旅館・ホテル営業」となりました。 そのため「旅館のみ」の数字は把握できず、旅館とホテルの合計の数字となっています。 旅館業法の改正が施行される前の2017年は、「ホテル営業」と「旅館営業」が分かれていたため、下記では2018年10月発表の「衛生行政報告書」による、日本のホテルの数と旅館の数をお伝えしていきます。     ②日本の旅館の数(2017年)       ①3万8千622軒※前年度より−867軒②客室数:68万8,342室※前年度より−3,620室10年前の2007年度と比較すると、軒数は−1万3,673軒。26.1%減となっています。     ③日本のホテルの数(2017年)       ①1万402軒※前年度より+301軒②客室数:90万7,500室※前年度より+3万7,690室 10年前の2007年度と比較すると、軒数は+960軒。10.2%増となっています。   ★おおよそですが、ホテルは1万軒強・旅館は4万軒弱。 ホテルは年々増加していますが、旅館は年々減少しています。 ホテルの数は旅館の数より少ないものの、1施設あたりの客室数が多くなっています。   下記でランキングをご紹介していきますが、前述したように、現在では別々での数字は把握できません。 そのため、旅館数ランキングに関しては2017年時点での数字、旅館数・ホテル数合計ランキングに関しては2022年の数字となっています。 (参考:厚生労働省 2022年度 旅館・ホテル営業の施設数・客室数及び簡易宿所の施設数 / 国土交通省 観光庁)       全国の旅館数ランキング2017        エリア 件数 1 静岡県 2624 2 北海道 2195 3 長野県 2168 4 新潟県 1846 5 福島県 1317 6 東京都 1306 7 三重県 1295 8 栃木県 1250 9 山梨県 1213 10 千葉県 1138 11 兵庫県 1091 12 熊本県 1080 13 神奈川県 1003 14 大分県 987 15 群馬県 970 16 岐阜県 923 17 福井県 911 18 愛知県 874 19 鹿児島 856 20 大阪府 732 ★温泉地が多い県が軒数上位になっています。    全国のホテル旅館数ランキング2022        エリア 件数 1 東京都 3774 2 沖縄県 3023 3 北海道 2942 4 静岡県 2571 5 長野県 2557 6 新潟県 1952 7 大阪府 1572 8 福島県 1438 9 兵庫県 1433 10 栃木県 1398 11 山梨県 1330 12 神奈川県 1299 13 三重県 1284 14 千葉県 1234 15 愛知県 1214 16 福岡県 1157 17 群馬県 1144 18 大分県 1018 19 熊本県 998 20 京都府 978   ★軒数上位は、主要都市や、温泉・スキーなどのレジャー施設がある観光客が多いエリアになっています。         旅館・ホテル数の推移     現在の日本では、コロナ禍の水際対策が緩和されて以降、多くの外国人が日本を訪れるようになり、インバウンド需要の見込みと日本人の富裕層も増加傾向などの理由から外資系ホテルの開業が相次いでいます。その結果、旅館の数も減ってきている現状があります。ここでは旅館の数の現状や推移についてご紹介していきます。     日本の宿泊業の現状           2023年以降の日本での外資系ホテルの出店は、全国で8割超えとなっており、2023年〜2024年の2年間で日本国内での高級外資系ホテルブランドの開業予定は30施設に及んでいます。 1泊5万円前後の宿泊料がかかる外資系ラグジュアリーホテルも日本全国で続々と誕生しています。 また、東京・京都・大阪といった都心部だけでなく、地方でも積極的に高級ホテルが続々と開業。 国際的な知名度や有名な最高級ホテルがあれば、安心して訪日できるという富裕層を含めた外国人観光客が増える目的もあるでしょう。 旅館はこういったホテルに比べて、まだまだ世界共通のサービスに追いついていないという現状があります。 Wi-Fiの環境設備やホームページの多言語化対応、クレジットカード対応などが小規模な旅館ほど整備ができていないため、訪日外国人が利用しにくいという現状もあるのかもしれません。     旅館・ホテル数の推移          平成30年の日本の宿泊施設数は、82,150施設となっています。   *旅館  :38,622 *ホテル :10,402 *簡易宿所:32,451*下宿  :675   <平成26年〜平成30年の旅館数の増減>平成26年:43,363軒↓平成30年:38,622軒 = -11%   <平成26年〜平成30年のホテル数の増減> 平成26年:9,809軒↓平成30年:10,402軒 = +6%  (参考:国土交通省 観光庁)   ★数字を見ても分かるように、旅館の数は年々減り続けてる一方で、ホテルは年々増加傾向にあります。         まとめ           日本の旅館・ホテル業界は、法改正や観光需要の変化により大きな転換期を迎えています。 2022年度時点では「旅館・ホテル営業」として約5万軒が存在していますが、営業区分が統合されたことで、現在は旅館単体の正確な軒数を把握することはできません。 そこで本記事では、旅館とホテルが分かれて集計されていた2017年のデータをもとに、日本の旅館数やホテル数の実態を整理しました。 結果として、旅館は約3万8千軒とホテルより多いものの、10年前と比べて大きく減少しており、ホテルは増加傾向にあることが分かります。 この背景には、施設の老朽化や後継者不足、インバウンド需要への対応(外資系ホテルやビジネスホテルの開業が相次いでいる)など、業界特有の課題と変化があります。 旅館が多い地域は今なお求人ニーズが高く、未経験者の受け入れやキャリアアップのチャンスも豊富です。 転職を考える際は、軒数ランキングやエリア特性を理解した上で、自分に合った働き方・勤務地を選ぶことが重要といえるでしょう。 これから宿泊業界で働きたいという方は、今回ご紹介した内容も是非参考にしてみて下さいね。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.13

ホテルと旅館の違い|それぞれの施設数・メリット・デメリットを徹底比較【転職者向けガイド】

  ホテルと旅館は、同じ“宿泊施設”でありながら、全国にどれくらいの数があるのか、そしてそれぞれにどんなメリット・デメリットがあるのかを知っておくことは、転職先を選ぶ上でとても大切です。 働く環境や求められるスキルは、施設の規模や提供するサービスの方向性によって大きく異なります。 この記事では、日本にどれほどホテルと旅館が存在するのかというデータから、それぞれの強み・弱み、向いている働き方までを分かりやすく整理。 自分に合った職場を見極めるためのヒントをお伝えします。 ・ホテルと旅館の違いについては→こちら   目次 1:日本にあるホテルと旅館の数2:ホテルと旅館それぞれのメリット3:ホテルと旅館それぞれのデメリット4:まとめ        日本にあるホテルと旅館の数      ホテルと旅館は、同じ宿泊業でも施設数の推移や分布に大きな違いがあります。 どれだけの数が存在するのかを知ることは、業界のトレンドや将来性をつかむうえでとても重要なポイントです。 特に転職を考える際には、「増えている業態なのか」「どんな施設で働く人が多いのか」を把握しておくことで、自分に合った職場選びの精度が高まります。 法改正前の統計では「ホテル」と「旅館」が別々に集計されており、2018年時点では ホテルが1万軒強、旅館が4万軒弱 という内訳でした。 しかし、2018年の旅館業法改正で「ホテル」と「旅館」がまとめて“旅館・ホテル営業”として扱われるようになりました。 その為、2024年度の日本には 約5万1千軒のホテル・旅館 があり、客室数は約178万室となっています。 直近の傾向としては、ホテルは増加、旅館は減少と逆の動きを見せています。 (参考:厚生労働省 2024年度 旅館業の概要)     日本にあるホテルの数と旅館の数     (※2017年)   <ホテル営業数>1万402軒前年度より+301軒 客室数:90万7,500室前年度より+3万7,690室 10年前の2007年度と比較すると、+10.2%     *東京にあるホテル例*   1:帝国ホテル東京2:ホテルオークラ東京3:ホテルニューオータニ東京4:パークハイアット東京5:フォーシーズンズホテル椿山荘東京6:ウェスティンホテル東京7:マンダリンオリエンタルホテル東京8:ザ・リッツ・カールトン東京9:ザ・ペニンシュラ東京     <旅館営業数>3万8千622軒前年度より−867軒 客室数は:68万8,342室前年度より−3,620室 10年前の2007年度と比較すると、−26.1%   *東京にある旅館例*   1:星のや東京2:前野原温泉 さやの湯処3:プロスタイル旅館 東京浅草4:ONSEN RYOKAN 由縁 新宿5:天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草    ホテルと旅館それぞれのメリット     旅行や仕事などで利用されるホテルと旅館。 ホテルが増加傾向である一方で、旅館は減少傾向にあります。 まずは、お客様目線・転職者目線でのメリットをご紹介していきます。     ホテルのメリット(お客様目線)    ホテルのメリットは、客室数が多いため急な宿泊に対応できる事や、オートロック・防音対策など、プライバシーやセキュリティが重視されているので部屋で安心してゆっくり過ごす事ができる点などが挙げられます。 客室の機能性も高いため、トイレや浴室など必要な設備や、アメニティなどの備品が充実しており快適に過ごす事ができます。 また、基本的には食事がついていない事が多いので、深夜のチェックインに対応してくれたり、好きな時間に食事ができるなど融通が利きます。 様々な設備も充実しており、ジムやプール・SPAやエステなどが備え付けられていたり、ホテル内のバーでお酒を飲んだりする事も可能です。 自分の好きなサービスを自分で選ぶ事ができますので、自分の時間を大切にしたい・楽しみたいという方には大きなメリットがあると言えるでしょう。     ホテルのメリット(転職者目線)     ・キャリアパスが明確(フロント・宿泊・料飲・管理など部署が細かく分かれ、専門性を高めやすい) ・施設数が増加傾向で求人数が多い ・日系、外資系、大型、リゾートホテルなど働く環境の選択肢が広い ・語学力や接客スキルを活かしやすい     旅館のメリット(お客様目線)      旅館のメリットは「行き届いた手厚いおもてなし」「細やかな気配り」を受ける事ができる点です。 旅館には通常、女将と仲居さんがおり、到着すれば女将さんが温かく出迎えてくれチェックアウトの際も気持ちよく送り出してくれます。 チェックイン後は仲居さんが荷物を室内まで運んでくれ、お茶を出してくれたり観光スポットなどについて教えてくれます。 食事や布団の準備も仲居さんが丁寧に行ってくれるため、ゆったりとした時間を過ごす事ができます。 旅館では、地元の食材を使った郷土料理や、旅館ごとの異なった温泉施設などそれぞれ特徴があるため、その旅館へ行くのが楽しみという方も多くいるでしょう。 豪華な食事や見晴らしのよい露天風呂など非日常的な時間を過ごす事も。 人と人のコミュニケーションを大切にした、人の手による温かみのあるサービスを受ける事ができる点は旅館の大きなメリットです。     旅館のメリット(転職者目線)     ・仲居、客室係などが一貫して担当するため、お客様との距離が近くやりがいが大きい ・和のおもてなし文化を学べる ・小規模施設が多く、チームで連携しながら働ける ・リピーターが多く、お客様と長期的な関係を築きやすい      ホテルと旅館それぞれのデメリット   ホテルと旅館にはそれぞれ魅力がありますが、選ぶ際には“デメリット”も把握しておくことが大切です。 サービスの受け方や過ごし方、施設のつくりなどによって、感じ方には大きな違いが出る場合があります。 続いて、ホテルと旅館それぞれにどんなデメリットがあるのかを分かりやすくご紹介していきます。     ホテルのデメリット(お客様目線)     前述したように、ホテルは基本的には受動的なサービスとなるため、こちらから何かリクエストしないとおもてなしを受ける事は基本ありません。 その土地の魅力などについて話を聞いたり観光スポットを楽しむためには、自分から行動しないといけないため、物足りなさを感じてしまう方もいるかもしれません。 ただし、シティホテルやリゾートホテルの場合は、コンシェルジュやフロントスタッフに聞けば必ず詳しく親切に教えてくれます。 物足りないと感じる事もあるかもしれませんが、おもてなしの最高峰とも言われている「ホテル」。 何か困った事や相談事があった時には、満足のいく対応をしてくれるでしょう。     ホテルのデメリット(転職者目線)   ・部署が細分化されているため、業務領域が狭くなりがち ・24時間営業が多く、シフト勤務(夜勤含む)が必須 ・忙しい時期はフロント・客室・料飲が同時に繁忙になりやすい     旅館のデメリット(お客様目線)     旅館の場合は、こちらから頼まなくても、仲居さんが食事や布団の準備をするなど客室内でおもてなしをしてくれます。 そのため、ストレスを感じる事なく過ごす事ができますが、プライバシーがなく、落ち着かない・気になるという方もいるかもしれません。 また、温泉や露天風呂・大浴場があるため、客室に内風呂やシャワーなどが設置されていなかったり、洗面所やトイレなどが共用な事も多いのでこちらもプライバシーが気になる方にはデメリットになるでしょう。     旅館のデメリット(転職者目線)    ・人手不足の影響が大きく、1人あたりの業務量が増えやすい ・シーズンにより繁閑差が大きい ・客室係の場合、勤務時間が長くなりがち ・施設数が減少傾向で、地域によっては求人数が少ない ・アナログ対応も多い   ★ホテルと旅館は同じ宿泊施設でも、施設数の推移、提供するサービス、働き方には大きな違いがあります。 ホテルは設備の充実度や自由度の高さが魅力で、キャリアパスが明確なためスキルを磨きながら長く働きやすい環境が整っています。 一方、旅館は人と人の温かいコミュニケーションを重視したおもてなしが特徴で、お客様との距離が近くやりがいを感じやすいのが魅力です。          まとめ          ホテルと旅館の、それぞれメリットやデメリットを、お客様目線・転職者目線でご紹介しました。 ホテルは設備や機能性が充実しており、プライバシー確保や自由度の高さが大きなメリット。 一方、旅館は温かみのある対面サービスや郷土料理、温泉など “その土地ならではの体験” を楽しめる点が多くのお客様に支持されています。 転職者目線では、ホテルは職種・キャリアパスの選択肢が広く、スキルを磨きながら長期的に働きやすい環境が整っていることが強み。 旅館はお客様との距離が近く、和のおもてなし文化を深く学べる点が魅力といえるでしょう。 一方で、ホテルは受動的サービスが中心で物足りなさを感じる人がいることや、24時間営業ゆえの働き方の厳しさがデメリット。 旅館はプライバシー面や設備面で不便を感じる可能性があるほか、働く側は人手不足による負担増などの課題もあります。 こうした違いを理解した上で、自分が求める過ごし方・働き方に合った施設を選ぶことが、満足度の高い宿泊体験やキャリア形成につながるでしょう。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.11

