
ホテルへの転職活動で、最初の関門となるのが書類選考。
「経験はあるのに書類で落ちてしまう」「未経験の場合、何を書けば評価されるのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
実は、ホテル業界の書類選考では、書き方ひとつで通過率が大きく変わります。
採用担当者は、あなたの経歴を通して、「どんな現場で、どんな役割を担い、どんな価値を提供してきたのか」「戦力になれる人材なのか」、また、「今いる従業員とチームワークを大切に仕事ができる人材なのか」などをチェックしています。
本記事では、ホテル業界に特化した転職エージェントのキャリアコンサルタントの視点から、履歴書・職務経歴書の基本の書き方を解説します。
まずは作り方の基本を押さえ、書類選考の通過率をあげましょう。
履歴書の書き方

履歴書は、自分自身のプロフィールを記載するもので応募企業へ1番最初の自己PR。
そのため相手に好印象をもってもらい「会ってみたい」と思ってもらえるように作成する必要があります。
ホテル業界への転職では、履歴書の内容だけでなく「見やすさ」や「丁寧さ」も重要な評価ポイント。
なぜなら、ホテルの仕事は日々多くのお客様と接するため、第一印象や基本的なビジネスマナーが書類からもチェックされているからです。
人事採用担当の方は、1日に多くの履歴書をチェックしますので、採用担当者の目に留まるような、「本気で入社したい」「採用されたい」という意欲の感じられる履歴書を作成しなければなりません。
✅ 履歴書は、JIS規格の一般的なフォーマットを使用するのが基本ですが、ネットやアプリからダウンロードしたものでも問題ありません。
奇抜なデザインや装飾の多いフォーマットは避け、誰が見ても読みやすい構成を心がけましょう。
特にホテル業界では、清潔感・誠実さ・安定感が伝わる書類が好まれます。
💻 手書き?PC?
文字はパソコン作成・手書きどちらでも問題ありませんが、誤字脱字がないこと、文字の大きさや行間が整っていることが大前提です。
手書きで作成する際は、黒のボールペンか万年筆で書きます。
鉛筆やシャープペンシル・消せるボールペン、また修正テープ・修正液などは不可ですので注意しましょう。
🗓 日付は?
郵送であれば発送日、持参であれば持参日の日付を記入します。
📷 写真は?
履歴書の写真は採用担当者の第一印象となるため、非常に大切。
できれば、スピード写真ではなく写真館などでプロに撮ってもらうのが良いでしょう。
※写真は提出日から3ヶ月以内に撮影したものにします。
証明写真と実際に面接で対面した際の印象が、大きくかけ離れると不採用の要因となります。
写真と実物のギャップが出すぎないよう注意しましょう。
🎾 趣味・特技は?
直接仕事には関係ないと思う方も多いかもしれませんが、採用担当者は応募者の人柄や人間性、仕事をする上でメリットがあるかどうを確認しています。
書き方としては、分かりやすいよう箇条書きの記載で問題ありません。
🗒 免許・資格は?
正式名称で記載するようにします。
資格の名称や字の間違いがないように記載し、取得した級まで記入するようにしましょう。
🕴 志望動機は?
企業研究をきちんと行った上で、どのような部分に共感し、入社後どのように貢献・成長していきたいのかを伝えられるようにします。
応募した理由(結論)
→過去の職歴などから応募企業で活かせる経験やスキル(根拠)
→入社後どう貢献できるか・成長していきたいか(将来的なビジョン)
という流れで書くようにしましょう。
🌸 自己PRは?
