
1922年の創業以来、100年以上にわたり「誰もが集える社交場」として、丸の内という一等地で多くのお客様を迎えてきた東京會舘。
クラシカルで格式ある館内には、シャンデリアやモザイク壁画など、歴史と芸術が息づく空間が広がっており、結婚式や宴会、レストラン利用など、訪れる人に非日常のひとときを提供し続けてきました。
その唯一無二の雰囲気や最高水準の料理、細やかなホスピタリティで、国賓や各界の要人にも選ばれています。
また、時代に合わせて進化を続けているのも東京會舘の魅力です。
2016年にはブライダル業界最大手の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズと提携しプロジェクトを開始、2019年には本舘をリニューアル。
「新しくて伝統的」というコンセプトのもと、伝統を守りながら革新を取り入れています。
更に、研修制度やキャリア支援も充実しており、スペシャリストとしてスキルを磨ける環境が整っています。
この記事では、歴史あるブランドの一員として、一流のおもてなしを学びながら自分のキャリアを築いていける、株式会社東京會舘の魅力や仕事・働き方についてご紹介していきます。
株式会社東京會舘ってどんな会社?

創業以来「確かな味とサービス、格調高い施設を通じて日本の食文化の発展に貢献する」という理念を掲げ、各国の国賓や政財界などのVIPを迎えてきた東京會舘。
宴会・婚礼・レストラン(フランス料理・西洋料理・中国料理・日本料理)の3つの事業を中心に、洋菓子、食品等の製造・販売事業、クッキングスクールなど幅広い事業を展開し、安定した成長を遂げています。
東京會舘の強みは「料理」と「サービス」。
ミシュラン星付きの料理や、一流のおもてなしによって、国内外のお客様に感動を届け続けている企業であり、そのブランド力は、業界関係者からも高く評価されています。
長い歴史と伝統を持ちながらも、常に新しい挑戦を続けており、景気に左右される事なく売上を伸ばしています。
特に、婚礼分野では、直近の売上がコロナ禍前の水準を超え、前期(25年3月期)の売上は前年より増加し58.3億円、施工件数は1,030件となりました。
今期も来館数・接客数・成約率はいずれも過去最高を更新しており、更に単価も年々上昇するなど順調に拡大。
東京會舘の結婚式は、プランニングやサービスなど全てにおいて「お客様にとって何がベストか」を追求しています。
例えばカメラマン2名体制を導入し、大切な瞬間を多角的に記録するなど、細部にまで心を配ったサービスを提供しています。
また、料理へのこだわりも徹底しています。
多くの会場が事前仕込みを行う中、東京會舘では披露宴当日に新鮮な食材を仕入れ、一品ずつ丁寧に調理。
温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たいまま、一番おいしい状態で提供しています。
この「本物へのこだわり」が、東京會舘の婚礼を特別なものにしており、成約者の半数以上が過去に列席経験のあるお客様という高いリピート率にもつながっています。
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このように東京會舘の料理は、ミシュラン星を獲得するほどの高い評価を受けており、そのクオリティの高さが大きな特徴です。
レストランやカフェ、バーといった様々な空間で、一流の料理と洗練されたサービスで特別な時間を演出。
伝統の味を守りながらも、時代に合わせて新しい要素を取り入れた料理は、多くのお客様に感動を届けています。
また、100周年を機に新しいメニューやイベントを次々と打ち出しています。
伝統と革新が交わる環境で、「おもてなし」のプロフェッショナルとして、スキルアップややりがいを実感できる環境があります。
①企業理念
大正11年の創業以来、永い歴史と伝統により培われた、わが国を代表する国際社交場として、確かな味とサービス、格調高い施設を提供し、 お客様のご要望にお応えするとともに、わが国の食文化の発展に貢献すること。