ホテルと旅館の違い|働き方・サービス・客室の特徴をわかりやすく解説【転職希望者必見】

    ホテルと旅館、どちらも“宿泊施設”ですが、サービススタイルや働き方は大きく異なります。 ホテルは外国から取り入れた宿泊施設であるのに対して、旅館は日本独自の宿泊施設となっています。 転職を考える際、「自分に向いているのはどちらか?」「仕事内容や求められるスキルはどう違う?」と迷う方は少なくありません。 本記事では、ホテルと旅館それぞれの特徴をプロの視点で分かりやすく整理。 サービスの考え方、求められる接客スタイル、キャリア形成の違いなど、転職前に知っておきたいポイントを丁寧に解説します。 自分に合った職場選びをするための“最初の一歩”として、ぜひ参考にしてください。 ・それぞれのメリット・デメリットは→こちら   目次 1:ホテルと旅館の違い2:まとめ         ホテルと旅館の違い     ホテルと旅館は同じ“宿泊施設”ですが、サービスの考え方や建物のつくり、スタッフの役割など、働く上で知っておきたい違いが数多くあります。 とくに転職を考えている方にとっては、勤務スタイルや求められる接客姿勢が大きく異なるため、どちらが自分に合っているのかを知ることが大切です。 ホテルと旅館の特徴を項目ごとに比較しながら、それぞれの強みや働き方の違いを分かりやすく整理していきます。   <ホテル>ルール :フォーマルサービス:受動サービス建物  :洋風・客室数が多く階数も高い客室  :洋室・ベッド、テーブル、椅子食事  :自由に選択スタッフ:部門ごとにスタッフが担当料金  :宿泊費のみ入室  :靴を履いたまま・部屋以外はスリッパ・パジャマNG   <旅館>ルール :アンフォーマルサービス:仲居さんによるフルサービス建物  :和風・客室数が少なく階数は低く横に広い客室  :和室・布団、畳、座卓食事  :2食付きスタッフ:仲居さん1人で担当料金  :1泊2食付き入室  :靴を脱ぐ・浴衣での移動OK     ①営業形式               ホテルと旅館は、以前は「旅館業法」というものがあり、下記のように法律上で明確に分類されていました。   <ホテル>「様式の構造および設備を主とする施設で、鍵がかかる9㎡以上の客室が10室以上かつ5室以上が洋室である宿」 入浴設備の設置、ベッドやシャワーなどの設備が洋式である事、共有部分のトイレは洋式であり男女別にしなければいけない、などが条件。   <旅館>「和式の構造および設備を主とする施設で、7.2㎡以上の客室が5室以上ある宿」 旅館の場合は、近隣に温泉や銭湯などの入浴施設があれば、旅館内の入浴設備がなくても問題ではありません。 1室でも洋式の客室の場合は、ホテル営業の基準に沿った設備や構造が求められます。   ※しかし、平成29年12月15日に公布された旅館業法の法改正により、「旅館・ホテル営業」と一緒になり、施設を設け宿泊料を受けて、人を宿泊させる営業で、簡易宿所営業及び下宿営業以外のものをいう。と定められました。   よって、法律上においてホテルと旅館に明確な違いはないというのが現状ですが、ホテルと旅館には部屋数以外にもいくつかの違いがあります。 どのように違うのか見てみましょう。      ②ルール                  <ホテル> 旅館に比べてフォーマル。 ロビーやレストランなど客室の外の公共の場に、スリッパやパジャマなどで移動する事は禁止されています。 また、海外ではチップを渡す事が多いですが、日本では室料にサービス料金が含まれているため、チップを渡す必要はありません。   <旅館> ホテルに比べてアンフォーマル。 靴を脱ぎ浴衣など寛いだ格好で、受付・レストラン・浴場などに行く事ができます。 旅館の仲居さんが、布団を敷いてくれたり料理を運んでくれたり身の回りのお世話をしてくれるため、リラックスして過ごす事できます。 部屋に通された後に、担当の仲居さんに「心づけ」を渡す事がマナーとされていますが、最近では室料にサービス料が含まれている旅館も多くあり、断られる事もあります。     ③サービス                <ホテル> お客様の要望による受動サービス。 フロント・客室・レストランなど各部門それぞれにサービススタッフがおり、お客様からの要望がない限りは基本的なサービスの提供しかしませんし、自ら係員が室内に入る事もありません。 ホテルでは、防犯設備が充実しており、オートロックや防音の壁など、どちらかというとお客様の安全を第一に考えたサービスやプライバシーを重視したサービスとなっています。   <旅館> 部屋係りがつき、個別のサービス提供。 宿泊する1部屋1部屋に仲居さんと呼ばれる客室係がつき、サービスの窓口となり個々の要望に答えます。 基本的にはチェックインすると、仲居さんが部屋までのご案内・お茶出し・滞在中のスケジュールの確認・夕食の準備・寝具の準備を行なってくれます。 日本の文化であるおもてなしの心を第一に考えたサービスが充実しています。     ④建物・デザイン            <ホテル> 洋風の建物で、基本的に客室数が多く階数も高い事が多いです。   <旅館> 和風の建物で、客室数が少なめで階数は低く横に広い構造をしているのが特徴。 客室数が少ないのは、旅館のシステムがきめ細やかなサービスを行うからです。     ⑤客室                 <ホテル> 洋室が中心となっていますが和室がついている部屋なども近年増えています。 基本的には、ベッドの上以外は靴を履いたまま土足で過ごしますが、スリッパが部屋に置かれている事もあります。 客室にユニットバスかシャワーが備えてありますので、入浴は客室についているバスルームで行います。   <旅館> 旅館は和室が中心となっていますが、近年は様々なスタイルが増えてきており、洋室があったりベッドを置いてある部屋もあります。 部屋に露天風呂がついているケースもありますが、温泉や大浴場などのお風呂が充実している事も多いです。     ⑥食事                 <ホテル> ホテルは、基本的に1室1名以上で自由に選択できます。 朝食付のホテルもあり、バイキング形式のところが多く早朝からサービスがあります。 夕食はついていない事が殆どですので、ホテル内にあるレストランか近隣の飲食店での食事といった選択肢になる事が多いでしょう。 ホテルによっては、ホテル内のレストランやカフェの朝食券が付いている事もあります。 食事の種類としては、洋食となるケースが多くなりますが、中には和食のレストランが入っている事もあります。   <旅館> 基本的に1室2名以上で夕食と翌日の朝食の2食付きとなっており、宿泊と食事がセットになっている事が多いです。 旅館によっては、1名での宿泊や食事なしの素泊まりに対応しているところもあります。 基本的には、部屋食対応となっていますが、大広間で食事するか部屋で食事をするか選べる場合もあります。 時間になると仲居さんと呼ばれる客室係が夕食の準備をします。 地元の素材を使った料理でお客様をもてなししてくれるところも多いでしょう。 部屋の中でくつろぎながらゆっくりと食事できるのは、旅館ならではの魅力ではないでしょうか。 食事の種類としては和食となるケースが殆どです。     ⑦スタッフの名称や担当業務       <ホテル> ホテルでは、ドアスタッフ・ベルスタッフ・コンシェルジュ・ハウスキーピングと呼ばれる様々な職種の従業員が働いています。 客室までの案内や荷物の運搬、お客様のリクエスト対応・客室の清掃・管理など業務によって細かく役割が分担されています。   <旅館> 旅館では、お客様のお出迎え〜お見送り、客室の準備、お客様の要望に対応するのは「仲居」と呼ばれる従業員1人の仕事です。 仲居は食事の配膳や布団の準備・清掃なども担います。     ⑧料金                  <ホテル> 基本的に部屋料金のみで食事代は含みませんが、近年はホテルでも1泊2食付きの料金が提示されている事もあります。   <旅館> 基本的には1人1泊2食付き(朝食・夕食)の料金となっています。 旅館でも、宿泊のみというケースや、朝食のみを提供するというケースも増えてきています。   ★ホテルと旅館は、法律上こそ同じ「旅館・ホテル営業」に統合されていますが、実際の運営スタイルやサービスの提供方法には明確な違いが残っています。 ホテルは部門ごとに専門スタッフが配置され、プライバシーや効率性を重視したサービスが中心。 一方で旅館は、仲居によるきめ細やかな担当制を基本とし、日本らしい“おもてなしの心”を大切にした温かいサービスが特徴です。 また、建物の規模や客室タイプ、食事内容、料金体系なども大きく異なるため、働く側に求められる接客スタイルや身につくスキルにも違いがあります。 転職を検討する際は、「どんな働き方をしたいか」「どんなお客様と関わりたいか」を軸に、自分に合った職場を選ぶことが重要です。 両者の特徴をしっかり理解し、自分らしく活躍できる環境を見つけていきましょう。           まとめ           旅館とホテルの違いについてご紹介しました。 ホテルと旅館は、どちらも“人をもてなす”という点では同じですが、働き方は大きく異なります。 サービスの方向性や接客の深さ、チームで動くか一人で担当するかなど、自分に合う環境は人によって違います。 今回の比較を参考に、あなたが最も成長できる職場を見つけてください。 もし迷っている場合は、希望の働き方やキャリアプランから向いている職場を一緒に考えることもできますので、弊社ホテルビズまでお気軽にご相談ください。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.11

ホテルからの転職②|メリットデメリットと転職する際のポイント

  ホテルでの仕事は、お客様の滞在を特別な時間に変える「おもてなし」のプロとして、多様なスキルが求められる職種。 接客やコミュニケーション力はもちろん、臨機応変な対応力、チームで動く協調性、そして細やかな気配りなどが身につくため、他業界でも評価が高くなります。 そのためホテル経験者は、業界を超えて幅広いフィールドで活躍できる可能性があります。 しかし、ホテル業界からの転職を考えたとき、本当に転職が上手くいくのか、不安を抱く方も多いでしょう。 そこで今回は、前回の「ホテルからの転職①|活かせるスキルと転職しやすい業界・職種」に続き、ホテルから転職するメリット・デメリット、そして失敗しないために押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。     ホテルから他業界へ転職するメリット   ホテル業界で培った接客力や調整力は、他業界でも高く評価されます。 転職によって新しいスキルやキャリアの幅を広げ、働き方や待遇を改善できる可能性も。 ここでは、ホテル経験者が他業界へ転職する際のメリットについて分かりやすく解説します。     ①キャリアアップの選択肢が増える ホテル業界から転職すると、これまでとは違う業務に挑戦でき、新しいビジネススキルや価値観を身につけるチャンスが広がります。 ハイレベルな対人スキル(ホスピタリティ・コミュニケーション能力)は、営業職・接客業・事務職・人事職などで、顧客や社内の人間関係を円滑にするスキルとして即戦力になります。 ホテルの仕事は、基本お客様からの要望に応える“受動的なサービス”が中心です。 フロント・客室・レストランなど部門ごとに役割が決まっており、担当外の業務に関わる機会は限られがちです。 そのため、転職後する事で、自ら考えて動く力(能動力)を伸ばせる環境に出会えたり、幅広い業務に挑戦できる可能性があります。 ホテルで培った接客力や調整力を活かせる職種も多く、キャリアの選択肢が広がります。      ②休日の変化など働き方の幅が広がる ホテル業界では週休2日制が一般的ですが、土日祝に利用するお客様が多いため、休みは平日中心になりがちです。 さらに、ホテルは365日営業しているため固定の休みがなく、「休めない」というイメージを持つ方も少なくありません。 春休み・GW・夏休み・年末年始といった大型連休は繁忙期のため、休みが取りづらくなるのも実情です。 その点、土日休みやカレンダー通りの連休がある企業へ転職すれば、友人や家族と予定を合わせやすいなどメリットが大きく、生活リズムも整えやすくなります。 また、夜勤がない、シフトが不規則でない職種(事務職や一般的な営業職など)を選ぶことで、プライベートの時間が確保しやすくなり、生活リズムを整えられます。 このように、他業界では規則的な勤務体系を選びやすく、働き方の幅が広がメリットがあります。     ③給与が上がる可能性がある ホテル業界は、他の業界と比べて給与水準がやや低い傾向があります。 そのため、転職することで収入が上がるケースは少なくありません。 特に、頑張りや成果が直接給与に反映されやすい営業職や、IT業界など専門スキルを求められる職種などは成果やスキルに応じて給与が上がりやすく、ホテルで培った接客力や調整力が評価されれば、未経験でも年収アップを目指せる可能性があります。 また、働き方やキャリアの幅が広がることで、より高待遇の企業に挑戦できる機会が増えることもあるでしょう。     ④専門的なスキルを磨ける可能性 ホテル業界から他業界へ転職すると、新しい専門スキルを習得しやすくなる点も大きなメリットです。 ITスキルやマーケティング、マネジメントなど、今後も需要が伸び続ける分野に挑戦することで、長期的に活かせる知識や技術を身につけられます。 外国籍の顧客対応で培った語学力は、外資系企業やグローバルに展開する企業で高く評価され、より専門的にスキルを伸ばせる可能性があります。 ホテルで培ったコミュニケーション力や調整力と組み合わせることで、より市場価値の高い人材へ成長する事が期待できます。 キャリアの幅を広げたい方にとって、新たなスキルを獲得できる環境は大きな魅力といえるでしょう。     ⑤肉体的な負担の軽減 ホテルの仕事は立ちっぱなしで動き回る時間が長く、体力的な負担が大きくなりがちです。 特にフロント、レストラン、客室など、常にお客様対応が続く環境では、長時間の勤務で疲れが蓄積しやすいという声も多くあります。 一方、転職によってデスクワーク中心の職種に移ると、身体への負担が大きく軽減されます。 体力面の不安が減るだけでなく、無理なく働き続けられる働き方は大きな変化でしょう。       ホテルから転職するデメリット    ホテルから他業界へ転職することで選択肢は広がりますが、その一方で気をつけるべきポイントやデメリットも存在します。 ホテル業界に限らずですが、今までの違う業界や職種へ転職する際に知っておきたい注意点を解説します。     ①やりがいを感じにくくなる可能性 ホテルから他業界へ転職すると、「やりがいが減った」というギャップを感じてしまう方もいます。 ホテルは、お客様の要望にできる限り応え、一人ひとりに合わせたサービスを提供することで、感動を生み出すことが仕事の中心にあります。 旅行、記念日、結婚式、癒しの時間など、お客様がホテルを訪れる理由はさまざま。 ホテルで働くことで、お客様の大切な思い出づくりに直接関われることは、何にも代えがたい魅力です。 また、非日常的で洗練された空間で働くことから、自分自身も「この場にふさわしい人でありたい」と自然と成長意識が高まる人も多いでしょう。 さらに、フロント、ベル、コンシェルジュ、サービススタッフ、ウエディングプランナーなど、多様なプロフェッショナルと協力しながら働くこともホテルならではのやりがいです。 そのため、おもてなしで人に喜んでもらうことや、チームで協力して成果をつくることにやりがいを感じていた方ほど、転職直後は物足りなさを感じてしまう可能性があります。     ②福利厚生の充実度が下がる ホテル業界から他業界へ転職すると、福利厚生の充実度が下がる場合があります。 特に日系ホテルは、大手不動産会社や鉄道会社が運営していることも多く、安定性が高いのが特徴です。 また、一般的な社会保険や休暇制度に加え、資格手当や研修制度、社員寮、食事手当、グループ施設の割引など、独自の福利厚生が整っている企業も多くあります。 転職先によっては、こうした手厚い制度がなくなる可能性があるため、福利厚生の内容を事前に確認しておくことが大切です。     ③給与が一時的に下がる可能性がある 異業種や異職種への転職は、基本的に「未経験」扱いになるため、スタート時の給与水準がホテルでのキャリア初期に戻るか、あるいは現在の年収よりも下がる可能性があります。 未経験の職種へ挑戦する場合、最初は給与レンジが低く設定されることが多いのです。 特に事務職やオフィスワークは求人数が少なく、派遣が多い傾向もあり、年収が下がるケースがあります。     ④経験が活かせずストレスに感じる事も ホテルで培った接客力やホスピタリティは大きな強みですが、転職先の業界や職種によっては、そのまま活かせないことがあります。 例えば、ITや会計、専門的な知識が求められる職場では、ホスピタリティだけでは成果として評価されにくい場合があります。 業界や職種によって評価されるポイントが異なることを理解しておくことで、転職後のギャップを減らし、スムーズに新しい環境に適応しやすくなります。     ⑤役職がリセットされ1からのスタートとなる ホテルで管理職やベテランとして働いていた方でも、他業界へ転職すると新人として一からのスタートになることがあります。 年下の先輩や上司から指導を受ける場面も多く、慣れない人間関係や新しい業務知識を覚える必要があり、ストレスに感じることもあるでしょう。 さらに、これまでとは全く異なる業務や専門知識が求められる場合は、学び直しが必要になり、慣れるまで負担を感じる方も少なくありません。 また、ホテルで積んだキャリアや役職は他業界では評価されず、ポジションが下がることもあるため、転職前にその点を理解しておくことが大切です。      ホテルから他業界へ転職する際のポイント    ホテル業界から未経験の業界・仕事への転職が成功しても、入社後に「やっぱり違った...」と感じる事もなくはありません。  給与や福利厚生、役職や業務内容の違い、スキルの活かし方など、事前に理解しておくことで、ギャップを減らしスムーズに新しい環境に適応できます。 ここでは転職する際に気をつける事・成功させるためのポイントを3つお伝えします。     ①研修・教育体制が整っている企業を選ぶ 中途採用で他業界・他職種へ転職する場合、ホテル業界での経験だけでは通用しないこともあります。 そのため、研修制度や教育体制がしっかり整っている企業を選ぶことが大切。 研修やサポート体制が整っている企業では、求人票にその内容が明記されていることが多く、入社後も安心して仕事を学べます。 逆に、制度が不十分で十分な指導を受けられず、いきなり業務を任される環境では、長く働き続けるのが難しくなる可能性があります。 企業選びの際には、事前に研修や教育体制の有無を確認しておくことが重要です。     ②最低限のPCスキルや知識をつけておく 同じサービス業界や、PCスキルをあまり必要としない業界・職種への転職であれば問題は少ないですが、営業職や事務職などではPCスキルが必須となります。 ホテル業界でもある程度PCを使用する機会はありますが、業務の多くがアナログで行われるため、一般企業と比べると操作経験は限られがちです。 そのため、転職をスムーズに進めるためには、PCスクールなどで基本操作を身につけておくことが有効です。 また、転職先の業界について事前に知識をつけておくことも重要です。 未経験の業界では、事前理解が不十分だと入社後にミスマッチが生じ、長続きせずに再度転職することになりかねません。 業界研究をしっかり行い、自分に合った職場を見極めることが、転職成功のポイントです。     ③転職エージェントを利用する ホテル業界から未経験の業界や職種への転職を考えている方には、転職エージェントの利用がおすすめ。 転職エージェントとは、求職者と企業をマッチングするサービスで、業界や企業に詳しいプロのアドバイザーが履歴書や職務経歴書の作成、面接対策、スキルや適性に合った求人紹介などをサポートしてくれます。 求人サイトやハローワークでは分かりにくい企業情報も教えてもらえるほか、一般公開されていない非公開求人や、未経験でも応募可能な求人を紹介してもらえる場合もあります。 さらに、面接日程の調整や条件交渉、内定後のフォローなど、転職活動全般を支援してくれる点も大きなメリット。 未経験業界への転職では業界研究や職種研究、志望動機や自己PRの準備も欠かせません。 転職のプロにサポートしてもらうことで、スムーズに転職活動を進められます。 また、同じホテル業界への転職を考える場合は、ホテル専門のエージェントを利用すると、業界を熟知したスタッフが自分に合った求人や非公開求人を紹介してくれます。            まとめ          ホテル業界での仕事は、お客様の滞在を特別な時間に変える「おもてなし」のプロとして、多様なスキルが求められる職種です。 接客やコミュニケーション力、臨機応変な対応力、チームで働く協調性や細やかな気配りなどは、他業界でも高く評価されます。 そのため、ホテル経験者は営業、事務、教育、人材などさまざまなフィールドで活躍できます。 一方で、転職先では給与や福利厚生、役職、業務内容の違いからギャップを感じることもあります。 メリットとしては、キャリアやスキルの幅が広がり、土日休みや規則的な勤務、給与アップの可能性、専門スキルの習得、体力的負担の軽減などが挙げられます。 デメリットとしては、やりがいを感じにくくなる、福利厚生や給与が下がる場合、経験が活かせずストレスになる、役職がリセットされるなどがあります。 転職を成功させるには、研修や教育体制が整った企業を選び、最低限のPCスキルや業界知識を身につけ、転職エージェントを活用して業界研究や面接対策を行うことが重要です。 これにより、未経験業界への転職でもスムーズに新しい環境に適応できるでしょう。   *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.06

