
世界的なブランド力を持つ外資系ホテルは、日本国内でも開業が相次ぎ、採用ニーズが拡大中。
2023年以降の日本での外資系ホテルの出店は、全国で8割超えとなっており、2023年-2024年の2年間で日本国内での高級外資系ホテルブランドの開業予定は30施設に及んでいます。
主な外資系ホテルの一覧は下記になります。
外資系ホテル一覧
| 企業名 | ホテルブランド |
| マリオット・インターナショナル | ザ・リッツ・カールトン ウェスティン シェラトン マリオットホテル セントレジス |
| ヒルトン | ヒルトン コンラッド ダブルツリー ウォルドーフ・アストリア |
| ハイアット・ホテルズ | グランドハイアット パークハイアット ハイアットリージェンシー |
| IHGホテルズ&リゾーツ | インターコンチネンタル シックスセンシズ クラウンプラザ ホリデイ・イン キンプトン |
| アコーホテルズ | メルキュール ノボテル ラッフルズ フェアモント バンヤンツリー |
| マンダリンオリエンタルホテルグループ | マンダリンオリエンタルホテル |
世界4大ホテルチェーン
| 企業名 | 国 |
| マリオット・インターナショナル | アメリカ |
| ヒルトン | アメリカ |
| IHGホテルズアンドリゾーツ | イギリス |
| アコーグループ | フランス |
マリオット・ヒルトン・IHG・アコーの4社は、世界中に数千のホテルを展開し、ブランド力・客室数・売上規模のいずれにおいてもトップクラス。
それぞれのホテルチェーンの特徴や強み、代表的ブランドを解説していきます。
①マリオット・インターナショナル
本部所在地:アメリカ合衆国
売上高 :207億ドル(2022年12月)
客室数 :152万室
ホテル数 :世界8600以上
マリオット・インターナショナルは全31のブランドを持ち、グループ全体では、全世界で8,600件のホテルを経営。
1998年に「リッツカールトン」を傘下へ、2016年に「スターウッドホテル&リゾート」を買収した事で、現在では世界最大・世界NO.1のホテル・チェーンとなっています。
リッツ・カールトンの運営元としても有名で、5つ星に認定されているホテルも多く所属します。
ブランドは殆どが高級ホテルとなっており、日本でも1番人気のホテルグループ。
会員組織により安定した稼働率を誇っているのが特徴で、世界で約1億8200万人の会員を持っており、国内の会員は約300万人。
宿泊者のうち6~7割は会員が占めています。
②ヒルトンワールドワイドホールディングス
本部所在地:アメリカ合衆国
売上高 :87億ドル(2022年12月)
客室数 :112万室
ホテル数 :6500以上
ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスは、日本では初の外資系ホテルとして1963年にビジネスを開始し、18のブランドを持っています。
主に高級ホテルを展開していますが、価格帯の安い中級ブランドのホテルも存在し、ブランドによって多様なサービスを提供している特徴があります。
世界大手のホテルチェーングループであり、米国NY証券取引所に上場。
「ヒルトン」ブランド単体では、世界No.1の売上を誇ります。
グループ全体では110カ国以上、6,500件近いホテルを運営しており、日本でもメジャーなグループとなっています。
最高級ブランドホテルとしては、「ウォルドーフ・アストリア」「コンラッド・ホテル」「LXRホテルズ&リゾーツ」の3ブランドを有しています。
③IHGホテルズ&リゾーツ
(インターコンチネンタルホテルズグループ)
本部所在地:イギリス
売上高 :38億ドル(2022年12月)
客室数 :91万室
ホテル数 :6000以上
IHGホテルズ&リゾーツは、4カテゴリー・16のブランドを持ち、世界で100カ国以上、6,000件を超えるホテルの運営を行っています。
フランチャイズ展開でホテル数を伸ばしている為、ホテルの数としては非常に多くなっています。
日本での出店数は外資系ホテルの中で1番多く、ANAホテルズと提携しているため認知度は高くなっています。
日本では、1991年、国内初のインターコンチネンタルホテルとして「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が開業しました。
IHGホテルズ&リゾーツが展開しているブランドは、伝統的ホテル・シティホテル・リゾートホテルと多岐にわたり、5つ星ホテルを含む多くのホテルを営業しています。
日本ではインターコンチネンタルブランドで展開。
④アコーグループ
本部所在地:フランス
売上高 :42億ユーロ(2022年12月)
客室数 :80万室
ホテル数 :3700以上
アコーグループは、世界No.3のホテルチェーン。
ヨーロッパ市場を中心に展開しており、売上の大半を占めているなどヨーロッパでは最大。
フランスを拠点にヨーロッパやオセアニア東南アジアで最多の部屋数を持ちます。
全43ブランドの展開をしており、ブランド数はダントツ1位。
最高級のリゾートホテルから都市型のリゾートホテル、エコノミー型ホテルなどバリエーションに富んだブランドでホテルを展開しており、世界では、100ヶ国3,700以上のホテルが存在しています。
日本ではあまりメジャーではないのですが、2024年に日本初上陸となる「グランドメルキュール」など23軒を全国に開業する予定となっており、訪日外国人の取り込みの他、自治体と連携して地域の活性化を図る予定です。
日本では、オリエント急行もこのグループに属しており様々な形態のホテルがあります。
ターゲット客層の異なるホテル展開をしているのが特徴で、内装や外観はフランスらしいお洒落なホテルとなっています。
まとめ
現在の日本では、今回ご紹介した4大ホテルチェーンを含め、1室1泊5万円前後の宿泊料がかかる外資系ラグジュアリーホテルが日本全国で続々と誕生。
背景の1つに、2022年10月にコロナ禍の水際対策が緩和されて以降、多くの外国人が日本を訪れるようになった事が挙げられます。
外資系高級ホテルは、これまでは東京・京都・大阪といった都心部を中心に進出していましたが、インバウンド需要の見込みと日本人の富裕層も増加傾向などの理由から、最近では地方への積極的な出店も相次いでいます。
国際的な知名度や有名な最高級ホテルがあれば、安心して訪日できるといった富裕層を含めた外国人観光客が増えるという目的もあるでしょう。
外資系ホテルというと、高級感ホテルを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、日本国内ではシティホテルやリゾートホテル、ビジネスホテル型のホテルも運営されています。
開業や売上を伸ばしている一方で、人材の確保が追いついていないという面もあり、多くの外資系ホテルで採用を積極的に行っています。
外資系ホテルへの転職は、語学力や専門性を活かし、キャリアアップや年収向上を目指せる選択肢として注目されています。
是非今回の一覧も参考にしてみてください。
2026.01.20