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ホテルに欠かせない存在である「レストラン」

ホテル内には、イタリアン・中華・和食・フレンチなど様々なレストランがあり、宿泊のお客様はもちろん、記念日や会食など様々な目的で多くのお客様が訪れます。

レストランはホテルの“顔”とも言える存在。

中には一つ星・二つ星・三つ星を獲得するホテルもあり、そのサービスの質がホテル全体の印象を左右します。

そんな大切な役割を担うレストランサービスの仕事は、毎日多くのお客様と接することで、大きなやりがいや達成感を感じられるポジションですが、実際の給料や勤務形態がどのようなものなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、前回のホテルのレストランサービスの仕事内容・やりがいに続き、給料や勤務形態についてご紹介します。

 

 

 

ホテルのレストランサービスの給料 

 

ホテルのレストランサービスの給料は、勤務先・年齢・経験やスキル・地域によっても大きく変わってきます。

下記では平均的な年収や月収をお伝えしていきます。

 

 

ホテルのレストランサービスの平均月収

 

一般的な宿泊・サービス業の平均月収は25万9千円となっています。
(※参考:厚生労働省令和5年賃金構造基本統計調査

しかし、ホテルにはシティホテル・ビジネスホテル・リゾートホテルなど様々な業態があり、レストランの価格帯もそれぞれ異なります。

求められるスキルが高い場合は給料も高めの設定となっている事が多いです。

また、同じサービス職でも経験を積んでスキルをつけたり、キャリアアップする事で高収入が期待できます。

 

 

ホテルのレスランサービスの平均年収

 

前述したように、ホテルのグレードなどによって多少の差はありますが、一般的なホテルスタッフの平均年収額は、300万円〜400万程度

ホテルのレストランサービススタッフも同様となるでしょう。

部門長である支配人・副支配人・マネージャーなどの管理職にキャリアアップすると、平均年収額は400〜600万円が相場。

また、高級ホテルや外資系ホテル、また総支配人クラスになると年収が1,000万円を超える人もいます。

どの業界にも言える事ですが、役職が上がり管理職につくと責任も大きくなりますので、役職手当がつきその分お給与もアップしていきます。

管理職に就くためには、様々な部署で経験を積みスキルアップしていく事が必要となります。

 

※賞与は企業によって異なりますが、宿泊業界の平均月収25万9千円×12ヶ月分で計算すると想定平均年収は、約310万円となります。
この金額に賞与を足した金額になります。

  

☑️参考【日本の平均年収】

・全体:461万円
・男性:567万円
・女性:280万円

(※国税庁 令和6年分民間給与実態統計調査

 

 日本の平均年収と比べると、一般のホテルスタッフの年収は低い水準となっていますが、管理職クラスになると同等か少し上回る結果となっています。

 

 

ボーナスや昇給は?

 

①ボーナス

ボーナスは、年2回(6月・12月)支給されるのが一般的で正社員となっている企業が殆どです。

ボーナスの支給を得る資格は対象の在籍期間などが決まっていますので、中途採用の場合は事前に確認しておきましょう。

企業の規模や財務状況、また基本給により支給額は異なりますが一般的には月給1~3ヶ月分の支給が多くなります。

コンシェルジュはサービス職としての雇用となるため、ホテルであれば基本的に支給される事が多くなるでしょう。

 

 

②昇給

大体1年に1回年齢に応じて昇給していく事が多くなります。

しかし前述したように、ボーナス同様就職するホテルによって大きく変わるでしょう。

 

 

レストランサービスのキャリアプラン

 

ホテルのレストランサービススタッフのキャリアプランは、主に以下のようになっています。

 

ウェイター・ウェイトレス・サーバー

   ↓

ヘッド(キャプテン)ウェイター・ウェイトレス・サーバー

   ↓

チームリーダー

   ↓

アシスタントマネージャー

   ↓

マネージャー(支配人)

   ↓

他部門(宿泊部門・宴会部門・営業部門・管理部門)

     

副総支配人・総支配人 etc

 

◎キャリアアップするにつれ、お給料も上がっていきます。

 

 

 レストランサービスの勤務形態 

 

ホテルは24時間365日稼働しています。

そのため、勤務時間や休日はシフト制となる事が多くなっています。

宿泊部門などは夜勤の勤務がありますが、料飲部に関してはほぼなく、基本的には2交代制での勤務となるでしょう。

 

 

勤務時間

 

1日の勤務時間は、実働7~8時間程度が平均的でシフト制となっています。

宿泊部門は日勤・夜勤の交代制となっている場合が多いのですが、料飲部の場合は、深夜の営業をしてない事もあるので就職する店舗によって変わってくるでしょう。

ただし、ホテルには繁忙期と閑散期があるため、繁忙期は、残業になってしまうなど労働時間が増加する傾向にあります。

しかしながら、基本的にはシフト制なため、ある程度労働環境は整っている企業が多く、労働環境を整えようとしているホテルも増えています。

 

 

休日


休日は、週休2日制をとっているホテルが多く、休みは月8~9日となりますが、宿泊されるお客様は土日祝が多いため、平日が休日になる事が多く、基本シフト制になります。

ビジネス系のホテルであれば、土日に休日が取りやすい傾向にあります。

またゴールデンウィークや夏休み、お盆や年末年始など世間が長期的な休みの時期はホテルは繁忙期になるのでスタッフが長期休暇を取るのは難しくなります。

年間の休日としては、産休育休や年次有給休暇、慶弔休暇が取れます。

 

◎人手不足が顕著となっているホテル業界。

業務量が増えてしまう事もあるようですが、近年ではそういった労働環境を整え、福利厚生を充実させているホテルが増えてきています。

ホテルによって、時間の配分は異なりますので、応募の前にはあらかじめ求人内容を確認しておきましょう。

 

 

       まとめ      

 

ホテルのレストランサービスの給料や勤務形態についてご紹介させて頂きました。

サービスの仕事は、体力的に大変な面もありますが、人と接する事が好き。人に喜んでもらう事が好き。という方には天職の仕事になるでしょう。

特にホテルでのレストランサービスは、質の高いサービスを求められます。

 

★一流の接客でお客様に喜んでもらいたい
★レベルの高いおもてなしやホスピタリティでお客様に感動を与えたい

 という方は弊社にご相談下さいませ。

 

 

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2025.09.08