ホテルからの転職①|活かせるスキルと転職しやすい業界・職種

ホテルでの仕事は、お客様の滞在を特別な時間に変える「おもてなし」のプロとして、多様なスキルが求められる職種。 接客やコミュニケーション力はもちろん、臨機応変な対応力、チームで動く協調性、そして細やかな気配りなどが身につくため、他業界でも評価が高くなります。 そのためホテル経験者は、業界を超えて幅広いフィールドで活躍できる可能性があります。 一方で、ホテルからの転職を考えた時に「ホテルのみの経験だと、異業種へ転職するのは難しい?」「どんな仕事に挑戦しやすい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ホテルで培ったスキルがどのような場面で強みになるのか、そして転職しやすい業界・職種を分かりやすく解説します。 今後のキャリアの選択肢を広げるための参考にしてください。 ・転職するメリットデメリットと転職する際に気をつける事は→こちら    ホテルからの転職で活かせるスキル     ホテルの仕事で培ったコミュニケーション力や調整力、気配りなどは、異業種でも高く評価される強みです。 ここでは、転職で活かせる具体的なスキルをご紹介します。     ①コミュニケーション力・ホスピタリティ ホテルには、年齢も背景も異なる多くのお客様が毎日訪れます。 多様な方と接することで、どんな相手にも合わせて対応できる柔軟さが身につきます。 お客様をお迎えするためには、フロント・客室・レストランなど複数の部署が細かく連携する必要があります。 そのため、社内スタッフとの情報共有やチームワークも欠かせません。 こうした「相手の立場に立って動ける力」や「円滑なコミュニケーション力」は、業界を問わず求められる普遍的なスキルです。 また、クレーム対応や臨機応変な判断力などは、「顧客満足度の向上」に直結するため、他のサービス業やBtoB営業職など、幅広い職種で強みとして活かすことができます。     ②臨機応変な対応力 ホテル業界で働く中で特に身につくのが、マルチタスク能力と臨機応変な対応力です。 フロント、予約受付、チェックイン・アウト対応、電話応対、宴会準備など、ホテルの現場では複数の業務が常に同時進行します。 限られた時間の中で優先順位を判断しながら、正確かつスピーディーに進める力が自然と鍛えられます。 また、ホテルには国内外から多様なお客様が訪れるため、予定外の問い合わせや急なトラブルが発生することも少なくありません。 例えば、予約内容の変更、客室トラブル、体調不良のお客様への対応など、その場で最適な判断と調整が求められます。 こうした現場経験によって培われる「柔軟に考えて行動できる力」や「状況に応じた判断力」は、どの業界でも高く評価されるスキル。 特に、スピード感のある職場や調整業務の多いポジションでは、大きな強みとして活かせます。     ③ビジネスマナー ホテル業界で働く中で身につくビジネスマナーは、転職の際に大きな強みになります。 中途採用では、基本的な礼儀や言葉遣いができているかが必ず確認されますが、ホテルの現場ではそれ以上に高いレベルの対応が求められます。 お客様のニーズを正しく理解し、気持ちよく過ごしていただくためには、丁寧な言葉遣い、清潔感のある身だしなみ、落ち着いた立ち振る舞いなどが非常に重要。 特に、高単価のサービスを提供する場面では細やかな気配りが必要となり、自然と上質なマナーが身につきます。 そのため、ホテルで培われた接客の基本や社会人としての礼儀は、どの業界においても信頼される要素となり、転職活動でも高く評価されます。     ④語学スキル ホテルで働く中で身につく語学スキルは、転職市場でも高く評価される大きな強みです。 訪日客が増えている今、多言語で対応できる人材の需要は年々高まっています。 特に、高級ホテルや外資系ホテル、都心部、空港周辺、観光地では、英語をはじめとした語学力が採用の条件になることも少なくありません。 日常会話レベルでも、接客を通して実践的な表現や柔軟なコミュニケーション力が自然と身につきます。 また、英語に加えて韓国語や中国語が話せると、対応できるお客様の幅が広がり、さらに重宝されます。 こうした語学力は、外資企業やインバウンド関連の職種でも活かせるため、ホテル業界以外への転職でも大きなアピールポイントとなります。     ④PCスキル ホテル業界ではこれまで人対人の接客が中心でしたが、近年はDX化が進み、PCを使った業務の重要性が増しています。 フロント業務や宿泊予約の管理、宴会・イベントのオペレーションなど、職種によっては日常的にPCを活用する場面が多くあります。 さらに、クラウドでの情報共有やオンライン対応、iPadを用いた業務管理、SNSでの情報発信など、さまざまなデジタルツールを使いこなすスキルも求められるようになっています。 これにより、効率的に業務を進める能力だけでなく、ITリテラシーや柔軟な対応力も身につきます。 こうしたPCスキルが身についていれば、ホテル業界内外を問わず転職市場で高く評価され、今後ますます重宝されるでしょう。     ⑤体力 ホテルスタッフの仕事は華やかに見えますが、実際はほとんどが立ち仕事で常に動き回るため、高い体力が求められます。 フロントや客室業務、宴会準備など、時間帯や業務内容に応じて臨機応変に動く必要があり、効率よく作業を進める体力と集中力が欠かせません。 また、24時間営業のため日勤・夜勤のシフトがあり、生活リズムが不規則になりやすい点もあります。 こうした環境で身につく体力や持久力は、他業界でも活かせる貴重なスキルです。   ホテルから転職しやすい業種・職種    ホテルからの転職で活かせるスキルをご紹介しましたが、接客力やコミュニケーション能力、臨機応変な対応力など、他業界でも評価されるスキルが豊富です。 このような経験を活かせば、転職先の幅も広がります。 ここでは、ホテル経験者が特に転職しやすい業種や職種について分かりやすくご紹介します。     ①サービス業 1番経験を活かせるのがサービス業。 ホテル業界で培った接客力やホスピタリティは、他のサービス業でも高く評価されますので、接客業を続けたい方は、ホテル以外のサービス業もおすすめです。 転職しやすいのは、航空業界(CA・グランドスタッフ)、ウエディングプランナー、テーマパークスタッフ、旅行代理店のカウンター営業、百貨店やラグジュアリーブランドの販売、そしてカスタマーサポートなどの職種です。 いずれも「お客様に寄り添う姿勢」や「丁寧なコミュニケーション」が求められるため、ホテル経験者は即戦力として見られやすく活躍の幅も広がります。 得にブライダル業界は、ホテル同様ホスピタリティが重要です。 一生に一度の結婚式が商材であり、顧客志向が高く、人にしかできない仕事です。人の幸せに関われることやチームワークが求められる点で、ホテル経験が活かせます。 ホテルで培った強みを活かしながら新しいステージに挑戦したい方にとって、これらの業界は大変相性の良いフィールドと言えるでしょう。     ②営業職 実は相性が良い分野となるのが、営業職への転職。 人材派遣・転職エージェントなどの人材サービス、不動産仲介、広告代理店、IT・SaaS営業など、未経験から挑戦しやすい業界も多くあります。 ホテルで培ったコミュニケーション力や提案力、相手への気配りは、そのまま営業で強みとして発揮できます。 成功すれば大きなスキルアップになるでしょう。 お客様のニーズを引き出し、最適な提案につなげる力が評価されやすいため、接客経験を活かしてキャリアの幅を広げたい方におすすめの転職先です。     ③事務職 事務・オフィスワークは、安定した働き方を求めるホテル経験者に人気の転職先。 一般事務や営業事務、予約・受付事務、総務、採用アシスタントなど職種の幅も広く、これまでの経験を活かしやすい点が魅力です。 ホテルでの予約管理やバックオフィス業務に携わった経験は、事務職で求められる正確な処理能力や調整力にそのままつながります。 また、現場で培ったマルチタスク能力は高く評価され、未経験でも事務職への転職が成功しやすい傾向があります。     ④ホスピタリティ系企業の管理部門や教育現場 ホテル経験を活かして働きたい方に人気の転職先は、ホスピタリティ系企業の管理部門や教育現場。 ホテルチェーン本部の人事・広報・営業企画、ウエディング企業の本社部門など、現場の仕組みを理解している人材は特に重宝されます。 また、ホテルやブライダルの専門学校で講師として働く道もあります。 授業や資格指導、学生の成績管理や就職サポート、オープンキャンパスでの説明など幅広い業務を担当し、社会人のスタートを支援できるやりがいある仕事です。 ホテルで培った経験を活かしつつ、安定した環境で働きたい方に向いています。     ④語学を活かす外資・グローバルな仕事 語学力を活かしたいホテル経験者におすすめの転職先が外資・グローバル企業。 外資系企業のカスタマーサクセス、海外営業アシスタント、インバウンド対応企業の事務など、英語を使う機会が多い職種が揃っています。 ホテルで日常的に外国人対応をしていた方は、コミュニケーション力や対応力が評価されやすく、未経験でも入りやすい傾向があります。 グローバルな環境でキャリアの幅を広げたい方にぴったりの転職先。 語学力を活かしたい場合は英会話教師などの選択肢もあります。   自分に合う転職先を選ぶポイント   ホテル業界での経験を活かせる業界や職種の一例をご紹介しました。 ホテル業界で培った経験は、活かせる業界や職種が幅広くありますので、何を重視して転職したいかによって、選ぶべき進路は大きく変わります。 例えば、ホテルに関わりつつ、より広い業務に挑戦したい方は、教育関連や人材業界で活躍しやすいでしょう。 事務スキルを高めたい場合は事務職への転職も可能ですが、求人数が少なく派遣スタッフが多い傾向があるため、給与やキャリアが下がる可能性もあります。 一方、英語力に自信があれば、外資系企業など語学を活かせる環境で転職しやすくなります。   *転職先を選ぶポイント* ・人と関わる仕事を続けたい → 接客・営業・カスタマーサポート ・ワークライフバランスを大事にしたい → 事務職・内勤営業・管理部門 ・語学を活かしたい → 航空・外資・インバウンド企業 ・ホテル経験を直接活かしたい → ブライダル・観光・リゾート業界   \ホテル業界内での転職もあり!/ 「ホテル業界自体」の仕事が厳しいという方は、他業界への転職を考えた方が良いかもしれませんが、「職場環境」が嫌という方は、同じホテル業界内で別のホテルやに転職する方法もあります。 既に接客のノウハウやホテルの知識は身に付いているので、即戦力として活躍できます。 同じホテルであっても、ビジネスホテルと高級ホテルでは価格帯や求めれられるサービススキルが異なるため、自身のスキルアップやキャリアアップに繋がる事も。 また、日系ホテルか外資系ホテルかでも、働き方や教育・給料やキャリアパス・求められるスキルが異なります。 なぜ転職したいのか・どんな企業で働きたいのかを一度しっかり確認する事が大切です。     ホテルから他業界への転職は厳しい?   ホテルでの経験だけしかない場合、不安を感じる人は少なくありません。 しかし、ホテルで培った接客力や調整力、マルチタスクの能力、語学やホスピタリティ精神といったスキルは、転職市場でも高く評価されます。 大切なのは「自分が何を得意とし、どんな価値を提供できるか」を明確に伝えることです。 職種や志望理由に合わせてアピールポイントを整理すれば、異業種への道も十分開けます。 一方で現実的な傾向として、中途採用は即戦力を重視する企業が多く、未経験分野への挑戦は年齢によって難易度が変わります。 一般的に未経験を歓迎する枠は20代に多く、企業によっては30代前半まで受け入れる場合もあります。20代はポテンシャル採用がされやすいため、未経験職種でも採用されやすいでしょう。 30代後半以降は、マネジメント経験や数値管理など即戦力となるスキルが求められる場面が増えます。 そのため、異業種へ飛び込むよりも、同業界内で条件の良い職を探す方がスムーズに転職できることが多いです。 新たなキャリアをスタートするかどうかは、自分の経験・年齢・目指す役割を踏まえて慎重に判断する事が重要になります。           まとめ          ホテルからの転職についてご紹介させて頂きました。 ホテルの仕事は、勤務形態や体力的に大変な面がある一方で、多くの能力やスキルを身に付ける事ができます。 ホテル業界で得た経験やスキルをどのように活かしたいのか、どんな事にやりがいを感じ、今後どのようにキャリアアップしていきたいのかを見直して次の転職先を探すヒントにしてみて下さい。 「収入」「お休み」「やりがい」「キャリアプラン」・・・人それぞれ考え方が違います。 また、ホテル業界から転職したいと思っている人の中には、現在のホテルの環境やポジションが合っていないだけの人がいるかもしれません。 もしホテル業界への転職に迷いや不安・悩みがある方は、お気軽にご相談下さい。 次のコラムでは、ホテル業界から転職する際のメリット・デメリット、転職の際に気を付けるポイントなどをご紹介しますので、こちらも参考にしてみて下さい。

2025.12.06

寿司屋で働く楽しさとは?やりがいと魅力を解説!

    「一生使える技術を身につけたい」「日本の食文化に関わる仕事がしたい」 そんな想いから、寿司職人の道に興味を持つ方が増えています。 その他にも下記のような理由で、現在寿司の仕事が注目を浴びています。   *近年の和食ブームや海外展開の拡大で、寿司職人の需要が増加 →寿司職人は国内外で高く評価される存在となっている *機械では再現できない“職人の技”“人との距離感”が世界で評価されている *若い世代や女性職人の活躍も増えており、多様な働き方が可能に   寿司職人というと、長年の修行や厳しい世界を思い浮かべ、「ハードルが高そう・・」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、近年の寿司業界は「厳しい」から「育てる」時代に変わりつつあります。 未経験からでも挑戦できる環境が増えており、現場で技術を身につけていく人が殆ど。 「食を通じて人を笑顔にしたい」という想いがあれば、どなたでも寿司業界でキャリアアップできます。 今回は、寿司屋で働く楽しさや仕事の魅力をご紹介します。 ・寿司業態の海外展開に関しては→こちら ・寿司屋で身につく技術に関しては→こちら       寿司屋で働く楽しさ・魅力      寿司屋で働く魅力は、技術を磨くだけでなく、「食」と「人」を通じて多くの喜びを感じられる事にあります。 カウンター越しにお客様の笑顔を見る事ができる・季節ごとに変わる食材を扱う事ができる・職人として技を磨き続ける事ができるなど、様々な魅力があります。 ここでは、寿司屋で働く「楽しさ」と「やりがい」についてご紹介します。     ①お客様の喜ぶ顔を直接見る事ができる カウンターに立つ寿司職人はお店の“顔”として、お客様と会話を交わしながら、一人ひとりに最高の時間を届ける大切な役割を担います。 寿司屋で働く最大の魅力は、目の前のお客様の「美味しい」が直接伝わる点です。 調理スタッフとして働いていた場合、直接お客様の反応を見る事は中々できません。 カウンター越しなどでお客様と直接向き合い、「美味しい」「また来たい」と言ってもらえる事は、職人として何にも代えがたい喜びです。 また常連のお客様になってくれ度々訪れてくれる事も。 自分が心を込めて握った一貫でお客様が笑顔になる――その瞬間が日々のモチベーションとなります。 丁寧な仕事が求められる一方で、適度な緊張感の中で仕事ができるのもこの仕事ならでは。 接客が好きな方や、人との繋がりを大切にしながら技術を磨きたい方にとって、寿司職人はやりがいにあふれた職業です。     ②旬の食材に触れ最大限に味を追求できる 寿司職人の仕事は、四季折々の旬の魚をはじめ、貝類、野菜など様々な食材を扱います。 春は桜鯛、夏はアジ、秋はサンマ、冬はブリといった旬の魚を扱う中で、食材に関する知識を深め、それぞれの個性を最大限に引き出す工夫を凝らす面白さがあります。 市場での仕入れや食材選びを通して「目利き力」も養われ、同じ魚でも産地や状態によって味が変わるなど、日々新たな発見がありますので、職人としての感性も磨かれていくでしょう。 また、寿司は一見シンプルな料理に見えますが、ネタの扱い方やシャリの温度、握り方ひとつで味が大きく変化します。 身につけた知識と技術力を活かし、食材の持つ美味しさを最大限に引き出し、お客様に喜んでもらえた時には大きな達成感ややりがいを感じる事ができます。 料理や食材そのものが好きな方にとって、寿司の世界はまさに“学びと感動”に満ちた環境といえるでしょう。     ③技を磨き一生もののスキルを手に入れられる 寿司職人の技術は非常に専門性が高く、一度身につければ世界中どこでも活かせる“一生モノのスキル。 魚の選定から仕込み、握りまでの一つひとつの工程に深い知識と経験が求められるため、日々の仕事がそのまま身につきます。 包丁の持ち方や魚のさばき方、握り方、盛り付け方など、どの仕事にも職人の技が詰まっているのです。 最初は先輩のサポートから始まりますが、練習を重ねるうちにできることが増え、初めて自分の手で寿司を握れたときの喜びは格別です。 繊細な技術と知識を身につける喜びや、日本文化の寿司を支える伝統と技術を極める「職人」として、成長を感じる事ができます。 熟練した職人や質の高いサービスを提供できる人材は、高い需要があるため、長期的なキャリアの安定にもつながります。 日本だけでなく、海外でも寿司職人の技術は高く評価されており、経験を積めば独立や海外での活躍も夢ではありません。     ④自己成長や仲間と切磋琢磨しながら達成感を感じられる  長年の修行や下積みを乗り越える事で、技術だけでなく人間性・忍耐力・集中力といった職人としての資質も磨かれます。 その過程での自己成長と、一人前になった時の大きな達成感は非常に大きいでしょう。 また、寿司職人の世界では、技術だけでなく“仲間との絆”も大切な要素です。 厳しい修行や日々の忙しさの中で支え合い、互いに高め合う事で成長していきます。 忙しい営業中に息を合わせて仕事を進めたり、新しい技術や旬の食材について意見を交わしたりする中で、自然と信頼関係が生まれていきます。 お客様に喜んでもらうためには、一人ひとりの技術だけでなく、職人同士の連携が欠かせません。 仲間と共に成長し、支え合いながら働ける環境がある事も、寿司屋で働く大きな魅力のひとつです。     ⑤日本食文化を世界に発信できる 寿司は今や世界共通の食文化。 日本の伝統を担う存在として、国内外のお客様に日本文化の奥深さを伝える事ができる誇り高い仕事です。 寿司業界は今や世界中で親しまれるグローバルな食文化へと成長していおり、国内だけでなく世界を舞台にキャリアを築ける数少ない飲食業界のひとつです。 一貫一貫に込められた職人の技(寿司)は日本の伝統や美意識を体現する存在でもあり、「日本らしさ」や「おもてなしの心」を海外に伝えるという大きなやりがいがあります。 単なる飲食業の仕事にとどまらず、日本の食文化を世界へ発信する役割を担えるのが寿司業界の魅力。 その達成感と誇りは、他の業界ではなかなか得られない特別な経験となるでしょう。 日本の文化に貢献したい、グローバルな活躍の場に興味がある人にはぴったりの仕事です。      \こんな人におすすめ!/   寿司屋での仕事が向いている人     寿司の仕事は、非常に奥が深く、努力を重ねるほどにその魅力が増していく世界です。 コツコツと技を磨くのが好きな方、食べる事や人を喜ばせる事が好きな方、そして手に職をつけて長く働きたい方にとって、この仕事はぴったりです。 寿司職人の技は、年齢や経験を重ねることでどんどん磨かれ、その積み重ねが大きな価値になります。 「自分の腕で勝負したい」「一つの事を極めたい」という想いを持つ方にとって、寿司の世界は一生をかけて挑戦できる最高の舞台です。      寿司職人の仕事内容・仕事の流れ    「寿司職人」と聞くと、カウンターで鮮やかに寿司を握る姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? しかし実際の仕事は、それだけにとどまりません。 魚の仕入れや下処理、シャリの炊き方、店内の衛生管理、さらにはお客様との会話や空間づくりまで、一貫を提供するまでに様々な業務に携わります。 ここでは、寿司職人の仕事内容や1日の流れをご紹介していきます。     寿司職人の仕事内容 寿司職人は、寿司を専門に扱う和食の職人で、魚の仕込み・ネタやシャリの準備・握りの提供など幅広い業務を担います。 仕事は大きく分けて、「仕込み」「握り」「接客」「店舗運営」の4つ。 市場での仕入れや魚の下処理から始まり、営業が始まると調理や接客を担当します。 一見華やかに見える仕事ですが、丁寧な下準備や衛生管理が非常に重要。 養成学校や専門学校で基礎を学ぶことはできますが、実際に寿司を握るまでには、仕入れや下ごしらえなど現場での経験が欠かせません。 寿司職人として一人前になるには、長い時間をかけて技術を磨いていく必要があります。 個人店や大型チェーン店などによって多少違いはありますが、寿司店の営業は、職人一人ひとりの丁寧な作業の積み重ねで成り立っており、細やかな気配りやチームワークも欠かせません。   寿司職人の1日の仕事の流れ ●準備:仕込み・仕入れ 職人は毎朝市場に足を運び、季節や地域に合った食材を見極めて仕入れます。 価格や品質を判断する目利き力に加え、仕入れ先との信頼関係や交渉力も大切です。 仕入れた魚はそのまま使うのではなく、寿司に最も適した状態に仕込みます。 魚を丁寧にさばき、切り方や厚みを調整することで、食感や味わいが変わります。 包丁の扱い方や仕込みの丁寧さが、寿司の味を左右します。 また、寿司の土台となるシャリ(酢飯)づくりも重要な仕事。 米の種類や炊き加減、水分量、酢の配合を細かく調整し、ネタとの一体感を生み出します。 職人の経験と繊細な感覚が求められます。   ●営業:調理・接客 寿司職人の中心となる仕事が、お客様の目の前で寿司を握り提供すること。 常連のお客様や観光客など、幅広い層へのおもてなしを担当します。 見た目の美しさ・味・香り・食感など、全てのバランスを考えながら一貫ずつ丁寧に仕上げます。 提供時にはネタの特徴やおすすめの食べ方を伝えることもあり、お客様との会話を通じて心に残る食の時間を提供します。 営業時間中はスピーディーな対応が求められます。 お客様の表情や食べるスピードを見ながら寿司を提供するなど、臨機応変な対応が求められます。   ●雑務(その他):皿洗い・掃除・片付けなど 寿司職人の仕事はカウンターの内側だけではありません。 小規模店舗では、皿洗いや掃除、片付けなどの作業も自ら行う事も。 店内を常に清潔に保つ事は、衛生面だけでなくお店の印象にも直結します。 営業後は清掃や翌日の準備も行い、チーム全体でお店を整えます。        寿司職人になるには?          寿司職人を目指すには、大きく分けて「寿司養成学校や調理師専門学校で学ぶ」「寿司店で弟子入りや勤務を通して技術を習得する」「飲食専門の転職エージェントを利用する」の3つの方法があります。     ①養成学校・調理師専門学校に通う 寿司職人を目指す方法の一つに、寿司養成学校や調理師専門学校で学ぶ道があります。 数週間~数カ月の短期講座から、1~3年かけて学ぶ本格的なコースまであり、包丁の扱いや出汁の取り方、盛り付けなど実践的な技術を習得できます。 資格は必須ではありませんが、調理師免許を取得しておくと就職に有利。 短期間で基礎を効率的に学べるうえ、求人紹介や就職支援も受けられるため、現場で即戦力を目指す方に最適な学びの場です。 魚のさばき方やシャリの作り方など、現場で必要な技術を集中して学びたい方に最適な方法です。     ②寿司店に弟子入り・寿司店で働く 寿司職人を目指すもう一つの道は、寿司屋や飲食店で働きながら現場で学ぶ方法です。 最初は皿洗いや配膳などから始まり、徐々に飯炊き、焼き物、握りへとステップアップしていきます。 小規模店では仕入れや接客まで幅広く経験でき、実践的な技術を学べるのが大きな魅力。 調理経験や調理師免許があると有利で、アルバイトから正社員を目指す事も可能です。 未経験でも働きながらスキルを身につけ、寿司職人として成長できる道です。     ③飲食専門の転職エージェントを利用   調理未経験の方や、効率よく転職活動を進めたい方には、飲食業界に特化した転職エージェントを利用する方法もあります。 業界を熟知したスタッフが、転職をしっかりサポートしてくれるため、スムーズに転職活動を進められます。 また、エージェントは企業とのつながりが強いため、求人票だけでは分からない現場の雰囲気や就職後の働き方についても教えてもらえる事も。 さらに、第三者の視点からアドバイスを受けることで、自分では気づけなかった強みを発見できる事も大きな魅力です。   ◎学校では短期間で基礎や実践的な技術を効率的に学べ、就職支援も受けられます。 一方、弟子入りや現場勤務では、皿洗いから握りまで実践を通して学べ、師匠やお客様との距離が近く、接客や盛り付けなど学校では得にくい技術も習得可能です。 転職エージェントを活用すれば、非公開求人の紹介や面接対策、年収交渉などのサポートを受けられ、自分に合ったキャリア形成がしやすくなります。 自分に合った方法を選んで進めていきましょう。        まとめ        かつて寿司職人といえば、「厳しい修行」「長い下積み」というイメージがありました。 ですが、今の寿司業界は“見て覚える”時代から、“教えて育てる”時代へ大きく変化しています。 伝統を大切にしながらも、育てる文化が根づいてきています。 近年は、働きやすい環境づくりや人材育成に力を入れる店舗が増え、未経験者でも安心して学べる研修制度を整えたお店や、分業制で効率的にスキルを習得できる職場も増加。 女性職人や外国人スタッフの活躍も進み、多様な人材が支え合いながら成長できる環境が整いつつあります。 従来の個人店での厳しい修行だけでなく、企業経営の寿司店や回転寿司チェーンなど、労働環境や研修制度が整備された職場で働く選択肢も増えており、多様な働き方があります。 寿司職人の仕事は、技を磨くだけでなく、お客様を笑顔にし、自分自身も成長できるやりがいのある仕事です。 「手に職をつけたい」「人を喜ばせたい」という気持ちがあれば、未経験からでも挑戦できるチャンスがありますので、興味がある方は是非チャンレンジしてみましょう。