②会社概要
●企業名
株式会社東京會舘(スタンダード市場上場)
●本社所在地
東京都千代田区丸の内三丁目2番1号
●代表取締役社長
渡辺 訓章
●創業
大正11年11月1日
●資本金
37億円
●事業内容
バンケット・ウエディング事業
レストラン・カフェ・バー事業
クッキングスクール事業
洋菓子・食品等の製造販売
●売上高
148億8千万円(2024年3月期)
●従業員数
462名(※2025年 2月末現在)
●施設
・丸の内本館/東京會舘ウエディングサロン
(宴会場・レストラン・ウエディング)
・如水会館
(宴会場・レストラン・ウエディング)
・旧古河邸
(宴会場・レストラン・ウエディング)
・大手町 LEVEL XXⅠ
(宴会場・レストラン)
・銀座スカイラウンジ(レストラン)
・特別食堂 日本橋(レストラン)
・Drape(レストラン)
*詳細*
●店舗 :公式サイト
●企業HP:公式サイト
③沿革
●1920年4月
株式会社東京會館設立
●1922年11月
東京會館、本館竣工、開業
●1927年4月
関東大震災により一時営業中断、本館建物復旧し営業再開
●1934年11月
本館にて鮮魚介料理店「プルニエ」営業開始(日本初)
●1946年6月
株式会社東京會舘と商号変更
●1949年5月
東京証券取引所に上場(現在スタンダード市場上場)
●1971年12月
二代目本舘竣工、営業再開
●1982年7月
(社)如水会より委託を受け「如水会館」の営業を開始
●1990年10月
アーバンネット大手町ビル「LEVEL XXI」運営受託
●2012年11月
日本橋三越本店内 特別食堂「日本橋」運営受託
●2015年1月
本舘建て替えのため一時休館
●2019年1月
三代目本舘営業再開
●2022年11月
創業100周年
●2023年5月
日比谷プロムナードビル営業所「Drape」営業開始
④仕事内容
東京會舘では、幅広いキャリアを積める環境が整っています。
主な3つの仕事内容をご紹介します。
■接客部門
レストランサービス・宴会サービス・ウエディングプランナー・フロント・バーテンダーなど。
お客様に特別な時間を提供し、心に残る体験を創り上げます。
■調理部門
洋食・和食・中華・製菓・製パンと幅広いジャンルがあり、専門的な技術を磨きながら料理人としてキャリアを築けます。
■営業部門
法人営業・マーケティング・PRなど。
こうした多彩なフィールドで経験を積む事ができ、自身の強みを活かしながら将来的な選択肢を広げる事ができます。
株式会社東京會舘の働き方

東京會舘では、新入社員から管理職まで段階的に成長できる教育研修やキャリア制度が整っており、安心してキャリアを築ける環境があります。
「社員を育て、長く活躍してもらう」という考えのもと、基礎から丁寧に指導。
長年受け継がれてきた「おもてなしの心」や「本物へのこだわり」を学びながら、プロフェッショナルとして自分の専門性を磨いていけるのが大きな特徴です。
①唯一無二の舞台で磨くおもてなし
東京會舘は、直木賞や芥川賞の授賞式会場としても知られる、日本を代表する格式高い社交場です。
前述したように、館内には、クラシカルな雰囲気の中に輝くシャンデリアや繊細なモザイク壁画が施され、歴史と芸術が融合した特別な空間が広がっています。
その唯一無二の舞台で、お客様に「特別なおもてなし」を提供できるのが大きな魅力です。
これまで数多くの国賓や各界の要人を迎えてきた歴史を持つからこそ、他では得られない経験を積む事ができ、歴史と格式に裏打ちされた舞台で、一流のおもてなしを身につけながら成長していけます。
②豊富な職種とキャリアプラン
宴会・婚礼・レストランを始め、料理教室・ケータリング・ギフト販売など幅広い事業を展開している東京會舘。
3つの事業を軸に多彩な業務を経験でき、更に、部署を超えた協力が日常的に行われるため、チームワークを大切にしながら働ける環境があります。