中途採用の場合の自己PRは、これまでの経歴の中で仕事に対する姿勢やそこから得た成果や実績、スキルや能力などが求められます。
自分のPRできるところ・強み
→過去の経歴や業務での具体的なエピソード
→入社後どう貢献できるか・活かせるか
というような順番で書くようにしましょう。
履歴書は、応募企業にあなたを初めて伝える重要な書類です。
ホテル業界への転職では、記載内容だけでなく、見やすさや丁寧さ、清潔感も評価の対象となります。
採用担当者は多くの履歴書を確認するため、誤字脱字のない正確な記載と、読みやすいフォーマットを心がけることが大切。
写真や志望動機、自己PRまで細部に配慮することで、「会ってみたい」と思われる履歴書につながります。
職務経歴書の書き方

履歴書は、氏名・住所・学歴など主に自分のプロフィールを記載する書類となる一方で、職務経歴書は、今までの仕事内容や持っているスキル・資格などをまとめた書類。
そのキャリアや経験・スキルを応募企業でどのように生かせるかを伝えるためのものとなっています。
ホテル業界では、接客力や現場対応力といった「人物面」が重視されるため、それを裏付ける実務経験やスキルを判断する材料として職務経歴書が重要視されます。
履歴書では伝えきれない業務内容や役割、実績を具体的に記載することで、採用担当者に「現場で活躍する姿」をイメージしてもらうことができます。
✅ 履歴書はある程度フォーマットが決まっていますが、職務経歴書は自身で自由に作成する事ができます。
PCで作成し、A4用紙2~3枚程度にまとめるのが一般的となっています。
面接の際にも必ず使用され、職務経歴を元に質問される事も多くなります。
自身をアピールする非常に重要な書類となりますので、きちんと準備して作成するようにしましょう。
①記載内容
職務経歴書では、これまでの経験やスキルを整理し、応募企業でどのように活かせる人材なのかを具体的に伝えることが重要。
採用担当者が知りたいのは、単なる経歴の羅列ではなく、「どんな役割を担い、どのような成果を出してきたのか」という点です。
ここでは、職務経歴書に必ず記載したい基本項目と、それぞれの書き方のポイントを解説します。
構成を意識してまとめることで、強みや魅力がより伝わりやすくなります。
職務要約
職務経歴の詳細を記載する前に、これまでの職務経歴を簡単にまとめたものを記載します。
どのような会社に勤め、どのような仕事に携わっていたのかが一目で分かるよう、経験年数も交えて簡潔に250字前後で書くようにしましょう。
職務経歴
①入社〜退社年月
②企業名
③会社概要(資本金・従業員数・設立年月日・売上高など)
④業務内容・役職・実績などを記載します。
活かせる経験・スキル
◎活かせる経験
営業経験:新規接客・クロージング能力・ヒアリング能力・プレゼンテーション能力など
◎スキル
PCスキル:Word(文書作成)・Excel(表作成・データ集計)・PowerPoint(資料作成)のスキルがどの程度あるかなど
志望動機
企業研究をきちんと行った上で、どのような部分に共感し、入社後どのように貢献・成長していきたいのかを伝えられるようにします。
応募した理由(結論)
→過去の職歴などから応募企業で活かせる経験やスキル(根拠)
→入社後どう貢献できるか・成長していきたいか(将来的なビジョン)
という流れで書くようにしましょう。
中途採用の場合の自己PRは、これまでの経歴の中で仕事に対する姿勢やそこから得た成果や実績、スキルや能力などが求められます。
自分のPRできるところ・強み
→過去の経歴や業務での具体的なエピソード
→入社後どう貢献できるか・活かせるか
というような順番で書くようにしましょう。
②レイアウト・フォーマット
職務経歴書では、「見やすさ」「分かりやすさ」がとても重要です。
採用者が見やすいよう、時系列でまとめる「編年体式」がおすすめ。
編年体式では、年月を見出しとして、入社・異動・プロジェクト開始・表彰・退職などの節目ごとに整理します。
業務内容には、具体的な業務名や数字を入れることで、より分かりやすい職務経歴書になります。
短時間で内容を把握できるよう、レイアウトや構成を工夫しましょう。
まずは、これまでの経歴を整理し、応募する職種と関係の深い経験を中心に配置します。
反対に、関連性の低い経歴は簡潔にまとめるなど、応募先に合わせて情報の優先順位をつけることがポイントです。
職務経歴書の見本
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まとめ
履歴書よりも重視される職務経歴書。
職務経歴書は、これまでの仕事内容や実績、スキルを通して「ホテル現場でどのように活躍できる人材か」を伝える重要な書類です。
人物面が重視されるホテル業界では、その裏付けとなる実務経験や対応力を具体的に示すことが求められます。
履歴書では伝えきれない業務内容や役割、成果を明確に記載することで、採用担当者に働く姿をイメージしてもらえます。
自由度の高い書類だからこそ、構成や表現を工夫し、自身の強みが伝わる職務経歴書を作成しましょう。
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2026.02.25