2025.12.06

沖縄で働く魅力7つ★キャリアアップ・移住におすすめ!

  美しい自然に囲まれ穏やかな環境が魅力な沖縄。 観光地として有名な沖縄ですが、実は今、下記のような理由から「沖縄」での転職が「働く場所」「次のキャリアステップ」として注目されています。   *「仕事中心の生活」よりも「人生の質=QOL」を重視する人の増加 *テレワークの普及 *移住者向けの支援が整っている *観光業・その他の産業も成長し、キャリアアップできる環境がある *訪日外国人の増加   ライフスタイル重視の働き方の増加により、「心豊かに暮らしながら働きたい」「都会の喧騒から離れて仕事がしたい」「通勤のストレスを感じたくない」という人たちの価値観と非常にマッチしています。 沖縄県や各自治体が、移住者向けの支援を用意しており、県外からでも転職もしやすくなっています。 有名外資系リゾートホテルや、大手ブライダル企業、ホスピタリティに力を入れる地元企業も増加中。 質の高いサービスを学べる環境や、多言語対応や国際感覚を活かせる仕事が増えています。 また、インフラが整っている事から、IT・福祉・教育など多様な分野でチャンスがあります。 近年では、観光・農業・工芸・地域資源を活かした事業に取り組む地場企業やスタートアップの成長も増え、若い世代や移住者も活発に。 そのため、「観光地・楽しむ場所」から「働く場所・暮らす場所」へと進化しており、スキルや志向によって、キャリアの幅を広げる事が可能になっています。      沖縄で働く魅力とは?      前述したように様々な可能性がある沖縄。 ここでは、沖縄の魅力を7つご紹介しますので、就職・移住を考えている方は是非参考にしてみて下さいね。     ①キャリアアップの選択肢が充実   沖縄は、リゾート地である事から、ホテル業やブライダル業が非常に発達しています。 外資系や世界的ブランドの高級リゾートホテル(ラグジュアリーホテル)が多数進出しており、リゾート地ならではのイベントの企画や運営・VIP対応・外国人ゲストへの対応など、よりハイレベルなホスピタリティを学べます。 また、大手ブライダル企業も沖縄への進出しています。 サービス・コンシェルジュ・ウェディングプランナーなど専門職としてのスキルアップを身につける事もできるでしょう。 ビジネスホテルや地方ホテルとは異なる、一流のリゾートホテルやラグジュアリーホテルでの接客経験は、スキルアップを目指す方にとって大きな強みとなると思います。 「接客スキルを上げたい」「感動を与える仕事がしたい」「キャリアアップしたい」という方にはぴったりです!     *例:リゾート・ラグジュアリーホテル* ・ザ・リッツ・カールトン沖縄・ヒルトン沖縄北谷リゾート・ハレクラニ沖縄・ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄・ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート     *例:ウェディング施設* ・ザ・ギノザリゾート 美らの教会・ラソール シー リゾート・セントレジェンダ OKINAWA・アートグレイス オーシャンフロントガーデンチャペル 沖縄・ザ・ヨミタンリゾート アクアグレイス・チャペル   【その他】 地域密着のレストランや短期間のリゾートアルバイトも人気です。 また、高齢者が増えている事から、病院や福祉などの仕事も増加傾向に。 介護職・ケアマネジャー・医療職・保育士など、地域に密着した仕事が多く、Uターン希望者や有資格者の転職に強い分野の求人も増えています。     ②ワークライフバランスの実現   沖縄は、透明度の高い美しい海・サンゴ礁・青い空・亜熱帯気候の植物など多くの自然に溢れています。 特に、白い砂浜にエメラルドグリーンの美しい海が人気の観光スポットとなっており、若者やファミリーに人気です。 アクアアクティビティが楽しめるスポットも豊富なので、リゾート気分を味わいながら非日常的な体験を経験できます。 休日は海や自然でリフレッシュできるため、忙しい都心での仕事や生活に疲れを感じてしまう方にとっては、理想の環境。 都会と比べて通勤時間が短いため、自分の趣味や自己研鑽にも時間が費やせます。 豊かな自然に囲まれた、渋滞や満員電車とは無縁の生活は、ストレスフリーで心身の健康にも良い影響を与えられるでしょう。 仕事帰りにビーチを散歩したり、カフェやバーで寛ぐなどワークライフバランス重視の人にはぴったりです。     ③遊び場が多くライフスタイルが充実   沖縄には、様々な観光スポットがあります。 特に人気があるのは、「沖縄美ら海水族館」「首里城公園」「万座毛」「アメリカンビレッジ」「琉球村」「国際通り」「沖縄ワールド」などなど。 近隣には、石垣島・宮古島・西表島・久米島・竹富島・渡嘉敷島など魅力ある離島が多くあります。 美しいビーチやサンゴ礁が広がり、マリンスポーツ・ダイビング・シュノーケリングが楽しめる離島、ウミガメやザトウクジラの観賞ができる離島、昔からの自然が残っている離島など様々。 目的に合わせて楽しむ事ができるでしょう。 また、沖縄は亜熱帯気候で、年間を通じて温暖で多湿な気候が特徴です。 年間を通しての気温差が小さく、冬でも気温が10度前後と比較的暖かい為、海水浴も5月頃〜10月頃まで長く楽しめます。 ドライブやシュノーケリングなど、都会では味わえない非日常的なアクティビティが日常に変わります。     ④移住者支援が充実・人間関係が良好   住居支援金・就職支援・空き家バンクなど、移住支援制度が充実しています。(※条件あり) 各市町村で、窓口での対面・オンライン・電話などの方法で移住に関する専用窓口を持っており、自治体のサポート体制も整っています。 また、移住する人が増えており、その中で最も多い年齢層は20代〜30代前半の若年層。(※Lequisonより) 地域によっては、転職者が集まる交流イベントやコミュニティがある事も。 友人や知り合いがいなく不安を感じる方でも、新しい出会いの場もあるため移住しやすいでしょう。 沖縄は、おおらかな県民性があり、温厚で明るく、ゆったりとした人が多いと言われています。 皆あたたかく、フレンドリーな方が多いので地域コミュニティとの関わりはもちろんの事、職場環境も良好な事が多い点も大きな魅力です。     ⑤生活コストが抑えられる   地域にもよりますが、家賃や食費などの生活費が都市部より比較的安い傾向にあります。 全国平均の家賃相場が5万3千51円なのに対し、沖縄の1部屋あたりの家賃相場は4万7千346円となっています。(※全国賃貸管理ビジネス協会) 1人暮らしでも生活にゆとりが生まれるでしょう。     ⑥アクセスが良い   沖縄は、東京・大阪・福岡などの各主要都市から直行便が出ているため、アクセスしやすいのも大きな特徴です。 沖縄〜東京間は約2-3時間。 宮古島や石垣島などの離島へも直行便が出ており、非常に便利です。     ⑦独自のカルチャーに触れる事ができる   沖縄独自の文化は食事にも影響しており、ゴーヤーチャンプルー・ラフテー・沖縄そば・海ぶどう・サーターアンダギーなどの郷土料理が数多くあります。 沖縄発のハンバーガー ショップやタコライスなどの飲食店、泡盛や黒糖などの特産品も充実。 温かい県民性、独特なゆったりとした「沖縄時間」を満喫できます。 移住者だからこそ楽しめるローカルな魅力が沢山あります。       まとめ          自然豊かな環境と自由な働き方、成長産業の存在、移住支援体制の充実といった、観光地にとどまらない魅力があり年々注目度が高まっている沖縄。 移住支援やインフラの整備が進み、多様な働き方が可能に。 特にリゾート地として世界的に知られる沖縄は、外資系ラグジュアリーホテルやリゾートウェディング施設が数多く進出しており、一流のホスピタリティやグローバルな接客スキルを身につける事ができます。 移住支援制度や転職サポートも充実しているため、「自然豊かな環境で働きたい」「スキルアップしたい」そんな想いを持つ方に、沖縄は新たな可能性を提供してくれる場所だと思います。 また、ストレスの少ない生活環境は、余裕が生まれ、理想のワークライフバランスを実現してくれるでしょう。 自分らしい働き方や暮らし方を見つけたい人におすすめです!   *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。

2025.12.06

☆おすすめ・ウェディングプランナー求人一覧☆

    本日は、ホテルや結婚式場・ゲストハウスなどで積極的に募集をしているウェディングプランナーの求人を一部ご紹介します。   未経験からウエディングプランナーになるのは、大変そうと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は転職されている8割の方が違う業界から転職されています。   資格がなくても大丈夫です◎   ただし、一生に一度のイベントを任される事や金額の高い商材を扱うことから「接客経験」や「営業経験」があると優遇されます。   今までの接客経験を活かし、「感動を与える仕事がしたい」「幸せのお手伝いがしたい」「ブライダルに携わるお仕事がしたい」という方は、是非検討してみて下さい*     -----------------------------------------------------   【*未経験歓迎*ゲストハウス*】   ゲストハウスでのお仕事です。ご新郎ご新婦との最初の出逢いである見学時から、結婚式当日まで1人のウェディングプランナーが一貫してトータルコーディネート。   【求人詳細は→こちら】【待遇・条件】*千葉県*年収:300万円-420万円*月給:25万8千円-50万円*勤務時間:10~20時(シフト制)*年間休日:115日【仕事内容】*ご来館頂いたご新郎ご新婦へ館内のご案内*ウエディングイメージに沿ったお見積やプラン作成などの接客*トータルコーディネートのお打合せ、ご提案*結婚式当日の担当業務【応募資格】◎接客・販売・営業経験1年以上or正社員での社会人経験3年以上※働く方と当社のマッチングを大切にしています。この転職で希望のワークスタイルが叶えられるよう面談します。ご新郎ご新婦の想いに寄り添い人生の「ハレ」の舞台をつくるために、結婚式場を9店舗、その他ビューティをサポートする施設、アート・スクール、パティスリー店などを展開。仕事をしながら豊かな個人生活も送れるよう、ワークライフバランスの実現に取り組んでおり、ALLフラットな自立組織制度・自社運営スクールで学べる制度・福利厚生充実など、従業員満足度にも力を入れています。     -----------------------------------------------------   【*ラグジュアリーホテル*】   【求人詳細は→こちら】   上質なホテルウェディングでのプランナー業務。  主に「打ち合わせ」を担当して頂きます。 今回は、ウェディング業界でのご経験がある方の募集です。  今までの経験を活かし、更にスキルアップ・キャリアアップしたいという方におすすめの求人です!    【待遇・条件】 *勤 務 地:東京・港区 *月給:33万円~ *年収:400万円~ ※経験・年齢考慮の上、決定 *勤務時間:8時〜21時(シフト制) *年末年始・夏期休暇    【仕事内容】 *打ち合わせ担当 *事務処理 *月4~5件の施行担当    【応募資格】 ◎ホテルもしくはゲストハウスウェディング経験者   20以上の宴会場を持つホテル。 ラグジュアリーな空間で特別な結婚式を作り上げていきたいという方は是非ご応募下さい!   -----------------------------------------------------   【*未経験OK*ゲストハウス*】   【求人詳細は→こちら】   ユニバーサルシティ駅直結。 大阪を一望できる貸し切り結婚式場でのウェディングプランナー。  未経験歓迎。    【待遇・条件】 *勤 務 地:大阪 *月給:21万円~25万円 *年収:252万円~300万円 *勤務時間:7時〜22時(シフト制) *週休2日制   【仕事内容】*マーケティング担当結婚式を考えているお客様へのご案内とご提案、予約受付業務、集客戦略業務*プロデュース担当ご成約頂いたお客様と結婚式当日までのお打ち合わせとプロデュース、サポート業務   【応募資格】 ◎実務経験不問◎未経験OK   経験者の方にはすぐに担当をお任せする事も可能。 将来的にリーダーやマネジメントなど会社を牽引する存在としての活躍を期待しています。   未経験者の方も先輩がイチからフォローするので安心です!前職は販売や接客など殆どが未経験からのスタート。 ウェディングプランナーのお仕事にチャレンジしたいという方におすすめの求人です!     -----------------------------------------------------   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい*    