また、様々な事業を展開しているからこそ、キャリアの選択肢も豊富です。
接客から営業、調理、企画へとキャリアチェンジする事も可能。
ジョブローテーション制度を活用する事で、サービス・営業・調理・管理部門など、複数の分野を経験しながら自分の強みを伸ばす事ができます。
【キャリアプラン例】
①サービススタッフ→経理部→クッキングスクールの支配人
②サービススタッフ→営業推進部→部長代理・次長とステップアップ
③サービススタッフ→宴会部門のアシスタントキャプテン
このように、一人ひとりの適性や希望に合わせて多彩なキャリアパスが用意されており、将来の可能性を広げながら長く活躍できるのが大きな魅力です。
③スペシャリストとして成長できる
大小さまざまな宴会場や、本格フランス料理を提供するレストランなど、東京會舘ならではの空間で国内外のお客様をおもてなしします。
そのため、サービス・料理の双方で高い専門性を身につける事ができます。
サービス部門では、要人クラスのお客様に接する機会も多く、一人ひとりがサービスと心配りで特別な時間を演出。
お客様の期待も非常に大きい環境のため、細やかな気配りや格式に応じたマナー、言葉遣い、きちんとした身だしなみなどが欠かせません。
料理部門では、ミシュラン星を獲得するほどの高い評価を得ている料理を提供。
洋食・和食・中華・製菓・製パンなど幅広いジャンルで、専門的な技術と知識を磨きながら、常に最高の状態で料理を届けるプロフェッショナルとして経験を積む事ができます。
また、サービス・料理のいずれも、同僚との連携などチームワークも重要。
社会人としての基礎力からプロフェッショナルとしての専門性まで、段階的に磨ける環境が整っています。
④充実した教育体制
新入社員から中堅・管理職まで、段階的に成長できる教育研修制度があります。
入社後は、約10日間の新人研修(①サービス研修 ②衛生講習 ③マナー・接遇研修 ④酒類工場見学)があり、基礎知識と実践力を身につけていきます。
新人研修終了後は、サービス・調理など各部門に配属されますが、先輩社員が教育係としてサポート。
その他研修・教育制度としては、英会話研修・フランス料理海外研修・食品衛生講習・救命講習などを用意。
中堅・管理職研修では、リーダーやチームを率いる立場の社員向けに、マネジメント・チームワーク・心構えなどを外部講師も交えて学びます。
また、部署異動制度を活用する事で、ジョブローテーションが可能に。
営業・管理・接客・調理・製菓など複数部門の経験を積む事ができ、自己申告や適性に応じてキャリアを広げられる環境です。
こうした充実した教育体制により、社員一人ひとりがサービスや調理の専門性を磨きながら、長く活躍できるスキルを身につけられます。
⑤豊富なイベント数
東京會舘では、四季折々の行事やお客様のニーズに合わせて、様々なイベントや特別メニューを企画・提供しています。
例えば、秋の旬食材を使ったコース料理や華やかなアフタヌーンティー、お正月を彩るおせち料理や年末年始限定の商品など、季節感あふれる企画を数多く展開。
こうしたイベントは、お客様に新しい魅力を届けるだけでなく、スタッフにとっても企画力やマーケティング力、さらには調理の柔軟性や創造性を磨く貴重な機会となります。
まとめ
「特別な時間を過ごせる場所」として確固たる地位を築てきた東京會舘。
創業100年以上の歴史を持つ老舗企業として、国賓や各界の要人にも選ばれる一流のおもてなしを提供してきました。
「伝統を守りながら革新を追求する」という理念を掲げ、次の100年に向けたビジョンを描いています。
安定した基盤のもとで、新しい挑戦やアイデアを実践できる環境が整っていますので、将来性のあるフィールドといえるでしょう。
長年培われてきたおもてなしの心は、一人ひとりのゲストに寄り添った細やかなサービスとして息づいており、最高水準のサービススキルを身につけながら、自身もプロフェッショナルとして成長できる環境が広がっています。
2026.02.07