2025.12.06

ホテルの仕事は休みが少ない?土日休みは難しい?ホテル業界の休日事情とは

  ホテルで働きたいと思った時に、「休日はちゃんと取れるのか」「土日休みは難しいのか」など休日面が気になる方も多いのではないでしょうか。 転職する際に、業界の休日事情を理解しておく事は大切です。 そこで今回は、ホテル業界の休日事情についてご紹介します。   目次                                  1:ホテルの仕事は休みが少ない?2:ホテル10社の年間休日日数例3:ホテルの有給休暇取得日数や取得率4:土日休みが取れるホテルの種類・職種5:ホテルの繁忙期・閑散期はいつ?6:平日休みのメリット7:まとめ   ホテルの仕事は休みが少ない?   ホテル業界の休日は、月8~9日が一般的となりますが、宿泊されるお客様は土日祝が多いため平日のシフト制が多くなります。 365日・24時間営業しており、固定で決まった休みがない事が殆ど。 また、春休み・GW・夏休み・年末年始など世間の大型連休もかき入れどきなため、繁忙している時期に関してはホテルによって休みが少なくなってしまいます。 しかし近年では、働く従業員の満足度向上に取り組む企業も多く、年間の休日日数や、有給休暇・産休育休・慶弔休暇などをしっかり取れるホテルが増えています。   ホテル10社の年間休日日数例    年間休日とは、会社が定める1年間の休日数の事を指します。GW・夏季休暇・年末年始休暇・また企業の創立記念日などが含まれる場合もあり、会社によって日数が異なります。 下記にて日系ホテル10社の年間休日日数をご紹介させて頂きますが、令和3年1年間の年間休日の平均は107日となっているので、大きな差はないでしょう。(参照:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査」)   *ホテル10社の年間休日日数一覧* 1:株式会社帝国ホテル:129日 2:株式会社ホテルオークラ:110日 3:株式会社ニュー・オータニ:107日 4:藤田観光株式会社:111日 5:リゾートトラスト株式会社:120日 6:森トラストホテルズ&リゾーツ株式会社:107日 7:株式会社三井不動産ホテルマネジメント:108日 8:住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社:105日 9:三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社:110日 10:ダイワロイネットホテルズ株式会社:110日   ★ほんの一部にはなりますが、日系ホテル10社の年間休日日数をご紹介させて頂きました。 年間の休日日数はしっかり取れている企業が多くなっています。   ホテルの有給休暇取得日数や取得率    ホテルの正社員は忙しいので、有給がないというイメージがある方も多いかと思いますが、有給休暇とは法律で定められた全労働者に与えられた権利ですので誰でも必ず取得できます。 有給休暇は一定期間勤務した労働者に対して、心身の疲労回復と生活の質を保証するために付与される休暇であり、休んでも給料は変わる事なく支払われる制度です。 ただし、厚生労働省が実施した「令和4年就労条件総合調査」によると、「宿泊業・飲食サービス業」の有給取得6.6日、取得率は44.3%と最も低くなっていました。(参照:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査」) あくまで平均であり企業によって異なりますので、選考を受ける際に確認しておいても良いでしょう。     土日休みが取れるホテルの種類・職種       求人の数としては多くありませんが、ホテルの業態や職種によっては土日祝や連休に比較的お休みが取りやすいケースもあります。     土日祝休みが取れるホテルの種類   日本のホテルは、主に「シティホテル」「ビジネスホテル」「リゾートホテル」の3つに分類されます。 宿泊はもちろんの事、食事や結婚式なども行うシティホテルや、観光を目的としたリゾートホテルの場合は、土日祝・長期連休が忙しくなるため、休みは取りにくくなります。 しかし、ビジネスホテルは、出張や仕事などの際にサラリーマンが利用しますので、平日の方が混み合います。 そのため、土日祝や連休の休日が取りやすい傾向にあります。     土日祝休みが取れるホテルの職種   ホテルの仕事には様々な部門・職種があります。 現場でのスタッフに関してはシフト制で働く事が殆どで、土日祝は休みにくい傾向にあります。 ただし、営業部門や管理部門では、一般の会社と同様に土日祝を休日とし、月曜日〜金曜日で働くケースが多くなります。 接客をメインとする部門では土日祝日は絶対休めないのか不安になる方も多いと思いますが、そうとは限りません。 毎週決まって休みをもらう事は難しくなりますが、ホテルによっては土日祝休みを調整してくれるところもあります。 特に年間休日日数が多いホテルであれば、土日祝に休みがもらえる確率も高くなる可能性があります。 ホテル業界で働きたいけれど、どうしても土日祝の休みが欲しいという方は、求人を探す際にチェックしてみましょう。    ホテルの繁忙期・閑散期はいつ?      ホテルの休みの取りやすさは、繁忙期と閑散期によっても異なります。 ホテルの種類によっても変わってきますが、国土交通省の宿泊旅行統計調査によると各ホテルの繁忙期と閑散期は以下のようになっています。 ★繁忙期:8月・10月・11月・12月★閑散期:1月・2月   ホテル業界の繁忙期はどの業態でも、8月頃〜年末。 この時期が1番忙しくなります。 リゾートホテルやシティホテルは夏休みの影響もあり8月〜9月も稼働率が上がります。 一方で、1月〜2月は、年末年始・帰省・長期休暇明けの影響で稼働率が低くなり閑散期となります。       平日休みのメリット      ホテルで働くと、基本平日休みとなりますので、デメリットを感じてしまう事もあるでしょう。 一方で、平日休みならではのメリットもあります。     ①旅費が安く収まる        ホテルの場合、夏休みや長期休みを取る際に平日にずらして取る事も多いです。 国内・海外旅行に限らず、宿泊費や交通費が土日祝日より安くなるので、旅費が安く収まったり混雑しない点などが挙げられます。 有名な観光地や飲食店も平日のため比較的並ばずに入れますし、電車や道路も空いているので、人混みや渋滞に悩まされる事もありません。 平日価格だとかなりお得になるので、少し贅沢をしたい気分の時は勉強も兼ねて、ホテルのビュッフェや宿泊をしてみてはいかがでしょうか。     ②比較的どこも空いている      平日は、どこもお店が空いているので、テーマパークや映画・ショッピング・飲食店を自分のペースで楽しめる事ができます。 平日限定でランチメニューを取り扱っている事も多いので、人気のメニューをお手頃価格で楽しめたりする事も。     ③銀行や役所・病院に行きやすい   土日だと休みになっている事が多い銀行や役所・病院。 平日休みだと、美容室や病院の予約が取りやすかったり、銀行や役所の窓口が空いているので行きやすいのもメリットの1つです。       まとめ        ホテル業界の休日事情についてご紹介しました。 ホテル業界はサービス業であり、土日祝・連休関係なく稼働しているため、どうしても休みの面で転職を悩んでしまう方もいるかもしれません。 休みが少ないイメージがあるかもしれませんが、平均の年間休日日数と比べてもほぼ変わらないホテルが多くなっていますし、平日休みのメリットもあります。 また、年間休日数が少ない職場でも、有給休暇や企業ごとに特別休暇を設けているホテルもあります。 自分が勤めるホテルの福利厚生をよく確認し、制度を上手に利用しながらバランスをとって働いていく事が大切です。 今まで平日休みでなかった方は、最初は仕事と休日のバランスが上手くいかない方も多いかもしれませんが、慣れてくるときっと上手く休日を楽しめたりリフレッシュして過ごせるようになるはずです。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.06

ホテル用語集【は行(ふ-ほ)】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー   ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたと思っている方は、是非参考にしてみて下さいね。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【ふ】               フォーキャスト 客室を無駄なく販売し、稼働率を上げるために宿泊状況や各部門の状況を管理して予測する事。 ホテルで使われる場合は、客室及び各部門の売上予測を集めたホテル全体の売上予測の事を指します。 _______________________________________________  フォーマル ドレスコードの1つ。 最も格式の高い場で着用する服装の事で、結婚式や公式の行事の際に着用する正装の事。 _______________________________________________ 複合型ホテル テーマパーク・ショッピングアーケード・駅ビル・空港等他の業種と併設しているホテル。 人が多く集まる施設内にあり、テーマパークやお買い物した後ゆっくり食事したい方や宿泊したい方向けです。 例東京ディズニーランド・ハウステンボス・六本木ヒルズ _______________________________________________ プチホテル 客室が数室~50室以下の規模の小さなホテル。 ヨーロッパの地方都市に多く見られます。 _______________________________________________ ブッキング 予約の事。 _______________________________________________ ブッチャー 食肉の仕入れや下処理をするスタッフ。 直接調理を担当する事はなく、全ての料理に合わせて肉類をカットする事が仕事となり、仕入れた肉類の管理や保管も任されます。 _______________________________________________ ブッフェ バイキング形式で食事を取る事。 宿泊なしでランチブッフェを開催しているホテルも多く、人気を集めています。 _______________________________________________ ブティックホテル 従来のようなチェーン運営されているホテルではなく、各ホテルに独自のコンセプトがあり、多様なニーズを捉えたデザインやサービスなどの専門性を持った付加価値の高いホテル。 客室は100~10室程と規模は小さく、「デザイナーズホテル」と呼ばれる事もあります。 _______________________________________________ フラットレート 団体客を対象とした均一な宿泊料金の事で、グループでホテルを利用する際に、客室料が異なる部屋でも均一の料金とする取り決めを結ぶ事。 _______________________________________________ フランチャイズ方式 ホテル業界でのフランチャイズ方式とは、ブランド力のあるホテル(本部)が保有するブランドやノウハウを活用して、加盟する他社がホテル運営を行う経営形態です。 FC契約を結ぶ事により、加入者は、経営ノウハウの享受・ホテル予約システムなどが利用・ブランド名の使用が得られ、本部に加盟料を支払う方式となっています。 _______________________________________________ ブレイクダウン ホテル業界で使う場合は、料金を細分化するという意味があります。 宿泊料だけでなく、その他のサービス料・飲食代など税金が加算されている時に、個別で細分化して料金の提示を行う事を指します。 _______________________________________________ プロコトル 高度なマナーやエチケットの事。 VIPを迎える際の作法や服装など、基本的な礼儀やエチケットに関するルールを指します。 _______________________________________________ プロフィット ホテルの様々な全ての経費を差し引いた後の利益の事。 _______________________________________________ フロント ホテルの受付場所。 フロントスタッフは、チェックインやチェックアウト・予約管理・お会計・宿泊客への各種案内や手続き等の業務を行います。 ホテル内の全ての事を把握している事が必要であり、各部署との連携も大切になってきます。 _______________________________________________ フロントオフィス 宿泊部門のフロントとその後方にある事務所の事。 フロントはお客様と最初に接するため、ホテルの中枢的な役割を持つ重要な部署です。 主に、予約受付・チェックインやチェックアウトの手続き・お会計・客室の案内などを行います。       【へ】                 ベイカント 清掃が完了している空き部屋。 案内可能な部屋となるため、飛び込みのお客様が来た際に入れる事もあります。 _______________________________________________ ペストリー デザート・菓子の専門の調理スタッフでパティシエとも呼ばれています。 主に、レストランのランチやディナー・デザートビッフェなどで提供されるデザート・スイーツを手がけます。 「アシェットデセール」と呼ばれる皿盛りデザートを作る事が主な仕事となります。 その他、ウェディングケーキ、ホテル内のラウンジやショップ等で販売するスイーツ・洋菓子の製造、商品開発等も行います。 _______________________________________________ ヘッド・ウェイター 宴会やレストランサービスの全責任者。 ウェイター・ウェイトレス・サーバーからキャリアアップしていく役職です。 _______________________________________________ ベッド・スプレッド ベッド全体にかけられたカバー・寝具。 日中汚れないようにベッド・スプレッドをかけています。 _______________________________________________ ベッド・メイキング 宿泊客が利用したベッドのシーツやカバーなどの寝具を取り換え、次のお客様のためにベッドを綺麗に整える事。 ハウスキーパーと呼ばれる職種のスタッフが行います。 _______________________________________________ ベル 到着した宿泊客の荷物を預かり、フロントや客室まで案内するスタッフ。 その他に客室に新聞を届けたり、ホテル内の案内等も行います。 _______________________________________________ ベンダールーム 自動販売機を設置したコーナー。 エレベーターやホールの一角にあり、アルコール類・ソフトドリンク類・スナック菓子などの自動販売機があります。 自動製氷機のコーナーはアイス・ベンダーと言います。 _______________________________________________ ベーカリー(ブーランジェ) パン専門の調理スタッフ。 ホテルでは、自社でパンを焼いている事が多く、朝食やランチ・ディナー・ビュッフェ、パーティ・結婚式で提供され、ベーカリーショップで販売している事もあります。 ホテルで提供するにふさわしい品質の良い美味しいパンが求められるため、丁寧な生地作りや発酵が重要となります。 _______________________________________________ ページ・ボーイ 案内業務や荷物の運搬などフロント周りのサービスを行うスタッフ。 現在の日本ではベルマンが担当しています。 _______________________________________________ ページング ホテルの場合は、ロビーなどにいるお客様を呼び出す事。 主にベルマンが担当し、マイクや口頭などで行います。       【ほ】                 ホスピタリティ お客様に対するおもてなしの心で、「思いやり・優しさ」等の意味を持ちます。 サービス業界にとって最も大切な心構えで、主に接客を行う場面で多く使われます。 _______________________________________________ ホテルパッケージ ホテルの宿泊と、様々なイベントやサービス・割引特典などを組み合わせた宿泊のセットプランの事。 オフシーズンに企画される事が多いです。 _______________________________________________ ホワイエ ホテルの場合は、宴会場や会議室の手間の空間の事を指し、時間待ちや休憩の際などにくつろげるスペースとなっています。 結婚式の際には、ゲストが待機するスペースとなっており、ウェルカムドリンクや軽食が振舞われリラックスして過ごしてもらいます。 _______________________________________________ ポワソニエ ホテルの調理部門の職種で、魚料理とそのソースを全般を担当する人の事。 魚介類の仕入れや下処理・切り分け〜ソテーなどの調理・ソース作りなどを行います。 ソーシエが兼任する事もあります。 _______________________________________________ ポーター 宿泊客のチェックインの際にフロントで荷物を預かり、客室まで運び、チェックアウトの際には部屋からフロントまで荷物を運ぶスタッフ。 現在はベルマンがこの業務を行っています。 _______________________________________________ ボールルーム 舞踏室。 ホテルにあるダンスを踊るための大広間の事を指します。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.06

ホテル用語集【は行(は-ひ)】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー       ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたと思っている方は、是非参考にしてみて下さいね。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【は】                 配膳会 宴会や結婚式を中心に、サービススタッフをホテルに派遣する会社。 _______________________________________________ ハイフロアアサイン 高層階の部屋を割り当てる事。 予約する際に「ハイフロアアサインで」と伝えると、グレードの高い部屋を割り当ててくれる事も。 _______________________________________________ ハウスキーパー 客室の接客サービスを統括するスタッフ。 主に、ランドリーサービス・ルームサービス等を担当します。 _______________________________________________ ハウスキーピング(客室係) 客室の整備・清掃・管理等を担当するスタッフ。 仕事内容は、客室の清掃・アメニティの補充・ベットメイキング・ランドリーサービスや備品の貸し出し等多岐に渡ります。 チェックアウトからチェックインまでの短い時間や、連泊中のお客様が外出している時間内に行います。 _______________________________________________ ハウスユース ホテルで働くスタッフや会社自らが客室を利用する事。 残業や夜勤で自宅に帰れなくなる際に、ホテルの客室に泊まる事があります。 _______________________________________________ バウチャー ホテルで使う場合は、「予約証明書」の事。 旅行会社を通してホテルを予約すると、日程・名前・連絡先・支払の有無などが記載されたバウチャーをもらえます。 宿泊当日チェックインの際に、ホテルにバウチャーを渡すと手続きがスムーズになります。 _______________________________________________ パスボーイ ウェイターの補助業務をする職種で、主に食器類を下げたりテーブルのセッティングなどを行います。 _______________________________________________ パッセンジャー契約 国内の航空便とホテルの宿泊を組み合わせた商品を販売する時に、航空会社がホテルと交わす契約の事。 その他、航空機の事故・遅延で航空便に搭乗できなかったり、乗り継ぎなどのためにホテルを利用する際に、お客様の勘定を航空会社が支払う時にも使われます。  _______________________________________________ パティオ 中庭。 _______________________________________________ パティシエ デザートの専門の調理スタッフ。 主に、レストランのランチやディナー・デザートビッフェなどで提供されるデザート・スイーツを手がけます。 その他、ホテル内のラウンジやショップなど自社の施設で販売するスイーツ・洋菓子の製造、商品開発・結婚式のウェディングケーキやコース料理のデザート作り等も行います。 _______________________________________________ バトラー お客様専属の客室係で、あらゆるリクエストに対応してくれます。 このサービスはエグゼクティブフロアなどグレードの高いフロアや客室のみに提供されます。 _______________________________________________ バリアフリールーム 車椅子等の方や高齢者の方が利用しやすいように作られた部屋で、入り口が広めに作られています。 施設によって工夫内容が異なり、室内に段差がないバリアフリーであったり、手すりや低めのベッドが設置されていたり、スイッチが下の方に設置されていたりします。_______________________________________________ バンクヘッド 2段ベッド。 ホステルやゲストハウス等でよく使われています。 _______________________________________________ バンケット ホテルの場合は宴会場の事。 宴会・結婚式・MICE等の際に利用されます。 _______________________________________________ パーソナルアカウント ホテル内で消費した個人払いの事。 主に団体客で利用した際に個人的な支出で利用される事が多くなっています。 ____________________________________________ ハーバービュー 海の近くに立地するホテルで、窓から港が見える客室。 _______________________________________________ ハーフボード 宿泊料金の中に2食分の食事代が含まれている事。ハーフペンションプラン、デミペンションプランと呼ばれる事もあります。 朝・昼・夜の3食が宿泊料金に含まれている場合は、フルボード、フルペンションとなります。 _______________________________________________ パーラー・ルーム リビングルームとも呼ばれ、スイートルームにあるリビングの事。       【ひ】                 ビジターセンター 宿泊客へのビジネスサポートをするスペースの事。例コピー・ファックス・Wi-Fi・印刷・宅配・通訳手配など _______________________________________________ ビジネス・ホテル 出張等で使われる事を目的に作られたホテル。 宿泊機能に特化しており、駅から近いアクセスの良い場所にある事が多くなっています。 アメニティやサービスなどが抑えられており値段もリーズナブルな価格になっています。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。       *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。      

2025.12.06

ホテル用語集【ら行・わ行】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー           ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたいと考えている方は、参考にしてみて下さいね。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【ら】                 ラウンジ ホテルのロビーなどの近くにある休憩ができるスペースの事。 椅子やテーブル、ソファが置いてあり喫茶ができるようになっています。 入口近くにあるため、ホテルならではの高級感や落ち着いた雰囲気で作られている事が殆どで、多くのお客様に利用されています。 ランチ・スイーツ・ディナー等がメインですが夜はバーラウンジになる事も。 ホテルによってサービス内容は様々です。 宿泊客以外の一般のお客様も利用できるため、仕事の商談や友人・家族など様々なシーンでサービスを受ける事ができます。 _______________________________________________ ラグジュアリーホテル ホテルの中で最高級の価格帯・クラスに位置するホテルを指します。 ラグジュアリーには、「贅沢な」「豪華な」という意味があり、ラグジュアリーホテルでは、大規模で豪華な設備と質の高いサービス(ホスピタリティ)を提供しています。 外観やエントランスの豪華さはもちろんの事、広い客室、高級レストランやバー、エステサロン、プール、ジムなどが完備されています。  _______________________________________________ ラックレート パンフレットに記載されている、ホテルが客室料金として出している正規料金・定価料金の事。 客室ごとに決められた室料で、割引いていない状態の金額です。 _______________________________________________ ランドオペレーター 旅行会社から委託を受けて、主に海外の旅行先のホテル・レストラン・バス・ショッピング・ガイドなどを手配・予約する業者の事を指します。 ツアーオペレーターとも呼ばれます。 _______________________________________________ ランドリーサービス 洗濯物をランドリーバッグに入れて渡すと、数時間で洗濯・乾燥・アイロンなどをしてくれる事。 ホテルでも利用できます。       【り】                 リゾートホテル 観光地などに立地し、リゾートを楽しむためのホテルの事。 飲食・宴会場を備えている他、温泉やプール・スパ、バーラウンジなどの施設も充実しておりリラックスして過ごせるような作りになっています。 海や紅葉・雪景色など季節の風景を楽しめる立地にあるのも特徴です。 _______________________________________________ リネン ホテルで使われる布製品の事。 主に、ベッドのシーツやピローケース、タオル、テーブルクロスなどに多く使われています。 また、その製品の担当・管理している人を、「リネン係」「リネン・アテンダント」と呼んでいます。 _______________________________________________ リファンド 返金・払い戻しの事。 _______________________________________________ リロケーション お客様を別の部屋へ移動させる事。 主に、オーバーブッキング等ホテル側が原因で移動しなければならなくなってしまった場合が多くなります。 通常、近隣のホテルか同等クラス、もしくはアップグレードしたホテルが手配されます。 宿泊費の余剰分やホテルへの移動費用もホテル側が負担します。 _______________________________________________ 旅館日本独自の「和」のスタイルを貴重とした宿泊施設の事を指し、和室を中心とした客室、朝食と夕食の2食の準備、温泉、浴衣や下駄、布団などが一般的となっています。 また、日本独特のおもてなしの精神が行き届いている施設が多く、女将さんや仲居さんが常駐しています。 ホテルよりも客室数が少いのはきめ細やかな対応が必要だからです。 以前は都心にも数多く見られましたが、ビジネスホテルが広まった事により減少していきました。 一方温泉地やリゾート地には伝統的な日本旅館が残っており、家族や友人・外国からの旅行客に人気があります。 _______________________________________________ リードタイム 予約日からチェックインまでの期間の事。 例4月1日に予約して4月3日に宿泊する場合は、リードタイムは2日となります。       【る】               ルームアサイン 「部屋割り」を意味し、予約に対して客室を割り当てる事。 お客様の到着前、もしくは到着時点で客室番号を割り当てます。 _______________________________________________ ルームキー 客室の鍵 _______________________________________________ ルームコントロール 宴会場を効率よく販売するために、予約状況を確認・管理する事。 _______________________________________________ ルーム・サービス 客室に料理や飲み物を運んでもらい、部屋でゆっくり食事ができるサービスの事。 自分の都合の良い時間にオーダーする事ができます。 24時間対応しているホテルもあれば時間の制限があるホテルもあります。 金額は通常のメニューより高く設定してあり別途サービス料金もかかります。 レジストレーションカード チェックイン時にフロントで記入する登録カードの事。 氏名・年齢・住所・電話番号・職業・出発日などの情報を記入しサインします。 外国人の場合は、国籍やパスポート番号なども必要です。       【れ】                 レイクビュー 窓から湖が見える客室の事。 特にリゾート地のホテルによく見られます。 _______________________________________________ レイト・チェックアウト ホテルが定めた規定の時刻よりも遅くチェックアウトする事。 通常11時や12時が既定のチェックアウトの時間となっている事が多くなりますが、それよりも長く滞在したい場合に「レイト・チェックアウト」を使うと希望の時間までホテル滞在する事ができます。 半日分あるいは1日分の追加室料が必要となりますので、事前の確認が必要です。_______________________________________________ レイト・チェックイン ホテルが定めた所定のチェックイン時間以降、もしくは予約した時間以降にチェックインする事。 基本的には無料であり料金がかかる事はありませんが、事前に連絡しておく必要があります。 _______________________________________________ レセプション 英語reception(受付)と表記し企業やホテル・飲食店などの受付で接客を行う所を指します。 受付や、案内業務、予約管理、電話対応、お会計、クローク業務、各部門との連絡など業務は多岐に渡ります。 このような業務を行うスタッフを、レセプショニスト、レセプション・クラークと呼びます。 _______________________________________________ レジデンス 居住地または住宅を指す言葉。 宿泊業界で利用する場合は、長期滞在向けの施設やサービスが備わった宿泊施設の事を指します。 _______________________________________________ レップ ホテル・レプリゼンタティブの略で、ホテルの予約や宣伝業務を代行・手配する業者を指します。 主に海外のホテルで行われる事が多いです。       【ろ】                 ロビー ホテルの正面入り口(玄関)とフロントの間にあるスペース。 ソファやテーブルが設置されている場合が多く、宿泊客やホテル利用者が休憩したり、新聞を読んだりとくつろげる空間となっています。 カフェや夜はバーを備えていいる施設もあります。 _______________________________________________ ロングステイ 海外の同じ場所(一か所)に長い期間滞在する事。 大体2週間以上滞在する事が殆どです。 その土地の人々や文化、慣習に触れ余暇を楽しむ事です。       【わ】               ワードローブ クローゼットと同じ意味になります。ホテルの場合は客室に備え付けられている家具の1つで、主に衣装を収納するものとなります。 衣装以外に衣装ブラシ、靴ベラ、シュー・シャイン・ペーパー、セキュリティーボックスなどが置かれています。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。       *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.06

ホテル用語集【ま行・や行】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー       ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたいと考えている方は、参考にしてみて下さいね。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【ま】                 MICE(マイス) Meeting(ミーティング)・Incentive(インセンティブ)・Convention(コンベンション)・Exhibition(エキシビジョン)の4つの頭文字からできた造語で、国内外の各組織のビジネスを中心としたイベントの総称。 MICEには様々なイベントがあり、国内外から何百人〜何千人という人が訪れます。 滞在期間が比較的長く、個人的な支出も大きくなる傾向にあるため、一般的な観光の売上よりも開催国や開催地域に大きな経済や文化波及の効果を生み出します。そのため、世界の国や地域が、MICEの誘致や開催に積極的に取り組んでいます。 _________________________________________ マウンテンビュー 窓から山が見える客室。 特にリゾート地のホテルによくあります。 _________________________________________ マナー 「礼儀作法」の事を指します。 生活する上で人間関係や社会定期な秩序を保つための常識的な行動の事で、マナーを守る事は相手への心遣いになります。 同じような言葉で「ルール」がありますが、こちらは、「規則」や「決まり」となりますので、必ず守らなくてはならないものとなります。       【み】                 ミスク売上 客室に備え付けてある冷蔵庫内のドリンクや、ランドリーの使用料など部屋代以外の売り上げの事。 _______________________________________________ ミニバー ホテルの客室内に備え付けられている、酒類のミニチュアボトルやグラス類、ソフトドリンクやおつまみ等がセットされた設備。 無料の飲料水以外は有料となっており自己申告制になります。 _______________________________________________ ミニマムステイ 長期滞在型のホテルで設定されている最低宿泊数の事。 宿泊日数が足りない場合、お断りされる事もあります。 _______________________________________________ 民宿 主に民間が運営する宿泊施設。 観光地等で、観光やレジャーでの利用を目的にする事が多く季節的に営業する宿泊施設になります。 家族で経営している事が多く、お風呂やトイレは共同が一般的であり、施設は主に和式となっています。 _______________________________________________ 民泊 ホテルや旅館などの宿泊施設ではなく、個人宅など一般の家に宿泊するやそのサービスを指します。 民泊に関する住宅宿泊事業法が平成29年6月に施工されており、新たなルールが定められています。       【め】                 メイド 客室部門に属し、ハウスキーパーの下で、客室の清掃・整備、ベッドメイキング、アメニティ・備品の管理、点検などを担当する女性従業員の事。 ルーム・メイドとも呼ばれます。 男性の場合はルーム・ボーイと呼びます。 _______________________________________________ メインダイニングルーム ホテル内の料飲施設の中で、最も格式の高いレストランの事を指します。 ホテル関係者の間では「メンダイ」とも呼ばれる事も多いです。 従来は、コース料理だけを提供しておりフレンチがメインでした。 しかし、近年ではイタリアンや中華・和食であったり、アラカルト料理も用意されています。 _______________________________________________ メゾネット 階段で繋がった二階建ての客室の事。 通常の客室より高い金額の客室となります。       【も】                モディファイド・アメリカンプラン 宿泊料に、朝食と夕食の二食を付けた宿泊料金制度の事。 室料に朝食・昼食・夕食の三食をつけたものは、アメリカンプランと呼びます。 シティホテルではあまり見られませんが、リゾートホテルではこのプランが採用されている事もあります。 _______________________________________________ モーテル 「Motor Hotel」の略で、自動車で旅行する人を対象としたホテルを指します。 そのため、フリーウェイなどの道路沿いに立地していることが多くなっています。 海外に多く、低層の造りとなっており客室前に駐車スペースがあります。 モーテルの場合は、ドアが外に面してあるため、荷物の出し入れなどとても便利です。 _______________________________________________ モーニング・コール ウェイクアップコールとも呼ばれます。 宿泊客に指定された時間に電話を入れお客様を起こす事。           【ゆ】                 ユニバーサルルーム 宿泊する全ての人が使いやすいよう配慮された部屋の事を指します。 例えば、車いすの人でも移動しやすいよう段差をなくしたバリアフリーであったり、低めの手すりやベッドが設置されていたりします。 文字を大きく読みやすくする、識別しやすい色使いにするなど、国籍や性別、年齢などに関わらずあらゆる人に伝わりやすくする「ユニバーサルデザイン」に則った部屋の事です。       【よ】                 ヨーロピアンプラン ホテルの料金制度の1つで、室料のみの料金の事。 日本では素泊まりと呼ばれる事が一般的です。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。       *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。      

2025.12.06

ホテル用語集【な行】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー       ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたいと考えている方は、参考にしてみて下さいね。      *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【な】                 ナイトクリーナー 夜間に清掃をするスタッフ。 _________________________________________ ナイト・テーブル ベットの横にある小さなテーブル。 小さな電気・時計・空調スイッチ・室内灯スイッチなどが組み込まれています。 _________________________________________ ナイトマネージャー 夜間帯の支配人でホテルの統括責任者。 _________________________________________ 中抜け 勤務の途中にある長時間の休憩時間。 _________________________________________ 生ケーキ ウェディングケーキの種類の1つで、全てが食べられる生ケーキの事。 結婚式の、ケーキ入刀時・ファーストバイトの演出等に用いられ、ケーキ入刀後はゲストの方にデザートで振る舞われます。       【ぬ】                ヌーベル・キュイジーヌ 新フランス料理。 フランス語で「新しい」という意味があります。 キュイジーヌは、「料理法」「料理」の事。 従来の料理法に拘らず、素材の美味しさをいかした見た目も美しい料理が特徴です。       【の】                ノーステイ 実際は宿泊しているお客様を、宿泊していないように取り扱う事。 滞在を伏せる事。 外部から問い合わせがあっても取り次ぎません。 _______________________________________________ ノーショー 予約したお客様がキャンセルの連絡なしに来館しない・現れない事。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。       *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。      

2025.12.06

ホテル用語集【た行】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー           ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたいと考えている方は、参考にしてみて下さいね。      *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【た】                 ダウン・グレード 客室のグレードを下げる事。 オーバーブッキング等で、予約した部屋よりもグレードが低い部屋に案内されてしまう事を指します。 基本的にオーバーブッキングした場合は、グレードの高い部屋か近隣のホテルを案内します。 ホテルによっては宿泊旅金の割引や、サービス券を渡すケースもあります。 _________________________________________ ダブル・アップ 1つの客室を2組で使用する事。 コテージ形式の客室でよくみられ、複数の部屋がある施設を別のグループと共同で使います。 _________________________________________ ダブルブッキング 予約した部屋が重複してしまう事。 _________________________________________ 団体客ホテルの場合は、15名以上のグループ客の事を指します。 _________________________________________ ターブル・ドート ターブルドートは西洋料理の定食で、一定のコース料理を指します。 _________________________________________ ターン・ダウン 夕方にハウスキーピングが、寝やすいようベッドを整える事で、ナイト・メイクとも呼ばれます。 基本的にはデラックスホテルでのサービスの1つとなります。 _________________________________________ ダブルルーム ダブルベッドまたはキングサイズベッドが1台の2人用の客室の事。       【ち】                 チェックアウト ホテルを退館する際に行う手続き。 フロントで料金の精算や鍵の返却等を行います。 近年では、前払いや後払い等のシステムを導入しているホテルも増えています。 _______________________________________________ チェックイン ホテルに到着して入館する際に行う宿泊手続きを行う事。 近年では、オンラインで予約する際にQRコードを受け取り、ホテルの専用の機器にかざすだけでチェックインできるケースも増えています。 _______________________________________________チップ 正規料金の他に、サービスに対する対価として別途渡す現金を指します。 日本の場合は、ホテルの料金にサービス料が含まれている事が多いため必要ありません。       【つ】                 ツイン ベッドが2台ある事。 _______________________________________________ ツインルーム  ベッドが2台ある部屋。     【て】               デイリーブロック ホテルで使われる場合は、一定の客室数を旅行代理店に提供する際に使われますが、予約時に特定の客室を指定する際に使われる事もあります。 _______________________________________________ ディレイ契約 飛行機などの出発予定時刻が遅れて希望の航空便に搭乗できず一泊せざるを得ない乗客との契約の事。 例:事故・空港混雑・悪天候など _______________________________________________ デイユース 宿泊せずに、昼間に時間単位で利用する事。 女子会やビジネスでの利用・大浴場などの用途で使用されています。 _______________________________________________ デザイナーズホテル 洗練された外装や内装・インテリアデザインの事を指し、著名なデザイナーによって建築設計されるホテルも。 近年増えてきているブティックホテルにカテゴライズされる事も多いです。 _______________________________________________ デポジット 支払い保証の為の預かり金。 宿泊料金や食事代などに含まれないサービスに対しての保証として、クレジットカードもしくは一定金額をフロントに預けるシステムの事。 _______________________________________________テラス 主にホテルの1階にあり、屋根がなく建物の外側に地面より少し高く作られたスペース。 2階以上の場合はベランダやバルコニーと呼ばれています。 _______________________________________________デラックス ホテルの部屋のグレード。 基本的にホテルの客室は、エコノミー・スタンダード・スーペリア・デラックス・ラグジュアリ―に分類されています。 ラグジュアリーが1番高額な宿泊費となっており、デラックスは2番目にランクが良く豪華なグレードとなっています。       【と】                 ドアマン ホテルの正面玄関で到着したゲストを出迎え、館内へ案内するスタッフで、基本的にドアの外で業務を行います。 正面玄関のドアや車のドアの開け閉め・駐車場への誘導・タクシーの手配・近辺の警備など業務は多岐に渡ります。 _______________________________________________床の間 日本建築の座敷飾りの1つで、和室の壁面に設けられた一段高くなっているスペース。 置物や掛軸、花などを飾る場所を指します。 大きさは大体半畳~1畳が一般的となっています。 _______________________________________________トランスファー 送迎や移動の意味があり、ホテルの場合は、空港や最寄り駅へ専用のバスなどで送迎する事であり、無料で行っているホテルも多くあります。 オーバーブッキングなどした際に、別のホテルへ移動させる際にも使います。 _______________________________________________トリプル 部屋のタイプの事で、ツインルームもしくはダブルルームに3人で宿泊する事。 ベッドが3台あるのではなく、2人で寝られるサイズのベッドが1台もしくは2台あり、3人で使うようになります。 _______________________________________________ トリプル・ベッドルーム 1つの部屋にシングルベッドが3つあり、3人で宿泊できるタイプの部屋の事。 _______________________________________________ドレスコード 服装の規定・ルール。 冠婚葬祭や高級ホテル・レストランなどその場のTPOにふさわしい服装の基準の事。_______________________________________________ ドレッサー 鏡のついた化粧台。 _______________________________________________ ドレッシング・ルーム スイートルームに併設されている事が多い、化粧や身支度をする際に使用する部屋。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。       *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.06

ホテル用語集【さ行】

  ー*ホテルで使われている専門用語*ー         ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。 これからホテルで働きたいと考えている方は、参考にしてみて下さいね。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎  は行(は-ひ)▶︎  は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【さ】                 サロン 客室・応接間。 __________________________________________サービスアパートメント ホテルのようなサービスがついたアパート・マンション型の宿泊施設。 長期滞在型(月単位・年単位等)となるため住居として契約します。 コンシェルジュや清掃員がおり、ハウスキーピングやフロントサービスなどホテルと同等のサービスが受けられるようになっています。 都市部ではこのサービスアパートメントと呼ばれ、リゾートの場合はコンドミニアムと呼ばれる事が多くなっています。 _________________________________________ サービス料 サービス料とはホテルや飲食店などで基本料金以外に上乗せで請求される金額。 海外にはない日本特有の料金制度となっています。 欧米などでは当たり前となっている「チップ」に相当するものです。 ホテル等の場合は料金の10~15%を請求される事が殆どであり、拒否する事はできません。 _________________________________________ 残室管理 予約や残室などをチェックし、販売可能な空室を管理する事。       【し】                 シティ・ホテル 日本のホテルは、ビジネスホテル・シティホテル・リゾートホテルの3種類に分類されています。 シティホテルは、都市部にあるホテルの事を指し、宿泊・飲食・宴会場を備えサービスが充実しています。 チャペルやジム・スパ、バーなどを併設している大型のシティホテルもあります。 日本の御三家と呼ばれる「帝国ホテル・ホテルオークラ東京・ホテルニューオータニ東京」もシティホテルになります。 _________________________________________ シリーズツアー ホテルを複数回訪問する旅行で、名称や旅程が同じ内容のツアー。 年間で相当数を見込めるツアーとなっており、参加特典として宿泊券や食事券などのプレゼントがある事も。 _________________________________________ 宿泊約款 宿泊施設と宿泊客との間で締結する宿泊契約・利用規則などの内容を定めたもの。 国際観光ホテル整備法に基づき作成されています。 _________________________________________   シングルユース 2人用の客室(ベッドが2つもしくは、ダブルベッドが1つ)に1人で宿泊する事。 2人分の料金を支払う事が多くなります。       【す】                 スイートルーム ベッドルーム、リビングルームが一体となっているゆったりとした客室。 一般の客室よりもワンランク上の最上級の部屋である事が多く作りも豪華になっています。 高級なアメニティ・ジャグジー・高級な家具・インテリア・眺望が素晴らしい等の特徴があります。 各ホテルが力を入れている重要な客室であり、1泊10万円程が一般的となっています。 _________________________________________スキッパー 宿泊料金を支払わずに出ていく人の事。 ホテルの料金後払いのシステムなどを悪用した犯罪。 後払いシステムを導入しているホテルは注意が必要です。 _________________________________________スタンダード ホテルの部屋のグレードを表す言葉です。 基本的にホテルの客室は、エコノミー・スタンダード・スーペリア・デラックス・ラグジュアリ―に分類されています。 スタンダードは、ホテルでの基本的な位置づけとなる客室であり、設備やサービスにおいて豪華・高級さを求めるというよりも、滞在するにあたり問題なく過ごせる客室となっています。 _________________________________________ スチュワード 食器やシルバーなどの洗浄やメンテナンス・管理する人。 ホテルでは、高価な食器やグラスなどが数多く使われています。通常のレストラン営業はもちろん、披露宴をやパーティーを行う際にも美しい食器やシルバーは欠かせないアイテム。 スチュワードは、膨大な数の食器やシルバーをピカピカにし、お客様が気持ちよく使える状態に管理する役割があります。 _________________________________________ ステイ・ゲスト ホテルに宿泊しているお客様の総称。 _________________________________________ ストアルーム お客様の荷物を預かり保管をする部屋・倉庫の事です。 _________________________________________ スーシェフ 2番手としてシェフの下で厨房の指揮を取る役職。 調理技術はもちろんの事、スムーズに料理を提供できるよう各部門への指示出しや管理、時間のコントロールなどを行う役目があります。 シェフ不在時には責任者として、顧客対応なども行います。        【せ】                 ゼネラルマネージャー(GM) ホテル運営のトップの人の事。 ホテルの総支配人(総指揮官)として、ホテルの全部門を統制します。 _________________________________________セミフォーマル フォーマルが正装であるのに対し、セミフォーマルは準礼装の事を指します。 セミフォーマルはフォーマル程格式の高いものではありませんが、フォーマルに近いきちんとした服装が求められます。 セミフォーマルのドレスコードがある機会は、結婚式や披露宴に参列する場合・高級なホテルやレストランを訪れる際などが挙げられます。 女性の場合はパーティドレス、男性はジャケット着用などが良いでしょう。 _________________________________________ セントラルキッチン 大量の料理を調理する必要のある施設(レストラン)の料理をまとめて下ごしらえしたり基礎的な部分のみ調理をする厨房。 各レストランでは、セントラルキッチンから配送された調理食品を加熱したり盛り付けするのみで提供する事ができます。 _________________________________________ セーフティボックス(セイフティボックス) 宿泊客の現金や貴重品を預かる貸金庫の事。 フロント内や客室などに設置されており、現金・パスポート・航空券などを保管する際に利用されます。 「デポジット・ボックス」と呼ばれる事もあります。  _________________________________________ セールスカレンダー ホテルのセイベントや催し物など、セールス活動に関するスケジュールや内容を管理するカレンダー。 一覧になっているため、セールス活動の目安となり分かりやすくなっています。       【そ】                 ソムリエ・ソムリエール ワインの専門家を指し、ワインを中心に酒類や飲料の全般の知識を持つサービススタッフ。 レストランやホテルに勤務し、仕入れや在庫管理、品質・保存管理からお客様の好みや料理に合わせたワインの提案・提供全般を担当します。 お客様の前でワインをサーブする際には、お客様に喜んでもらえるような心遣いや丁寧な立ち振る舞い・ホスピタリティが求められます。 資格を取得すると協会から金色のブドウバッジを与えられ、ソムリエの証として胸に着けて仕事をします。 _________________________________________ ソーシエ フランス料理の中で、主にソースを作る担当者を「ソーシエ」と呼び、ソースを中心とした仕込みの責任者。 シェフが考案したメニューに合わせて新しいソースを開発したり、調理補助や盛り付けを兼任する事もあります。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。       *       ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。  

2025.12.06

ホテル用語集【か行】

ー*ホテルで使われている専門用語*ー       ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 業務を行う際に使う用語、サービスに関する用語等を解説していきます。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【か】                 会員制リゾートホテル 会員制のホテル。 会員権を購入した本人・家族・同伴者・紹介者等が利用できます。 レストラン・プール・大浴場等の設備も充実しており、良質なサービスを受ける事ができます。 _________________________________________ 会員向けレート ホテルの会員に適用される割引料金。 _________________________________________ 外貨両替 ホテルのフロントのキャッシャーで、外貨を円に両替する事。 _________________________________________ カジュアルダイニング ファミリーレストランより落ち着いており、レストランよりもカジュアルにお酒や料理を楽しめる飲食店。 _________________________________________ カスターセット 塩・胡椒・その他調味料などがテーブルの上にセットされた容器。 _________________________________________ ガテマンジャー フランス料理の冷製料理専門のセクション。 サラダやパテ等の冷製の料理を担当して作ります。_________________________________________ カバ ホテルの廊下や通路を通らなくても、ビーチやホテルのプールに出られる部屋。 ビーチやプールサイドに面しており、1つ1つカーテンで仕切られている事が多くゆっくり過ごす事ができます。 _________________________________________ カプセルホテル ホテル営業ではなく簡易宿泊営業にあたります。 部屋・個室ではなく、睡眠機能を主に提供するカプセル型の寝室を二段重なねたスタイルになっています。 _________________________________________ カトラリー ナイフ・フォーク・スプーン等の金物類の事。 シルバーと同じような意味を持ちます。 _________________________________________ ガーデンビュー 窓から庭が見える客室。       【き】                 キッカー 不平や不満を漏らす人の事で、扱いの難しいお客様の事。 _________________________________________ 客室単価 1日の客室の平均単価で、ADRと呼ばれる事も多い。 全客室の売上を販売した客室数で割って算出。 _________________________________________ キャッシャー お金の受け渡しを行う人。 フロントでの宿泊代金のお支払いや外貨の両替などを担当します。       【く】                  クイーンサイズベッド シングルベットの1.5倍程の大きさのベッド。 大人2人でも余裕を持って寝る事ができます。 _________________________________________ 空港送迎サービス お客様を空港~ホテルへ、ホテル~空港まで送り迎えするサービス。 ホテルの専属のスタッフが行うケースや外部業者に委託するケースがあります。 _________________________________________ クラシックホテル 戦前に創業、もしくは戦前に建設された日本のホテル建築で、日本の歴史において優れた施設とサービスを提供する老舗ホテル。例箱根富士屋ホテル・日光金谷ホテルなど _________________________________________ クラブフロア ホテル内にある特別なフロアで、エグゼクティブフロアと呼ばれる事もあります。 通常に比べ設備やサービスがワンランクアップし、宿泊料も高くなります。 予約したお客様しか入れないようになっており、高層階に設置されている事が多く、年齢制限があるホテルも。 _________________________________________ グランドオープン 正式な開店を表す言葉で、ホテルの場合は全館開業する事。 その日から、正常の状態でお客様を受け入れられるという意味です。 _________________________________________ グランピング あらかじめ宿泊施設が設けられたキャンプの事でホテル並みのサービスを野外で受けられます。 ドームテント型の施設となっており、BBQやキャンプが楽しめる事から近年人気が出ています。 _________________________________________ グリーター ホテルの玄関や宴会場の入り口などでお客をお出迎えする人。 ホテルの第一印象を左右する重要な役割があります。 _________________________________________ クルージング 海や川などで、豪華客船やボート、ヨットなどのプレジャーボートで航海したり遊んだりする事。 _________________________________________ グループレー ホテルで使われる場合は、団体客向けの割引料金を指します。 _________________________________________ グレード ホテルで使用する場合は、客室の設備やサービス面から判断したレベル・品質を指す場合に使われます。 旅行会社によって多少異なりますが、主に、エコノミー・スタンダード・スーペリア・デラックス・ラグジュアリーで分類されている事が多くなります。 デラックス・ラグジュアリーのランクは豪華で高級な客室になります。 _________________________________________ 黒服 宴会場やレストランのキャプテン。 タキシードに蝶ネクタイをしたマネージャークラスのスタッフとなります。 _________________________________________ クローク お客様のコートや荷物を一時的に預かり保管しておく部屋。 _________________________________________ クローゼット 衣類などを収納するスペース。 ホテルの場合は、ハンガー・スリッパ・靴ベラ・バスローブ・セイフティボックスなどが備え付けられています。       【け】                 ゲストハウス リビング・浴室・キッチンなどを共用し、相部屋がメインの簡易宿泊施設。 元々は海外で多く普及していましたが、日本でも広がりつつあります。 素泊まりで、ホテルよりも安く気軽に泊まれる事から様々な人に利用されています。 _________________________________________ ケータリング 食べ物の出張サービスの事。 ホテルでの宴会や会議などの際にも仕出しサービスとして利用されます。 指定する場所や時間に配達するだけでなく、直接会場で料理を作り提供する事もあります。       【こ】                 コテージ 一軒家型の戸建て宿泊施設で、リゾート地に多くあります。 ホテルの場合は、宿泊形式の1つとして同じ施設内にある事が多いです。 _________________________________________ コネクティングルーム 隣り合った客室同士を内側のドアでつなぐ事ができるタイプの部屋。 廊下に出なくても部屋を行き来できるため大変便利です。 コネクティングルームとして使用しない場合は、それぞれ独立した部屋として使用します。 ________________________________________ コリドー 廊下・通廊の事で建築用語。 ホテルの場合は、客室など各複数の部屋に繋がった廊下の事を指します。 _________________________________________コミュニティホテル 大都市圏の近郊都市や地方都市に立地するホテルで、シティホテルとビジネスホテルの中間に位置します。 会議室・宴会・結婚式などの機能を有しており、地域の交流の場としての利用をターゲットとしています。 リーズナブルな価格帯となっており、客室は100室前後。 _________________________________________ コンシェルジュ ホテルに宿泊するお客様の様々な問い合わせやリクエストに対応するスタッフ。 ホテル内のご案内だけでなく、観光案内やレストランの予約、チケットの手配など様々なリクエストに対応します。 _________________________________________ コンチネンタルプラン ホテルの料金計算方式の1つで、室料に朝食をつけた料金制度。 元々はヨーロッパから始まり、現在は一般的に採用されています。 _________________________________________ コンドミニアム キッチンや冷蔵庫・洗濯機など生活するための設備が整ったマンションタイプの宿泊施設。 寝室やリビングが別である事が殆どなので、家族や友人たちと中長期にステイする場合に便利です。 _________________________________________ コンファレンス 会議・研修等を意味します。 ホテルでは、コンファレンスを行う為に会場を貸し出している事が多く、料飲や機材のレンタル、通訳など様々なサービスを提供しています。 ホテルにとっては重要な収益・イベントの1つとなります。 _________________________________________ コンファーム 予約を確認する事。 _________________________________________ コンプリメンタリー 無料という意味で、ホテルがサービスなどを割り引いたり無償で提供する事。 コーヒー・紅茶・ミネラルウォーターなどを無料でサービスする事が多くなっています。 客室にドリンクが置いてあり「Complimentary(コンプリメンタリー)」と書かれていれば無料で提供しているものとなります。 その他に、ホテルから無料で乗れるシャトルバスを「コンプリメンタリー・シャトル」と呼んでいます。 総支配人の判断で無償で宿泊を提供する事もあり、ホテルで結婚式を挙げたカップル等も含まれます。 _________________________________________ コンプレイン お客様からの苦情。 ホテルは信用第一の為、コンプレイン処理はきわめて重要な業務となります。 _________________________________________ コンベンション 会議を行うホテルの事。 会議・学会・展示会など特定の目的を持った大人数が集まり、料飲や宿泊も必要となるため、大きな収益イベントとなります。 _________________________________________ コーポレートレート 法人や企業向けの割引料金。 _______________________________________________       ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。     *   ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.06

ホテル用語集【あ行】

   ー*ホテルで使われている専門用語*ー       ホテルでは、日々様々な専門用語が使われています。 ホテルで業務を行う際に使う用語・サービスに関する用語等を解説していきます。     *知りたい行から調べる*      あ行▶︎   か行▶︎   さ行▶︎   た行▶︎     な行▶︎   は行(は-ひ)▶︎ は行(ふ-ほ)▶︎     ま行・や行▶︎   ら行・わ行▶︎       【あ】               アウトバス ホテル等の宿泊施設で共同で使う浴場が部屋の外にある事。 _________________________________________ アウトレット ホテルで使われる場合は、ホテル内の料飲施設を指します。 主に、宴会場・レストラン・バーなどが含まれます。 __________________________________________ アクセシブルルーム 車椅子等の方が利用しやすいように考えて作られた部屋。 バリアフリー等施設によって工夫内容が異なります。 __________________________________________ アグリーメント 「合意」「契約」等を意味する言葉。 ホテルとお客様の間で宴会予約などの確認の際に使われます。 __________________________________________ アコモデーション 宿泊可能な施設全般。 __________________________________________ アサイン ホテルの客室をお客様に割り当てる事。 宿泊スケジュール・年齢・家族構成など考慮しながら部屋割をし、お客様の希望や要望があればその内容に適した客室を提供します。 __________________________________________ アシスタントマネージャー ホテルの副支配人。 マネージャー(支配人)に次ぐ重要な役職で、スタッフのマネジメント等も任されます。 __________________________________________ アジョイニングルーム 向い部屋もしくは隣り合った部屋の事。 __________________________________________ アップグレード 差額料金なしで、より品質の良い上質な部屋を提供する事。 予約のダブルブッキングや手配ミスなどの際に行われる事もあります。 __________________________________________ アテンダント 接客係。 __________________________________________ アパートメントホテル アパートに近い形で利用できるホテル。 調理器具や家電等が備わっており、セルフサービスで生活する宿泊施設となっています。 __________________________________________ アメニティ ホテルの場合は、ホテルで快適に過ごせるよう置いてある備品。 __________________________________________ アメリカン・ブレックファースト ホテルなどで提供される朝食スタイルの一つで、卵料理・ジュース・紅茶(コーヒー)の3品からなるアメリカでの一般的な朝食。 __________________________________________ アラカルト コース料理とは別に、メニューの中から自分の好みの料理を選べる1品ずつ注文する料理スタイルを指します。 主にコース料理があるレストランで用いられます。 __________________________________________ 案内カード ホテルでチェックインする際に、フロントから渡される館内施設の営業時間や注意事項が書かれたカード。 ルームキーと一緒に渡されます。 __________________________________________ アーケード ホテル内やホテルから直結しているショッピング施設。 ブティック・スイーツ販売・カフェ等があります。 __________________________________________ アーバンリゾートホテル 都心またはその周辺に建つホテル。 大都市圏にありながらリゾートの雰囲気を楽しめるホテルになっており、スパやプール・フィットネスなど施設が充実している特徴があります。 例:お台場・横浜・軽井沢・熱海等 __________________________________________ アーリーチェックイン ホテルで設定されている時間よりも早い時間にチェックインする事。 アーリーチェックインできるかどうかはホテルによって異なり、別途料金がかかる事もあります。       【い】                 イベントオーダー 宴会予約の受付明細書。 __________________________________________ イングリッシュ・ブレックファースト 朝食スタイルの一つで、イギリス等の一般的な朝食。 アメリカン・ブレックファーストに、野菜料理や魚料理等様々なメニューが加わったもの。 __________________________________________ インサイドルーム 宿泊施設の内側に位置する客室。 外の景色よりも静かで落ち着きなどを求める方に向いています。 __________________________________________ インスペクション 客室の状態をチェックする事。 清掃状況や備品のチェックなどが含まれます。 __________________________________________ インセンティブツアー 企業が、成績が優秀だった自社のセールスマンや代理店の人を、国内外の旅行に招待する報奨旅行や研修旅行。 販売促進や組織力強化を目的として開催されます。 __________________________________________ インチャージ 時間帯の現場責任者。 ホテルは24時間体制となるため、その時間帯ごとの責任者が必要となります。 人材管理・業務管理・トラブル対応等を行います。 __________________________________________ インディビ ホテル業界や旅行代理業における業界用語で、個人客・個人旅行者を指します。 __________________________________________ インバウンド 海外の旅行客が日本へ来る事。  __________________________________________ インべントリー まだ収益が発生していない物品(食品等)を指し、棚卸とも呼ばれます。       【う】               ヴィラ 敷地内に複数の戸建てがあり1棟丸ごと部屋として使える宿泊施設。 キッチン・プール・庭等がついている施設もあり、別荘のようなプライベート空間で過ごす事ができます。 __________________________________________ ウェイクアップコール モーニングコール。 宿泊客に指定された時間に電話を入れる事。 __________________________________________ ウェルカムレセプション 到着した際にもてなす歓迎会。 __________________________________________ウォークイン 予約せずに泊まりにきたお客様の事で、ゴーショーと呼ぶ事もあります。 来店時に客室に空きがあれば宿泊する事が可能です。  __________________________________________ ウォーターフロント 河岸・海岸に隣接する土地。 過密化する都市の新たな開発区域として、世界的に再開発の1つとして注目されています。  __________________________________________ 運営受委託契約(MC方式) 土地・建物を所有するオーナー会社が、ホテル運営の専門会社に運営を委託している方式。 「所有・経営」を担うオーナー会社が、ホテルの「運営」の部分だけを別の会社に委託するパターン。 オーナー会社は、「運営」するホテルに運営委託料を支払い、運営を担うホテルはオーナー会社に人材を派遣したり、運営ノウハウを提供します。       【え】               エアポートホテル 空港構内や空港の近くにあるホテル。 早朝・深夜便に乗る出張客や旅行客、海外からの観光客に多く利用されています。 近年では、レストラン・温泉・スイートルーム・MICEの為の施設等を充実させているホテルも増えてきています。 __________________________________________ エキストラベッド 客室内に追加で入れるベッド。 ツインルームなどにエキストラベッドを追加し3名以上で泊まる事が可能になります。 エキストラベッドは追加になるため、別途料金がかかります。 __________________________________________ エグゼクティブフロア 通常のフロアとは別に運営されている、ワンランクアップする高級なフロア。 専用のエレベーター・ラウンジ・チェックインチェックアウト等があり、専用のラウンジでは朝食~軽食・ドリンクまで終日無料で楽しめるようになっています。 専任コンシェルジュやバトラーが常駐しサービスを充分に受ける事ができます。 __________________________________________ エントランス 入口・玄関。 第一印象を左右する重要な空間となります。 __________________________________________ ADR 1日の客室の平均単価。 収益に直結する数字となるため、ADRの単価を上げる戦略を取っているホテルも多くあります。       【お】                 オットマン 椅子やソファの前に置いて使う足を乗せる用の台で、使用する事で足を延ばしてくつろげます。 __________________________________________ オフシーズン 旅行客や予約が少ない閑散期。 __________________________________________ オンシーズン 旅行客や予約が多い繁忙期。 __________________________________________ オンハンド 現時点での宿泊客の予約数を集計する事。 __________________________________________ オーシャンビュー 窓から海が見える客室で、リゾート地のホテルによくあります。 __________________________________________ オーバーブッキング ブッキングとは予約する事。 オーバーブッキングは、客数の数よりも多く予約を受けてしまう事。 __________________________________________ オーベルジュ 料理がメインのフランス発祥の宿泊業態。 小規模のレストランが多いため、アットホームなサービスを受けられるのも特徴です。 日本でも食材・料理に拘ったシェフや経営者が立ち上げています。 __________________________________________ オーバーセール キャンセルを見込み、予約受付の部屋数を多めに取ってしまいオーバーブッキングさせてしまう事。 __________________________________________ オキュパンシー ホテルの客室や宴会場の稼働率を意味します。 販売客数を全客数で割って算出します。 __________________________________________ オペレーター ホテルの電話の受信を担当するスタッフ。 外線・客室からの電話・各部署からの内線にも対応します。 _______________________________________________     ★ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をご紹介しました。 就職した際には必要な用語となってきますので、是非勉強してみて下さいね。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。      

2025.12.06

ホテルで勤務する際の身だしなみ②男性編〜髪型・服装・立ち振る舞い〜

    ホテルで働きたいと思った時に、気になる事の1つが身だしなみでしょう。 ホテルは、非日常的なフォーマルな空間なので下記のような心遣いが必要になります。   ・どのお客様にも不快感を与えない上品で清潔感のある身だしなみ・大切な滞在時間を任せる事ができるような安心感や信頼できる身だしなみ   ホテルスタッフは、そのホテルの顔であり、服装や身だしなみ・マナーはそのホテルの印象を左右する大切なものとなります。 そのため、服装・髪型や髪色などどこまで気をつければ良いのか事前に知っておきたいですよね。 そこで今回は、ホテルスタッフの身だしなみ・男性編に関してお伝えしていきます。 ・女性編は→こちら   目次                            1:「お客様目線」の身だしなみが重要2:ホテルスタッフの身だしなみ・男性編3:まとめ     お客様目線の身だしなみが重要    ホテルの身だしなみで大切なのは「お客様目線」を意識する事。 ホテルの主役はあくまでお客様であり、快適な滞在時間を提供するのがホテルスタッフの役割となります。 そのため、ホテルでは、基本的に制服となっており全員統一されています。 統一されていると、ホテルの居心地の良さや雰囲気を生み出し、安心感や信頼感を与える事ができます。 身だしなみをきちんと整える事は相手への気遣いであり、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのおもてなしの1つでもあります。 ホテルでは接客がメインとなりますので、第一印象も重要となり清潔感が何よりも大切です。       ホテルスタッフの身だしなみ・男性編     服装   女性編と同じく、基本的に制服となっており、全員統一されています。 前述したように、身だしなみをきちんと整えるのは相手への気遣いであり、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのおもてなしの1つでもあります。 ホテルマンとして、統一美を意識する事も大切のなりますので、制服にアレンジを加えたり、周りと違うような服装はしないよう心がけます。 洋服は、大きすぎず小さすぎず、サイズの合ったものを着用し、中に着るワイシャツなどはしっかりアイロンをかけ、シワがないように整えます。 ネクタイを着用する時は、曲がったりずれたりしていないか確認し、きちんと真っ直ぐになるように結びます。 派手ではない爽やかなものを選び、柄はストライプ・水玉・チェック・格子柄などが一般的。ベルトは靴と色を合わせた方が統一感が出るため、黒色が多いでしょう。     靴   靴は黒のビジネス用の革靴が基本です。 ビジネス用の革靴が基本ですが、革靴の中でも格式の高い内羽根式のストレートチップが一般的でしょう。 靴はこまめに磨くようにし、かかとがすり減っていないかこまめに確認する事が必要です。 靴下は黒色か紺色にし、柄がないものを着用します。     髪型   基本は黒髪となります。 清潔感のある短髪が好ましく、耳やおでこは見えた方が清潔間があり◎ 長すぎる髪は、表情が見えにくく暗い印象や不潔な印象を与えてしまう事もあります。 ジェルやワックスなどできちんとまとめましょう。 髭は必ず剃っておきます。     小物・アクセサリー   メガネ・時計はシンプルなものが望ましいです。 結婚指輪以外のアクセサリーはNG。     におい   汗や口臭などの体臭に気を付け、香水や香りの強い柔軟剤・整髪料などにも注意しましょう。     ホテルで働く際の立ち振る舞い   ホテルでは、お客様との信頼関係や安心感が大切になるため、マナーや言葉遣いに気を付けながら誠実に対応する事が求められます。 身だしなみはもちろんの事、立ち振る舞いも非常に大切になりますので、ご紹介していきます。     姿勢   ホテルで働いている人を見ると、みな背筋が伸びてはつらつと働いている印象がありますよね。 ホテルマンが下を向いていたり、猫背だと自信がない・元気がない・疲れているなどマイナスな印象を与えてしまいます。 きちんとお客様に目を向けていないと、目線をそらされている、話しかけにくいと感じてしまう方も。 ホテルでは高いホスピタリティが必要になり、お客様に満足してもらわなくてはならないので、背筋を伸ばして、テキパキと働く事が求められます。 お客様が遠慮せずに話しかけやすい、立ち居振る舞いを心がけましょう。     言葉遣い お客様に対応する時は、敬語を使い丁寧な言葉遣いを心がけます。 軽い返答・語尾を伸ばす・くだけた表現・馴れ馴れしい話し方は印象を悪くしてしまいます。 相手に分かるようにはっきりと、そしてゆっくり話す事が大切です。 声が小さかったり、早すぎたりすると自信がないように見えてしまいますし、印象も悪くなってしまいます。 お客様と接する時には自信を持ってハキハキと対応しなければなりません。     円滑なコミュニケーション ホテルには様々なお客様が来られます。 そのため、どのお客様にも対応できるコミュニケーション能力が必要となります。 お客様の話を最後まで聞かずに自分の意見を述べてしまったり、質問された内容と違う回答を返してしまうと、お客様と満足のいくコミュニケーションが取れません。 ホテルの仕事は何よりも、コミュニケシーション能力が大切。 お客様の話や質問を最後までしっかり聞き、お客様が求める受け答えをするようにしましょう。       礼儀正しくマナーをしっかりと   ホテルは、普段とは違う高度なサービスが求められますので、礼儀やマナーが特に重要になります。 コミュニケーションの基本となる挨拶は必須となります。     笑顔を心がける   ホテルの仕事は、様々な年代・職業の方と接する為、どのお客様にも好印象を与えるためには「笑顔」で接する事が大切になります。 笑顔があるとないとでは印象が大きく変わってきますので、お客様に挨拶する際や、話しかける際には笑顔で接するようにしましょう。 接客をしている際に、無表情だったり、目を合わせないといった態度だとお客様を不快にしてしまいます。 明るい笑顔や話し方はお客様への信頼感や安心感に繋がります。       まとめ        今回は、ホテル業界で働きたい方に向けて、ホテル勤務に望ましい身だしなみ(服装・髪型)や立ち振る舞いについてご紹介しました。 ホテルの身だしなみや立ち振る舞いは、他の業界と比べ厳しい面が多いです。 きちんとした清潔感のある身だしなみ、美しい立ち振る舞いをマスターすれば、それだけお客様に好印象を与えホテルの印象が良くなるだけでなく、リピーターに繋がる事も。 ホテルで働く心得として、しっかりマスターしておきましょう。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.05

ホテルで勤務する際の身だしなみ①女性編〜髪型・服装・メイク〜

  ホテルで働きたいと思った時に、気になる事の1つが身だしなみでしょう。 ホテルは、非日常的なフォーマルな空間なので下記のような心遣いが必要になります。   ・どのお客様にも不快感を与えない上品で清潔感のある身だしなみ・大切な滞在時間を任せる事ができるような安心感や信頼できる身だしなみ   ホテルスタッフは、そのホテルの顔であり、服装や身だしなみ・マナーはそのホテルの印象を左右する大切なものとなります。 そのため、服装・髪型や髪色・メイクなどどこまで気をつければ良いのか事前に知っておきたいですよね。 そこで今回は、ホテルスタッフの身だしなみ・女性編に関してお伝えしていきます。 男性編は→こちら   目次                            1:「お客様目線」の身だしなみが重要2:ホテルスタッフの身だしなみ/女性編3:身だしなみのメンテナンス4:身だしなみはホテルによって異なる5:まとめ   「お客様目線」の身だしなみが重要    ホテルの身だしなみで大切なのは「お客様目線」を意識する事。 ホテルの主役はあくまでお客様であり、快適な滞在時間を提供するのがホテルスタッフの役割となります。 そのため、ホテルでは、基本的に制服となっており全員統一されています。 統一されていると、ホテルの居心地の良さや雰囲気を生み出し、安心感や信頼感を与える事ができます。 服装はもちろんの事、髪型や、女性の場合はメイク・ネイルなどにもスタッフ全体での統一感が求められます。 身だしなみをきちんと整える事は相手への気遣いであり、お客様に気持ちよく過ごしてもらうためのおもてなしの1つでもあります。 ホテルでは、接客がメインとなりますので、第一印象も重要。 第一印象をより良いものにするためには、清潔感が何よりも大切です。 ホテルスタッフの身だしなみ/女性編   まずは女性スタッフの身だしなみからお伝えしていきます。     服装・靴   前述したように、ホテルでの服装は基本的に全員が統一されています 汚れや傷・ほつれ・シワなどがないよう常にチェックし気をつけるようにします。 また、制服を着崩したり、お洒落のために自分だけ皆と違う着こなしを実践するなどはNGとされています。 靴は、ヒールが高くない黒のパンプス・ローヒールのものが基本です。 立ち仕事や動き回る事が殆どなので基本ピンヒールはNG。 ヒールは高すぎず低すぎず、安定感のある太めのものを選ぶのが◎ 足先まで見られている事が多いので、きちんと磨いておく事が大切になります。     髪型   髪型・長さに関しては指定があるホテルもあれば、特に細かい決まりのない職場もあります。 社会人として相手に不快感を与えない髪型+きちんとした品格のある髪型にする必要があります。   ⭐️前髪:髪の毛が目にかからないように⭐️ 目に髪の毛がかかっていると表情も分かりにくく新郎新婦も気が散ってしまったり、何となく暗い印象にもなりがちです。 ホテルの仕事は明るい表情でアイコンタクトを取りながらコミュニケーションを取っていく事が重要。 顔がきちんと見えるよう、斜めに流してまとめたり、前髪は短くするかおでこが見えるようオールアップにしている方が殆どです。   ⭐️髪型:長い場合はまとめる⭐️ 髪の毛が長くダウンスタイルの場合、話す時に邪魔になったり表情が分かりにくかったりします。 髪の毛が結べる長さであればきちんと結び表情が見えやすいようにします。 お辞儀をした時などに、横の髪の毛などで顔が隠れてしまう場合は、ヘアゴム・ピン・ネットなどできちんとまとめたり、前髪を横に流して夜会巻きやシニヨンにまとめるようにします。   ⭐️髪型:髪の毛の乱れやはねはNG⭐️ 結べない長さの女性は髪の毛の乱れやはねに注意しましょう。 清潔感や身だしなみで普段の生活ぶりや仕事への姿勢が判断されてしまいます。   ⭐️髪色:黒がベスト⭐️ 髪の毛の色は企業によって異なるかと思いますが、黒色がベストでしょう。 茶髪など明るすぎる髪色は派手という印象や軽い印象になってしまいます。 職場によっては明るすぎないダークブラウンであればOKの所も多くあります。   ⭐️ヘアアクセサリー:目立たないものを⭐️ ヘアアクセサリーは職場によって異なります。 派手なものでなければOKという所もあれば、黒か茶色のゴムのみという所もあります。 もしつけるのであれば、シンプルで上品なデザインのものを選ぶと良いでしょう。     メイク 女性にとってメイクはとても大切であり第一印象も大きく変わります。 派手すぎたり、ノーメイクや薄すぎるメイクもNG。 ナチュラルメイクやシンプルなメイクが基本となっています。 多くの人と接する仕事なのできちんとメイクを整えているのは必須です。 具体的にどのようなメイクをすれば良いのか、ご紹介していきます。   ⭐️ベースメイク⭐️ 上品で女性らしいナチュラルメイクがベスト。 肌を綺麗に見せるためにコンシーラーやファンデーションを厚く塗ってしまう事があります。 しかし、そうすると顔の色だけ浮いてしまったり、厚塗り感が目立ち派手になってしまったり不自然に見えてしまう事があります。 顔色が良くみえるような下地やカバー力の高い下地を塗り、ファンデーションで肌色を整えましょう。 目元のクマやくすみがある場合は、コンシーラーで消し、最後に軽くパウダーをふると明るくふんわりとした印象になるでしょう。   ⭐️チーク⭐️ チークはどちらでもOKですが、薄いピンク系やオレンジ系をふんわりつければ女性らしく優しい印象になります。 濃すぎたり、丸く入れると派手になってしまったり幼く見えてしまう事もあるので注意しましょう。   ⭐️アイメイク⭐️ ベージュやブラウン系、薄いピンク系のアイシャドウがおすすめです。 目をくっきり強調させたい場合は、黒かブラウンアイライナーで、まつげの間を埋めるように薄く引いて目元の印象をつけるのが良いでしょう。 マスカラを塗っても問題ありませんが、薄めにし厚塗りには注意しましょう。   ⭐️アイブロウ⭐️ 眉毛は、角度や形・色で顔の雰囲気も大きく変わりますので、ナチュラルで上品な印象になるよう整える事が必要になります。 眉毛の色が濃かったり、角度が上がりすぎているときつい印象になってしますので、あまり濃くせずできれば少し上がってるか真っすぐなラインにしましょう。 少し上げ気味に描くとキリっとし、明るく積極性のある印象になります。 眉尻を下げすぎてしまうと、暗い印象になりますので注意しましょう。 毛流れをきちんと整え、自分の髪色と同じか、少し明るめ(ダークブラウン)の色を選びます。   ⭐️リップ⭐️ 何も塗らないと顔色が悪くなってしまったり目元だけ目立ってしまうという事があります。 ピンクベージュ系やコーラル系を塗ると顔色も良く見えて健康的になり良いでしょう。 派手な色だとキツい印象になりますし、浮いてしまいますので、優しい印象となる柔らかい色味を選ぶのがおすすめです。     小物・アクセサリー・ネイル   ⭐️ネイル(マニュキア)⭐️ ホテルで働いていると、書類で説明をしたりご案内業務があるので手を見られる機会が多くなります。 女性は、マニュキアを塗る場合は、透明か目立たない薄いピンクやベージュ・グレージュなどがおすすめです。 派手な柄やストーンなどはNGの所が多いのでデザインを変えたい場合は控えめなフレンチネイルなども良いでしょう。 ネイルを禁止しているホテルもありますが、マニュキアを塗る事で、雰囲気も上品になり良い印象になる事もあります。 ホテルの規定にしっかり従い身だしなみを整えるようにしましょう。   ⭐️アクセサリー⭐️ アクセサリーに関しても職場によって異なります。 派手なものでなければOKの職場もあれば、つけてはいけないという職場もあります。 もしつける場合は、品のある小さめなピアスなどにし、結婚指輪以外の指輪は外します。   身だしなみはホテルによって異なる   ホテルスタッフの基本的な身だしなみをお伝えしましたが、企業によってそれぞれ異なります。 髪色に関しても黒指定の所もあれば、ある程度の茶髪は問題ないという所もあります。 会社のHPや業界本などで、その企業で働いている社員の方の雰囲気を事前に確認してみましょう。        まとめ          今回は、ホテル業界で働きたい方に向けて、ホテル勤務に望ましい身だしなみ(服装・髪型・メイクなど)ついてご紹介しました。 ホテルの身だしなみは他の業界と比べ厳しい面が多いです。 きちんとした清潔感のある身だしなみ、美しい立ち振る舞いをマスターすれば、お客様に好印象を与えホテルの印象が良くなります。 ホテルで働く心得として、しっかりマスターしておきましょう。     *     ホテルビズでは、全国の様々なホテルの正社員・契約社員・アルバイトの求人を取り扱っています。 また、正社員で転職を希望される方には、転職支援サービスも行っています。 求人をお探しの方・転職をご検討の方は「会員登録:無料」をご利用下さい。    

2025.12.05